問題児が異世界で白夜叉とラブコメするそうですよ?   作:竜葵 時雨

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なお、今回の話はイチャイチャ回になっております。
ご注意下さいwww


第10話

 あの後、歓迎パーティーということでコミュニティの大部屋で宴会状態になったのだが・・・・・・まあ、凄かった。

 

 それから数時間たった。

 

 周りには、酔いつぶれた者たちが溢れかえっていた。

 

 ちなみに俺は酒は強く、結構呑んだにも拘らず顔は全く赤くなっていない。

 

 そして現在、そんな戦場から生き延びたのは俺、白夜叉、桜、楓、イリスの五人。

 

 俺以外の四人は少し顔は赤いものの、フラフラになったり、呂律が回らない、なんてことにはなっていない。

 

 どうやら四人も酒にはそこそこ強いらしい。

 

 ふと、睡魔が襲ってきてふぁあと欠伸をしてしまった。

 

「あれ、兄さん。眠いんですか?」

 

「あぁ。なんせ、召喚されてからいろいろ大変だったからな。結構疲れた」

 

「そうですか。でしたら、今夜はここら辺でお開きにして兄さんはお休みになったらどうですか?」

 

「そうだな。あ、寝る前に風呂に入りたいんだが入れるか?」

 

「はい。ちゃんと、お湯は張っておきましたよ。リーダーは昔もお酒を飲んだ夜はいつもお風呂に入ってらっしゃいましたからね」

 

「おぉ、覚えててたんだ楓。やっぱり、酒を飲んだ後は風呂に入らないとその夜眠れないからな」

 

「というわけで、こちらが桶とタオルになります」

 

「おぉ、サンキュー」

 

 俺は楓から桶を受け取り風呂場へ向かおうとした。

 

 すると、袖が何者かに引っ張られた。

 

 振り向くと、そこには頬を不自然に朱くしたイリスが俺の袖を掴んでいた。

 

「ん? どうしたイリス」

 

 

「ねぇ、ハク。・・・・・・お風呂、一緒に入ってもいい?」

 

 

「「「「え?」」」」

 

 

 まさかの言葉に、俺や白夜叉たちも耳を疑った。

 

 その言葉を理解するのに数秒かかった。

 

 そして、理解すると同時に白夜叉たちは慌てるようにイリスに問いただす。

 

「な、な、なっ!? 何を言っておるのじゃイリスは!///」

 

「そ、そうですそうです! いくら兄さんが相手だからって!///」

 

「だ、だいたい一緒に入ってしまうとリーダーに・・・・・・その・・・・・・自分の裸・・・・・・を見られてしまいますよ!?///」

 

 白夜叉、桜、楓はイリスに詰め寄った。

 

 というか楓、俺が意識しないように頑張ってたことを言うなよ!

 

 恥ずかしいじゃん!

 

 そんな俺たちの言葉にイリスは小声で、ただし俺たちには十分聞こえる声量で、

 

 

「べ、別に・・・・・・いい。むしろ、ハクにしか・・・・・・見せたくない」

 

 

 そういうと、イリスは真っ赤な顔を隠すように俯いた。

 

 ただし、頭の犬耳とお尻の尻尾はピクピクパタパタと動いている。

 

 実に可愛らしい。

 

 じゃなくて! 今イリスはなんて言った!?

 

 確か、俺にしか見せたくない、って・・・・・・え?

 

 ど、どういうことだよ!? イリス!

 

 詳しく説明を!?

 

 混乱している俺の傍らで、白夜叉たち三人は、

 

「ま、まあ確かに・・・・・・ハクに、しか見せたくないというのは分かるが・・・・・・」

 

「ま、まあ私も・・・・・・兄さんとなら・・・・・・別に一緒に入っても・・・・・・」

 

「・・・・・・リーダー以外の殿方に・・・・・・裸を・・・・・・見せるのは・・・・・・なんか嫌ですね・・・・・・」

 

 そんな声はぎりぎり白亜には届かなかった。

 

 そして、やがて決心した表情になった三人はイリスのように白亜に近づき、

 

「「「わ、私も! い、一緒にお風呂に入る!!」」」

 

 ・・・・・・

 

 ・・・・・・・・・

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?

 

 

 えぇぇぇぇぇえぇぇえぇええぇえ!!?

 

 ど、どうしてそんな結果になっちゃったの!?

 

 三人ともさっき否定してたじゃん!

 

 というか・・・・・・え? 

 

 本当に入るの? 五人で?

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

 俺は先程からあえてしていなかった五人でお風呂に入るシチュエーションを妄想してしまった。

 

 すると、思考全部がピンク一色に染まっていく。

 

 あ、やばい。

 

 そう思った時にはもう遅かった。

 

 俺は思考がオーバーヒートし、意識を手放したのであった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 気づいたら知らない天井――ではなく、懐かしい天井だった。

 

 ちなみに、意識を手放したところの天井の柄ではないことから、俺はどうやらどこかに運び込まれたらしい。

 

 というか、どこだっけここ?

 

 俺は上半身だけ起きあがり、周りを見たわたす。

 

 やっぱり、どこか懐かしいなと思ったら、やっぱり自分の部屋だったか。

 

 というか、布団の中がやけに暖かいんだが・・・・・・

 

 俺はいつの間にかかけられていた布団に違和感を抱き、布団をめくる。

 

 そこには、可愛いらしい寝顔ですぅすぅ寝ている白夜叉がいた。

 

 しかも、俺に抱きつきながら。

 

 しばらく、俺は呆然していたが、突然白夜叉が身動ぎ体勢を変えた。

 

 すると、寝ていた内にはだけた寝巻の胸元の隙間が開いた。

 

 今はロリっぽい姿をしているため、必然的に胸も小さくなった。

 

 すると、胸が大きいと谷間しか見えないが、小さいと結果として――

 

 俺は首が痛くなるほどの勢いで顔を逸らした。

 

 見てはいけないものを見てしまった気が・・・・・・

 

「んっ・・・・・・んー、あれぇ?・・・・・・ハクゥ? 起きたのかぁ?」

 

「っ!? あ、ああ・・・・・・白夜叉、おはよう」

 

「むぅ、二人きりの時はシロちゃんと呼ぶって決めたじゃないかぁ」

 

 白夜叉は顔を膨らますと俺の背に手を回し、抱き着いてきた。

 

 なんか、寝起きなのにとても甘いにおいがする。

 

 これが女の子特有のにおいなのだろうか。

 

 というか、さっきのことが原因で今はそれどころじゃないんだけど!?

 

「シ、シロちゃん? は、離れてはくれませんか?」

 

「むぅ、嫌じゃあぁ」

 

 そういうとさらに抱きしめる力が増した。

 

 すると、小さいとはいえ少しふくらみのあるあれが密着してきて――

 

 あ、これはやばい。

 

「だ、誰か助けてぇー! このままじゃ、このままじゃ俺死ぬ!」

 

 

 

 

 そのあと、やってきた桜に白夜叉を引きはがしてもらい、なんとか事なきを得た・・・・・・のか?

 





最近、感想の方で
「甘い! 甘すぎるわ!」
とか
「コーヒーを持ってこい! ブラックを!」
という感じのコメントをいただいております。

ありがとうございます。

まぁ、甘い展開を目指してますからね。
これからも甘くしていきますよw
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