遅かったのは、テスト週間に入っていたのと、なかなか思い付かなかったんです。でも、一応謝罪しておきます。遅くなって、本当に申し訳ありませんでした!
それでは、どうぞ!
決勝戦――――
「さあ、いよいよやって参りました、決勝戦!ここまで勝ち上がってきた強者同士が、いよいよぶつかる!それでは、早速決勝戦に出る方々を発表します!まずは、ここまで大差をつけて、勝利し続けた、今大会一番の優勝候補、正義&朱鷺宗チーム!」
射命丸の司会の声に合わせて、正義と朱鷺宗がエアホッケーの台に近づく。
「さて、それでは意気込みの方をお願いします!」
射命丸がそう言って、二人にマイクを渡す。すると、正義が、
「なるべくは勝つつもりで行くけど、何よりも楽しんでエアホッケーをやるぜ!」
と言った。そして、拍手が起こる。
「対するは、ここまでギリギリで勝ち残った、零&てゐチーム!」
その声と同時に、零とてゐが台に近づく。そして、先程と同じように、二人の方にマイクが差し出される。零は、一瞬てゐを見たが、てゐが手だけでどうぞどうぞとやっていたので、零がマイクを持ち、
「えっと、くじ引きで決まった即席チームの上に、相手はかなりの強敵ですが、頑張っていきたいと思います。」
と意気込みを語った。そして、またもや拍手が起こる。
「それでは、決勝戦のルールを説明します。まず、先程までと同じく、2対2のチーム戦です。そして、先に10ポイント取った方の勝ちとします。パックが台から飛び出たら、相手のポイントとなります。以上になります。それでは、先攻は、正義&朱鷺宗チームからです。」
射命丸がそう説明すると、二人の方にパックが渡される。そして、
「それでは、決勝戦、開始!」
射命丸のその合図と同時に、正義がパックを打つ。それはとてつもない速さで、零は反応が出来なかったが、てゐが打ち返す。そして、パックが正義達の方に入りそうになると、朱鷺宗がそれを防ぐ。
「ふぅ、危ない危ない。」
朱鷺宗はそう言って、正義の方にパックを軽く打つ。すると、正義がまたパックを打った。それは、先程の物よりも速く、あっさりと零達の方に入った。
「さぁ、まずは正義&朱鷺宗チームに一点入る!次は、零&てゐチームの番だ!」
そんな声が響き、今度は零達の方にパックが渡される。そして、零がそれを打って、試合が再開される。
数分後――――
点差は、大分広がっていた。正義と朱鷺宗チームは8点、零とてゐチームは5点という所まで開いている。
「さぁ、中々良い試合になっている!これは、面白い試合だ!」
射命丸の実況にも、熱が入ってきている。そして、パックは正義達からだ。
「よし、行くぞ!」
正義がそう言って、パックを打ち出した。そして、てゐがパックを弾く。それを朱鷺宗が止め、正義に渡す。そして、正義がまた打ち出す。それは、真っ直ぐ向かって行って、零達の方に入った。
「さぁ、いよいよ正義&朱鷺宗チームが残り1ポイントになった!零&てゐチームも、まだまだなんとかなる可能性は有ります!頑張ってください!」
「逆転は難しいと思うけどねぇ。」
射命丸の実況に対しててゐが突っ込む。しかし、何を言っても無駄と考えているのか、それ以上は何も言わなかった。
「よし、このまま行くぞ!」
正義が朱鷺宗にそう言った。朱鷺宗は笑って、
「そうだね!」
と返す。てゐが、
「こりゃ無理かもねぇ。」
と呟く。そして、無慈悲にも試合は再開される。てゐが、渡されたパックを打つ。しかし、それは朱鷺宗に止められる。そして、正義に渡された。
「これで決める、ぜ!」
正義はそう言って、パックを打った。パックが凄い速さで零達の方に行く。てゐは諦めたが、突然、
「まだ……負けない!」
と零が叫んだ。そして、正義が打ったパックを打ち返して、正義達の方に入れる。正義達も純粋に驚いていた。パックを入れられたから、ではない。零の目が、赤く輝いていたから、である。
正義と朱鷺宗、そしててゐも驚いていた中、零は体をふらつかせ、そして……バタッ、と倒れた。
「!永琳先生達!」
朱鷺宗が咄嗟に永琳達を呼ぶ。永琳達もすぐに近づいて、零の様子を見る。
「……気を失っているわね。うどんげ、一旦他の部屋に運ぶわよ。」
永琳がそう指示を出す。すると、鈴仙も「はい」と答えた。
そして、エアホッケー大会は中止となった。
はい、というわけで、エアホッケー大会は終わります。
まだ修学旅行は続くので、次回もお楽しみに!