駒を操る劣等生   作:夕陽

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第1話

気付いたら、知らない場所にいた。

 

そして、目の前に微笑んでる少女がいた。

 

「えっと、俺は闇夜。雪柳闇夜。あんたは?」

 

「私は神様です。それと貴方は、死にました」

 

「は?」

 

「死因は、横断歩道を歩いている子供が信号無視した車に跳ねられそうになった時に貴方が、子供を突き飛ばして助けました」

 

「それで、俺は死んだのか」

俺は納得して頷いた。

 

「その通りです。理解が速くて助かります」

 

「で、死んだんなら何でこんなとこいるんだ?普通、閻魔様のところじゃ無いのか?」

 

「そうですね。ですが、貴方は人を助けて死んでしまいました。なので、転生するチャンスが与えられたのです」

 

「……マジで!?」

 

「マジです。それと地味な特典を幾つか付けて」

 

「よっしゃーー!……えっ?地味なの?」

 

「はい。貴方は、日頃の行いがいいとは言えませんでしたから」

 

「マジか~。……で、特典って何?」

 

「1つは、筋力・耐久力 か 速さ・持久力 か 器用さ・運の良さ のどれか1つ」

 

「なら、速さ・持久力で」

 

逃げるときに役立ちそうだ。

 

「即答だね。他は、超能力。これも 念動力・予知・千里眼 か 瞬間移動・テレパシー・バイオキネシス のどちらか片方ね。あっ!念動力は、物を動かしたりそらを飛んだりすることしかできないね……現在では」

 

「ならば……念動力・予知・千里眼で」

 

流石にこれは悩む。

 

「最後は、このハンカチサイズの袋をあげるよ」

 

「……何の役に立つんですか?」

 

素朴な疑問をぶつけてみた。

 

「この中には駒が入っています。攻撃には、兵士の駒・剣士の駒 怪我の回復には、聖女の駒 情報収集には、忍者の駒 みたいに色々な駒があるから」

 

「はぁ。どう使うんですか?」

 

「駒を投げたら駒が人間になって行動するね。それと駒と同化することも出来るよ」

 

「えっ?どうやって?」

 

「駒が人間になった状態で、駒に触れて『同化』と言えば、同化完了。同化のメリットは、駒の力を自分の力として使うことが出来ること。デメリットは、同化を解いたときに駒が壊れること」

 

「えっ!?壊れるの?」

 

「はい。でも、作ることが出来るので安心して下さい」

 

俺はちょっと安心した。

 

「でもどうやって作るの?」

 

「それは、一回転生して3日4日後にこちらを戻ってきて貰って説明します」

 

 

俺は、なぜわざわざまた戻ってこないと行けないのか、疑問に思ったが言葉を発する前に、

 

「特典は、身体能力アップが速さ・持久力で、超能力が念動力・予知・千里眼で、後は駒使い と言うことになりました。では、早速転生しますね」

 

と言い、いつの間にか持っていたリモコンを押した。

 

足元に大きな穴が開いた。

そのまま俺は、落ちていった。

 

「マジかぁあぁぁぁ!」

 

 

 

 

 

「転生先は『魔法科高校の劣等生』か。戻ってきたときが楽しみだな♪」

 

 






読んでいただきありがとうございます。
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