ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

166 / 584
 今回から新章に突入します!
 そうは言うものの、いきなりμ's以外のメイン回となってしまいましたが(笑)


矢澤のロリ姉妹に子供の作り方をお勉強させる話

 

 新年明けましておめでとう――――ということで、遂に高校生活最後の年明けを迎えた。この前のクリスマスにシスターズへの告白も無事成功したし、俺たちはここから心機一転新たなスタートを切る訳だ。

 

 だがそのスタート直後なのも束の間、俺や穂乃果たち3年生組には受験本番という高校最後の試練がある。もう2週間後に迎えたセンター試験当日に向けて、俺たちは年末年始も返上して勉強をしていた。そうは言っても、俺は余裕だから3人に勉強を教えていただけだけど。そのおかげでことりも海未も、あの穂乃果も1年前とは比べ物にならないくらい学力が向上した。やっぱ俺に任せておけばどんなことでも安心なんだよな~。

 

 

 しかしあまり煮詰めすぎるのも身体に毒なので、今日は久々に1日休みを貰った。まだ冬休み中だし外も寒いし、外出など隠れニートの俺にとっては言語道断なのだが、残念なことに、にこからの連絡によりその計画は破綻する羽目になる。

 

 その連絡の内容が――――――

 

 

『突然だけどお願いがあるの!お母さんと虎太郎と一緒に出かける用事が出来ちゃったから、こころとここあの面倒を見て欲しいのよ。お願い!』

 

 

 ところどころ要約してあるけどこんな感じだ。恐らくあの2人と一番親しい年上が俺だから頼んできたのだろう。自分の彼女が困っているなら見過ごすことはできない。俺も久々に矢澤の生意気姉妹の顔を見たいと思っていた(決してロリコン的な意思はない)し、いい機会だと思いその用事を引き受けた次第だ。

 

 

 

 

 またアイツらと軽口を叩きながら煽ったり煽られたりするんだろうなぁ――――――と、思っていた時期が俺にもありました。まさかただのガキのお守りが、あらぬ方向に進んでいくとは……。

 

 

 

 

「ねーねーおにーちゃん!この男の人と女の人は、どうして裸で抱き合ってるの?」

 

 

 

 

 俺の全身が嫌な汗に包まれる。

 ここあが持っているのは、どう見てもR-18指定の同人誌。しかも開いているページが丁度男がアレを女の秘所に挿入しているシーンである。そしてお互いに抱きしめ合って、男がズンズンと腰を――――これ以上は規制されそうだからやめようか。

 

 簡単に言ってしまえば、まだ小学生のここあがエロ本を読んでいたのである。俺がこころにリビングへ誘導されたその時には既に……だから俺が読ませている訳じゃないから勘違いするなよ?

 

 

「ここあ!それお姉様の本でしょ!?どうして持ってきちゃったの!?」

「だってお姉ちゃんいつもいつも買ってきた本を隠してるんだもん。だから気になっちゃって♪」

「だからって、勝手にお姉様の部屋から持ち出したら怒られちゃうよ」

「帰ってくる前にちゃんと戻しておくからヘーキヘーキ!」

 

 

 この2人はエロ本を読んでも何とも思わないのだろうか?さっきからずっと男と女が身体を交わらせるシーンのページが開かれているのに、2人は気に留めやしない。中途半端なすら知識がなく、皆無だったのが逆に功を奏したな。

 

 そしてこの状況。俺は一切悪くないのだが、もしにこたちが突然帰ってきたら、あらぬ罪を着せられるのは明白だ。ここは早急に目の前の淫行をやめさせるしかない!!

