【更新停止中】飲んだくれが異世界に転移したようです 作:雷月皆無
―――始まりはいつだって―――
不毛の荒野。
「…どこだ此処は」
突如として始まるサバイバル生活。
「『がんばれ!元気を出せ! 救助は必ずやってくる!』…ねぇ。イカれた通信機器に見たこともない植物。この状況じゃ慰めにもならないな」
助けを呼ぶ声、人影を襲うその姿は。
「空飛ぶ…巨大
「
「なにを言っているのかはさっぱりだが…。死にたくなければこっちに!」
その人物は人型兵器のパイロット。その中でもとりわけ優れた、所謂エースと呼ばれる存在である。
「とは言っても、人を殺すしか能のない人間だよ」
街での生活。
「一番安い料理と酒。以上」
日銭を稼ぐため、仕事探し。
「冒険者?なんだそれ」
出会い。
「こんな店、二度と来るか!ちょっと体に触っただけなのに悲鳴あげやがって…」
「…ドン引きです」
「……。やぁ御嬢さん、これから僕と夜の組体操をしないかい?」
「うわぁ…」
街に迫る巨大生物。
「…出る」
「そんなボロボロの機体で何をする気だ!?」
「内部はそれほどでもない。砲台としての役目は十二分に果たせる」
少女は祈る。
「お願いです、無事に帰ってきてください」
急行する騎士団。
『くそっ!国境近くのあの街が破壊されれば…!』
『このポンコツ!もっとだ、もっと速く!!』
『大変です!後続部隊が襲われています!!』
『なんだと!?』
愛機を駆るパイロット。
『なにやってんだお前は!?砲台としての役目はどうした!!』
「効き目がない以上、直接叩くしか方法はない」
『だがそれ』
「……これより全力戦闘を開始する。…
戦いを見守る者たち。
「くそっ!一方的に切りやがった!!」
「なんだあれは!?」
「
「すげぇ…。あの化け物を翻弄してやがる」
「鳥みたい」
「何者なんだ、アイツ」
「…エース。酒場で自嘲気味にそう言っていました」
「エース…か」
暗躍する影。
「チッ…アレが倒されたのか」
「はい、現地からの報告です。間違いはないかと…」
「フン、だが所詮アレはただの―――。ところで本命の準備はどうなっている」
「はっ、抜かりなく」
「ようやくだ…、ようやく始まるのだな」
「はい、これで我等も…」
「くくく、フハハハハハ!アーッハッハッハッハッハ!!」
そして…。
「往くぞ、
これは剣と魔法とロボットの織り成す異世界ファンタジーである!
異世界へ転移したパイロットは何を見、何を為すのか…。
飲んだくれが異世界に転移したようです
2015年5月より連載開始!
ご覧頂きありがとうございました。