ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常2~   作:薮椿

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 今回はことり回!!ほとんどがことり視点でお送りします!!

 『新日常』になって零君にデレッデレなことりですが、それゆえ今回の話は中々に狂気です。意味が分からない?読めば分かると思いますよ……

 ちなみに今回の話よりも以前の話についても触れているので、『この話だけを見るぜ!』という方はご注意を。


ことりの"愛"の日記

 

 

4月6日(月)

 

 

 やったぁ♪また零くんと同じクラスになれたぁ!!穂乃果ちゃんと海未ちゃんも同じクラスで、またみんな一緒にいられるよ!

 事前にお母さんに相談して、裏で手を回してもらったから当然の結果といえば当然の結果なんだけどね♪

 

 そうそう、今日零くんとこんなことがありました。

 

 

 

 

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「ことり、シャンプー変えた?すごくいい匂いがするんだけど」

「えへへ~~そうだよ♪こっちの香りの方が、零くん好きそうだったから」

 

 

 流石ことりの零くん!!ことりの変化にすぐ気づくなんて!!これは衣装代を少し削って、高級シャンプーを買ったおかげだね♪それは部費じゃないのかって?零くんに喜んでもらえるなら何でもいいんだよ!!

 

 

「確かに甘い香りは俺好みだよ。ナイスことり!!」

「ありがとう!!じゃあもっとことりの匂いを堪能して?」

「お、おい!!流石に引っ付き過ぎだろ!!また海未に怒られるぞ!?」

 

 

 普段のカッコいい零くんもいいけど、こうやって顔を赤くして照れている零くんも可愛いなぁ♪いつもは零くんから攻めてきてくれるから、こういう時だけはちょっと優越感。それにしても、零くんもいいにお~い!!

 

 

「大丈夫大丈夫!見つかったらその時だよ」

「海未を恐れないとは……お前も神経図太くなったよな」

「零くんが言ったんだよ、『海未を恐れてては、愛は深められない!!』って」

「それはそうだが……そこまで忠実にならなくても」

「ことりは零くんの言うことならなんでも聞くよ?」

「な、に!?!?」

 

 

 ことりは去年零くんにお世話になってたくさんのものをもらったから、今年は零くんにいーーーーーーーっぱい恩返ししてあげるんだ!だからどんどんことりを零くん色に染めちゃってもいいんだよ?

 

 

「いいのか……?どんなことでも……?」

「いいよ♪ことりに命令して?ご主人様♪」

 

「がはあっ!!!!!!」

 

「れ、零くんすごい鼻血!!輸血輸血!!」

 

 

 

 

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 なぁ~んてことがありました。もう全く……困った零くん♪これはことりがずぅ~っと隣で見守ってないとダメだね♪そう、隣でずぅ~~~~っとね……

 

 そうだそうだ、今日は新しい新入部員として雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんも入ってくれました!!また賑やかになりそうで楽しみ~!!そういえば零くんの妹の楓ちゃんも同じ学校なんだよね。もしかしたら楓ちゃんも入ってくれるかも!?ちょっと期待しすぎかな?

 

 

 

 よ~し!!今日は自分磨きをして寝ようっと!!妄想はもちろん零くん♪

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

4月7日(火)

 

 

 今日、なんと新生μ'sが結成されました!!パチパチパチぃ~~☆

 いつもとは違った雰囲気を見せた楓ちゃんにも驚いたけど、今日の一番の収穫はあの零くんのカッコいい表情!!あそこまでことりたちのことを想ってくれているなんて、また零くんに惚れちゃった♡もうことりの中の零くん好感度メーターが満タンになりすぎて壊れちゃいそうだよ。

 

 嬉しかったけどそれは一旦置いておいて、今日のことりが選ぶ、零くんとのイチャイチャMVPはこちらです!!

 

 

 

 

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「あぁ~……久々にマジメモードになったら喉渇いてきた。ことり、お茶入れてくれ」

「はぁ~い♪」

 

 

 もうメイド喫茶のアルバイトを始めてから何ヶ月も経ってるけど、やっぱり零くんに命令されるのが一番いいよぉ~~♪

 ゾクゾクするっていうのかな?零くんはバイト先に来るお客とは違って、ことりの心に突き刺すような命令をしてくるんだよね。そこに痺れるのかな?うぅ~ん、上手く表現できないぐらい零くんが好きってことなんだよきっと!!

 

 

「冷たいお茶でいい?」

「そうだな、喉渇いてるから冷たい方がいいかも」

 

 

 このままお茶を持って行ってもいいけど、ここはことりも同じコップで飲んじゃおう!!もう零くんとことりは恋人同士なんだから、いちいち間接キスをする必要はないんだけど、間接キスだからこそ味わえる興奮ってあるよね?

 

 

「はい、お茶入ったよ」

「ありがとな。それじゃあ頂きますか」

 

 

 あっ、ああ!!飲んでる!!零くんがことりの分泌液、もとい唾液が入ったお茶をグビグビ一気飲みしてる!!今まさに零くんの身体の中にことりの液が入っていっていると思うと……きゃあ~~♪これは夜の妄想も捗るね!!

