ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常2~   作:薮椿

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 今回はAqoursの1年生組のターン! 前回の後書きで全員集合と予告しましたが、案の定無理でした(笑)


ラッキースケベはおてのもの

「あぁ~つっかれたぁ~」

「あはは……凄い人気でしたね神崎君。お疲れ様です」

 

 

 朝礼という名の質問攻めタイムが終了し、俺と山内先生は職員室へと向かっていた。

 結果的に、俺の自己紹介は想像以上に受けが良かった。まさか女の子たちからあそこまで黄色い歓声が上がるとは思っていなかったので、こちらからみんなの心を掴もうと攻めたつもりが逆に追い詰められて驚いたぞ……。やはりここが田舎だからか、外部からカッコいい男が来るのは相当珍しいのかもしれない。そのせいで怒涛の質問攻めに合ったので、まるで転校生になった気分だった。

 

 

「女の子たちに人気なのはいいけど、毎回あそこまで迫ってこられたら身が持たねぇ……」

「そもそもこの学院に男性教師自体がいませんから、突然若い男性が教育実習に来てみんなテンションが上がっているのかと」

「えっ!? 男って俺だけなんですか!?」

「はい。そういえば言っていなかったような……」

「しっかりしてくださいよ……。まぁ、それはそれで色々と捗りそうですけど」

「捗る?」

「いえ、こっちの話です」

 

 

 生徒も教師も女子ばかりって、それどんなハーレム? まさか実際にラノベやエロゲの世界観を味わえるとは……。ピンク色の妄想がどんどん湧き上がってきやがる。特に女子高の生徒は貞操概念が通常の女子よりも低いらしいから、もしかしたら生徒と教師で禁断の○○(恋愛とか性的行為とか)的なものが実現できるかもしれない。それに俺自身が教育実習生なので、大人のお姉さん教師からご指導(意味深)ってシチュも悪くない。

 

 

「神崎君? 顔が犯罪者ですよ……」

「先生までそんなことを!? これでも生徒を教育する立場なんですから、変なことはしませんって」

「くれぐれも生徒に手を出して、通報されないように気を付けてくださいね」

「は、はい……」

 

 

 残念もうお手遅れだ! もうバスの中でお宅の生徒さんに手を出しちゃいました!! 加えて生徒と教師の禁断のあれこれを妄想していたことすらもバレてるし……。半年間とはいえ俺の副担任を努めていただけのことはある。俺の性格は全て認識済みってわけね。

 

 これからの教師生活が危ぶまれる中、後ろから廊下を走る足音が聞こえてきた。明らかに校則破りなのだが、ここは親しみのある教師らしく優しく注意しよう。と思った矢先、その子の声を聞いて背中がピンと張ってしまう。

 

 

「お~い! 神崎せんせ~!」

「う゛っ! き、君は確か……」

「千歌です! 高海千歌!」

 

 

 もうこの子の声を聞くだけでも戦慄を感じるようになってしまった。笑顔で自己紹介してくれるのはいいのだが、その笑顔の裏の黒さを伺ってしまうほどには警戒をしてしまう。忘れてないからな、さっき笑顔で脅しを掛けてきたこと。

 

 

「山内先生。私、神崎先生とものすご~く大切なお話があるので、ちょっとだけ借りてもいいですかぁ?」

「お前人をモノみたいに……」

「いいですよ。できれば学院内も案内してあげてください」

「ありがとうございます! ほら神崎先生、こっちです!」

「お、おい引っ張るなって!!」

「早速生徒さんと仲良くなって、流石神崎君ですね♪」

 

 

 俺は高海千歌に手首を掴まれ、半ば引きずられる形で山内先生と引き剥がされてしまった。2人きりでの話し合いってことは、これから痴漢騒動で交わした契約通り今から散々な命令を下されるのだろう。教育実習初日なのに生徒の尻に敷かれるなんて、俺って可愛い女の子に出会う運以外は尽くツイてねぇなぁ……。

 

 あと、もうそろそろ手首の脈が止まりそうなので握り締めるのやめてください!! 今朝からずっと握られていたから青あざになってるの!!

