ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常2~   作:薮椿

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 目標としていた感想2000件&☆10評価200人突破記念回。
 この小説の記念回といえばパラレルワールドですが、流石に100回記念のような偏った内容ではないのでご安心を(笑)


【特別編】μ'sのヒモになって甘やかされたい!

 ひもとは女性に働かせ、金銭を貢がせたり、女性に養われている情夫をいう。男女の年齢の上下や年齢差は関係ない。また、女性がそうする理由も特に関係ない。以前は女性が精神的・肉体的に離れたくないといったものが貢ぐ理由として多かったが、女性の経済的自立とともに家事をしてくれて便利な男だから養っているといったものも増えている。これらはどちらもひもにあたるが、婚姻関係にある場合は女性の稼ぎで生活していてもひもと呼ばない。

また、ひもに貢いだり、ひもを養っている女性をひも付きという。(日本語俗語辞書より引用)

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 俺の朝は早い。本当は遅くまで寝ていたいんだけど、彼女たちがそれを許してくれないのだ。彼女たち曰く『あなたという目の保養がいなかったら今日一日の活力が得られない』だそうだ。自分が早起きするだけでみんなが一日頑張れるのならと、俺も渋々早朝に起きることを許容している。でも1人では中々起きられないから、どうやって起こしてもらっているのかと言うと――――

 

 

「ふわぁぁ……」

「あっ、やっと起きた!!」

「穂乃果……?」

「おはよう、零君♪」

 

 

 目覚めると、俺の身体の上で四つん這いになっている穂乃果の姿があった。相変わらず朝から元気いっぱいで、その雰囲気に当てられこちらまで目がパッチリと覚めてしまう。こんな可愛い彼女に朝起こしてもらえるとはなんて最高な1日の始まりなんだろうか。ちなみに俺の彼女は12人いて、毎朝別の子がローテーションで起こしてくれるから毎朝が最高なんだけどね。

 

 

「せっかく穂乃果が朝の一番を絞ってあげたのに、零君全然起きないからビックリしたよ」

「最近みんな同じことをするからもう慣れちゃったんだよ」

「みんな考えてることは一緒なんだね。でも零君の一番搾りが美味し過ぎるから仕方ないよ♪」

 

 

 すると穂乃果は自分の口周りについた白い液体を舌でぺろっと舐めとる。

 これが穂乃果たちの毎朝の日課となっている(おはよう担当という名が付いているらしい)。おはよう担当の人は、俺を起こすというよりこっちの方が目的なんじゃないかってくらいみんな熱心に俺のあそこから白い液体を搾り出す。彼女たち曰く『この一番搾りこそ私たちの朝食』だそうだ。俺は気持ちよくなれるし、彼女たちは仕事が捗るしでwin-winな関係だよこれは。

 

 当初は口淫に対して全く耐性がなく、しゃぶられたちょっとした刺激ですぐに飛び起きちゃったくらいだ。だけど今はみんなが毎朝しゃぶってくるものだから、もうその刺激にも慣れてしまいむしろ眠りがより深くなるくらいに気持ちよく感じるようになってしまった。まあ彼女たちからしてみれば、少しでも長く俺のをしゃぶって楽しめるから寝てて欲しいと思っているらしい。もはやおはよう担当の定義から崩れ去っている。

 

 

「穂乃果ちゃん、零くん起きた~?」

「ことりちゃん! うんしっかり起きたよ!」

 

 

 俺の部屋に入ってきたのはことりだ。彼女も俺の家に同棲している女の子の1人で性欲旺盛ちゃん。多分彼女たちの中では一番エッチが上手いと思う。俺がぐっすり眠っている間に口淫で3発は抜かせた経験があるらしく、更なる記録更新のために日々俺が寝ている時を狙ってチャレンジしているみたいだ。

 

 あっ、そういえばことりに頼みたいことがあるんだった!

