問題児が異世界で白夜叉とラブコメするそうですよ?   作:竜葵 時雨

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どうも、お久しぶりです。

投稿が遅れてしまい申し訳ありません。
遅れた主な理由が・・・

①学校で定期テストがあった。
②風邪を引いた。
③新作を執筆していた。

というわけです。

 ◇◆◇◆

~お知らせ~
後書き雑談にあった『質問コーナー』が【序章】プロローグの前に特設の話を作りました。

【追跡編】を【番外編】に変更しました。



甘々な二人を追いかけるそうですよ? 《後編》

 カフェで美味しい昼食を取った後も、俺たちはぶらぶらと街を散策していた。

 

 すると、白夜叉が恐る恐ると俺の手を掴んできた。

 

 俺としても嫌ではない――むしろ嬉しいのでこちらから白夜叉の小さな手を掴み返す。

 

 ついでに指も絡め、俗にいう『恋人つなぎ』というものをする。

 

 すると、白夜叉はビクッと一瞬驚いたものの、すぐにつかみ返してくる。

 

 一瞬見えた白夜叉の横顔は、とても嬉しそうな笑みを浮かべており、その笑顔にドキッとしたのは内緒である。

 

 

 

 そんな二人を見ていた四人――特に、女性陣が再び目を輝かせていた。

 

「キャー! 手をつなぎましたよ飛鳥さん!」

 

「シー! 声がでかいわよ! 黒ウサギ。・・・・・・まぁ、でも確かにて、手をつないだわね」

 

「それも恋人つなぎ・・・・・・」

 

「はい。・・・・・・それにしても白夜叉様、本当に可愛らしいです」

 

「そうだな。・・・・・・しかし、甘いな」

 

 目を輝かせる女性陣に対して、十六夜はまるで目の前で起こっている場景に苦笑いを浮かべる。

 

 そんな十六夜に黒ウサギが問う。

 

「甘いと申しますと?」

 

「いや、別に説明しなくてもあの二人を見ればそう思うはずだが」

 

 十六夜の言葉に黒ウサギ達は二人を見る。

 

 当の二人は、現在アクセサリーショップで物色していた。

 

 白亜が買ったネックレスを白夜叉の首にかける。

 

 白夜叉はネックレスを掴み胸に当て、お礼を言う。

 

 ちなみに十六夜たちには聞こえなかったが、耳のいい黒ウサギと白亜には『あ、ありがとう///大事にする・・・・・・///』という言葉が聞こえた。

 

 白亜はそんな言葉と、上目遣いの視線などで、再び胸がドキッとなり赤くなっているであろう顔を隠すように視線逸らし頬をかいた。

 

 そんな場面を見た飛鳥たちは十六夜の言葉のような意味が分かり、納得した。だが――

 

「でも、この先も気になる・・・・・・。黒ウサギ、春日部さん。二人を追うわよ!」

 

「YES! 行きましょう飛鳥さん!」

 

「うん。行こう」

 

 ――好奇心には勝てず、女性陣は二人を追う。

 

 そんな女性陣に続くように十六夜も二人も追う。

 

 そんな十六夜だったが、その瞳は飛鳥たち以上に好奇心で輝いていた。

 

 

 ◇◇◇

 

 

 それからいろんな所を手をつないだまま歩き、いつしか周りは暗くなっていた。

 

 今いるのは集合場所であった広場の噴水前。

 

「じゃあ、シロちゃん。そろそろ帰ろうか」

 

 俺はそう言い、繋いでいた手を放す――はずだったが、白夜叉が逆にギュッと手を掴む。

 

 表情は俯いていて、確認できない。

 

「ん? どうしたんだシロちゃん」

 

 様子のおかしい白夜叉に疑問を持ち、顔を覗き込もうと腰を曲げた。

 

 すると――――

 

「んっ」

 

「え? んむっ!?」

 

 瞬間、白夜叉の顔が見えたと思ったら、すぐに見えなくなり視界が赤く染まった肌色一色になった。

 

 唯一肌以外に見える瞳は、強く閉じられプルプルと震えていた。

 

 というか、これって・・・・・・え? えっ!?

