〇〇〇聖杯戦争シリーズ   作:フィル

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これがやりたかった。

繰丘椿を幸せにしたいからこうしました。

真名を明かすのにだいぶ行間を開けているので、できれば推理してみてください。

そして真名を知って、ああ、この人か・・・・・と思ってください。


もしも繰丘椿ちゃんが最良のペイルライダーを召喚したら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結論から言えば彼は異質そのものだ。

 

この偽りの聖杯戦争において華々しい英雄とはかけ離れた存在。

 

彼は過去、現在、未来において現存する存在。

 

太古の昔から、はるか未来まで生き続けるであろう存在。

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

なんてきれいなんだろう。

 

繰丘椿は椿は目の前の景色を見て、そう思えた。

 

文明の象徴である高いビルが乱立するが、それでも綺麗に思えた。

 

―――人がいない世界。

 

それだけで人の作った者は綺麗に思える。

 

三か月の間少女はここで過ごした。

 

空腹感はないが人がいないことに寂しさを感じる。

 

けれど、慣れてしまい。この世界を綺麗と思えるようになった。

 

その心の余裕から思い出した。思い出してしまった。

 

「お前を立派な魔術師にしてやろう」

 

愛と言う名の痛みと恐怖。

 

幼き頃より両親に注がれた愛。

 

痛みが。痛みが、痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが痛みが

 

ずっと、ずっと注がれた愛。

 

これが虐待であったらそれはそれで幸せだっただろう。

 

しかし、彼女は両親から愛を感じていた。それは本当のこと。

 

その愛が、椿の魔術師としての未来ということを知るには、彼女は幼すぎた。

 

「ごめんなさい。ちゃんとやりますから」

 

夢の中、彼女は一人、呟く。

 

「ごめんなさい。ごめんなさい……こんどはちゃんとやるから」

 

椿の両親はもう、彼女に人格には興味がない。

 

そんなことは彼女は知らない。

 

魔力だけが膨大で、魔術を知らない少女。

 

彼女が叫ぶと魔術回路が暴走する。

 

まるで捨てないでと叫ぶように泣き続けた。

 

「ちゃんとやりますから! ちゃんと、ちゃんとがまんしますから!」

 

何をちゃんとすればよいかわからぬまま―――。

 

「だから、だから捨てないで! 捨てないで……!」

 

刹那世界が変わった。

 

文明の象徴である建物が消えた。

 

全てが塗り替えられる。

 

自然が多い。石や木でできた牧歌的な村の風景。

 

どこかで見たことのある世界。

 

繰丘椿の目の前に闇よりも深い霧が立ち込めた。

 

まだ、形を成していないのだろう。

 

「だあれ? わたしは、くるおかつばきです」

 

彼女が呼びだしたのは確かにライダーであった。世界に災厄をもたらすペイルライダー。

 

世界において、闇、呪い、神罰と呼ばれる者の類。

 

世界に己を振りまいた生命体。

 

本来ならその【彼】を呼び出すはずだった。

 

そのはずだった。

 

彼女自身の記憶の中で、より相応しい存在が召喚に応じた。

 

彼は人格を持っていた。

 

彼は反英雄だった。

 

彼は英雄だった。

 

彼は本当は優しい存在であった。

 

彼女が日本人であったからこそ、あのペイルライダーを知っていた。

 

人格を持つペイルライダー。

 

知名度に置いては英霊の座にいる全てが知る最弱の英雄の反対者。

 

かつて、正義の味方に憧れ、守護者に成り果てた少年が本当に目指すべき存在であった最弱の英雄―――の反対者。

 

彼のものは英雄である。

 

彼のものは反英雄である。

 

彼のものはペイルライダーである。

 

そのものの名は―――真名は―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハ~ヒフ~ヘホ~! 俺様ばいきんまん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これがやりたかった。

繰丘椿を見て、幸せにできるとしたらこれだなと考えました。

ライダーを召喚しましたが、夢として世界を召喚しているのであんぱんまんもいます。

しかも、現実の干渉できる設定。勝ち確だな。

それはそうとFate/strange Fakeの真アーチャーと真ライダーの真名ってなんでしょうね?

自分の予想としては

真アーチャー=ヘラクレス

謎の英霊(真ライダー?)=アマゾーン女王のヒッポリュテー

共通の宝具=アレースの帯

と予想しています。

まぁ、ヘラクレスの容姿が違うだろとは思いますが、12の功業のストレスでやつれていると想像します。
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