 

 

「おいここあ、その本を早く片付け――――」

「わぁ~すご~い!!この男の人も女の人も、2人共楽しそうだね」

「ホントだ……でもどうして裸で抱き合う必要があるんでしょうか……?」

「お、おいっ!!」

 

 

 ここあは次のページをめくってエロ本の続きを読み始めた。それに今度はさっきまで俺の味方であったこころまでもが、ここあと一緒になってエロ本を眺めている。

 

 ロリっ子2人が堂々とR-18本を見ているこの状況、特に興奮はしないが、言葉では説明できない得体の知れない感情が湧き上がってくる。俺はどうしたらいいんだ……?無理やり取り上げるか?いやいや、絶対に反抗されるに決まってる。そしてその後の最悪のシナリオが――――

 

 

『無理矢理本を取り上げたことを根に持たれる』

『小学校、または中学校で、彼女たちのコミュニティに俺の悪口が広まる』

『その噂を聞きつけたPTAが学校に直訴』

『学校の捜査で俺が犯人として浮上。俺に疑いの目が掛かる』

『通報』

『社会的抹殺』

 

 

 そうなった場合、俺はロリっ子にエロ本を読ませていたとして、公然猥褻罪に問われるかもしれない。

 クッソ……じゃあどうすりゃいいんだこの状況!!いっそのこと、2人に性知識を身に付けさせるのは一つの手かもしれない。どうせいつかは学ぶことになるし、そもそもあの淫乱美少女のにこの妹だ、近いうちに性知識くらい勝手に会得することになるだろう。

 

 

「ねーねーおにーちゃん!この男の人と女の人は、一体何をやってるの?」

「私も知りたいです、お兄様!」

「え、えぇ~と……それはぁ……」

 

 

 こころとここあは純粋で綺麗な瞳で俺を見つめてきやがる。そ、そんな目で俺を見るなぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!

 

 さっきちょっとくらい教えていいかもとか思っていた自分の心が、ドブ川のヘドロよりも汚れていることがより鮮明になっちまったじゃねぇか!!でもこの歳頃の子供は好奇心旺盛、エロ本の中にいる男と女の行為の意味が分かるまで、決して俺から期待の目を背けることはないだろう。

 

 

「あっ、もしかして分からないの?おにーさん賢いのに分からないの?」

「そ、そうなんだよ!俺は賢いし天才だよ?でも俺にだって分からないことくらい、1つや2つくらいあるって」

「でもお姉様が夜な夜なその本を読みながら、『流石零が勧めてくれた本、いいシチュエーションじゃない♪今度実践してあげようかしら……』と呟いていたのが部屋から聞こえてきたので、お兄様が知らないはずないと思いますけど」

「なん、だと……」

 

 

 にこの奴、妹に聞こえるような声でなんてこと言ってくれてんの!?エロ本は隠れて読むって相場が決まってるだろうが!!

 

 もしやと思い、ここあの持っている本をよく見てみたら、俺がこの前にこに勧めた本と全く同じだった。これは完全に逃げ場を閉ざされちまったぞ!?もうロリコン猥褻犯罪者の汚名は避けられない。仕方ない、ここは少しでも罪を軽くすることだけを考えよう。

 

 

「あっ、男の人が『お前の子宮に赤ちゃんの素を注ぎ込んでやる!!』って言ってるよ。これってどういうこと、おにーちゃん?」

「だから次のページを捲るなって!!」

「だっておにーちゃん全然教えてくれないんだもん。続きを読んで理解するしかないんだけど……うぅ~ん、分からないや」

 

 

 このままここあがページを進めていけば進めていくほど、俺が解説しなければならない性知識と淫語録が増えていくだろう。時間が経てばそれだけ後の負担が大きくなる。

 

 だったら、ここで軽く解説してコイツらを満足させるしかない。どうせ2人に性知識は皆無なんだ、適当にそれらしい話ででっち上げておけばそれでイージーウィンのはず。

 

 

「分かったよ、教えてやる」

「ホントに!?やったぁ~♪」

「なんだかんだ私も気になっていたので楽しみです♪」

 

 

 そんな期待した目で俺を見るんじゃねぇよ!!話し辛いだろうが!!

 でも言ってしまった以上、もう引き下がることはできない。猥談がここまで恥ずかしいことだと感じたのは始めてだ。今だけことりのオープンスケベな性格が羨ましいよ。あの強靭な精神は真似できないからな……。

 

 

 ここでくすぶっていてもしょうがない。俺も腹をくくろう!

 

 

 

 

「この2人はな、その……あれだ――――――子作りをしているんだ」

「「子作り……」」

 

 

 

 

 あ゛ぁあああああああああああああああああああああああ!!遂に……遂に言っちまった!!まだ小学生と中学生の純粋で天使な少女たちを、この手で穢してしまったァアああああああああああああああああああ!!