 

 

「ことりぃ~」

「ん~? なぁ~に?」

「アプリのガチャにお金全部使っちゃって一文無しなんだよ。だからまたお小遣いちょうだい」

「も~零くんすぐ使っちゃうんだから。今度はいくら欲しい?」

「とりあえず5万くらいあればいいかな。もしかしたら足りないかもだけど」

「この前は3万あげてもすぐに使っちゃったからね」

「だったら穂乃果からもことりちゃんと同じだけあげるよ! それだけあれば余裕で足りるでしょ?」

「マジか!? ことりも穂乃果も大好きだよ!!」

「穂乃果も零君大好きだよぉ~♪」

「ことりも好きぃ~♪」

 

 

 穂乃果に正面から、ことりに横から抱きつかれ最高の朝を迎える。こうして俺たちはお互いに溺愛し、お互いの生活を支えあっているのだ。

 穂乃果は和菓子屋『穂むら』を継いで責任者となっていた。彼女の作った和菓子がメディアに取り上げられるほど有名になったおかげで、国内だけでなく海外からの注文が殺到する事態になっている。そのおかげで責任者の穂乃果には莫大なお金が舞い込んでいた。

 ことりは世界でも有名なファッションコーディネーターだから、穂乃果同様にお金に関しては湯水のように持て余している。そして2人共お金を持て余すくらいだったらと俺に貢いでくれる。実によくできた経済のサイクルだ。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「おはよ~」

「あら零、おはよう」

「おはよう零君。今日もしっかり起きられてえらいえらい♪」

 

 

 2階から1階に降りると、玄関で忙しなくしている絵里と希がいた。彼女たちはスクールアイドル事務局の重役を任されていて、もうすぐ"ラブライブ!"が開催されることから最近は朝から忙しいらしい。だから俺がいくら早く起きようとも、朝彼女たちと目を合わせるのはこの短時間だけとなっている。

 

 

「今日は私も希も早く帰れそうだから、あまり遅くまで外でふらふらしないようにね。せっかくあなたと一緒にいられる時間なんだもの」

「え~穂乃果とことりにお金貰ったから飲み歩きしようと思ってたのに」

「それだったらウチらがいくらでも付き合ってあげるから。そうしたらお金を無駄に使うこともあらへんやろ?」

「おおっ、確かに!」

「これで分かったでしょ? 零は私たちとずっと一緒にいればいいの。本当はあなたの好きにさせてあげたいんだけど、今晩だけは許してね」

「あぁ、俺も絵里と希と飲みたいから夜出掛けるのは我慢するよ」

「ありがとぉ零君! 家に帰って零君が出迎えてくれることが、仕事帰りのウチらにとって一番の清涼剤や♪」

 

 

 そして俺は左右から2人に抱きしめられた。2人とって一日の活力は今この瞬間でしか補充できないようで、毎朝みんなよりも数倍強く抱擁される。しかも自慢の豊満な胸を使って腕を挟み込むように密着させてくるため、さっき穂乃果にシてもらったのにも関わらず興奮が湧き上がってくる。彼女たちと一緒にいると性欲が尽きなくてヤバイ。

 

 

「名残惜しいけど、時間だからそろそろ行くわ」

「今日もお留守番しっかり頼むね♪」

「あぁ、行ってらっしゃい」

「「行ってきます♪」」

 

 

 その言葉のすぐ直後に2人から順番に唇を塞がれた。絵里の赤い花びらに似た薄い唇に甘く誠実なキスされ、希の柔らかい肉厚な唇で優しくも絡みつくようなキスをされる。どちらも俺とのキスを心待ちにしていたのか、口付けをした瞬間に彼女たちの唾液が少し俺の口内に流れ込んだ。毎朝同じことをしているけど、彼女たち曰く『あなたの粘液を少しでも多く体内に入れておきたい』だそうだ。全く、キスしないと仕事に行けないなんて困った彼女たちだよ。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「あっ、お兄ちゃんおはよう♪」

「おはようございます、零」

「おはよ~」

 

 

 絵里と希を見送ってリビングへ行くと、楓と海未が料理の真っ最中だった。相変わらず可愛い最愛の妹の笑顔と、整った涼しい笑顔の2つに見惚れてしまう。朝起きたらエプロン姿の女の子が笑顔で『おはよう』と声を掛けてくれるこのシチュエーションは毎朝見てるけど毎回癒されるんだよなぁ~。お世辞抜きでこのために早起きしていると言っても過言ではない。

