『新日常』の読者の方なら、このメンバーがいかに危ない集団かが分かってもらえるはず。今から全く先の読めない展開へお連れしますよ……
「全く、どうして俺がこんなことを……」
とある秋の日の放課後、俺は学院の校舎から少し離れた場所にある旧講堂へとやって来ていた。
どうして俺がこんなオンボロな講堂へ来ているのかと言うと、凛たち生徒会からの依頼、いや押し付けである。どうやら凛たちの話では、ここ最近放課後になるとこの旧講堂に入り浸っている音ノ木坂学院の生徒がいるらしい、とのことだ。しかも1人2人ではなく何人も。
旧講堂という名前を聞いてもらえれば分かる通り、新しい講堂が建設された今、その旧講堂が使われることはない。かと言って立ち入り禁止ではないのだが、旧講堂を使用する際には生徒会の許可が必要なのである。
問題はそこ、ここ最近旧講堂に入り浸っている生徒は生徒会から使用許可を得ていない。
誰の許可も得ず、放課後に学院の裏でコソコソやっている連中の正体を暴くのが俺のミッションという訳だ。ちなみに生徒会である凛たちはと言うと――――
『怪しい人から凛たちを守ってくれるのが、彼氏である零くんの役目でしょ?』
『怖い人たちがいても、零君なら大丈夫ですよ!』
『ま、精々怪我をしないように頑張りなさい』
などと言い訳をしやがる。怖くて旧講堂に行きたくないだけだろ……彼女というポジションを最大限に生かして人をこき使いやがって。俺、生徒会役員でも何でもないんだけどな……。
でももし旧講堂に出入りしている連中が野蛮な奴らだったら困るし、今思えば1人で来て正解だったのかも。
そして1人で愚痴と納得を繰り返す間に、とうとう旧講堂の前へ辿り着いた。
「外から見るだけでも年季が入ってるな。こんなところでコソコソやってる奴らの気が知れねぇ」
生徒会の許可があれば一応使用できるため、定期的に手入れや掃除はされているらしいのだが、それを考慮してもこのボロさは倒壊の危険を感じさせる。なおさらこんなところを拠点にする奴らが怪しく思えてきたぞ……。
講堂の扉を開けて中へ入ってみると、元々ぼろっちいのも相まってか、まるでお化け屋敷のような雰囲気が漂っていた。照明や灯りなどは一切点いておらず、視界の確保は外から差し込んでくる僅かな夕日の光に頼るしかない。そのせいで、程よい薄暗さがより一層旧講堂の気味悪さを際立たせている。
「こんな薄暗い講堂に人なんているのか……?」
折角ここまで足を運んだんだから、何の成果も上げられずに帰るという無駄足だけは避けたい。どうせならとっとと違法者を捕まえて、気分良く家へ帰りたいものだ。
「ん?あの部屋、電気が点いてる……」
講堂のステージ袖を抜けると、そこにはいくつか控え室となる部屋があるのだが、その中の一部屋に明かりが点いており、廊下にまでその明かりが漏れ出していた。しかもその部屋の中から声まで聞こえてくる。それに1人や2人じゃない、もっといる。凛たちから聞いた情報と全く同じだ。
「本当にいるのかよ……しかも廊下にまで声ダダ漏れだし。一体誰なんだ?こんな気味悪いところで馬鹿騒ぎしている馬鹿共は」
多少足音を立てても部屋の中で騒いでいる奴らに気付かれることはないだろうが、一応念には念を入れてゆっくりと歩きながらで部屋の前まで忍び寄る。そして指一本入るか入らないか分からないような扉の隙間から、部屋の中を覗き込んだ。
「な゛っ!?なんじゃこりゃ!?!?」
部屋の中は、俺の想像を絶する空前絶後な事態が起こっていた。
それは――――――
「はいはーーい!!今日の掘り出し物は、お兄ちゃんが昨日履いていた下着で~す!もちろん洗濯なんてしていない、生モノですよ♪」
「零のパンツ!?な、なんて破壊力……絶対ににこが手に入れるんだから!!」
「穂乃果だって負けないもん!!近々零君のパンツが入荷するって情報を聞いてから、ずっと眠れない夜が続いてたんだよね。だから何が何でも手に入れる!!」
「零くんのパンツと聞いただけで、ことり、もうクラクラしちゃいそうです……既にいい匂いが伝わってくるよぉ~……」
な、何やってんだコイツら!?まずどこからツッコめばいいのか、それすらも分かんねぇ!!