 

 恋人である花陽や亜里沙を穢すことに、もう躊躇いを感じることはないだろう。だけどこの2人は話が別だ。花陽や亜里沙もまだ天使だけど、この2人はまだ真っ白な羽が生えたばかりのウブな小天使、花陽と亜里沙に比べれば罪悪感が全然違う。俺にまだ罪悪感を感じる心が残っていたことにも驚いたが、それ以上に小中学生のロリっ子に性知識を会得させようとしている、この状況がとてつもなくツライ!!ここまで俺が罪悪感で押しつぶされそうになるとは……。

 

 だがさっきも言った通り、言ってしまった以上もう引き返せない。こころとここあはポカーンとしていたが、またしても期待を込めた瞳で俺を見つめる。どうやらコイツらの好奇心はまだ収まっていないようだ。

 

 

「へぇ~男の人と女の人が抱き合ったら子供が産まれるんだぁ~」

「えっ!?だったら以前私、お兄様と抱き合ったことありませんでしたっけ!?もしかして、私のお腹の中にお兄様の赤ちゃんが!?」

「そう言えば私もだ!おにーちゃんと抱き合ったことあるよ!!」

「おいおい勝手に話を歪曲させるな!!ただ抱き合うだけじゃ赤ちゃんなんてできねぇよ!!」

「それじゃあどうやったらできるの?」

「あ……」

 

 

 し、しまった!!更にドツボにハマってるじゃねぇか俺!?適当な説明でこの話題を終わらせようと思ったのに、またコイツらの好奇心を煽ることを……!!

 

 

「この本を見る限り、男の人がたくさん腰を動かしていますね。これが子作りと関係あるんでしょうか?」

「関係あると言えばあるし、ないといえばない……かな?」

「この男の人の下半身に付いてるのって、虎太郎にも付いているおち○ちんだよね?それが女の人のお股に――――」

「おぉっと!!それ以上言ったらダメだ!!規制的な意味でダメだから!!」

 

 

 どんどんロリ少女たちに無駄知識が詰め込まれていく。いや、後々の人生のことを考えれば全然無駄ではないのだが……。とにかく、説明しなかったら質問が飛んでくるし、説明をしても更なる好奇心を揺さぶって新たな疑問をぶつけられてしまうだけだ。

 

 

 つまり――――――詰んでる??最近四方八方塞がりになること多くね!?

 

 

「詳しいことはこれから保健の授業で学ぶだろ。だから今はその本を片付けて――――」

「でもこの人のおち○ちん大きいね、虎太郎のとは全然違う。男の人って大きくなったらここも大きくなるのかな、こころ?」

「私に聞かれても……どうなのですかお兄様?」

「いや俺に聞かれても……」

「なんでさ!おにーちゃん男の子なんだから知ってるでしょ!」

「知ってるけどさぁ……」

「なら教えてよ!おにーちゃんが妹に勉強を教えるのは普通のことじゃないの?」

 

 

 いつもは生意気に俺のことをロリコン野郎とか罵ってくるくせに、こういう時だけはちゃっかりと兄妹のシステムを活用するんだもんなぁここあの奴。もちろん俺たちは本当の兄妹ではないが、こころもここあも妹のように可愛がっていることは事実、兄としてちゃんと教育させてやるべきなのか……?

 

 

「そうだよ。男は成長すればあそこも大きくなるんだ。たまに短小っていう例外もあるけど、大体は大きくなると思うぞ」

「へぇ~。じゃあ虎太郎のもこうなるんですね……不思議です」

「そうだ!折角だし、おにーちゃんのを見せてよ♪」

「ん????」

「え……?」

 

 

 あれ、難聴主人公じゃないけど今の言葉は全く理解できなかった。今コイツなんて言った?会話の自然な流れで言ったにしては、かなり衝撃的な言葉が発せられたような……あぁ、多分聞き間違いだろうな。小さな女の子であろうが、男のグロデスクなアレを見たがるなんて有り得ない。そろそろ俺も耳掃除をした方が良さそうだな~。でも――――

