巻き戻りの幻想殺し   作:神上 討魔

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一方通行

とある夕方

キィィィン!

乾いた音が辺りに鳴り響いた。

 

 

「あァ?そういやぁ音、反射したままだったなぁ。」

その声の少年の周りに柄の悪い少年達が、近づいてきた。

 

「お前には悪いが、死んでもらうぜ!」

「「「「「うおおぉぉぉぉ!!」」」」」

 

端から見れば明らかにその少年のほうが不利である…………しかし

 

「はぁ。本っ当に面倒クセェなぁ。」

その白い少年は恐れるどころか、どこかあきれた様子であった。

 

何故なら、

「覚悟しろぉ、一方通行ァァァ!!」

 

 

その少年が、最強だからである。

 

 

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上条side

 

 

(一方通行…………きっとあいつは俺と同じだったはずだ。小さい頃から化け物のように扱われてきっと心を閉ざしているはずだ。だから気づかせなきゃ!!父さんと母さんがそうしてくれたように!これからは、俺があいつの居場所になるんだ。)

 

 

 

(いたっ!一方通行…………と誰だ?付いていってみるか。)

 

 

sideout

 

 

一方通行side

 

なんで……なんで俺を狙ってくる?

俺が、なんかしたのかァ?いや、何もしてねェだろ。

なぜ俺を狙ってくる?

 

 

黒服の男「一方通行君だね?」

 

(アァ?……誰だこいつ?)

(また俺の能力目当ての研究者かァ……。)

(まァ、良い。無視すりゃァ良いだろォ……。)

 

 

「君は今の現状に満足しているのかい?」

 

(こいつ、何言ってんだぁ。)

 

 

「『最強』の先『無敵』に興味は無いかね?」

無敵?オイオイ、こいつ頭イカレてやがンのか?

 

「『無敵』になれば、君を狙うものは居なくなるかもしれない。」

 

 

(…………。)

 

「これが、詳細だよ。超電磁砲のクローンを二万体殺害することで君は無敵に慣れる。」

 

 

(……なンだよこりゃァ。二万体のクローンの殺害だと。)

 

「クローンはただの人形だから、誰も悲しむ者はいないよ。」

 

(クローン……人形)

 

 

「気が向いたら、来てくれたまえ。」

 

(二万体の殺害……俺は……。)

 

 

sideout




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