どうして俺の下着が楓の手に!?にこは口から涎が垂れそうになり、息遣いも荒くなっている。穂乃果はずっと眠れない夜とか言っているが、授業中に白昼堂々気持ちよさそうに寝ているのはどこの誰だっけ!?ことりの表情は緩みに緩みきって、身体が左右にフラフラと揺れている。確実にもう欲情してんじゃねぇか!!
もうこの数秒間のワンシーンだけで、俺の頭がパンク寸前なんだけど!?
そして俺に覗かれていることに全く気付いてない4人の会議は、更にヒートアップしていく。
もちろん俺の想像を遥かに超えた、斜め上の方向に――――――
「さぁ!お兄ちゃんが丸一日履いていたこのパンツ、2000円からどうぞ!!」
はぁ!?!?何言ってんのコイツ!?人の下着を勝手に売ろうとしてんのかよ!?
でもなんとなくこの旧講堂で行われようとしていることが分かった。これだけで状況を把握して、それを飲み込める俺も相当毒されてるな、コイツらの奇々怪々な異常さに……。
でも、旧講堂に出入りしている連中が怪しい奴らじゃなくてよかったよ。だがある意味で、俺にとっては一番厄介な奴らなんだけどな……。
しかし、最近俺の私物がよく消えると思っていたんだが、まさか横流しされていたとは……。誰が喜んでそんな2000円もする馬鹿高いパンツを買うんだよ。女の子のパンツなら需要はあるだろうが、野郎が履いていたパンツだぞ?いくら穂乃果たちが変態だからって、たかが男の布切れ1枚にそんな金を払うはずが――――――
「2500!!」
「3000!!」
「4000!!」
そうだったな、コイツらは俺の想像以上の変態ちゃんだった。まさか一瞬で元値の倍になるとは思わなかったけど……。俺のパンツってここまで価値のあるものだったのか。だけどあのパンツの今後どのように使用されるのかを想像すると、素直に喜べねぇ……。
「これ以上高くなると、今月のパン代を節約しないといけなくなっちゃう。でも零君のパンツのためだもん!それくらい我慢できるよ!!4500!!」
「にこはもう見なくなったアイドルのCDやBDをたくさん売って、資金をたんまり稼いできたからまだまだ余裕よ!5000!!」
「ことりも部費から出ている衣装費削って自分のお小遣いにしてるから、全然余裕があるもんね♪6000!!」
オイちょっと待て!!今さっきサラッと部費の横領を告白しなかったか!?しかも周りにいる奴ら誰もそのことについて追求しないし、どれだけ俺のパンツにうつつを抜かしてんだよ!?
ことりの告白のインパクトも凄かったが、穂乃果とにこの告白も衝撃的だ。穂乃果はパン代、にこはアイドルのCDやBDなど、自分たちの好きなモノに掛ける金を削ってまで俺のパンツが欲しいのか……。今までとことん変態道を突き進んできた俺でさえ引いてしまうこの状況、コイツらの間に割り込むのも怖くなってきた。
もう何も見なかったことにしてここから退散した方がいいのかもしれない。このままツッコミを入れ続けるのも俺の精神的にツライし、家に帰ってから楓に釘を刺しておけば、少なくともこのふざけたオークションが開かれることはなくなるだろう。多分……。
そう決心して俺がこの場から立ち去ろうとした時、アイツらの声が再び聞こえてきた。
耳を傾けちゃいけないのは分かっているけど、今度はどんな奇行を仕出かすのか気になりはする。そう考えると自然と立ち止まってしまう俺の足。物好きだな俺も……。
「ねぇ楓ちゃん。今日は零君のパンツ以外のモノって、何かないの?」
「焦らないでください穂乃果先輩。そんなせっかちだからすぐに潮吹いちゃうんですよ!」
「ほ、穂乃果そんなに早くないもん!それに楓ちゃん、穂乃果のヤってるところ見たことないでしょ!!」
「確かに。す~ぐ快楽に負けそうだもんね、穂乃果って」
「にこちゃんまでぇ~……」
なんていう会話してんだコイツら!?これが俗に言う女子会トークってやつなのか?女の子同士の会話はエグいと聞いたことがあるが、まさかここまでとは……コイツらだからかもしれないけど。
それにしても、ことりが一切喋らないのは珍しいな。こういう話ならノリノリで参加していてもおかしくないはずなのに……。
「潮吹き……零くん、そこは!!んんっ♪」
あぁ、いつも通り妄想の世界に耽っているのね……。本日も脳内ラブホテルは元気に営業中のようだ。
穂乃果、ことり、にこ、楓――――μ's屈指の変態メンバー同士の会話は留まることを知らない。それもそうだ、だって止める役が誰もいないんだから、話は横道にも逸れず一直線に進んでいく。その話がどこへ向かっているのかは別として……。
「実はですねぇ~今日は特別な掘り出し物があるんですよぉ~」
「特別な掘り出し物?」
「はい♪これは絶対に、皆さんが喉から手が出るほど欲しがる一品なんですよねぇ~♪」
「勿体ぶらないで、早く出しなさいよ!!」
「落ち着いてくださいにこ先輩♪興奮するのはまだ早いですよ♪」
毎回毎回会話の先を聞くのが怖いんだけど……だが何故だろう、ここから退散したいとは思うけど足が動いてくれない。多分このまま立ち去ってしまったら、コイツらの動向が気になってしょうがなくなるからだろう。だがここにいるのは――――身も毛もよだつほど怖い!!
