遊戯王ARC-V 異世界転生の召喚指導官   作:神聖SmD

11 / 24
Teaching10 意地

各コースのTOP生徒と、俺の生徒の決闘。結果は2対1となった。

各々、2週間前とは変わりそれぞれの強さを見せてくれた。

そして俺はといえば―――――

 

「「デュエル!!」」

 

《LDS》の若き社長、赤馬零児との決闘に臨んでいる。

先攻は、俺。彼のデッキは知っての通り【DDD(ディメンジョン・ディファレント・デーモン)】。

融合、シンクロ、エクシーズ。果てにはペンデュラムまでを幅広い

展開手段をもつ恐ろしいテーマだ。恐らくまだペンデュラムは時期的に

完成してはいないだろうか? いや、既に完成していると考えて然るべきだ。

システム関係の不備とかはあるかもしれないが、基本は彼のデッキは俺の知る

【DDD】と考えるのが妥当だ。

 

(油断するな。相手はプロだ――――)

 

確か社長は15歳くらいでプロ資格?認定?を受けていたはず。

一方の俺は悲しいかな、知識だけはそこそこあるが結局はファン勢。

戦略面では当然劣る。なら、やれることは全てやってやる。

 

「俺は、永続魔法《炎舞―「天キ」》を発動ッ! デッキから

レベル4以下の獣戦士族、《速炎星‐タイヒョウ》を加える! そして召喚!」

 

《炎舞―「天キ」》魔

「炎舞-「天キ」」は1ターンに1枚しか発動できない。

(1)このカードの発動時の効果処理として、デッキからレベル4以下の獣戦士族モンスター1体を手札に加える事ができる。

(2)このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分フィールドの獣戦士族モンスターの攻撃力は100アップする。

 

《速炎星‐タイヒョウ》☆3

攻0/守200

このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンのメインフェイズ時に、自分フィールド上の「炎星」と名のついたモンスター1体をリリースして発動できる。

デッキから「炎舞」と名のついた魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールド上にセットする。

「速炎星-タイヒョウ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

「ほう、……どうやら報告とはデッキの内容が違うようだが」

「えぇ。あれは授業ようですから、ね。俺はタイヒョウのモンスター効果発動!

このモンスターをリリースして、デッキから《炎舞―「天枢」》をセット!

そして発動!」

 

《炎舞―「天枢」》魔

このカードがフィールド上に存在する限り、自分のメインフェイズ時に1度だけ、自分は通常召喚に加えて獣戦士族モンスター1体を召喚できる。

また、このカードがフィールド上に存在する限り、自分フィールド上の獣戦士族モンスターの攻撃力は100ポイントアップする。

 

「天枢の効果発動! 手札からチューナモンスター《炎星師‐チョウテン》を召喚!

効果発動! 墓地からタイヒョウを特殊召喚するッ!」

 

《炎星師-チョウテン》☆3 チューナー

攻500/守200

このカードをシンクロ素材とする場合、獣戦士族モンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。

このカードが召喚に成功した時、自分の墓地から守備力200以下の炎属性・レベル3モンスター1体を選択して表側守備表示で特殊召喚できる。

この効果で特殊召喚した場合、このターン自分は獣戦士族以外のモンスターで攻撃できない。

「炎星師-チョウテン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

今のうちに回転させるんだ、デッキをッ! 【DDD】には阻害系のカードは

ほぼない。Gも飛んでくる心配ないだろう。あっても発動させるならここだし。

ちなみに今回使用しているデッキは、元の世界で唯一組んでたガチデッキ。

まぁ自分で思ってただけだが……【炎星】だ。

 

「俺は、レベル3のタイヒョウにレベル3のチョウテンをチューニングッ!

