ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 今回は花陽回!
 回を増すごとに段々と変態度が増していく花陽ですが、一体今回はどこまでパワーアップするんでしょうね?


花陽、欲望の防衛戦!

 

「こんにちは~って、あれ、まだ誰もいないんだ」

 

 

 小泉花陽です。

 今日は生徒会業務もなく掃除当番でもなかったので、いつもより早く部室にやって来たのですが、やはりと言うべきか中には誰もいませんでした。一番乗りは久しぶりだけど、特に何もすることがないや。特に宿題も出てないし。

 

 

「ん……?この部室、ちょっと臭う?」

 

 

 カバンを開けて飲み物を取ろうとしたその時、少しだけど鼻につく匂いが部室内に広がっていることに気付きました。この匂いは……多分汗の匂いか何かかな?

 

 そして私は、この匂いの正体を知っている。本当なら近寄りがたく一刻も早く消臭したい匂いのはずなんだけど、この匂いだけは違います。

 

 

 誘われる。

 

 

 その匂いにする方向へ、私の身体が勝手に動き出していました。私の身体がその匂いを求めているかのような、そんな奇妙な感覚。私は無心となって、部室内を一歩、また一歩と歩いていきます。部室の窓際、カーテンのレールの淵に掛けられている一着の服へと……。

 

 

「こ、これってやっぱり……零君の、体操服……だよね?」

 

 

 私の目の前には"神崎"と名前の書かれた体操服が、汗の匂いを撒き散らしながら干されていました。

 どうして零君の体操服がこんなところに……?私は一瞬そう考えましたが、そんな()()はすぐに振りほどきます。肝心なのは私1人の状況で彼の体操服と対面したこと。周りには誰もいない、たった1人の空間であること。ただそれだけなのです。

 

 

 体操服……零君の……い、いい匂い……。

 私は思わず彼の体操服に顔を当て、服から滲み出る匂いをくんくんと嗅いでしまいました。そういえば今日零君たちのクラスは、午後に体育の授業があった気がする。だからなんだね、こんなに湯気が立つかのような温もりが残っているのは。汗の匂いはそこまで好きじゃないけど、零君の汗と言われたら話は別。この鼻につく刺激が逆に快感を覚えちゃいそう……。

 

 

 ――――って、待って待って!それじゃあ私変態さんみたいだよぉ~!!私はただ零君の匂いが好きなのであって、汗の匂いが好きな訳じゃあ……って、これも変態さんみたい!?

 

 

「そんなことより、これどうしよう……」

 

 

 どうしようもなにも、零君の体操服はもちろん零君のモノなんだから、私が手を出す権利はない。だけど、もし穂乃果ちゃんやことりちゃんが零君より先にこの部室に来ちゃったらどうなるだろう。この体操服は一生変なことに使われちゃうと思うんだよね。にこちゃんや楓ちゃんが先に来ても危ないかも。そんなことを言いだしたらμ'sで危なくない人の方が少ないと思うけど……。

 

 

 でももしそうなったら零君絶対に困っちゃうよ。だ、だったら私が、この私が零君の体操服を守らないと!!だって海未ちゃんから教えられたμ's内要注意人物の4人(穂乃果ちゃん、ことりちゃん、にこちゃん、楓ちゃん)に体操服が取られたら、確実に零君のところには返ってこなくなるだろうし。

 

 

「よし、そうと決まったら……」

 

 

 私は体操服を吊るしているハンガーに手を掛けました。彼の体操服は誰にも悪用されぬよう私が守る、そう決意して。

 

 しかし、ここで私は重要なことに気が付きます。

 この部室、体操服を隠すような場所がない!?更衣室の扉は閉まってるし、この部室自体にこちゃんの私物がほとんどなくなったせいで服を隠せそうなところが一切ないのです!このまま持っている訳にはいかないし、一旦別の場所に移す?それがいいかも!

