駒を操る劣等生 作:夕陽
駄文ですいません。
誤字脱字や不適切な所がありましたら報告していただけると幸いです。
『劣等生』の世界がどうだったか?
その答えは決まっている。
「最後の最後以外は、楽しかったし面白かった」
つまり、最後の最後は、楽しくないし面白くもない。
「それはいいとして、さっさと駒の作り方教えろよ」
「駄目ですよ。これから修行して貰うのですから」
……マ、マジデスカ?
「シュギョウ?」
俺は今絶対に間抜けな顔をしている。
証拠に神様がクスクス笑っている。
「はい。修行てす」
「内容は?」
「予知は、危険が迫っていると判るようになる予知程度は出来るようになってもらいます。千里眼は、原作の達也が使ってる『精霊の眼』が出来るようになったら完璧です」
「予知は、それのレベルでもいいと思うけど……千里眼は、レベル高くないか?」
「大丈夫だと、思いますよ。闇夜さんは、千里眼適正高いみたいですから」
「……いつ調べたのか聞いてもいいか?」
「いいですよ。調べたのは貴方が『劣等生』の世界に行っている間にですよ」
「……予知の適正は、どうだった?」
「あまり高いとは言えませんね」
「……念動力は?」
「完璧です!修行次第では大陸も動かせるかもしれません!」
「そんなに!?」
驚いた。だから修行無しで簡単に使うことが出来たんだな。
因みに、瞬間移動適正は普通、テレパシー適正はなく、パイロキネシス適正は高かった。
つまり、もう片方を選んでいたら3個ではなく、2個しか使えなかったことになる。危なかった~。
「因みに、念動力はあんまり修行しないから」
と言われ、少しショックだった。
「身体能力アップは、重りを付けて行って貰うね」
「重りを付ける必要あるんですか?」
「だって、修行ぽくしたいもん!」
急に子供ぽくなった。
「あとは、駒の作り方を本格的に教えて、新しい種類の駒を作る方法や駒自体な能力アップの方法を教えて、家事全般が出来るようにして、魔法関連の知識を覚えたらチェックやテストをして『劣等生』の世界に行くという 流れで行こう思ってるから頑張ってね♪」
ふむふむ……途中に変なのが混ざってるな。
「家事全般なの?料理だけでよくない?」
「甘いよ!戦闘から家事まで出来る人を何でも出来る超人を目標に頑張るのが普通なのだよ!どちらかに専念するのは、可能性を狭めている愚か者がすること!神様はそんな愚か者を育てるつもりは無いのですよ!」
……何か神様のキャラが壊れはじめている気がする。
「わかりました。料理だけでなく、家事全般やらせていただきます」
「わかればよろしい!早速修行を開始しましょう!」
こうして、地獄の修行が始まった。
~修行中~
「よく頑張りました。思ったより速く終わりました」
念動力は、大陸を動かすことはできないけど、100立方キロメートルまで 動かすことが出来るようになった。
千里眼は、達也の『精霊の眼』が出来るようになった。
予知は、自分の身に危険なことが起きるときや厄介なことが起きるときに起きるようになりました。ただし、自分の意思で発動させることは出来なく、朧気にしかわからない。
駒は、兵士と剣士と聖女と忍者の駒は、能力アップし、4つの内2つを同時に『同化』することが出来るようになった。女王と王の駒は、変化なかった。駒を作ることが出来るようになった。木の駒に細かい模様をきちんと付けて闇夜が、力を注ぐと出来る。駒が小さいほど難しくなるが、能力が少し上がる。新しい種類の駒を作るには、木を削り駒の形にし今にない模様を付けて力を注ぐ。それで、壊れなかったら、完成。闇夜は、今まで占い師の駒以外成功していない。『占い師の駒は、文字通り占いをすることが出来る。同化しても、効果は変わらない』というヘボ駒しか作っていない。
身体能力は、腕力や握力はあまりないが、脚力はかなりある。修行で付けていた重りがあっても速い。持久力はかなりある。『同化』を2,3回出来るほど。
家事全般がプロ級になった。
「これだけ出来たら、十分生きていけます!」
「それは、そうだろう……。逆に、生きていけなかったら困る」
呆れた表情で神様を見た。
「そういえば、俺年取って無いみたいだけどどうなってんの?」
「あっ、説明してなかったね。この空間はどの世界とも切り離された空間だから年を取らないの。……それと転生先の『劣等生』の世界はもうすぐ追憶編に入る時期じゃないかな」
ってことは、俺はこっちで5年と4ヶ月修行したけどあちらでは30年近く経っているのか……。
計算がちょっと合わないな。何故だろ?
「神様、もしかして神様が転生先の時代決めることが出来るんですか?」
「気付かなかったらもう1回戻って貰おうと思ったけど気付いちゃったから出来ないな」
「やっぱり故意だったんですか!?」
「まぁいいや。さっさと転生してね」ポチット
またいつの間にか持っていたリモコンのスイッチを押した。
俺は、反射神経と速さで穴の外に出た。
「神様、この重りいつまで付けとくんですか?」
「外したければ、外していいけど?」
「良かった。流石にこんなに目立つのを付けとくのは恥ずかしいですから。……図々しいですけど、重りの重さを変えることが出来るリストバンド型の重りとかを貰えませんか?」
「ふぇ?何故です?」
「俺はまだ修行しないといけない身だからです」
「……わかりました。望み通りの重りをあげます。ただし、重りを重くすると靴、上着も重くなる。特典付きです。……はい、どうぞ」
「ありがとうございます。それでは」
俺は、リストバンドを付けて、お礼を言って穴の中に入っていった。
神様は、
「闇夜さんは修行バカなのかな~?」
っと呟いた。
お読みいただきありがとうございます。