ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 一週間ぶりになります!私自身が病気で遅れました(笑)
 そして今回はその病気で寝込んでいる時に思いついたネタ。つまり病気の時でも平常運転で妄想してました(笑)


病気のあの子が寝ている隙に……

 真姫が熱で寝込んでいると知ったのは昨晩のことだ。

 その翌日、つまり本日、俺はお見舞いのために1人西木野邸へとやって来ていた。相変わらず豪勢な外観のお家で、一般庶民の俺からしてみればチャイムを押すことすら躊躇われる。しかしこんなところで立ち往生していては、周りから逆に不審者として間違えられるかもしれない別の怖さもある。12月の極寒にいつまでも耐えうる強靭な精神を持っている訳でもないので、俺は妙な覚悟を決め西木野邸のチャイムを押す。

 

 

 数秒後、インターホンからどこか聴き慣れた綺麗な声が発せられた。

 

 

『あら零君。真姫のお見舞いに来てくれたの?』

「はい。昨晩から熱で寝込んでいると真姫から連絡を貰ったので」

『あの子から直接……?ウフフ、全くあの子ったら!』

「…………??」

 

 

 俺の応対をしてくれているのは真姫の母さんなのだが、何笑ってんだこの人?しかも嬉しそうに……。

 インターホンで向こうからこちらの顔は見えているのだろうが、逆にこっちから真姫の母さんの顔を見ることはできない。だが声からして彼女が喜んでいるのは分かる。なんだなんだ?こっちはただでさえ豪邸に踏み入ることですら緊張するんだから、変に不安を煽るのはやめてくれ。

 

 

『ここで立ち話もアレだし、早く入って真姫のお見舞いしてあげて!多分あの子すっごく喜ぶと思うから!』

「そもそも真姫が大喜びするところなんて、普段でも滅多に見たことないんですがそれは……」

『あなたと一緒にいる時は内心いつもドキドキしてるはずよ!さあ入って入って!』

 

 

 真姫の母さんの号令の元、豪邸の門がゆっくりと左右に開く。こうして見るとさながらRPGの魔王城を彷彿とさせるので、RPG好きの俺としては若干心が熱くなってしまう。まあ今回は何を対決する訳でもなく、むしろお嬢様のお見舞いなのだが。

 

 

 そして俺が西木野邸へ一歩踏み出そうとした時、突然インターホンから真姫の母さんの声が発せられ俺は足を止めた。

 

 

『あっ、零君。一応言っておくけど……』

「なんですか?」

『いくら目の前に病気で弱っている女の子がいるからって、安易に手を出しちゃダメよ?女の子はその辺りデリケートなんだから、初めてはお互い元気で万全な状態でね!』

「…………俺がそんなことをするとお思いで?」

『思わなかったらこんな忠告しないわよ』

 

 

 よく分かってるじゃねぇか真姫ママよぉ……。それにしてもこの人もあの親鳥みたいに、自分の娘と俺を身体で交わらせてもいいと思ってんだな。そういや風の噂でことりの母さんと真姫の母さんは学生時代親友だったとかどうとか聞いたことがある。そりゃあ同じノリになる訳だ。

 

 

 だが1つだけ言えることは、手を出さない保証はないということだ。病弱で満足に動けない女の子を無理矢理ってシチュエーションは俺のストライクゾーンの範囲内だし、今回それがあのお堅い真姫なんだ。もしかしたらもしかするかもしれんぞ……。まあ彼女に手を出す出さないも、全てその時の俺の欲求次第だがな。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「入るぞ~」

「もう入ってるじゃない……」

 

 

 俺はノックと同時に真姫の部屋へ侵入する。思春期男子がお母さんに最もされたくないランキング上位の行動だな。世の中の男子諸君、自慰行為をする時は部屋の外にいる人の気配に常に気を配っておけよ。突然お母さんにドアを開けられて、その粗末なモノを見られたくなかったらな……。

 

 

 そんな訳でどんな訳で、俺は礼儀もへったくれもなく真姫の部屋へとやって来た。

 もっと高熱でうなされているものとばかり思っていたのだが、ちゃんとツッコミができる辺りそこまで重症ではないのだろう。とりあえず一安心だ。

 

 

「熱の具合はどうだ?」

「昨晩に比べればかなり引いたわ。今もまだ多少あるけど……」

「そっか。ならおとなしく寝ておけ。穂乃果たちが来ると騒がしくなるしな」

 

 