 

 

「誰にも見つからない様にそぉっと外に出よう――――えっ?廊下を走る音が聞こえる……ま、まさか!?」

 

 

 足音はどんどん大きくなり、この部室に近付いてきているのが分かります。

 つまりμ'sの誰かがこの部室に来る!?まだ体操服を隠しきれていないこの状況で!?もう一度ハンガーに吊るしている時間はないし、一体どうしたら!?

 

 

 早速絶体絶命に陥った私はふと机の上を見ました。そこには飲み物を取るために開けっ放しにしていた私のカバンが……。

 

 

 ここだ、もうここしかない!!

 

 

 私は手に持っていた零君の体操服を、素早く自分のカバンの中に押し込んで、急いでカバンを閉めます。そして私がカバンを閉めたのと同時に、部室の扉が勢いよく開かれました。

 

 

「はぁ、はぁ……れ、零の体操服は……?」

「う、海未ちゃん!?」

「花陽!?い、いたんですか……」

「う、うん、いたよ……あはは」

 

 

 部室に入ってきたのは意外や意外、少し顔に汗が滲んでいる海未ちゃんでした。

 私はてっきり穂乃果ちゃんやことりちゃん辺りが全力で零君の体操服を狙っているものとばかり思っていたけど、どうやらそれは思い過ごしだったみたい。

 

 でも安心はできません!!さっき私ははっきりと海未ちゃんの言葉が聞こえていました。『零の体操服は……?』と。つまり、海未ちゃんも零君の体操服を狙っているということなのです!そしてこの慌てよう、本気で狙いに来ているとしか思えません!!

 

 あっ、でも海未ちゃんだったら体操服を変なことに使わないかな?だってあの誠実な海未ちゃんだし。もしよければ一緒に体操服を零君に返しに行ってくれるかも。目的が私と同じ可能性だって一応あり得る訳だし……。

 

 

「花陽!!」

「は、はい!?な、なにかな……?」

「ここにその……体操服が干してあったりしませんでした?」

「た、体操服?知らないけど……」

「そうですか。部室に干してあると思ったんですけど……」

 

 

 海未ちゃんの目が怖い……あれは獲物を狙う、獰猛な狼の目だよ!!

 そっか、じゃあ海未ちゃんにはこの体操服は渡せない。絶対に私利私欲のために使うに決まってるから!さっき咄嗟に知らないって嘘を付いちゃったけど、それは間違いじゃなかったね。

 

 

「零君の体操服がどうかしたの……?」

「午後に体育の授業がグラウンドであったのですが、今日は11月なのにやけに気温が高かったためか、零が汗だくになって帰ってきたんですよ。そして体育のあと体操服を干しに行くと言っていたので、多分ここに干してあると思って飛んできたのですが、どうやらここではなかったようですね」

「そ、そうだね、ここにはなかったよ、うん……」

「では一体どこに……他の誰かに見つかってしまう前に、早急に確保しないと……」

「海未ちゃん?さっきからなにぶつぶつ言ってるの……?」

「い、いえなんでもありません!!」

 

 

 いつもの冷静沈着な海未ちゃんとは違う、目から光が失われてる……どれだけ零君の体操服が欲しいの!?まさかあの海未ちゃんがこんな風になっちゃうなんて……穂乃果ちゃんやことりちゃんの勢いが激しいだけで、本当は海未ちゃんも意外と零君推しが強いのかな?だとしたら尚更この体操服は渡せません!!

 

 

「穂乃果、ことり……今日こそ笑うのはこの私ですよ……フフフ」

「う、海未ちゃん怖いよ……」

「何か言いましたか?」

「い、いえ何も!!」

 

 

 どうして怒られてもないのにこんなに萎縮しなくちゃいけないのぉ~誰か助けてぇ~!!