 

 

「なんか今日は気分がいいから、手伝えることがあるなら手伝っちゃうぞ」

「そ、そんな!? お兄ちゃんの手を煩わせるなんて!!」

「そうですよ、零は何もしなくてもいいのです。もしお鍋を触って火傷したり、お皿を割って指が切れたりでもしたら大変ですから」

「うんうん。お兄ちゃんの面倒は私たちがぜ~んぶ見てあげるから、お兄ちゃんは好きなことを好きなだけやっていいんだよ♪」

「そうか、だったらお言葉に甘えさせてもらうよ」

 

 

 いやぁ愛されてるっていいよなぁ。好きな時に好きなだけ遊べて、飯を食って、身体を交じり合わせて、そして寝る。お金は彼女たちが稼いでくれるから尽きることはない。そして毎日四六時中みんなからの寵愛を受けられるときた。これほど素晴らしい生活があるだろうか? いや、ない。

 

 ちなみに楓は定職には就いておらず、俺たちの家事全般をメインに引き受けている。だから家にいることも多く、最も俺の世話をしてくれるのは彼女だ。つまり俺専用のメイドさんみたいな感じ。

 海未は日舞教室の先生として活動している。仕事をしているみんなと比べると昼からの活動が日常なため、手の空いている時間は楓の家事を手伝っていることが多い。

 

 

「お~すげぇいい匂いしてきた!」

「今日の朝食もお兄ちゃんの大好きなものばかりだよ♪」

「食べたいものがあったらいつでも私たちに言ってください。あなたの喜びが私たちの喜びなのです。だからお食事のメニューもあなたの好きに決めてもらっても構いません。栄養バランスは気にせずとも、私たちが腕を振るって不健康にならないように趣向を凝らしますから」

 

 

 このように食事は俺が希望を出せば大抵の場合採用される。もちろん3、4日連続で同じメニューだと流石にかなりのアレンジが加えられちゃうけど、それでも俺の好みに合わせる努力をしてくれるから優しい子たちだよ。それに作る人によっても味が変わり、彼女たち12人全員の特色があって飽きることはない。やっぱ料理ができる女の子はそれだけで惚れちゃう。もうガッチリと胃袋掴まれてるな俺……。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「零くんと一緒に仕事に行けるなんて今日はツイてるにゃ~♪」

「本当だね。いつも朝ご飯食べ終わったらゴロゴロしてるのに」

「おいおい、俺はニートじゃねぇんだよ。自宅勤務でみんなの帰りを待つって重要な仕事を担ってるんだ。だからちゃんと職はある」

 

 

 今日はいつもよりいい気分で朝を迎えられたから、仕事へ向かう凛と花陽を見送るため一緒に家を出た。まあ俺の仕事は自宅警備だから、外に出たのはただ食後の運動をするためだけどね。

 凛と花陽は共に幼稚園の先生として働いている。どちらも子供に懐かれやすく、幼稚園に入った途端に大人気の先生になったという。本来なら自分の彼女が誰かといちゃこらしてるのは見るに耐えないのだが、ガキに嫉妬するほど俺の懐は狭くない。むしろ可愛い彼女たちが子供たちに人気と聞いて俺も鼻が高いぞ。

 

 

「そうだ! たまには零くんも幼稚園に遊びに来てよ!」

「えっ、またかよ!?」

「うん。子供たちずっと零君を心待ちにしてるんだから。昨日も『花陽せんせい、零せんせいってもう来ないのぉ~?』って言われたくらいなんだから」

「零くんこの前遊びに来た時すぐにみんなと仲良くなってたもんね! 特に女の子たちと!」

「おいおい俺がロリコンみたいに言うなって……」

 

 

 でも凛が言ったことは事実で、何故だか分からないけど園児の女の子たちにやたら好かれた記憶がある。子供だから容赦なく抱きついてくるなどスキンシップは激しく、危うくキスされそうになったこともあった。どうも俺は女の子に好かれる体質らしい。いい迷惑なのか、それとも喜ぶべきなのか……。

 

 