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 ようやく手首の圧迫から解放され、俺と高海は並んで廊下を歩く。どこへ向かうのかは知らないが、今の俺はどんな理不尽な命令が飛んでくるのか身構えるだけで精一杯だった。

 

 

「で? 何の用だ?」

「どうしてそんなにぶっきらぼうなんですか……」

「どうせさっきの痴漢をいいことにこき使おうとしてるんだろ? 俺も暇じゃないんだから早く言ってくれ。購買にパシリに行かせるとか、宿題手伝えとか」

「なんか私が悪いみたいな言い方なんですけど、私の身体を触った先生が悪いんですよね!? それにそんな子供みたいな仕返ししませんって」

「じゃあもっとハードな仕返しをするってか。言っておくけど、いくら脅迫しても金だけは貸さねぇからな」

「私、そんなヤクザみたいに見えます……?」

 

 

 数十分前に口角を上げて俺を脅してきた奴が何言ってんだか。しかしよくよく考えてみれば、俺は高海たちの顧問になるとは言ったが命令に従う奴隷になると言った覚えはない。痴漢を黙っていてくれる代わりに顧問になるのが契約なので、命令をされる筋合いなんてないよな……? それでも痴漢通報という切り札を向こうが持っている以上、こちらは素直に命令に従うしかないのが現状だけど……。

 

 

「安心してください。脅しを掛けようと思ったわけじゃないですから」

「ホントに……?」

「どれだけ疑い深いんですか! ただAqoursのメンバーに会わせたいだけです!」

 

 

 俺の人生は女の子と縁がありすぎて、女性の素晴らしい面はもちろんだがあくどい面もかなり熟知している。女性の優しさと甘い誘惑には気を付けろ。そんな奴に限って裏で何を考えているのか分からんぞ。でも高海は……単純そうだからその心配もいらないか。

 

 

「そっか。それならそうと早く言ってくれれば俺もお前も騒がずに済んだのに」

「先生の想像が飛躍しすぎなんですよ……」

「悪かったよ。それで? 他のメンバーってのはどんな奴らなんだ?」

「みんな個性的で楽しい人たちですよ! あっ、噂をすればあそこに」

「ん……?」

 

 

「ルビィ!! 一度でいいからこの衣装を来て、私の眷属になってお願い!!」

「イヤだよそんな真っ黒な衣装!! それにその手に持ってるカメラはなに!?」

「っていうか、善子ちゃんまたそんなもの持ってきてるずら……?」

 

 

 高海が指を刺した方を見てみると、そこは黒いマントを羽織った怪しい女がツインテのロリっ子を襲っている事案の現場だった。その側で茶髪のロリ巨乳ちゃんが呆れ顔で2人を眺めている。どこへ行っても常識外れの奇抜な奴はいるもので、格好と言動を見ればあの子が中二病を患っていることなどすぐに分かった。そしてそんな奴に関わると大抵ロクなことがないのは経験上明らかであるため、できるならスルーしたいところだ。

 

 

「この堕天使コスプレコンテストに応募するには2人以上の被写体が必要なのよ!! だからお願いルビィ、私の欲望のために黒く染まりなさい!! 一緒にこの人間界を漆黒の闇に染めましょう!!」

「お願いしてるのか命令してるのかどっちなのぉ!?」

「善子ちゃん、ルビィちゃん。誰かが来る前に抱き合うのやめた方が……あっ」

 

「「…………」」

 

 

 スルーしようと思ったら向こうから気付きやがった。赤髪ツインテのロリっ子が黒マントの堕天使ちゃんに羽交い締めにされ、どう見ても抱き合っているようにしか見えないこの状況。驚いているのは俺たちよりもその2人の方だろう。しかも見知らぬ男である俺に見られたとなれば、今の2人の顔のように真っ赤に沸騰するのも分かる。

 

 

「あっ、こ、これは違うんです!! ルビィは別に女の子同士に興味があるとかそんなのじゃないですから!!」

「いや誰も聞いてねぇよ……」

 

 

 もしかしてこの子、どこぞの淫乱鳥さんと同じく脳内ピンク色なのか?? 特に卑猥な発言をしたわけではないが、咄嗟の言い訳に百合要素を持ち出した辺り若干染まっているような気がしなくもない。見た目だけ見ればまだ中学生にしか見えないのに、やはり最近の女の子の性知識は豊富過ぎる。近い未来、もう低年齢女子のビッチ化も待ったなしだな……。