 海未ちゃんの様子もなんだかおかしいし、ここは手っ取り早く私もこの部室から出た方が良さそうだね。穂乃果ちゃんたちに迫られたら私じゃ勝目ないよ絶対に……。

 

 

「それでは私は零の体操服を探しに行ってきます。穂乃果とことりは日直仕事と掃除当番がブッキングしているので時間的に余裕はありますが、敵は2人だけじゃありませんしね」

「う、うん。頑張ってね」

「もし零の体操服を見かけたら、()()連絡してくださいね!!」

「わ、わかったわかりました!!」

「それではまた後ほど練習で」

「い、いってらっしゃい」

 

 

 海未ちゃんは"私に"の部分を強調して、部室を後にした。よほど穂乃果ちゃんとことりちゃんを出し抜きたいんだなぁ。そして私に体操服のことを話すってことは、私だったら零君の体操服を取らないと思っているからだよね?本当は私のカバンの中にあるのに……。

 

 

 そういえばさっきこの体操服は部室の中を汗の匂いで満たしていたんだよね……?と言うことは、今このカバンの中って、零君の匂いでいっぱいなんじゃあ……。

 

 

 私は、思わず息を飲みました。

 

 

「ちょっとだけ、ちょこっとだけだから……」

 

 

 私は自分のカバンに手を伸ばし、ファスナーに右手を掛けました。そして左手でカバンを掴んで自分の顔元に近付け、そのままゆっくりとファスナーを動かしてカバンを開けます。

 

 普段は穂乃果ちゃんたちに零君の私物を持って行かれるので、彼の匂いを嗅ぐ機会はそうそうない。だから今は絶好のチャンス。零君の汗付き体操服は今私の手中にある。私だけが脱ぎたてほやほやほっかほかの零君の匂いを嗅ぐことができる。いつもはみんなに譲ってるんだから、今日くらいは……いいよね?

 

 

 そしてこれがあれば夜、零君が一緒になって私を慰めてくれる。もう1人でスる必要がなくなるんだ……。

 

 

 そう思うと、なんだか興奮してきちゃ――――――

 

 

「こんにちは!あら?花陽だけ?」

「ぴゃぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

「は、花陽!?」

「ウチらが来ただけでそこまで驚くなんて……」

「絵里ちゃん、希ちゃん……」

 

 

 あともう少し、もう少しで零君の匂いが堪能できるその直前にして、部室に絵里ちゃんと希ちゃんが入ってきちゃった……。私は咄嗟にカバンのファスナーを閉めて、カバンをやや乱暴に机の上に置きます。どうやら絵里ちゃんも希ちゃんも私が驚いたことに驚いているみたいで、私がさっき何をやっていたのかは気付いていないみたい。よかったぁ~……。

 

 

「どうしたの花陽?さっきから落ち着かないわよ?」

「別になんでもないよ、あははは……」

「ん~?なぁ~んか怪しいなぁ~」

「の、希ちゃん……?」

 

 

 希ちゃんは私の顔を覗き込むように、私の周りをウロウロとします。

 希ちゃんに見つめられると、心の中を読まれているような気がして緊張するんだよね……。しかも私が挙動不審だってこともすぐにバレちゃったし、ここは素直に白状するしかないのかな……?

 

 あ、諦めちゃダメ!!なんとしても私が零君の体操服を守るって決めたんだ、そう簡単に決意を曲げちゃダメだよ!!絵里ちゃんと希ちゃんは強敵だけど、何とか隠し通さなくちゃ!!

 

 

「はっは~ん分かった!ズバリ!今さっき花陽ちゃん、零君のことを想って1人でシようとしていたんと違う?」

「へ…………えぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?」

「な、何言ってるのよ希!!あの花陽よ?そんなことする訳ないじゃない!!」

「えぇ~。表では純粋無垢な子ほど、意外と裏で何しているのか分からんもんやで?絵里ちもそうやろ?」

「ど、どうして私!?今私は関係ないでしょ!?」

 

 

 希ちゃんの的外れだけど的外れじゃない指摘に、思わずまた変な叫び声を上げちゃったよぉ……。

 そしてゴメンなさい絵里ちゃん!!私、もうそういうことを覚えてシてしまっています!!夜な夜な大好きな零君のことを想って、ベッドの上で1人で……。

 