「でもね、子供たちにそう言われた時に言葉に詰まっちゃったんだ。例え相手が小さな女の子でも、零君が取られちゃうのはちょっと寂しいから」

「子供たちと遊ぶのはいいけど、ちゃんと凛たちとも遊んで欲しいなぁ~って」

「もちろん花陽と凛が一番だよ。だから今晩仕事の疲れをたっぷり癒してあげるから。お前たちでじっくり遊んでやるよ……」

「もう零くんったら! 遊ぶのは凛とかよちんの身体で……でしょ?」

「あうぅぅ……なんだか緊張してきた。でも私たちも家でお仕事をしている零君の疲れをたくさん癒してあげるからね♪」

 

 

 花陽も凛も高校時代は純粋な女の子だったのに、今では夜の営みを楽しみにするほどエッチな子になってしまった。μ'sを知るこの世の男は彼女たちがこんなに積極的な子だってことを知らないんだろうなぁ。俺が彼女たちを肉体的に癒し、そして俺も自宅警備で溜まった疲労を彼女たちに代わる代わる気持ちよく癒される。あぁなんて素晴らしい生活!!

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「零! 久しぶりね♪」

「うわぁああ……って、にこか!? 急に後ろから抱きつくなよ!!」

「だって2日ぶりにあなたの背中を見たんだもの、にこの足が勝手に動き出しちゃったわ」

「そっかぁ2日も会ってなかったのか。人気アイドルも大変だな」

「にこちゃん。人気者が男に抱きついてたらすぐスキャンダルになるわよ」

「真姫、お前もいたのか」

「たまたまそこでにこちゃんと会ってね。それにしても、私もあなたと会うの久しぶりだわ」

「たかが2日だろ。もちろん俺だって寂しかったけどさぁ」

「その2日がにこにとっては途方もなく長い時間だったのよ!」

 

 

 なんやかんやあった昼過ぎ、とぼとぼと歩いていた俺を襲ったのはにこと病院帰りの真姫だ。俺の彼女の中でも1、2を争う多忙な2人とこうして日中に会えるなんてなんたる奇跡! にこの小さくも姉に抱きつかれているような暖かい包容力と、地味に俺と手を繋いでいる真姫の温もりも2日ぶりだがいつも以上に熱く感じる。

 

 にこは世界に羽ばたくアイドルで、高校時代におふざけで宣言していた"宇宙No.1アイドル"の異名を本当に手中にしてしまった。だからこそ多忙な毎日なのだが、どうやら今日は仕事が一段落し丁度家に帰る途中だったらしい。

 真姫も世界に認められる医者として活躍している。そのせいでにこと同じく家にいないことも多く、こうして再会した時は恥ずかしながらもさり気なく手を繋ぐなどスキンシップは欠かさない。高校時代に比べてデレ要素が増してより可愛くなったもんだ。

 

 そしてこの2人は俺の彼女たちの中でも飛び抜けてお金を持て余している。トップアイドルと名門医師なんだからそりゃそうだ。

 

 

「2人共あまり家にいないのに、お金ばかり入れてもらってすまないな。にこと真姫のありがたみをしみじみと感じるよ」

「どうしたのよ急に。にこたちが一生養ってあげるから、零は何も気にしなくていいの」

「零に不自由なんて感じて欲しくない。あなたに喜んでもらえるから私たちは仕事を頑張れるの。だから実質お金を稼いでるのは零、あなたなのよ。あなたがいなかったらみんな仕事なんておちおち続けていられないでしょうから」

「お、俺のおかげ……?」

「そう、だから心配しないで。零はにこたちのご主人様として堂々としていればいいのよ」

 

 

 そこで背中から抱きついていたにこが正面へと回り込み、俺の頭を抱えそのまま自分の胸に埋めるように抱きしめてきた。相変わらずボリュームはないが、お姉ちゃん体質の彼女の身体はポカポカと暖かく、あまりの気持ちよさでこのままダメになっちゃいそう……。それと同時に真姫も手を握る力を強くし、口元を俺の耳元に当て囁くように呟いた。

 

 