 俺は真姫の部屋の椅子を1つ拝借すると、彼女のベッドの傍に置いて腰を掛ける。

 こうしてみると彼女の顔は熱のせいか少し赤みがかっており、病気で寝ている彼女に向かってこんなことを言っていいのかは分からないが、どこかエロスを感じる。鼻で息をしづらいのか若干口呼吸となり『はぁはぁ』と吐息が漏れ出しているのも相まって、妙に彼女が艶っぽい。病気なのにも関わらず俺の興奮を沸き立てようとするとは流石俺の選んだ恋人、俺へのサービス精神は旺盛だな。

 

 

 ――――とまあそんな冗談は置きつつ、真姫の母さんの言動から察するにお見舞いに来たのは俺1人だけらしい。お人好し集団のμ'sならこぞって真姫宅に突撃して部屋を荒らしていきそうな気もするのだが……。

 

 

「なあ、アイツらはまだ来てないのか。来てるにしちゃあ部屋が綺麗すぎるけど」

「どんな判断基準なのよ……結論から言えば来てないわ。そもそも熱で倒れたってことすらも言ってないし」

「えっ、誰にも?」

「えぇ。薬を飲んで安静にしていればこの休日で治る算段だし、みんなに心配をかけたくなかったから」

「治る算段って……流石名医の娘なだけのことはあるな。でもみんなには言ってないのにどうして俺には言ってきたんだ?」

「…………」

「ま、真姫……?」

 

 

 あれ?俺さっき変なこと言った!?また思いもよらず妙なことを口走って呆れられているのかと思ったが、彼女の様子を見る限りそうではないようだ。むしろ呆れるというよりも紅潮していた頬が更に赤くなり、両手で布団を持ち上げて顔を半分隠してしまった。なに……もしかして、恥ずかしがってる??

 

 

「どうした?」

「…………よ」

「へ?」

「ずっと寝てるだけってのもつまらないから、喋り相手になって欲しかっただけよ!文句ある!?」

「そ、それだけのために俺を呼び寄せたのか……可愛い奴だなお前」

「うぅ……」

 

 

 顔の半分を覆っていた布団が更に目の下を隠すまで覆われた。真姫は両手で布団を掴んだまま、目をウルウルさせてこちらを睨んでくる。目元しか見えないが彼女の顔が熱と羞恥で真っ赤になっていることは分かる。そんな仕草や表情の1つ1つが可愛くて堪らないんだけども!

 

 

「いやぁまさか真姫の方から俺を誘ってくれるなんて!」

「か、勘違いしないで!あなたはただの喋り相手!それ以上でもそれ以下でもないわ!そう、μ'sのみんなだと熱が移っちゃうかもしれないから心配でしょ!!だからあなたなのよ!!」

「風邪じゃねぇんだし熱は移らねぇだろうが。素直に寂しいから俺と話したかったって言えばいいのに」

「言ったらすぐ調子に乗るじゃない……」

「バレた?」

「はぁ、結局病人に対しても全く対応が変わらないのねあなたって」

 

 

 それは俺のセリフでもあるんだけど……。俺はもっと病気に屈服した弱々しい真姫を見られるかと思って期待していたのに、いざ話してみればいつものやり取りとなんら変わらない。もっとこうあるじゃん!いつもはツンツンしていた女の子が、病気の時だけは優しく抱きしめてあげたくなるような華奢な女の子になる時が!俺はそういうのを期待していたんだけど真姫の奴、いつもと一緒でやけにストロングだ。

 

 

「あなたのせいで熱上がってきたかも……あまり叫ばさないでよね」

「俺を呼び寄せたのはお前だろ……ま、病人は静かに寝てろ。寝付くまで俺が傍にいてやるから」

「な、なによ急に優しくなって!まさかまた変なこと企んでるんじゃあ……」

「何も企んでねぇって!どうしてお前はすぐ俺を犯罪者の方向へ持って行きたがるんだ!?」

「今までの自分の素行を思い返して見なさいよ……」

 

 

 いやでも12月に入ってからは割りとまともな生活を送ってないか?シスターズの良きお兄ちゃんになったり、猫になった凛を元に戻してあげたり、闇鍋でみんなの欲情を抑えたり、亜里沙の自慰行為の謎を解き明かしたり――――ほら!やっぱ俺っていい奴じゃん!!