 

「花陽ちゃんも、絵里ちはむっつりスケベさんと思うやろ?」

「わ、私は別に……」

「ほら見なさい。花陽がそんなこと思うはずないじゃない」

「多分それは花陽ちゃん自身もむっつりスケベちゃんやからや!間違いない!!」

「えぇ!?どうしてそうなるのぉおおおおおおおおおおおおおおおお!?」

「花陽さっきから叫びすぎだけど、本当に大丈夫……?」

 

 

 零君の体操服のことをずっと気に掛けていたから、まさか私自身のことで弄られるなんて思ってなかったんだよぉ~!!しかも希ちゃんは希ちゃんで的確に私の夜事情を言い当ててくるし……。もしかしてみんな、自分で自分を慰めたりしてるのかな?で、でも凛ちゃんや亜里沙ちゃんだけは違うはず!!もう欲望に塗れてしまった私とは違うんです……グスン。

 

 

「あっ、そうだ絵里ち。理事長のところに挨拶に行くんと違ったん?こんな話で油を売っている場合じゃないと思うけど」

「こんな話をし始めたのはあなたでしょ……まあいいわ、ということで花陽、私たちは一度理事長に挨拶しに行ってくるから」

「あ、うん」

「それじゃあまた後でね~」

 

 

 私の夜事情を明かされたりはしたけど、体操服のことは一切追求されなかったし、今はそれで満足しておこう。これ以上さっきの話が膨らむと、また希ちゃんから辱めを受けていただろうし……。

 

 そうやってホッとしたのも束の間、希ちゃんは私とすれ違う際に、私の耳元に顔を近付けて口を開きました。そして絵里ちゃんには聞こえない微かな声が、私の耳に聞こえてきます。

 

 

「ウチな、意外と匂いには敏感な方なんよ」

「えっ……」

「そういうことだから、じゃあね♪」

「…………」

 

 

 も、もしかして……零君の体操服を自分のカバンに隠していたことがバレてた!?そう言えばさっき希ちゃん、私の周りをウロウロしていた時に、私のカバンにも近付いていたような……あっ、あぁあああああああああああああああああああああああああ!!やっぱりバレてたんだ!?あぁ……。

 

 

「ど、どうしたの花陽、突然机に手を付いて……?」

「花陽ちゃんも多感な時期なんよ。ほら絵里ち、早く行こ」

「えぇ……花陽、具合が悪くなったらすぐに保健室へ行くのよ」

「う、うんありがとう、絵里ちゃん……」

()()()()ね、花陽ちゃん♪」

「うぅ……」

 

 

 そう言って私を気遣う絵里ちゃんと、どう考えても笑って楽しんでいる希ちゃんは部室を後にしました。

 絵里ちゃんの心配は心に染みるけど、バレちゃったという事実が精神的にきちゃうよ……。ショックという気持ちもあるし、恥ずかしいという気持ちもある。

 

 あぁああああああああああああああ!!どうしよう……もう守るのはやめて元の場所に戻しておこうかな?でもでも、穂乃果ちゃんたちは問答無用で盗んでいくよね。だったらどうすればいいんだろ……。

 

 

「え……?」

 

 

 私がまだ迷っているその時、再び部室の扉のノブが回る音がした。

 もしかしてもしかしなくても、また誰かがやって来たんだ!!海未ちゃんや希ちゃんの対応だけでも疲れたのに、ここで要注意人物の4人の誰かが来たら、もう絶対にボロが出ちゃうよぉ……。

 

 お願い!今扉を開けようとしているのがその4人以外であって!私がお願いしてもどうしようもないけど、これ以上隠し通すのは私の精神的に無理なの!!

 

 

 そして扉が開かれる。

 誰……誰が来るの!?!?