 

 

「一応だけどもう一度聞くぞ。ここあ、お前さっきなんて言った?」

 

 

 

 

「見せてよ、おにーちゃんのおち○ちん!」

 

 

 

 

 これほどもう一度聞き返したことを後悔した瞬間はない。ここあのことだから聞き返さなくても同じことをまた言っただろうが、興味本位から抜け出せずこちらから聞き返した分の衝撃が凄まじい。しかも"見せてよ"と笑顔で言ってくるんだぞ?この場を穏便に切り抜けられる手段を教えてくれた人に、俺のμ'sハーレムを1日だけ貸してやってもいい。だから助けろ……助けてください。

 

 あまりの衝撃に開いた口が塞がらず、そして身体も小刻みに震えている。やはりロリっ子は怖い。こんなことを純粋な瞳、明るい笑顔で平気で言ってくるんだから。同じ瞳と笑顔を向けてくるが黒さしか感じられないことりや楓とは全然違う。ここあの純白さが眩しく輝き、そしてたじろいでしまう。

 

 

「もうここあ!そんなこと言ったらお兄様に迷惑でしょ!!」

「え~でもこころは見たくないの?」

「興味ないことはないけど、お兄様が困っていらっしゃるし……」

「まあ、こころがそう言うのなら仕方ないな。諦めろ」

「む~!もしかしておにーちゃんのおち○ちん、ちっちゃいの?だから恥ずかしいの?」

「は……?」

 

 

 これには俺もマジなトーンでの『は?』が出てしまう。実際に人のと比べたことはないから分からないけど、流石に小さくはないと思う。しかしそれを証明するにはこころとここあの前で、俺の分身を出さなければならない。小学生と中学生の目の前で性器を曝け出す男子高校生……うん、もう立派な犯罪者だな。

 

 だがここでここあの挑発に乗る訳にはいかない。彼女は挑発をしているなんて微塵も思っちゃいないだろうが、ここで大人気無く下半身を曝け出してしまうのは、俺のプライドが許さない。決して小さい訳じゃねぇからな!!

 

 

「とにかく見せるのはなしだ。お前も俺に『股を見せろ』って言われたら、恥ずかしいだろ?」

「確かにおしっこをするところを見られるのは嫌かも……」

「私も恥ずかしいです……」

 

 

 あぁ、やっぱり2人にとっては女の子の股は放尿目的だけって認識なんだな。まあそれ以外の知識がないからそう思っていても仕方ないか。そう、これから徐々に学んでいけばいいんだ。ここで敢えて俺が教える必要もない。

 

 

「でも、私はお兄様だけだったらいいと思ってます」

「は、はい……?」

「だって私、お兄様のこと大好きですし♪」

「えっ…………え゛ぇえええええええええええええええええええええっ!?!?」

「むっ、だった私もおにーちゃんのこと好きだよ!この本みたいに、好き同士だったら見せ合ってもいいんだよね?」

「違うから!!いや違ってはないけど違うから!!色々過程をすっ飛ばし過ぎだ!!」

 

 

 恐らくコイツらの"好き"は、俗に言う"LOVE"ではなくて"LIKE"の方だろう。兄妹として兄を慕っている、その意味での"好き"だと思う。むしろそうでなかったとしたら、俺は混乱で脳細胞ごと身体が破裂してしまう自信がある。ただでさえシスターズの恋愛で散々悩んだり迷ったりしたのに、中学1年生と小学6年生の女の子に対してどう返事をすればいいのか、全く頭に浮かばない。本当に"LIKE"だよね……?

