今回は、零の事が少しだけ出てきます!ヒント程度ですが……。
それでは、どうぞ!
零が目を開けると、そこには、真っ暗な空間が広がっていた。
周りをいくら見ても、誰もいなくて、先が見えない。
歩いても、歩いている感覚を感じない。
「皆さん、どこに行ったんですか……?」
零はそう呟いた。しかし、誰も答えない。零ただ一人がそこに立っている。
「誰も、いないんですか……?誰か、答えてください……。誰か……っ!」
零はそう言って、涙を流した。しかし、誰からも返事が来ない。すると、
『どうだい?周りに誰もいないというのは。』
という声が響いて、零の目の前に笑みを浮かべている少年が現れた。
「貴方は……?」
零が聞くと、その少年は少し驚いた顔をして、
『覚えていない……?そうか……。まぁ、それはいいや。』
と少し考えるポーズをとり、ぶつぶつと言葉を発する。そして、零の方を向くと、
『まぁ、誰でもいいじゃん。君の事を知ってる者、とだけ言っておくよ。』
と言った。零は、
「……何しに来たんですか?」
と少し警戒をしながら聞いた。すると、その少年は、
『なに、君にちょっとした報告をね。』
と言った。零が「報告……?」と呟くと、少年は頷き、笑みを消した。そして、
『君はこれから、このような幻を夜に見ることになる。』
と言った。そして、『それだけ。じゃあね。』と言って、立ち去ろうとした。しかし、零は呼び止め、
「なんでですか!?僕はこんな目に会うような事をした覚えは……!」
と言った。しかし、最後まで言い終わらない内に、
『君は、ある罪を負っている。そして、この幻はそれに対する罰だよ。まぁ、頑張るんだね。』
と少年に言われた。そして、少年は消え、零を光が包んだ――――――
「っ、うん……?」
零は目を覚ました。今度は真っ暗な空間ではなく、明るい部屋だった。
「あ、目が覚めたんですね。」
そんな声がした。零がそちらを見ると、そこには、兎の耳を付け、ブレザーを着た少女が立っていた。
「えっと……。」
零が呟く。すると、その少女は、
「あぁ、自己紹介がまだでしたね。私は、鈴仙・優曇華院・イナバと言います。鈴仙と呼んでください。」
と言って、自己紹介をした。すると、零も、
「あ、黒月零です……。」
と返した。すると、鈴仙は一瞬驚いた顔をした。零は、その表情を見て「?」と疑問を浮かべていた。そして、
「何か、ありましたか?」
と鈴仙に聞いた。すると、鈴仙は、「な、なんでもありません。」と言って、
「それでは、そろそろお部屋へ戻った方が良いですよ、」
と続けた。零は、その言葉の通りに、部屋へと向かった。最後に、
「零さんがこんな所に……?でも……?」
という言葉が聞こえた気がしたが、気のせいかと思い部屋へと戻った。
部屋に戻ると……。
「お、もう大丈夫なのか?」
という声が聞こえた。そこには、正義が立っており、笑顔で零を見ていた。そして、部屋の中を見ると……。
「な、なんでほぼ全員が集まっているんですか……?」
そう、部屋の中に学校にいるほとんどの人が揃っていたのだ。すると、魔理沙が、
「なんでって……。決まってるだろ?全員で枕投げとか怖い話とかトランプとかするためだぜ?」
と理由を説明した。零は、
「……少なくとも、消灯時間は守る様にしてくださいよ。」
と言った。
しかし、思いの外盛り上がってしまい、慧音の頭突きを全員くらうこととなってしまった。
次の日―――――
「それじゃあ、ありがとうございました。」
紫蘭がそう言って、礼をする。紫は、「また来るわ~」と言って、手を振った。そして、全員が「ありがとうございました!」とお礼を言って、バスへと入った。
はい、というわけで……。次は、他の目的地か、省略するかになると思います。
それでは、次もお楽しみに!