 

 

「おっす。とは言っても、花陽だけか?」

「れ、零君……」

「ん?どうした?」

「よかったぁ~!本当によかったよぉ~!」

「えっ、なに!?ていうか、何で涙目になってんのお前!?」

「それくらい零君に会えたことが嬉しいんだよ!」

「そ、そうか。そう思ってくれるなら俺も嬉しいけどさ」

 

 

 安心し過ぎちゃって、本当に涙が出てきそうなんだけど。これほどまでに零君に会えて嬉しかったことはないよ!まさか体操服1枚でここまで苦労することになるとは……やっぱり零君って人気者なんだね。

 

 

「花陽。お前物凄く汗かいてるけど大丈夫か?」

「大丈夫だよ。もう安心したから」

「安心……?よく分かんねぇけど、今日は11月なのに暑いから、水分補給はこまめに取っておいた方がいいぞ。脱水症状は夏だけじゃなく年中起きるんだから」

「そうだね、ありがとう零君!」

 

 

 零君の優しさが疲労の溜まった私の心に響きます。心がぽかぽかと暖かくなるくらいの安心感は、やっぱり零君が隣にいてくれているからなのかな?零君の姿が見えた途端、焦りや緊張も一瞬にして全部解れたんだもん、それほど私が零君のことを好きってことだよね……あわわ、そう考えるとまた別の意味で緊張するかも!!

 

 でももう焦る必要はないんだし、一旦飲み物でも飲んで落ち着こう。

 

 

 零君の登場で安心に安心を重ねていた私は、無意識の内にカバンを開け、その中に入っているペットボトルを掴んでカバンから抜き取ります。

 

 その時でした、私の手に何かが引っかかって、ペットボトルと共にカバンの中からその何かが飛び出したのは……。

 

 

「は、花陽、それって……」

「へ……あっ!!」

「それ体操服だよな……?しかも"神崎"って書かれているから俺の体操服……」

「あぁ……あぁ!!」

 

 

 そうです、私が零君の体操服を守っていたのは間違いありません。しかし何も知らない零君はこう思うでしょう。

 

 

 私が零君の体操服を盗んで、カバンの中に入れていた――――――と。

 

 

「花陽……お前……」

「ち、違うの零君!!これには深い理由が!!」

「まさか穂乃果やことりと同類だったとは。でも俺は淫乱な子は大好きだから、花陽がそっちの属性に染まりたいというのなら、俺は止めない。むしろ俺の体操服を使って自分磨きをするというのなら、俺は俺を妄想してヤっている花陽を妄想して自分磨きをするまである」

「ちょ、ちょっと待って!!どうしていきなり語りだしてるの!?私の話を聞いてくださぁああああああああああああああああああああい!!」

「いいんだいいんだ、みなまで言うな。天使が堕ちるのはもはや普通のことだから、俺は今更怒ったりすることはない」

「違うの零君!!だから話を聞いてぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」

 

 

 そして私が必死の説得を開始して数十分、一応零君に事の概要を理解してもらうことはできた。

 でも零君の言っていた欲望が全くなかった訳ではない私は、やっぱり変態さんなのかな……?

 




 天使は堕ちるのが定めみたいなところがある。つまり絢瀬の妹ちゃんも……?


 そんなわけで今回は花陽回でした!
 前書きでも言った通り、回を増すごとに変態度が増えていく花陽ちゃん。私はね、純粋な女の子が淫乱になる姿が非常に大好きなんですよ!でも花陽にはいつまで経っても奥手であって欲しいと思ってますが。そこが彼女の魅力の1つでもあるので!


 次回は以前『秋葉の初恋』の回を火種とした、楓vs秋葉を予定です。後書きを書いている時に気付いたのですが、2人共久々の登場かな?


 先日、"ご注文はうさぎですか?"の小説の第2話を投稿しました!そちらも是非ご覧下さい!


新たに高評価を下さった

KeiN0417さん、なお丸さん

ありがとうございます!


Twitter始めてみた。
 https://twitter.com/CamelliaDahlia

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