東方?新妖神記~新たな御霊・地上に落ちた神にゃん~   作:バンパイア・リリー

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本日も御来店ありがとうございます。赤い月夜の羽根亭マスターバンパイア=リリーです♪
今夜は二話目ですね!今宵もごゆるりとおくつろぎ下さい。


ーーー作者からメッセージーーー

|御静聴«読んでくれて»ありがとうございます。
  一ヶ月間の修業については物語の中での回想か、番外編にて登場します。


二話 一ヶ月目

 一ヶ月がたつ頃やっと力の制御ができる様になり、人里に降りてさまざまなモノを見て回るようになった。しかし、神様からの恩恵(気まぐれで付けられた天災)によって、あらゆる人々が振り向き、そして幸せそうな顔する。

 

「嬢ちゃん嬢ちゃんたこ焼きたべるかい?」

 

「うん!」

 

「なっ、、、、、、、、、。」

 

 そこには“にへらっ“と無邪気な笑顔が咲き誇り、屋台のお兄さんの心を撃ち抜いて行く。

 

「お兄さん、ありがとう!」

 

 にこっと笑ってその場を離れていく。そこには笑顔のお兄さんとまた同様に笑顔のその周辺人々が残った。

 

 

 ーーーーー

 

 

「あやや、皆さん楽しそうですね? 何かあったのでしょうか。」

 

 しかし、祭り事をしているでもなく、宴会があるでもなく、ただみんなが幸せそうな笑顔をしている。何時もの余裕などなく、彼女はこの不可思議な現象に対して急いで調べ始める。

 まずは、聞き込みからと地上に降りる。

 

 彼女は射命丸 文(シャメイマル アヤ)。幻想卿でブンブン新聞という新聞をかいている、からす天狗。カメラを片手に今日も飛び回っている。たまに、みんなからパパラッチと呼ばれる。

 

「いや~さっきの子はどこの子だろうか」

 

「猫耳が付いていたし妖怪じゃないか?」

 

「博霊神社の方から来てなかったか?」

 

 文は、聞き込み(盗み聞き)を終えてすぐに神社に向かって飛び去っていった。

 

 

 ーーーーー

 

 

 今、サヨは甘味屋にいた。おこずかいで団子を食べていた。そして長年、と言っても一ヶ月だけど、温めていた計画を始めようと思う。せっかく新しい生を受けたのだからいろんなところに行こう。そう考えてパパッと団子を腹に詰め込んで、団子の代金をおいて足早に立ち去った。

 

  某ひまわり畑にて。

 

「わぁぁぁ、、、」

 

 あまりの絶景に声をあげてしまう。その光景に興奮してしまい、ズンズン奥へ進んでしまうサヨ。

 しばらくひまわり迷路を進んでいると、バッと物陰からサヨに何かが襲いかかる。

 

「キャッ!?」

 

 どてっ、と尻餅をついて驚くサヨ。そこに、さらに追い討ちをかける者の正体は人型の妖怪だった。その妖怪に、サヨは首根っこを掴まれ、持ち上げられた。そして、その妖怪に言葉をむけられる。

 

「お前、何者だ。神気を放っているくせに、妖力を感じる。そして尚且つ人の匂いがぷんぷんするのは何故だ?」

 

「何するんだ。は、はなせー。」

 

 低い声で問いかけられるも、必死にもがくサヨ。それに、苛立ったのか地面に叩きつけられる。

 

「うぎゃっ、、、、、、。」

 

「静かにしろ!」

 

 絶対絶命のピンチ!!絶望にも、似た感情が込み上げ、目を閉じる。いずれ来るであろう少女に対する衝撃は、いつまでも来なかった。

 

「何をしているのかしら?」




今夜もいただきます♪  かぷっ、、、ちゅるちゅるちゅる、、、、、、ぷはァァァ、、、はぁ、、、はぁ、、、。
 おいしかったです。また来て下さいね♪
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