 

 

「私はただルビィにマントと翼と髪飾りを付けようとしただけなんだから!! 変な勘違いしないで!!」

「いやするだろ……。むしろそれを勘違いすんなって言う方が無理あるって」

「一応善子ちゃんは不審者ではないので、それだけ認識してもらえればいいずら」

「ちょっと花丸!! 一応って何よ一応って!! 私はどこからどう見ても()()の女子高校生よ()()の!!」

 

 

 これ見よがしのブーメラン発言にもうツッコミを入れる気も起きない。どこをどう見たら廊下でマントを羽織って女の子を襲っている奴を普通と解釈できるのだろうか? この土地に来てから出会う女の子のキャラが全員色濃すぎて、俺の中での普通の定義が曖昧になってきている。高海が指を指していた子たちだからこの子たちもAqoursのメンバーなんだろうが、スクールアイドルをしてる子たちって変人ばっかだよな……。

 

 

「そういえばえぇと、あなたは誰ずら……ですか?」

「えっ、さっきまで会話してたのに今更かよ!? まあ今日来たばかりだから仕方ねぇけど」

「この人は教育実習に来た神崎零先生だよ。実習期間だけ私たちのクラスの副担任になってくれたんだ」

「あっ、そういえば若くてイケメンな男性が学院に来たから、まさか誰かのお兄さんじゃないかとか、みんなで見に行ってみようとかマルのクラスでも話題になってたような」

「いかにも女子高らしい想像だなオイ……」

 

 

 美化された噂だけが1人歩きしているようで、これも男性が一切いないお嬢様学校ならではだ。でも噂は所詮噂だったみたいで、結局この学院に来てから高海のクラスの女子以外誰にも言い寄られていない。もっとカッコいい俺を見てチヤホヤしてくれてもいいんだぞ?

 

 

「そうだ重要なことを言い忘れてた! なんとっ、この神崎先生が私たちAqoursの顧問になってくれるのです!!」

「「「こ、顧問!?」」」

「もう驚かれるの飽きてきた……」

 

 

 バスを降りて高海たちと正式に初対面してからというもの、ここまで何度驚かれたことか。やはり田舎だと目新しいものがないから、このような環境の変化には人一倍ビックリしてしまうのだろう。ちなみに以前から何度も田舎田舎と言っているが、別に馬鹿にしているわけではないので誤解しないでくれ。

 

 

「あまり話し込んじゃうと1限目の授業に間に合わなくなっちゃうから、また放課後に詳しく話すね! それじゃあ!」

「お、おいっ!! だから手首握るなマジで脈止まるからァアあああああああああああああ!!」

 

 

 ここまで執拗に手首を攻めてくるとは、やっぱり痴漢のこと根に持ってんじゃねぇのか……?

 結局俺は3人に自己紹介する間もなく、そして向こうの名前も知ることなく高海に連れ去られてしまった。さっきからAqoursのメンバーに大した印象を与えられていないが大丈夫かな……。

 

 

 ――――と、この場を立ち去る流れだったから完全に気を抜いていた。

 

 不意に俺の足が地面ではなくて布のような物を踏む。どうして廊下にこんなものが落ちているのかと疑問だったが、自称堕天使ちゃんの背中から伸びる黒いマントを見て全てを察した。

 そしてここからはもちろんお決まりのように、気付いた頃には時すでに遅し。床に垂れるマントに足を取られた俺は、背中から廊下に身体が倒れそうになる。このままだと後頭部挫傷の危険性があったので、なんとか身体を180度回転させて手で受身を取ろうとした。

 

 

 しかし、その行動が間違いだってことに気付いたのはその直後。1年生の3人が思ったより俺の近くにいたのだ。このままではこの勢いを保った俺の身体が3人に倒れ込んでしまう。そうなればどうなるかはもうお察しのこと、今までの経験からよからぬ事態になるのは目に見えている。でももうこの勢いは止められようにも止められない。俺はまた女の子たちから冷たい目で見られる未来を甘んじて受け入れ、倒れこむ身体に身を任せた。

 

 

「ちょっと!! こっちへ来ないで――――きゃっ!!」

「よ、善子ちゃんぶつかる!!」

「ピギィ!!」

 