 

 

「こ、ことり?俺の顔に何か付いてるのか?そんなに凝視して……」

「う、うぅん!!何もないよ!!ただお茶を飲んでる零くんがカッコイイなぁ~って思って」

「俺がカッコイイとか今更だろ、世界の定義だ」

 

 

 そうやって自信満々で自信家な零くんも大好きだよ♪そんな零くんがことりやμ'sのみんなを引っ張ってくれたんだから、今のμ'sがあるんだもんね。零くんがいなかったら、ことりたちってどうなってたんだろう……?

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

 ダメェえええええええええええええええええええ!!

 

 

 あっゴメンなさい!!この日記を書いている途中に、零くんと交わる妄想をして手が止まっていました……今日はもうこのまま寝ちゃおう!!じゃあ今日の分はここまで。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

4月13日(月)

 

 

 今日はですね……今まで暖めておいた、『いつか零くんの涎を拭く』用のハンカチが遂に猛威を振るいました!!頬っぺに涎を垂らしてウトウトしていた零くんに、ことりがハンカチを使ってサッと拭ってあげたんです。

 海未ちゃんにことりのハンカチがいつもと違うと指摘され、『バレちゃった?』と思ったけど、最悪海未ちゃんにこのハンカチを渡して口止め料を払えば大丈夫だから問題なし!海未ちゃんは素直になれないだけで、零くんのエキスが詰まったハンカチなら食いつくと思うんです。

 

 さて、今日の零くんとことりのイチャイチャMVPの発表の時間となりました☆

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

「うぅ……今日はいつもより寒いね。穂乃果、もう凍え死にそうだよ。零君暖めて!!」

「いや、俺そこまで寒くないし。むしろ眠いからほっといてくれ……」

「じゃあこっちから抱きつくもん!!」

「うおっ!!コアラかお前は!!」

 

 

 穂乃果ちゃんは零くんの背中にベッタリ抱きつきました。あれ絶対に穂乃果ちゃんの胸が零くんに当たってるよね?それにしても穂乃果ちゃんの気持ちよさそうな顔、可愛いなぁ♪

 よ~し!!ことりも2人に抱きついちゃお~~!!零くんも穂乃果ちゃんも湯たんぽみたいに暖かいから、最高に気持ちいいよね♪

 

 

「ことりも混ぜてもらっていい?」

「じゃあことりちゃんは零君の前からね。穂乃果とことりちゃんのサンドイッチ攻撃だぁ!!」

「覚悟はいい零くん?」

「いいだろう!!俺も男だ、彼女の欲望をどんとこの身で受け止めてやる!!さぁ来い!!」

 

 

 その言葉を聞いて、ことりはピョーンと零くんに向かって抱きつきました。それからしばらく零くんと穂乃果ちゃん、ことりの3人で愛を深め合っていたのですが……

 

 

「あなたたち……今すぐ離れなさい破廉恥ですよ!!しかも穂乃果とことりは生徒会、零もこの学院ではそこそこ有名なのですから秩序を守って行動してください!!」

 

 

 海未ちゃんによってことりたちはバラバラに引き離されてしまいました。相変わらずお堅いなぁ海未ちゃんは。でもことりは分かっているんです。こうして『学校の秩序』だとか『健全な学院生活』とか銘を打っているだけで、本当は海未ちゃんも零くんとイチャイチャしたいと思っていることを。乙女チックな海未ちゃんは、女の自分から見てもすごく可愛いです!

 

 

「またまたぁ~、そんなこと言って海未ちゃんも混ざりたいんでしょ?」

「な、なにを言い出すのですか穂乃果!!」

「お前も真姫並みに素直じゃねぇ奴だな……」

「また制裁をもらいたいですか?」

「なんで俺だけ!?」

 

 

 穂乃果ちゃんも海未ちゃんの心を読んでいたみたいですね。アタフタしている海未ちゃんの表情もGOOD!!これは零くんが海未ちゃんをからかって楽しむ理由が分かったよ。だって海未ちゃんの表情七変化が面白いんだもん♪

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

 μ'sのみんなと一緒にお喋りするのはもちろん楽しいけど、こうして零くんに穂乃果ちゃん、海未ちゃんと4人で一緒にいると、すごく特別な感じがするんだよね。心の距離が近いっていうのかな?もうどんなことでも自分を包み隠さずにすべてをさらけ出せるよ!

 あっ、でもでも零くんには心だけじゃなくてことりの身体もさらけ出せるよ♪きゃぁ~~ことりってば何を言ってるのぉ~~♪ことりがこうなっちゃったのも、ぜ~~んぶ零くんのせいなんだよ?責任、とってくれるよね?

 

 

 今日は零くんの分泌液が付いたハンカチを使わせてもらおうかな?何に使うって?それは女の子のお・た・の・し・み♪

 

 

 

~※~

 

 

 

 

4月15日(水)

 

 今日は寛容な心を持つことりでも、流石に怒ってしまう事態がありました。なんと……なんと零くんが浮気をしていたんです!!μ's以外の女の子とイチャイチャしようとしていました!!これは零くんの彼女の1人として見逃せません!!これは流石のことりもプンプンです!!