 

 

「でもこの本の男の人も女の人も、とても気持ちよさそうに抱き合ってますよね?」

「女の人とか『もっともっと♡』とか言ってるし、おち○ちんを入れてもらうのってそんなに気持ちいいの?」

「言っちゃったよコイツ!?しかしそれはマジで知らない。俺には経験がないからな。それに男だから、挿れられたらどうとか分かんねぇ」

 

 

 ――――って俺、子供相手になんて会話してんだ……。

 でも経験がないのは本当だ。彼女が12人いるのにも関わらず、まだ下半身と下半身で繋がったことがないのは褒めて欲しい。俺が性欲魔人だからとっくに手を出していると思っただろ?何度も言っているが、責任が持てる時になるまで悔しいけどお預けだ。

 

 

 するとここで、ここあが何かを閃いたかのような顔になった。頭の上に電球が見えそうだ。

 しかし、俺にとってはその顔は悪魔の笑顔にしか見えない。

 

 

 

 

「経験がないなら、経験しちゃえばいいんだよおにーちゃん!私とおにーちゃんで繋がればいいんじゃない?」

「はい……?」

 

 

 

 

 もう今日何度目か分からない爆弾発言。俺の思考回路をオーバーヒートさせる気かコイツ!!

 しかも厄介なのは、こころもここあの発言には何の悪意も込められていない。ただ子供特有の好奇心、自分たちの知らないことを知りたいという探究心、その純粋な気持ちが逆に俺の心に突き刺さるのだ。

 

 

 これは命を掛けてでもこの状況を打開しないとマズイ!いつもみたいに欲望に囚われてしまったら最後、もうロリコンのレッテルだけでは済まされない事態に陥る。

 

 

「あれ?おち○ちんから液体みたいなのが出てるよ?これなんだろ……おしっこじゃないよね?」

「本当だ。しかも白いくて粘り強そうで、たくさん漏れ出してます……お兄様、一体これは何なのですか?」

「もう勘弁してくれ……」

 

 

 2人は更に本を読み進め目を付けたページは、男女の性交渉が丁度クライマックスを迎えている場面だった。遂に俺は彼女たちを止めることはできず、ロリっ子2人にエロ本を最後まで読むことを許してしまった。これをにこやにこの母さんに知られたら、一体俺はどんな仕打ちを受けるのだろうか?いつもはなんだかんだ許してもらていたが、今回ばかりは穏便に解決しそうには思えねぇ……。

 

 

「まあそれもこれも、おにーちゃんと繋がれば分かることだよ!すっごく気持ちよくなれるらしいし、一度でいいからやりたいな~♪」

「この本の最後、お互いにキスし合って終わってます!まさかキスも赤ちゃんを作るために必要……?」

 

 

 あぁ、もう俺考えるのはやめようかな……。いっそのこと周りにバレなければいいんじゃないかと、思考停止で錯覚するようになってきている。それくらい2人の純粋無垢な勢いに圧倒されていた。

 

 

 しかしそう諦めかけていたその瞬間、俺の下半身に刺激が走る。

 

 

「がぁっ!!」

「あっ、ゴメン痛かった?」

「こ、ここあ……どこ触ってんだ?勝手に触るなよ!!」

「でもさっきのお兄様の顔、結構気持ちよさそうでしたけど……」

「そ、そんなことは断じてない!!うん、俺は小さい子の手で触られただけでそんな……」

「じゃあ脱がしていーい??ていうかもう脱がすね♪」

「お、おいやめろぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

 

 その後、数十分掛けて矢澤のロリ姉妹と死闘を繰り広げるハメとなる。その結果、無事犯罪者になることはなくこの場を収束させることができた。そのために俺はこの薄い本の状況を詳細に説明することになったのだが、2人に性知識を教え込んでいる時の記憶はあまりない。羞恥心と罪悪感でもう思い出したくもなかった。

 

 

 しかし、またこの世に堕ちた天使が降臨したことに関しては、いつか絶対に懺悔するから許してくれ……。

 




 無知なロリというのは今回のように色々と性知識を教え込むことができて、私としては興奮するポイントの1つです。逆にちょっと性知識に長けてはいるけど、未経験だからこっちから迫ると顔を真っ赤にして恥ずかしがるロリキャラも好きですけど(笑)

 零君のせいで、もしかしたらこころとここあが『エロ』+『ビッチ』+『ロリ』の驚異の3属性を持つ可能性も無きにしも非ず。天使を穢したという苦情は私でなく彼にお願いします!!!!


 次回は海未回となります。彼女には是非やってもらいたいことが……



Twitter始めてみた。
 https://twitter.com/CamelliaDahlia

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。