 

 俺は善子と呼ばれた堕天使ちゃんに激突し、そしてその子が他の子を巻き込んで玉突き事故のように廊下へと倒れこむ。倒れた衝撃は偶然なのか必然なのか、いつも通り女の子たちを下敷きにしているおかげであまり感じなかった。そんなことよりも、案の定俺の右手が柔らかいものに添えられている。

 

 こうなってはどう足掻いてもセクハラに対する罵声を浴びるのは確定なので、もういっそのこと諦めて揉んでみることにしよう。どう考えてもこの感触は――――うん、女の子の胸だ。

 

 

「ひゃっ! あ、アンタどこ触って……んっ!!」

 

 

 どうやら俺の右手が添えてある胸は堕天使ちゃんのモノだったようだ。1年生にしてはそこそこ手触りも良く、今後の発展と成長に期待できる大きさである。ちょっと触っただけなのにここまで反応するとは感度はかなりいいようだ。もしかしたら、夜1人で自分磨きをしているのかもしれない。試しに5本の指で力強く胸を握ってみると、その子から堕天使とは思えない可愛い嬌声が上がった。

 

 

「ん、あぁっ!! こ、このやめなさいって――――はぁ、ん……あっ!!」

 

 

 女の子の甘い喘ぎ声を聞くとだな、俺は自らの暴走を止められなくなっちまうんだ。堕天使を性的な意味で堕とすことくらい朝飯前。いくら中二病を気取ったって、おっぱいを触ってしまえば普通の女の子に成り下がってしまう。この感じ方を見れば一目瞭然、自分が堕天使ではなくて雌だってことを感覚として身体に刻み込んでやったぞ。

 

 それにしても、初めて会う子にまたしてもセクハラをしてしまった……。だがもう既に前科持ちなんだ、今更セクハラを積み重ねようが刑罰は変わらない。だったらいっそのこと開き直って楽しむのが吉だろう。

 

 

 そんなことを考えていると、俺の左手が何やら暖かいものを掴んでいることに気がついた。右手は女の子のおっぱいなのに対し、左手は非常に肌触りの良い布切れのようなモノだ。俺はその正体を知るために、堕天使ちゃんの方に向けていた顔を反転させる。

 すると、左手には逆三角形の形をした真っ白な布切れが握られていた。ハンカチにしてはかなりほかほかで生暖かく、そもそも形状からして四角形ではないので違う。少しその布を広げてみると腕が通りそうな穴が2つ空いていて、まるで女の子の下着のような――――って、これまさにショーツじゃん!! 倒れた時の拍子で脱がしてしまったのか!? ってことは、誰かが今穿いてないってことに……。

 

 

「うっ、うぅ……あ、あのぉ……」

 

 

 少し顔を上げてみると、そこには赤い髪をしたツインテロリっ子が目に涙を溜めてこちらを見つめていた。その幼気な表情に一瞬で心をガッチリと掴まれ思わず抱きしめたくなる衝動に駆られるが、この子のスカートの中を想像するとそんな母性のある愛情は速攻で消え去る。恐らく俺の持っているこのショーツこそ、この子がさっきまで穿いていたものなのだろう。でも待てよ、この温もりはこの子のお股、つまり女の子にとって大切なあそこの温もりなのか……。

 

 

「あ、あの……スースーするので、パンツ返してください……」

 

 

 あまりの羞恥心にツインテロリっ子は前髪で表情を隠しながら、震える右手を差し出してショーツの返還を要求する。ちなみにスカートで肝心な中身が見えないのは残念だ。まあ割れ目が見えたら見えたで俺もどう反応したらいいのか困るのだが……。

 

 この左手に握り締められている白い布切れは、さっきまでこのロリっ子ちゃんが股を擦り付けていたものだ。そう考えると、得体の知れない欲情がふつふつと煮えたぎってくる。この歳で高校一年生のショーツに興奮するなんてただのロリコンなのだが、既に女子中学生と女子小学生に手を出している自分をもうロリコンだって認めている。だから許されるだろう。ていうか許せ。

 

 しかしこのロリっ子ちゃんは廊下に女の子座りでペタンと座り込んでいるが、大切な部分は冷たくないのだろうか。俺はこれほどまで廊下になりたいと思ったことはない。

 