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 真姫が寝付いてから数十分が経過した。無音の静寂の中に聞こえるのは眠れる姫の整った寝息のみ。熱を出していても変わらず俺に反抗し続けた彼女も、眠ってしまえばただの幼気な少女と変わらない。さぁて完全無防備となったこの少女を一体どうしてくれようか……。

 

 

「すぅ、すぅ……」

「なぁ~んて。こんなぐっすりと眠っている女の子を襲うなんてできねぇよなぁ~。だから俺はいざという時に意気地なしと言われるのか」

 

 

 だがただ女の子を襲うだけではそこら辺の強姦魔とやっていることは変わらない。女の子に抵抗されながらの行為も楽しそうではあるのだが、恋人同士なんだし素直にやらせてと言ってやらせてはもらえないだろうか?真姫相手には無理だろうなぁ……。

 

 

「全くさっきまであんなに騒いでいたのに、今となっちゃ規則正しい寝息を立てて寝てやがんの。まあ病気だしそこはいいんだけどさ、俺はどうすりゃいいんだ?」

 

 

 誰かと話そうにも話し相手は夢の中、かと言って真姫に何も言わずに帰るのも締まりが悪いし、やっぱ傍にいてやるのが一番いいのかな?もしかしたら俺が傍にいるおかげで安心して眠っているのかもしれないから。そう考えると彼女が余計に幼く見えてきて愛おしくなる。やっぱり俺を呼んだのは心を落ち着けるためだったのだろうか?さっきも何だかんだ楽しそうだったし。

 

 

 すると俺は自然と手が彼女の頬へと伸びる。そして気付いた時には、指が彼女の頬を優しく突っついていた。

 

 

「ん……んんっ」

 

 

 いい反応をするじゃん!いくら恋人同士だからと言っても別居しているため、こうして彼女たちの寝顔を見られること事態が珍しい。同じクラスで居眠り常習犯の穂乃果だけは例外だが……。

 

 

 すると俺はそこで真姫の頬っぺを触った指が湿っていることに気が付いた。まさかと思ってもう一度彼女の顔を見てみると、想像以上に汗をかいている。さっき暴れすぎた影響で身体が熱くなっていたのだろうか?それとも熱のせいか?どちらにせよさっきまで気持ちよさそうに眠っていたのに、熱さで呼吸も乱れてきている。

 

 

 俺は近くに置いてあったハンドタオルで真姫の髪を上げ額を拭ってやる。女の子はあまり自分の額を見られたくないらしいのだが、今のこの状況でそんなプライドを発揮されても困るだけだ。恋人同士なんだし我慢してもらいたい。

 

 しかし身体の熱さは止まらないようで、汗を拭っても拭っても一定量は分泌され続ける。触ってみれば服もかなり湿ってきてるし、このままでは風邪を引いちまうぞ……。

 

 

 こうなったら、取るべき手段はただ1つ――――

 

 

「着替えさせるしか、ねぇよな?」

 

 

 そう決心してからの俺の行動は早かった。

 まず真姫を覆っている布団を全て取り去りベッドの端へ寄せる。そしてこの時のために用意してあったのだろう近くにまとめてあった着替えを手繰り寄せベッドの脇に置いた。これで準備は万端、あとは――――――彼女を脱がすだけだ。

 

 女の子の服なら今まで幾度となく脱がしてきたことがあるのに、今回ばかりは何故か緊張する。眠っていて無防備な女の子の服を脱がす経験は初めてだからな。別に起こして着替えさせてもいいのだが、どこまでバレずに脱がすことができるのか、一種のチキンレース的なドキドキ要素が俺の興奮を高める。

 

 それにもしバレずに脱がすことに成功した場合、罵声も制裁もなしにタダで真姫の裸体を拝むことができるんだぞ!最悪バレても汗をかいていたから着替えさせようとしたと言えば多少なりとも弁解できるので、こちらに分のある戦いであることに間違いはない。

 

 

「よし……いくか」

 

 

 俺は真姫の服のボタンに手をかけ、上から順番に外していく。ゆっくりと起こさないように。途中で興奮が漲って手に力が入ったら負けフラグだ。完全にボタンを外し終え、彼女の生胸をこの目で拝むまでは油断してはならない。

 

 

 1つ、2つ、3つ、4つ……上から順番に外していくと、段々服がはだけてきて真姫の下着がチラチラと目に映りこんでくる。その色は単純に白。家から出ないのであれば妥当なところだろう。もしかしたら下着を着けてない可能性も考慮していたのだが、それは俺の妄想が行き過ぎていたか。逆に俺が来ることを見越して勝負下着っていう可能性もあったが、それもなかったみたいだ。

 