「今日一番、いや、もしかしたら今までで一番の掘り出し物かもしれない一品は――――これです!!」
「あ、アンタそれって……!!」
「ま、まさか……!!」
「れ、零くんの……!!」
な、なんだアレ?
色は全体的に黒。そこそこ太くて縦に長く、バナナのような形状をしていて、先っぽの方はキノコみたいな笠がついている。それに何より、どこかで見たことがあるような気が……それも一回や二回じゃない、もう何度も見たことがある。どこだ?一体どこで見たんだ?そういやことりが『零くんの……』って言ってたけど……。
ん?あ、アレってまさか!!??
「先輩たちは、実際に見たことある人ばかりですよね?お兄ちゃんの……アレを。コレはお兄ちゃんの分身のカタチを、そのままそっくり再現したモノなんですよ!!」
「「「!!!!」」」
やはりか!!許可無く勝手に私物を盗むばかりか、いつの間にか人の大切な所の型まで採ってたのかよ!?別に許可があればいいってものじゃないけどじゃないけどさぁ……もうこれ以上ツッコミたくねぇよ、疲れた。
「い、いくらよ楓!!それいくらで売ってくれるの!?」
「それがあれば、毎日零くんと擬似セッ○スできるんだよね……」
「欲しい……穂乃果もそれが欲しいよぉ……」
3人の目が、パンツの時の目付きとは比べ物にならないくらい獰猛になった。飢えた獣の眼光とはまさにこのことか、3人は楓が高らかに掲げている黒光りする某をずっと凝視している。
「コレの型を採るのも苦労したんですよ。ですから並大抵の値段ではお売りできません!」
「えぇ!?穂乃果、もうそんなにお金持ってないよ!?」
「それじゃあ、ここで試してみます?」
「た、試す?」
「はい♪ちょっと舐めてみます?いつもお兄ちゃんにやっているような感じで……」
「零君に……」
「にこたちがいつも……」
「やっている……」
ま、マジで!?超展開過ぎて逆にこの先が気になっちまうんだが!?
この3人とは一瞬の気の迷いで、すこぉ~しだけ下のお世話をしてもらったことがあったりなかったり。ていうか何でこんなところで暴露してんだ、俺……。
さっきまでコイツらの会話にドン引きしていた俺だが、今は超絶ノリノリで部屋を覗いている。傍から見れば、女子更衣室を気持ち悪い顔で覗く変態野郎に見えなくもない。でも見てみたくない?穂乃果たちがおしゃぶりするところ。
「穂乃果先輩はいつもお兄ちゃんのアレをどうやってペロペロしてるんですかね?ちょっとやって見せてくださいよ♪」
「えぇ~恥ずかしいよぉ~♪」
「そう言ってしっかりとお兄ちゃんのコレ、受け取っちゃってますね」
「も~う、しょうがないなぁ~♪」
メチャくちゃ嬉しそうじゃねぇか……よく人前で公開フ○ラとかできるもんだ。
穂乃果は楓から黒光りする某を受け取ると、それを自分の顔の前まで持ってくる。そして舌を延ばして黒い某の裏の部分を――――ペロッと舐め始めた。
「んっ……」
「おぉ~!意外と優しくお世話をしてあげているんですね。穂乃果先輩のことだから、もっとがっつくのかと思ってました」
「零君からこうしろって言われてるからね。裏スジの方を、こうして舌の先を使って……ん、んっ」
「フ○ラの仕方まで命令されているなんて。徹底的にお兄ちゃんに調教されてますね、穂乃果先輩」
不覚にもこの光景だけで興奮できてしまう俺がいる!!実際に穂乃果が舐めているのが俺のアレの模型だと思うとなおさらだ。しかも今まで穂乃果が舐めてくれる姿を上からしか見たことがなかったので、こうして横から、しかも扉の隙間から覗き見るとただならぬ背徳感を感じる。
「じゃあ次はにこの番よ!ほら穂乃果、もういいでしょ?早く貸しなさい」
「にこ先輩はどんなお世話を見せてくれるんですかねぇ~」
「まずはやっぱり愛を伝えないとダメでしょ♪」
穂乃果から某を受け取ったにこは、その某の先端を自分の唇の方へ向ける。
そして彼女のぷっくりとした小さい唇と、某の先端が徐々に近付いて行き――――
「んっ、ちゅっ……」
「おぉ~!!さっすがにこ先輩!お世話の仕方を心得ているって感じですね♪」
「ちゅ、はぁ……」
「にこちゃんの舐め方、凄く上品だね!」
「まずは優しくキスをして、零の興奮を高めるのよ。そしてアイツが気持ち良さそうな表情をしたら、一気に吸い付く。これがにこの王道パターンよ!」
そして俺はいつもその王道パターンにしてやられているんだけどな。だって気持ちいいんだもん、仕方ねぇだろ!!あんなちっこい唇で、一生懸命しゃぶってくれる姿を想像してみろ!!出すモノ出しちまうに決まってる!!
