〇〇〇聖杯戦争シリーズ   作:フィル

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今回は短いと思います。

活動報告などに「投稿予定作品の題名」などを書いたので見てやってください。

他にも完結予定作品もあります。


狂戦士だらけの聖杯戦争

 

 

 

 

多くの並行世界の聖杯戦争では高いレベルのものから低いレベルのものまである。

 

これは数多の並行世界の中でも類を見ない、狂戦士だらけの聖杯戦争である。

 

 

 

 

【セイバー陣営】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランサーは一人佇んでいた。

 

自分を楽しませる戦いをしたい。

 

それが望みだった。

 

だが、待っていても誰も来なかった。

 

幻滅しながら帰ろうと考えた瞬間、大剣が薙いだ。

 

ランサー特有の俊敏さで回避する。

 

距離をとって、その敵を見る。

 

それは 剣というにはあまりにも大きすぎた。

 

大きく 分厚く 重く そして大雑把過ぎた。

 

それは 正に鉄塊だった。

 

剣であるから原始的な人物。正直、魔術を扱うキャスター、飛び道具を使うアーチャーぐらいしか期待してなかった。

 

しかし、目の前の人間はどうだ? 

 

圧倒的な威圧感。

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!」

 

哄笑した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【元ネタ ベルセルク    ガッツ】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ランサー陣営】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガッツは不意打ちで攻撃したのに避けられたことに驚いた。

 

しかしすぐに攻撃する。

 

大剣を薙いだ。

 

首をとばした。

 

―――――殺した。

 

しかし、死体のように倒れない。

 

「――――なんだと?」

 

飛んでいった首がひとりでに元の場所に収まる。

 

「やるな」

 

男が言った瞬間。

 

敵の全身が蠢いた。

 

目の前の敵は人間ではない。

 

人間に化けた何か。

 

両腕を触手のように伸ばし、先を刃に変える。

 

「いくぞ。英雄」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【元ネタ   寄生獣         最強の後藤】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ライダー陣営】

 

 

 

 

 

 

 

 

ライダーは終盤まで動かないつもりだ。

 

確実に聖杯を取るまで、もしくは自分の能力が完成するまで、

 

生前は能力を完成させ、全人類を救ったがちっぽけなカスの子供のせいで覚悟を持った全人類が「なかった」ことにされた。

 

忌々しい。

 

だが、今回は人類を幸福にする方法が二つある。

 

聖杯を模した願望機に願うか、自分の能力を完成させるか……

 

今度こそ失敗しない。

 

そう誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【元ネタ ジョジョの奇妙な冒険    プッチ神父】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【パーサーカー陣営】

 

 

 

 

 

彼は普通の男だった。

 

見た目は凡庸な人間。

 

けれど、まさしく英雄。

 

召喚を望んだ理由は「スッカっと殺して忘れたいから」である。

 

彼は闘いに行く。

 

月夜に照らされた顔には怪しい蜘蛛が輝いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【元ネタ 職業殺し屋    志賀 了(しが りょう) / イカレた銀髪の蜘蛛】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【キャスター陣営】

 

 

 

それは英雄らしくない人物だった。

 

軍人としては肥満である男。

 

しかし、それでも彼は英雄だった。

 

英雄か反英雄か難しい男。

 

神話の様に化け物を打ち倒した英雄。

 

同時にイギリスを壊滅させた反英雄。

 

はたして彼はどちらなのだろうか。

 

聖杯の召喚に応じた理由はただ一つ。

 

「手段のために目的は選ばない」と謳うほどの戦争狂だから。

 

戦争のために戦争を、自分たちのために戦争を……

 

死んでもなお、その心は変わらなかった。

 

度し難い愚かな人間の英雄。

 

雨生龍之介は彼の生き様に感動すら覚えた。

 

そして、彼につき従う。

 

歴史的に忌むべき軍隊の残党の残党になって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 諸君 私は戦争が好きだ。諸君 私は戦争が好きだ。諸君 私は戦争が大好きだ

 

殲滅戦が好きだ

電撃戦が好きだ

打撃戦が好きだ

防衛戦が好きだ

包囲戦が好きだ

突破戦が好きだ

退却戦が好きだ

掃討戦が好きだ

撤退戦が好きだ

 

平原で 街道で

塹壕で 草原で

凍土で 砂漠で

海上で 空中で

泥中で 湿原で

 

この地上で行われる ありとあらゆる戦争行動が大好きだ。

 