炎纏いし武人、勝鬨を上げろッ!! シンクロ召喚ッ! レベル6

《炎星候‐ホウシン》ッ!」

 

《炎星候‐ホウシン》☆6 シンクロ

攻2200/守2200

炎属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカードがシンクロ召喚に成功した時、デッキから炎属性・レベル3モンスター1体を特殊召喚できる。

また、このカードがシンクロ召喚に成功したターン、自分はレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない。

 

「ホウシンの効果発動! デッキから《立炎星‐トウケイ》を加える。

トウケイの効果発動! 《炎星》の効果で特殊召喚されたとき、デッキから

《炎星》と名の付いたカードを手札に加える。俺は、《炎星師‐チョウテン》

を手札に加える」

 

《立炎星‐トウケイ》☆3

攻1500/守100

このカードが「炎星」と名のついたモンスターの効果によって特殊召喚に成功した時、デッキから「炎星」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。

「立炎星-トウケイ」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

また、1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する「炎舞」と名のついた魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。

デッキから「炎舞」と名のついた魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールド上にセットする。

 

「トウケイの2つ目の効果を発動。場の《炎舞―「天キ」》を墓地へ送り、

デッキから同じく《炎舞-「天キ」》をセットする。これでターンエンド」

 

場にはホウシン、トウケイ。「天枢」、伏せ《「天キ」》。

まずまずの出だしだろうか? 

 

「それでは私のターン。ドロー。私は手札から永続魔法《地獄門の契約書》、

《魔神王の契約書》をそれぞれ発動」

 

《地獄門の契約書》魔

「地獄門の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1)自分メインフェイズに発動できる。

デッキから「DD」モンスター1体を手札に加える。

(2)自分スタンバイフェイズに発動する。

自分は1000ダメージを受ける。

 

《魔神王の契約書》魔

「魔神王の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1)自分メインフェイズに発動できる。

自分の手札・フィールドから、悪魔族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

「DD」融合モンスターを融合召喚する場合、自分の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。

(2)自分スタンバイフェイズに発動する。

自分は1000ダメージを受ける。

 

「私はこの2枚の効果で自分のメインフェイズにそれぞれ1000ポイント。

合計2000ポイントのダメージを受ける」

 

「な、なんだぁ! それ! デメリットの塊じゃねぇか!?」

 

外野で修也が叫ぶ。だがその契約は大概破棄されるけどな。

 

「私は、地獄門の契約書の効果を発動。デッキから《DDナイト・ハウリング》

を手札に加える。さらに、魔神王の契約書の効果。1ターンに一度、《融合》

のカードを使用せず、悪魔族融合モンスターを融合できる。私は、手札の

《DDケルベロス》、《DDリリス》で融合。

牙むく地獄の番犬よ、闇夜にいざなう妖婦よ! 冥府に渦巻く光の中で、今ひとつ

となりて新たな王を生み出さん! 融合召喚! 

――――生誕せよ! 《DDD烈火王テムジン》!」

 

「赤馬社長が、融合使いだったなんて驚きです……」

 

外野で昌子さんが驚きを漏らす。融合だけなら誰だけ良かったろうか。

 

《DDD烈火王テムジン》☆6 融合

攻2000/守1500

「DD」モンスター×2

「DDD烈火王テムジン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1)このカードがモンスターゾーンに存在し、自分フィールドにこのカード以外の

「DD」モンスターが特殊召喚された場合、自分の墓地の「DD」モンスター1体を

対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

(2)このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、自分の墓地の「契約書」

カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。

 

「攻撃力2000。それだけじゃあ……ないですよね?」

 

俺は、勘ぐるように聞く。まぁー終わるわけないんだけどね。

きっと融合、シンクロ、エクシーズ全部並ぶよ(白目)

 

「あぁ。そうだ。私はチューナーモンスター《DDナイト・ハウリング》を

召喚! このモンスターの召喚に成功したとき、墓地の《DD》と名の付くモンスター

を特殊召喚できる。私は《DDリリス》を特殊召喚!」

 

《DDナイト・ハウリング》☆3 チューナー

攻300/守600

(1)このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象

として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。

この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は0になり、そのモンスターが

破壊された場合に自分は1000ダメージを受ける。

この効果の発動後、ターン終了時まで自分は悪魔族モンスターしか特殊召喚できない。

 

奇妙な声を囁きながら場に戻るリリス。墓地で眠ってて、どうぞ。

 

「私は、レベル4の《DDリリス》にレベル3の《DDナイト・ハウリング》を

チューニングッ! 闇を切り裂く咆哮よ。疾風の速さを得て新たな王の産声となれ!