「それじゃあ次はことりの番だね♪」
「ことり、アンタ顔真っ赤だけど大丈夫?」
「少し興奮してるだけだよ♪」
「どう見ても少しには見えないんだけど……にこたちのおしゃぶりを見て発情したんじゃないでしょうね?」
「えへへぇ~♪」
「完全にデキあがっちゃってますね」
ことりの奴、さっきからずっと自分もやりたそうな目で穂乃果とにこのおしゃぶりを見ていたもんな。そんな彼女の表情を見て、俺自身も若干興奮しているなんて言えない……。このあとすぐに見せてくれるであろう、彼女のお世話のスタイルを知っているならなおさらだ。
ことりはにこと同じく、黒い某の先端を自分の唇に近付ける。
そしてその先端をしばらくの間うっとりと眺めていた彼女は、唐突に大きく口を開いてそのまま――――
「んんっ……!!」
「ことり先輩!?まさかいきなり食らいつくとは思いませんでしたよ。おしゃぶりでも肉食系なんですね」
「ん……ちゅっ、ぷはあっ!はぁ、はぁ……」
「凄く息遣い荒くなってるよ!?大丈夫ことりちゃん!?」
「大丈夫大丈夫!零くんに喜んでもらえるのなら、ことり、精一杯頑張れちゃうから♪」
ことりが一途過ぎて、今にも部屋の中に飛び行って彼女を抱きしめてしまいそうだ。普段はことりのことを淫乱鳥やら脳内ラブホやら馬鹿にしているが、それも愛ゆえ。淫乱な女の子は俺の大好物です!!
「皆さんそれぞれお世話の仕方が違うんですねぇ~。勉強になりました♪」
「楓ちゃんにお礼を言われるなんて初めてかも!穂乃果ちょっと嬉しい!」
「お兄ちゃんの彼女歴では先輩方は文字通り先輩なんですから、教えを請うのは当然です」
「でも楓はいいわよねぇ~。いつでも零におしゃぶりできるんだから」
「今までグッと我慢してたんですけど、もう告白も済ませましたし、そろそろヤっていいと思うんですよねぇ。朝のお兄ちゃんを起こす時に、アソコをペろぉっと♪お兄ちゃん、そういうシチュエーション大好きですし♪」
ひ、否定できない……!!妹に限らずだよ、朝起きた時に女の子が自分の身体に跨って腰を振っていたり、おしゃぶりをしてくれているなんて夢のような光景じゃないか!!