 

 零くんはカッコいいし優しいし、カリスマ性もあるし何人もの女の子を弄ぶプレイボーイだけど、ところ構わず女の子に好かれるのがたまに傷なんだよねぇ~……

 これは彼女として零くんをしっかり更生させてあげなきゃね♪

 

 今日はイチャイチャMVPはお休みとして、浮気現場の一部始終をお送りします。本当はこんなことを書きたくはないのですが、今後の戒めとして日記に残しておこうと思います。

 

 

 

 

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「はい先輩あ~ん♪」

「お、おい流石に廊下でこんなことは……」

「えぇ~~!!いつもμ'sの人たちとヤってるんじゃないですか!?」

「おい!!今のイントネーションおかしくなかったか!?あくまで『あ~ん』のことだからな!?」

 

 

 あっ、零くんだ!!でもあの子は誰だろう?リボンの色を見る限りでは2年生かな?

 でもあの子が誰だとかは関係ない。重要なのは、零くんにくっつき過ぎていることだよ!!零くんも零くんで満更でもない顔してるし!!

 

 

「折角先輩のためにクッキー作ってきたのに……」

「分かった分かった!!食べるからそんな顔すんなって!!」

「ホントですか!!ありがとうございます!!」

 

 

 あのメス……じゃなかった女の子、零くんに頭撫でられてる!!それはことりたちμ'sメンバーだけの特権じゃなかったの!?これは誰がどう見ても浮気現場だよ!!この映像を撮って、みんなで零くん尋問会だね♪

 

 零くんはことりたちのもの、ことりたちは零くんのモノ。『モノ』って言葉の響き、結構興奮するよね?ことりが零くんのモノになって、零くんに色々なことをされるのを想像すると……ダメダメ!!鼻血が出ちゃう!!

 

 

 だ、脱線しちゃいました……でもそれぐらい零くんは魅力的ってことです!!あれ?話が変わってる?

 

 あっ、零くんと女の子が別れた。今がチャンス!!

 

 

「零く~ん♪」

「ことりか、どうした?」

「零くんのた・め・にチーズケーキを作ってきたんだ!!はいあ~ん♪」

「なんで『ために』だけ強調したんだよ……まぁいいか、あ~ん」

 

 

 やっぱり零くんに『あ~ん』するのはことりの特権だよ☆ことりのチーズケーキで、あの女の子に食べさせられたクッキーを全部上書きしてあげるね♪

 

 

 

 

~~~~~

 

 

 

 

 浮気、よくない、ゼッタイ!!あの後、零くんのお腹はことりのチーズケーキでいっぱいになりました。零くんの身体がことり色に染まったみたいでさらに興奮しちゃった♪

 はぁ~♡早く明日にならないかなぁ~?零くんと早く会いたいよぉーー!!

 

 

 そういうことで、今日はここまで。夜は今日学院でこっそり撮った、零くんのカッコいい横顔写真を眺めながら寝たいと思います。好きだよ♪零くん♪

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「きょ、狂気だ……」

 

 

 慌てて日記帳を閉じた。

 

 俺は今ことりに誘われて彼女の家にいる。ことりは飲み物を取ってくると言って俺は彼女の部屋で待機しているわけだが、なんとなしに開いた日記帳をみて絶句してしまった。

 

 ま、まさかことりがここまでとは……俺のことを好きでいてくれるのは彼氏としても嬉しいが、これは明らかにベクトルが別の次元に捻じ曲がっている。今までの人生の中で一番、『見なければよかった』と思った瞬間だ。

 

 

「ことりは天使だと思ってたけど、これはもう……」

 

 

 

 

 

 

 

 

「これはもう……なに?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「こ、ことり!?」

 

 

 いつの間に俺の後ろに!?全然気がつかなかった!!

 ことりはニコニコと俺に天使のような笑顔を向けているが、その裏の意図を読み取れば堕天使の笑顔に見えなくもない。でもこれは確実に後者だ!!マズイマズイ……一瞬の気の迷いで読んだ日記帳が、ここまで俺を苦しめるとは。

 

 

「見ちゃったんだね零くん♪」

「わ、悪い……初めはどんなメルヘンチックなことが書いてあるのかと思ったんだ。ことりの日記帳だからそんなもんかなぁって……」

「言い訳は見苦しいよ?」

「はい……」

 

 

 どうすんだこの状況……逃げ道はなく、ことりがジリジリと俺との距離を詰めてくる。

 

 

「今日はたっぷりと搾り取ってあげるからね、零くん♪」

「なにを!?!?」

 

 

 このあとメチャクチャな展開…………になると思われたが、理事長もといことりのお母さんが帰ってきてくれたお陰で事なきを得た。ちなみに黒ことりを一晩かけてなだめたのは別の話……

 

 




 まさか『新日常』一発目の個人回がこんな形になるなんて……ことり推しの方はこれで満足できるのだろうか……

 ちなみに今回の話でことりが『零くん』と言った回数は、実に74回でした(笑)
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