シンクロ召喚! ―――――生誕せよ! 《DDD疾風王アレクサンダー》!」

 

「シンクロ召喚まで使えんのかよ!?」

 

《DDD疾風王アレクサンダー》☆7 シンクロ

攻2500/守2000

「DD」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

「DDD疾風王アレクサンダー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1)このカードがモンスターゾーンに存在し、自分フィールドにこのカード以外の

「DD」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、自分の墓地のレベル4以下の

「DD」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

 

「烈火王テムジンのモンスター効果発動。このカード以外の《DD》と名の付く

モンスターが特殊召喚されたとき、墓地から《DD》モンスターを特殊召喚できる。

私は、《DDケルベロス》を特殊召喚。さらに、アレクサンダーの効果発動!

このカードが存在し自分フィールドに《DD》と名の付くモンスターが特殊召喚された

時、自分の墓地からレベル4以下の《DD》と名の付くモンスターを特殊召喚できる。

甦れ、《DDリリス》よ!」

 

また戻って来たよ、あの妖婦(過労死認定)。

 

「……レベル4モンスターが2体。まさか」

 

「私は、レベル4の《DDケルベロス》、《DDリリス》でオーバーレイッ!

この世の全てを統べるため、今 世界の頂に降臨せよ! エクシーズ召喚!

――――生誕せよ! 《DDD怒涛王シーザー》ッ!」

 

はい、ここまでテンプレです。めっちゃ増G撃ちたいッ!!

てか、生誕しすぎィ!! 俺で、皆赤馬社長が融合、シンクロ、エクシーズの全て

を使えると分かったことだろう。うん。さて、どう突破しますか。

 

「バトルだ。アレクサンダーで《炎星候‐ホウシン》に攻撃!」

 

アレクサンダーがその剣でホウシンへ向かう、あの時《「天セン」》でも伏せて

おけば良かったか。

 

「くッ」

 

末城 遊介:3800LP

 

「次だ。テムジンで《立炎星‐トウケイ》を攻撃」

 

テムジンの炎を纏った刃がトウケイを両断する。

 

末城 遊介:3400LP

 

まだだ、まだ耐えられるッ……次のターンのことを考えれば場が空いてるほうが

好都合と思えば。

 

「そして、怒涛王シーザーでダイレクト・アタックッ!」

「ぐぅッうう……!!」

 

シーザーの攻撃をモロに喰らい後方へ吹っ飛ばされる。乾いた砂のリアルな

感覚が背中越しに伝わる。

 

末城 遊介:1000LP

 

「私は、カードを1枚伏せてターン終了」

「流石、《LDS》の社長……容赦ないですね」

 

立ち上がり顔を拭う。赤馬零児の顔は1ミリも笑ってはいない。

 

「私は本気を出す。そう言ったはずだが」

「そうでしたね。なら俺も立場関係無しで行かせてもらいますよ」

 

少し虚栄を張る。実はもう精一杯だっての。まず立場考えろ!

バイト講師が社長と戦ってんだぞ! 接待しないと首切られるのか?

とか考えちゃうのは自然の摂理。けど、

 

(負けたくない)

 

主人公の榊遊矢でも勝って無い?関係ない。俺は自分の生徒の

前でみっともない姿を見せる訳にはいかねぇんだ。

そう、これは男の意地だ。




やや多忙で投稿がやや遅れました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。