 

 そしてここで俺は、右手でも左手でもない第三の感触に気が付いた。

 右手におっぱい、左手にショーツのダブルパンチの衝撃が大きくて今まで気付かなかったのだが、俺の顔が弾力抜群である2つのおまんじゅうのようなもので挟まれていた。正体は大体勘づいている。だけど、1年生がここまで大きなモノを持っているとは思っていなかったのだ。

 

 おまんじゅうから顔を少し上げてみる。すると想像以上の双丘が目の前に映り、俺が顔を埋めていた場所は綺麗な谷間となっていた。そう、明らかにこれも――――女の子の乳房だ。

 

 

「せ、せんせぇ……あまり動かれるとくすぐったいずら……」

 

 

 この茶髪の子、こんなに身体が小さいくせになんて胸を持ってやがる……!! 一目見た時から立派なおっぱいだと思っていたのだが、こうして顔を埋めてみると見事に顔ズリできる大きさだってことが身に味わいながら実感できる。まるで枕のような心地よさに、このまま胸の中で眠ってしまいそうだ。

 

 

「ひゃんっ! そ、そんな顔を動かされると……!!」

 

 

 少しでも顔を動かすと、制服の上からなのにも関わらず生で触っているかのように双丘の形が自在に変化する。制服越しでもこのボリュームと圧迫感を味わえるんだ、生で弄ったらさぞとろけるような肌触りなのだろう。この子の身体が小さいのも相まってか、胸の大きさが無駄に際立って見える。その扇情的な美形に、俺は性的欲求を駆り立てられそうだ。

 

 右手には堕天使ちゃんのおっぱい、左手にはロリっ子のショーツ、そして顔面がロリ巨乳ちゃんの双丘に挟まれているこの図。1人の男が女の子3人を押し倒し、容赦なく胸を揉みショーツの温もりを感じる。教師の立場としてすぐに生徒の上から立ち上がらないといけないのだが、俺の欲望はこの豪華女体盛りセットに夢中で、立ち上がるどころか手や顔を動かしてこのパラダイスを堪能しようとする。

 ラッキースケベなんて今まで幾度となく体験してきたから今更驚かなかったのだが、ここまで両手に花のハーレムな状況になるのはかなり珍しい。こうしてある程度冷静でいられるのも不思議なくらいだ。

 

 

 しかしもちろん、そんな夢のような状況はいつまでも続くはずもなく――――

 

 

「せ~んせ♪」

「ぐっ、あ゛ぁ!!」

 

 

 高海は女の子を下敷きにうつ伏せになっていた俺の首根っこを掴むと、勢いよく3人から引き剥がす。そして痴漢を告白した直後と同様のブラックスマイルを浮かべながら、俺の眼前に顔を一気に近付けてきた。

 

 

「教育実習の間、先生には私たちのためにしっかり働いてもらいますから♪ 呼ばれたらすぐに駆けつけるくらいの誠意は見せてくださいね♪」

「そ、そんな奴隷みたいな……」

「い ・ い ・ で ・ す ・ ね?」

「はい……」

 

 

 女の子の身体を好き勝手に触れる代わりに女の子の奴隷となった俺、神崎零。こうなることは予想できてたけど、やはり目の前に可愛い女の子がいるなら手を出したくなるものなんだ。

 

 まあどちらにせよ、またしてもAqoursのメンバーに初対面から悪印象を与えてしまったのは言うまでもない。ちゃんと顧問をやっていけるのか不安になってきたぞ……。

 

 

 

 

To Be Continued……




 いやぁやっぱりこの小説でラッキースケベ展開が訪れると安心しちゃいますね(笑) 王道といえば王道なのですが、今回は3人まとめてだったのでμ's編のラッキースケベよりも大幅にパワーアップしています!

 次回は3年生組が登場予定です。そして次回でAqoursとの邂逅編を終了して、μ's編のような短編にシフトしていきます。



新たに☆10評価をくださった、

ユーロ圏さん、宇迦さん、まっさんGさん、新城 カイトさん、中学生見習いさん

ありがとうございます!


Twitter始めてみた。
https://twitter.com/CamelliaDahlia
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