超破壊バルバロッサ〜piece every day〜   作:シラカネ

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やぁ、久しぶりんこ。シラカネです。
今回久々にバルバ書きました。いや前々から
書こうとは思ってたんですが、夏だし…ね?
それにしても、かなり前でしたけどバルバロッサ
最新アプデ来ましたね!
あのマイページのエロゲチックな音楽すきです!
さて、今回のはなし、私、大変慣れないことをしました。
多少おかしいところはあると思いますが、
寛容な心で見逃してください!
では、ごゆっくりどうぞ!


2話 甘美な散歩

朝か…

魔界にも朝って来るんだな。

目を開けるのが辛い…

でもそうしなきゃ今日が始まらないし…

せーので目を開けよう。せーの!!

「あ。」

「え?」

水色の髪の悪魔が、俺にキスをしようとしていた。

「うおわぁぁぁぁ!!!」

俺は布団から飛び出した。

この子は…水色の髪…ツインテールに大きな剣…

「シャイナか!」

「あら、おはよう魔王様。」

「ああおはよう。ってそうじゃなくて!」

「どうしたの?そんなにあわてて。」

シャイナがきょとんとした顔でこちらを

見ている。

「そりゃ慌てるわ!朝起きたらいきなりMK5(まじで

キスされる五秒前)だったら!」

「ふふふ、MK5なんて面白いこと言うのね。」

「ふふふじゃねぇー!!」

はあ、なんか疲れた…

「で、なんでキスしようとしたんだ?」

「それは…今からちょっとお散歩に出かけるからよ?」

「散歩か。ちなみにどこくらいまで行くんだ?」

「本当にそこら辺よ。」

散歩…ねぇ…

「よし、俺もついてく。」

「え!?」

「別にいいだろ。俺、最近体動かしてないし。」

そう言って俺は肩などをさする。

「いいけど、危ないわよ?」

「大丈夫だ。シャイナがついててくれるからな。」

「魔王様もちょっとは何かしなさいよ!」

「うー。ごめんごめん。」

そうと決まれば用意だ。

「あ、その前にリィネに出かけてくるって言ってこなきゃ。」

「うん。じゃあ、用意できたら魔王城入口前で待ち合わせにしましょう。」

「ああ。それじゃまたあとで。」

 

「おーい!リィネいるかー?」

「なぁに…?魔王様…私今眠いんだけど…?」

リィネが目をこすりながら出てくる。

王女としていいのかそれ…

「ちょっと散歩に出かけてくるよ。」

「別にいいけど1人だと流石の魔王でも死んじゃうよ?」

え。どんだけ命懸けの散歩なの…?

「だ、大丈夫だって、シャイナも一緒に来てくれるし…」

「あ、それなら大丈夫でしょ。頑張ってきてね魔王様。それと、

あの子には気をつけてね。」

「え?何か気をつける点があるか?」

「あの子、他の悪魔たちより意外と積極的だから…」

「せ、積極的…?」

「ええ。それじゃあ私は眠いからもう一度寝直すね…

間違えて子供1人増やさないようにね~」

「だれが増やすか!」

そう言ってリィネがあくびをしながら部屋に入っていく。

「まあいいや。行くか。」

 

 

「すまんシャイナ、待ったか? 」

「ううん。今来たところよ。」

悪魔城の前でシャイナと合流した。

それにしても…

「悪魔でもしっかりした私服持ってるんだな…」

まあ、シャイナは普段の格好と少し違うくらいだが。

「当然でしょ?それとも、もっと刺激的なのでも、

リクエストしてくれれば何でも着てあげるわよ?」

え、今なんでもって…いや違う。

「いや、その服の方が可愛いよ。シャイナ。」

「なっ…!?」

「え?どうかした?」

「なっ、何でもないわ!早く行きましょう!」

「お、おう。」

俺なんか変な事言ったか?

