それでは、どうぞ!
そして、全員準備が終わり、温泉の方へと行った。
「思いのほか広いね。」
朱鷺宗が言った。その目の前には、とても広くて、かなりの大人数が入れるような大きさの湯船があった。
「んじゃ、とりあえず、洗うか。」
正義が言って、シャワーの方へと向かう。零なども、シャワーの方に行って、洗い始める。
やがて、髪や体を洗い終わると、全員が湯船に浸かる。
「湯加減はどうですか?」
紫蘭がやって来て、そう聞く。その質問に晴歩が、
「ちょうどいいくらいですよ。」
と答えた。紫蘭は、「それはよかった」と言って、笑みを浮かべる。すると、正義が、
「……あんたと俺達って、多分そこまで年違わないよな?なのに、なんで一人で旅館を?」
と紫蘭に聞く。零はそれが聞こえて、「そんな事を聞いて大丈夫なのだろうか」と思って紫蘭の方を見た。しかし、零の予想に反して、紫蘭は笑顔で、
「そうですね……。八雲先生から卒業の印をもらって、やることが無くなってしまった、というのもありますね。ただ、一番の理由としては……。」
と言って、一度切った。そして、誰も何も言わない事を確認すると、
「面白いじゃあないですか。色々な人がやって来て、その人なりのものがあって……。そういったものがあり、元は友人と開いた旅館なんです。」
と続けて言って、また切った。すると、零が、
「……友人、ですか……?」
と聞く。すると、紫蘭は頷き、
「ええ。同級生だった者です。」
と答えた。そして、朱鷺宗が、
「今そのご友人は……?」
と聞く。紫蘭は、その質問を聞いて、少し考えたが、
「片方の女の人の方は、キャンプで使う人の多い宿の主をしています。男の人の方は、よく行方が分かっていません。」
と答えた。すると、晴歩が、
「……皆さん、そろそろ時間になるので、出た方がいいですよ。」
と言った。どうやら、話に夢中になって、時間に気付いていなかったようだ。全員が急いで風呂から出て、着替えた。
そして、部屋――――
「ちょっと意外な話が聞けたね。」
朱鷺宗が言った。その言葉に、正義は「そうだな」と返し、あとの二人も頷く。その後も、様々な話をしていると、ノックの音が聞こえた。
「はい、どうぞ!」
晴歩が言うと、ドアを開けて入ってきたのは、魔理夢だった。すると、入ってきた魔理夢が口を開き、
「なんか、学園長先生の意見によって、エアホッケー大会と卓球大会を開くらしいから、全員ゲームセンターに集合だと。」
と言った。すると、正義が、
「よし、んじゃあ、行くか!」
と言った。朱鷺宗も、「そうだね」と賛成の意を述べた。零は、苦笑いで、
「行く、じゃなくて、逝くになりそうですね……。」
と言った。その言葉の意味を何となく察したのか、晴歩も「はは……」と笑っているだけだった。
はい、という訳で……。修学旅行関係なくなってしまいました。そして、予告通りに書かなくて、申し訳ありません……。
それでは、次もお楽しみに!