あぁ、アイツらのおしゃぶりを見ていたら、俺も高ぶる欲求が止まらなくなってきた。しかし旧講堂とは言え、校内で猥褻事件を起こすのは流石にマズイ。ここ最近自分の性欲が抑えきれずよく暴走するから、自我を保っている今の間に退散した方がよさそうだな。
そして俺が部屋の扉から離れ、廊下を歩きだそうとしたその時だった。さっきとは明らかに違う大きな声量で、楓の声が聞こえてきた。
「じゃあそろそろ本番ヤっちゃいますかねぇ~!!さっきからずっとそこでコソコソ私たちを覗いている、変態のお兄ちゃん♪」
心臓と身体が一緒にビクンと跳ね上がる。
部屋に顔を向けてみると、既に穂乃果たちが部屋の扉を開け、獲物を見つけた獣のような目で俺を凝視していた。
「わざわざ零君から来てくれるなんて、穂乃果嬉しいなぁ~♪」
「どうせにこたちのおしゃぶりを見て興奮してるんでしょ?にこたちが鎮めてあげるわよ♪」
「もうことり、我慢できないよぉ~!だから零くん、脱がすね♪」
「ちょっと待って!!いくら恋人同士でも学院内ではマズイって!!」
「大丈夫よ、どうせこんなボロっちい講堂に誰も来ないから。だからおとなしくにこたちに性欲を発散させなさい♪」
「やっぱりあんな玩具より、本物の零君のがいいよぉ~♪」
完全にデキあがってしまった3人に身体を擦り寄せられ、抵抗するにもできない状況になってしまう。なんせ俺もそこそこデキあがっているため、俺の身体は抵抗するどころかむしろ彼女たちを受け入れる体勢になっている。
「コソコソ覗くからこんなことになるんだよ、お兄ちゃん♪」
「待て待て!!どう考えてもお前らの行動の方が怪しいだろうが!!」
「
「話をはぐらかすんじゃねぇ!!」
楓に追求してもすぐに話題を逸らされるだろうし、今は俺の身体にへばりつく穂乃果たちを何とかしないと。μ's屈指の性欲女神3人衆を相手に、俺の興奮がこれ以上爆発してしまったら……絶対に放送事故になる!!
「は~い零くん脱ぎ脱ぎしましょうねぇ~♪」
「ちょっ、ことり!!」
「もう、さっきからうるさいわね!そんなうるさい口は、にこのおクチで防いじゃうんだから♪んっ……!」
「むぐっ!んんっ!!」
「あぁ~!!にこちゃんずるぅ~い!穂乃果もやる!!」
ことりには制服を脱がされようとして、にこにはキスで口を防がれ、穂乃果には腕に絡みつかれている。
あぁ、淫乱な女の子ってやっぱりいいな。自然と性欲も煽られるし、何より向こうから求めてくるなんて最高のシチュエーションじゃないか。こんなにたくさんの女の子のカラダと香りに包まれて、もうクラクラしてきた……。
もういいや、コイツらに身を委ねよう。あとは俺のカラダを好きなように使って――――――
「あ、あなたたち……な、なにやってるのよ!?」
「えっ!?――――って、ま、真姫!?どうしてここに!?」
穂乃果たちに自分の身を捧げようと決意したその時、俺たちの目の前に真姫が現れた。
どうしてコイツがここにいる……?いくら散歩でも、こんなボロっちい講堂に足を踏み入れる訳がない。
「楓が電話で教えてくれたのよ。『お兄ちゃんたちが旧講堂でコソコソやってるみたいだから、様子を見に行ってください』ってね」
「楓!!てめぇ……って、いねぇし!?アイツ逃げやがったな!!」
「最近旧講堂で怪しいことをしている生徒がいるって噂があったけど、犯人はあなたたちだったの。まさか穂乃果たちとこんなことをしていたなんてね……」
「誤解だって!!ほら、お前らからも何とか言ってやれ!!」
このままだと誤解に誤解が積み重なり、いずれ先生たちの耳に入るのはもはや明白だ。正直穂乃果たちを頼るのは間違っているけど、俺が言っても真姫は信用しないだろうし、今はコイツらの証言に賭けるしかない。
「もう零くん動かないで!脱がせにくいよぉ~」
「零君!にこちゃんだけにキスして穂乃果にはしてくれないの!?」
「こんなのじゃまだにこは満足できないんだからね!」
「お、お前ら……」
「ほら見なさい!次の生徒会会議で審問会ね」
「いやだから誤解だってぇええええええええええええええええ!!」
淫乱組の暴走に楓の逃走、そして真姫の盛大なる誤解。神経がここまで極限に磨り減ったのは初めてかもしれない……。
ちなみに真姫に土下座して頼み込んで、生徒会の審問会は何とか回避することができた。
つうか、どうして俺が謝る立場なんだよ!!俺、今回ばかりは被害者だよね?だよ……ね?
あなたはどのおしゃぶりスタイル(穂乃果、にこ、ことり)が好きですか?
という訳で、今回はμ's屈指の変態メンバーの話でした!
とにかく思い付くままに執筆していたので、話があちらこちらに飛んで訳の分からない展開に……でもこの訳の分からなさが逆にこのメンバーならではだと思います!
Twitterでも予告したのですが、ここからしばらくの間、投稿ペースを落とします。投稿回数としては週に1、2回を目処にして頂ければと。
前回を含め、新たに高評価を入れてくださった
チェイスさん、大阪の栗さん
ありがとうございました!
Twitter始めてみた。
https://twitter.com/CamelliaDahlia