シャイナ顔真っ赤だし…

 

 

「いやー魔界の空気も意外といいもんだなぁ。」

「そうね。魔王様の世界はどうだったの?」

「俺の方の世界か?あー…場所は日本って言ってな。

山の空気がめっちゃ新鮮なんだ。」

「へぇ~そうなんだ。魔王様の世界も面白そうね。

ちょっと行ってみたい気もするな~。」

「ははは。日本にシャイナみたいな可愛い子が来たら

大変なことになるって。」

「ふふふっ。魔王様ってば。」

あれ!?めっちゃ普通にリア充してね!?

今思えばやっぱりシャイナって可愛いよな…

しかも初めて見る私服…まあ腰に差してある大剣は

見ないことにして…

「?魔王様?どうしたの?」

「……え?ああ!いや!なんでも!?」

「そう…?」

もう!何やってんだ俺は!

 

 

それからしばらくシャイナと歩いた。

「そろそろ疲れてきたわね…魔王様、そろそろ帰りましょ?」

「ああ。いい時間だしな。」

「えっと…帰り道はこっちね…。」

「さて、行くか…ん?」

不意に頬に冷たいものが。

「まさか…」

もしかして、この状況で…!?

「雨!?」

そうだと答えるかのように雨は強さを増していく。

「ダッシュで帰るぞ!シャイナ!」

「あ、待って!魔王様!こっちの道だと、

帰り道に小さな小屋があるわ!そこで一度雨宿りしましょう!」

俺と並走しながらシャイナが言う。

「ああ!そうだな!」

俺とシャイナは走ってその小屋を目指した。

 

 

「ふぅ~、疲れたぁ…」

「本当にその通りね…」

俺とシャイナは木でできた小屋の中で座った。

「あ、これ使うか?濡れただろ。」

そう言って俺はポケットからハンカチを取り出す。

「あら、ありがとう。」

シャイナは俺の手からハンカチを受け取って

拭き始めた。

「……………」

沈黙があるというか…というか、

シャイナ、服透けてる…シャイナの水色の下着が

見えてしまっている。

お、お、落ち着け俺…素数を数えろ…

「ねぇ、魔王様?」

「なっ!なに!?」

不意に話しかけられたから声が少し裏返ってしまった。

「今日、出かける時にわたしに可愛いって言ってくれたじゃない?」

真剣な眼差しで俺を見てくる。

「あ、ああ。言ったが…」

「もうひとつ質問していい?」

「な、なんだ?」

「私は、魅力的?」

シャイナが妖艶に、且つ真剣に聞いてくる。

「それってどういう…ってうわぁ!?」

いきなりシャイナが俺を押し倒してきた。

「シャ、シャイナ?一体何を?」

「ねぇ魔王様、私をもっと感じて?」

そう言ってシャイナは俺の手を握り、

胸の所に持っていく。

そう。あたかも俺が胸を揉んでいるかのような。

「私、もう魔王様のただの部下なのはもう嫌なの。」

「シャイナ…」

「魔王様の中の一番になりたいの…だから…」

シャイナが頬を染めて言う。

「しよ?」

「――――っ!!」

潤んだ瞳で言われたその言葉は、

俺の中の何かの線を激しく揺らした。

「シャイナ…!」

俺はシャイナを押し倒した。

「いいのか…?シャイナ…」

「いいわよ…魔王様なら…」

「何やってるの?2人とも。」

俺はシャイナに、キスをしようと…って。

「え?」

「魔王様〜?ナニをしてるのかな〜?」

そこにはリィネが立っていた。

「なっ、なんでここに!?」

「帰りが遅いと思って、シャイナの魔力を

辿ったらこんな場面よ。」

「もうリィネったら、折角いい所だったのよ?」

「ごめんなさいね。魔王城に帰ったら好きにしてちょうだい。」

「いいのかよ!!」

「別に悪魔と性行為をしてはいけないなんて決まりは無いしね〜」

なんて無茶苦茶な世界だ…!

「さ、早く帰りましょう。帰ったら私は大人しくしてるから。」

「そうね。早く帰って続きをしましょう!」

「マジかよ…」

この後、俺が枯れるまで滅茶苦茶セッ〇スした。




いかがでしたか、2話目。
まじで慣れないことをしました。
少しは楽しんで頂けたでしょうか。
楽しんで頂けたら何よりです!
では、また次回お会いしましょう!
さようなら〜!

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