 だが正直下着の色なんてものはどうでもいい。真姫の下着を見られるこの事実こそが俺を興奮へと誘うんだ。色や柄なんてものは全て二の次、恋人の下着姿を拝むことさえできれば上々だ。

 

 

 しかし横からだとどうも脱がしにくいので、ここで俺は真姫のベッドに乗り込み、彼女を脚で挟むような体勢でベッドの上に跪いた。もう傍から見たら病弱な女の子を襲うただの畜生なのだが、恋人同士という超絶無二の特権がある以上誰にも文句は言わせない。あくまでこれは汗をかいた真姫を着替えさせるため。そう言わば風邪を引かないための立派な予防なのだ。

 

 

「もうちょっとだ……頼むから起きるなよ」

 

 

 俺は真姫の服の表前立を両手で掴み、服と肌が擦れる音すらしないようゆっくりと左右に開かせる。そして俺の目の前の真姫は上半身下着姿で眠っている、だらしなくも大人の色気が感じられる格好になってしまった。普段はこんな格好を真姫が見せる訳がないので余計に唆られるものがある。もう来るところまで来てしまったな……。

 

 

 もはや女の子の下着姿だけでは動揺すらしない。俺が目指すのは更にその先、その身に纏っている衣を全て剥ぎ取り裸体の神秘をこの目で拝む。決して見せることのない彼女の裸を、今ここに顕現させてやる!

 

 

 幸いなのは下着がフロントホックだったことだ。これが普通に後ろに付いていた場合、真姫の背中を少し浮かせなければならなかったからな。そんな心配は解消され、俺はもう何の躊躇いもなく彼女の下着に手を掛けた。ここで起きられたらもはや弁解の余地はない。だったら多少強引でも勢いに任せて下着を取り去った方がいい。俺としては真姫の裸体さえ見られればそれで勝ちなのだから。

 

 

 俺は汗で湿った下着のホックを外すと、もう我慢できないと言わんばかりの勢いで下着を剥がし床に放り捨てた。その下着がどこへ行ったのかは分からない。俺の目に映っているのは――――

 

 

「おぉ……!」

 

 

 思わず声が漏れてしまった。いくら上半身だけとは言え、真姫の裸体をこうしてまじまじと舐め回すように見るのはこれが初めてだからだ。

 

 真姫の胸はほっそりとした身体に比べるとどきっとするくらい大きくしっかりとしていた。まるで双生児のような白いつやつやした隆起が、胸いっぱいに行儀よく並んでいる。ここまで見て気付いたのだが、彼女の胸は以前よりも明らかに大きくなっている。今まで俺の手にジャストフィットするサイズだったのにも関わらず、今軽く彼女の胸に手のひらを当ててみると俺の手に余る大きさになっていることがよく分かった。

 

 俺のために大きくしてくれたのだろうか?表では性に関して反抗的な彼女が、実は裏では俺のためにせっせと頑張って胸を大きくする努力をしていたと思うと嬉しさが込み上げてくる。やっぱり可愛いわ、コイツ。

 

 

「さて、ここからどうするか……」

 

 

 睡眠プレイは相手が起きたら終わりだ。つまり強く刺激を与える行動は1度だけに制限される。彼女の胸を揉むのかそれとも吸うのか、それとも挟んでもらうのかetc……中々経験できない睡眠プレイなのでやりたいことはたくさんあるが、ここでやるべきなのは――――!!

 

 

 

 

 

 

「あらあら、最近の若い子は大胆なのね!」

 

 

 

 

「な゛っ……!?」

 

 

 

 いつの間にそこにいたのか、部屋の入口には真姫の母さんがジュースと洋菓子を持って立ち往生していた。それも微笑ましそうな笑顔で……どうしてそんなに嬉しそうなんだコイツ。

 

 でも今はそんなことよりこの状況!!病人の女の子をベッドに仰向けで寝かせ、その上を跨るように男が彼女の服を脱がしている。しかも彼女の胸を見て興奮している男がいたもんだ。そんな現場を見てしまったら例え真姫の母さんでなくともこう思うだろう――――寝ている無防備な女の子を襲っている畜生だと。ただの()()()だと。うん、まさにその通りだ。

 

 

「別に私はあなたたちの関係を認めているから……でも寝ている子に乱暴をするのは男の子としてどうかなぁって」

「確かに真姫の寝込みを襲ったが乱暴はしてねぇよ!!今からだよ!!」

 

 

 

 

「えっ、今……から?」

 

 

 

 