 

 あまりの出来事に混乱している間に、白夜叉はゆっくりと顔を離す。

 

 離れたことにより、唇に感じた柔らかい感触も遠のき少し残念に思った。

 

「し、シロちゃん!? きゅ、急に何してるんだよ!?」

 

「い、いや、その・・・・・・なんか、まだ、ハクと離れたくなかったから。・・・・・・嫌だったかの?」

 

「い、いや・・・・・・別に嫌じゃない。というか・・・・・・う、嬉しかったし・・・・・・」

 

 そんな俺の言葉を聞くと、白夜叉は不安そうにしていた顔を満面の笑顔に変える。

 

「そ、そうか! 良かったぁ。・・・・・・あ、ちなみに私のファーストキス、だったからの?」

 

 若干悪戯めいた表情を浮かべるとそんな事を言ってきた。

 

「ファ、ファーストキスって・・・・・・まぁ、俺もだったけど」

 

 その言葉にまた笑顔を浮かべる白夜叉。

 

 白夜叉は最初にしたように、腕を組もうと手を伸ばす。

 

 その時、背後に建物の陰から声が聞こえてきた。

 

「ちょっと、見ましたか!? 飛鳥さん、耀さん!」

 

「えぇ、見たわ。ま、まさかキ、キ、キスをするとは思わなかったけれど」

 

「うん。白夜叉、やる」

 

「まさか、こんな展開にもなろうとはな。てか、白亜も白夜叉も顔真っ赤じゃねぇか」

 

「「・・・・・・・・・」」

 

 そんな聞き覚えのある声に俺と白夜叉は固まった。

 

 あの声は・・・・・・というか、もしかして!?

 

「お、お前ら!? なんでここに!? てか、もしかしてさっきの見たのか!?」

 

 俺は石化を解き、後ろを振り向く。

 

 そこには、案の定黒ウサギに飛鳥、耀に十六夜までいた。

 

 呼ばれた四人は、気まずそうにしながら陰から現れた。

 

「へ!? あ、あはは・・・・・・き、気づかれてしまいました・・・・・・」

 

「それは、あなたが大きな声を出すからじゃないかしら? 黒ウサギ」

 

「いや、飛鳥も声出してた。まぁ、私も出してたと思うけど」

 

「はぁ、これから面白くなりそうだってのによ。勿体ねぇことしたな。もうちょっと気配を消しておけばよかった」

 

 そんなこと言う四人御一行。

 

 こっちはそんなに呑気にはいられない。

 

「てか、いつからだ? 十六夜」

 

 俺のその言葉に十六夜は、

 

「え? あぁ、それはお前が『おう。似合うぞ。可愛いし、その・・・・・・見とれてしまったくらいに』言ってたあたりから」

 

「もろ最初からじゃねぇか! てか、恥ずかしいこと思い出させんな!」

 

 まさか朝っぱらから尾行されていたとは・・・・・・なぜ気づけなかった。

 

 というか、先程から隣の人が固まったままなのですが。

 

 

「えっとぉ・・・・・・し、白夜叉さま? その・・・・・・だ、大丈夫ですか~?」

 

 

 固まったままの白夜叉に黒ウサギが声をかける。

 

 

 

 すると、硬直が解けた白夜叉は――――

 

 

「え? はっ! いや、その・・・・・・あの、えっと・・・・・・あうぅ」

 

 

 ――――羞恥に耐えかねたのか、その場に崩れるように気絶した。

 

 俺は慌てて、体を抱える。

 その後、俺は援護のいないまま、四人からの(特に女性陣からの)怒涛の質問に答えたり、無言を貫いたりした。

 

 その間、俺の背に寝ている白夜叉の顔は赤いながらも嬉しそうな表情を浮かべていた。

 




気づいたらこんな感じになってました。
反省はしていない(笑)
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