戦列をならべた砲兵の一斉発射が 轟音と共に敵陣を吹き飛ばすのが好きだ。

 

空中高く放り上げられた敵兵が 効力射でばらばらになった時など心がおどる

戦車兵の操るティーゲル の88mm が 敵戦車を撃破するのが好きだ。

 

悲鳴を上げて 燃えさかる戦車から飛び出してきた敵兵をMGでなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった。

 

銃剣先をそろえた歩兵の横隊が 敵の戦列を蹂躙するのが好きだ。

 

恐慌状態の新兵が 既に息絶えた敵兵を 何度も何度も刺突している様など感動すら覚える。

 

敗北主義の逃亡兵達を街灯上に吊るし上げていく様などはもうたまらない。

 

泣き叫ぶ虜兵達が 私の降り下ろした手の平とともに金切り声を上げるシュマイザーに ばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ。

 

哀れ な抵抗者達 が 雑多な小火器で健気にも立ち上がってきたのを 80cm列車砲 の4.8t榴爆弾が 都市区画ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える 。

 

露助の機甲師団に滅茶苦茶にされるのが好きだ。

 

必死に守るはずだった村々が蹂躙され 女子供が犯され殺されていく様は とてもとても悲しいものだ。

 

英米の物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ。

 

英米攻撃機に追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ 。

 

 

諸君 私は戦争を 地獄の様な戦争を望んでいる。

 

諸君 私に付き従う大隊戦友諸君。

 

君達は一体 何を望んでいる?

 

更なる戦争を望むか?

 

情け容赦のない 糞の様な戦争を望むか?

 

鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な闘争を望むか?」

 

 

部下達と雨生龍之介は手を上げて口々に叫ぶ、

 

 戦争(クリーク )!!  戦争(クリーク )!!  戦争(クリーク )!! 」

 

 

「よろしい―――ならば戦争だ!

 

我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ。

 

だがこの暗い闇の底で半世紀もの間 堪え続けてきた我々に ただの戦争では もはや足りない!!

 

大戦争を!! 一心不乱の大戦争を!!

 

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵にすぎない。

 

だが諸君は 一騎当千 の古強者だと私は信仰している 。

 

ならば我らは 諸君と私で総兵力100万と1人の軍集団となる。

 

我々を忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう。

 

髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を 開けさせ思い出させよう。

 

連中に恐怖の味を思い出させてやる。

 

連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる。

 

天と地のはざまには 奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる。

 

一千人の吸血鬼 の戦闘団で 世界を燃やし尽くしてやる!」

 

 

「最後の大隊 大隊指揮官より全空中艦隊へ」

 

「第4次 聖杯戦争制圧作戦 状況を開始せよ 。征くぞ 諸君ッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【元ネタ ヘルシング         少佐   モンティナ・マックス】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【アーチャー陣営】

 

 

 

 

 

「くははははははっはっははっははははははッ!!!」

 

彼は笑う。

 

子供のように笑う。

 

素敵だ。素敵だ。素敵だ。

 

過去、現在、未来、架空問わず、人類の最高峰たる英雄が一同に集まって行われる戦争。

 

あぁ、素敵だ。

 

しかも、奴がいる。

 

二度滅ぼしたぐらいではなにもわからんか。

 

いいだろう。何度でも滅ぼしてやろう。

 

やはり、人間は素敵だ―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【元ネタ ヘルシング   アーカード】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【アサシン陣営】

 

 

 

 

 

 

 

「国盗りだ」

 

彼は生前と変わらぬ日本征服の野望を願っていた。

 

そのための身体。

 

受肉。

 

それを聖杯に望む。

 

日ノ本を杯ごときに盗らせるなど失笑もの。己で手に入れるからこそ意味があるのだ。

 

明治のあの時代。

 

俺が強く、日ノ本を手に入れるはずだった。

 

しかし、敗北した………いや、時代が抜刀斎を選んだ。

 

だが、今はどうだ?

 

この時代に抜刀斎はいない。

 

抜刀斎がいない時代など恐るるにあらず。

 

抜刀斎より強いものがいようと、時代が選ぶはずがない。

 

聖杯に惹かれた負け犬どもが選ばれるわけがない。

 

俺こそが―――――――最強だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【元ネタ るろうに剣心  志々雄真実】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この聖杯戦争は類を見ない、狂戦士だらけの戦争である。

 

クラスで当てはめた半端な狂いではない。

 

本当の狂者の戦争。

 

 

 




熱いなぁ。

それではまた、近いうちに……
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