「ちょっ、えっ、ま、真姫!?起きたのか……」

 

 

 あ゛ぁあああああああああああああもう次から次へと!!真姫の母さんに大声でツッコんでしまったせいか、真姫すらも起こしてしまうという失態を犯してしまった。真姫は不思議そうな顔で()()()ベッドに乗って自分に跨っている俺の顔を凝視している。

 

 そして自分の身体がやけに寒いことに気付いたのだろう、俺を見つめていた目線を下げ、遂にはだけられた上半身へと――――

 

 

「ちょっと……これどういうことよ!!どうして脱がされてるの!?」

「それはお前が汗をダラダラかいてたから着替えさせようと思っただけだ。他意はない」

「本音は?」

「お前の綺麗な身体が見たかった――――あっ……」

 

 

 真姫の怒りが沸点を通り越したような気がした。同時に彼女の顔が熱を帯びたトマトのように真っ赤になる。

 

 素早く布団を俺の顔にぶつけると腕で胸を隠し、そのままベッドの端っこに移動し俺を睨みつける。このままじわりじわりと顔を真っ赤にした彼女を部屋の隅に追い詰めるのも一興だが、真姫の母さんもいるこの状況に免じて許してやろう。

 

 

「いくら私が病気でもあなたはいつも通りなのね。逆に安心したわ……」

「俺が女の子の身体を求めなくなったら、それは俺ではないからな」

「最もらしいこと言ってるけど、ただのクズね」

「あまり熱くなるなよまた熱上がるぞ。ほら早く寝ろって」

「熱くさせてるのはあなたでしょ!それに寝たらどうせまた脱がすんでしょ!?」

「それは今後俺の欲求がどれだけ高まるかにもよるな。収まったら脱がさない、収まらなかったら脱がす」

「あなたの欲求なんて今まで収まったことないでしょ……」

「よくわかってるじゃん!流石俺の彼女」

「本当に何でこんな人好きになったんだろう……」

 

 

 それは俺が素晴らしい人間だからだ。正直俺って魅力の塊だから、女の子が惚れてしまうのも無理はない。現に音ノ木坂学院でも俺に惚れている女子生徒はたくさんいるし。

 

 

 まあそれはさて置き、この調子なら真姫の回復はもうすぐだろう。俺といつも通りのやり取りいつも通りのツッコミを入れてくれてるし。1つ残念なのは、折角初めて睡眠プレイが出来るかと思ったのにできなかったことかな。だが今回でその興奮だけは分かったから、次やる時が楽しみだ!

 

 

 

 

 そしてもう1つ分かったことが――――――

 

 

 

 

「零君、やる時はあまり大きな音を立てないようにね!」

 

 

 

 

 この人もどこぞの親鳥と同じ思考を持っているらしい。どうなってんだμ'sの親たちは……。

 




 病気のμ'sを看病するか、もしくはμ'sに看病されるか皆さんどっちが好きですか?


 今回は零君が真姫を看病する側でした!
 本当は立場を逆にするつもりだったのですが、そうなるとエロいことができない事態に陥ってしまったので敢え無くポジション変更。それに零君の看病ならμ'sを押しのけてまで楓ちゃんが率先して全部やってくれそうですから(笑)

 私は看病される側が好きですねぇ~。原作キャラに限定すればことりか海未に優しく看病されてみたいものです。原作キャラを度外視すればやっぱり楓ちゃんに妹キャラ全開で看病して欲しいなぁ~!!


 次回はにこ回になります。かなり久々な気もするので今から気合が高まってます!



 そしてここからはいつもの宣伝+αを。

 以前から告知していたラブライブ!サンシャイン!!の企画小説"ラブライブ!サンシャイン!!アンソロジー『夏――待ちわびて』"が、5月1日より始動しています。毎日21時に投稿される予定なので、気になるサブタイがありましたら是非覗いてみてください!
ちなみに私は5月22日の企画小説最終日に投稿される予定です。その際は是非ご感想を頂けると嬉しいです!

 私が投稿する小説の内容は、『薮椿さんだったらコレ!』と言っちゃうような内容に仕上がってます!



新たに高評価をくださった

断魂さん、リョーマさん

ありがとうございました!
そして最近以前評価を付けてくださった方が再度付けてくれることが頻発しています。同じ数字で評価を入れてもらっても名前は掲載されないので、評価する際には以前この小説に評価したことがあるかご確認のほどよろしくお願いします。


Twitter始めてみた。
 https://twitter.com/CamelliaDahlia

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