「だからご主人様、仕事を頑張ったご褒美、もらえるかしら?」

「にこも真姫ちゃんも家を離れていることが多いけど、頭でも心でも常にあなたのことばかり考えてるわ。だから今日は身体でも感じさせてちょうだい。ね、にこたちのご主人様♪」

「あ、あぁ、本当にダメになりそう……」

 

 

 にこと真姫に()()()()()()()囁かれ、身体にゾクゾクとした高鳴る震えを感じる。こうしてたくさんの女の子に必要とされているって嬉しいことだ。彼女たちが仕事で磨り減りそうな精神を俺が家にいることで保っているんだから、自宅警備の仕事も捨てたもんじゃないな。明日からはもっと彼女たちに甘えて遊んで暮らすことにしよう。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「うへぇ、金がなくなってしまった……」

「零くん? こんなところでどうしたんですか?」

「あ、亜里沙!?」

「私もいますよ。偶然ですね公園で会うなんて」

「雪穂も!? どうして……?」

「亜里沙たちファッション誌の表紙を飾ることになって、今撮影中なんですよ!」

 

 

 亜里沙が顔を向けた先を見てみると、カメラさんや照明さんなどがテープチェンジのためにせっせと動いていた。ということは雪穂と亜里沙は今休憩中なのか。にこと真姫と別れた後に起こった出来事に意気消沈して全く気付かなかったよ。

 

 雪穂と亜里沙は共に『sisters』というコンビを組んで、現在雑誌やポスターのモデルとして大活躍中だ。本来なら楓も誘われていたのだが、アイツは誰よりも一番間近で俺のお世話をしたいと言い張り、雪穂と亜里沙は経済的に俺に楽をさせたい一心でお互い別の道を選んだ。まあ道は違えど同棲もしているし、俺のために頑張ってくれているのはどちらも一緒だから誰も気にしてはいない。

 

 

「さっきからどんよりしてますけど、何かあったんですか? 私たちでよければ相談に乗りますよ」

「それがな、さっきパチンコで全部金使っちゃってさぁ。今朝穂乃果とことりに貰ったばかりなのに数時間で消えちまった……」

「大変! お金だったら亜里沙がいくらでもあげますよ!!」

「えっ、流石に1日に何度も貰うのは悪い気が……」

「そんなことないですよ。私も亜里沙も零君のために働いているんですから、それくらいむしろ当然です」

「亜里沙ぁ~雪穂ぉ~お前らホントに大好き!」

「もうこんなところで告白なんて恥ずかしいですよぉ~♪」

 

 

 雪穂も亜里沙も高級感が溢れる財布を取り出す。そして2人から分厚い札束ができるほどの万札を貰ったのだが、俺の格安貧乏財布には到底収まらなかった。せっかくだからこれを機に誰かに強請って買ってもらうか。俺が望めばみんな何でも言うことを聞いてくれるしね。それに俺だって自宅で24時間休まず警備してんだから、少々女の子に甘えたってバチは当たらないだろう。

 

 

「ねぇ亜里沙、そろそろ撮影に戻らないと」

「えぇ~珍しく仕事中に零くんとお話できたのに~」

「話くらいなら家でいくらでもできるだろ?」

「うぅ~だったら今晩はたくさん可愛がってください!」

「もちろんだとも! 雪穂も一緒にな」

「私ですか!? 私はそのぉ……別に」

「もぉ本当に雪穂は恥ずかしがり屋さんなんだから。本当は零くんに色々シてもらいたんだよね? シてもらってない時は毎晩悶々としてるんですよ雪穂って♪」

「そうなの!? 意外とむっつりなところがあるんだな」

「うぅぅぅうううううううううううううう!! ほ、ほら亜里沙、もう撮影に戻るよ!!」

 

 

 雪穂はニヤける亜里沙の腕を引いて撮影現場に戻っていった。しかしその途中、俺の耳元で『楽しみにしています』と囁いたのを聞き逃していない。これが何年も掛けて日々磨かれたツンデレ力、デレの破壊力も凄まじくなっている。決めた、こうなったら今晩は雪穂を徹底的に攻めてやろう。雪穂だけを可愛がっていれば嫉妬の目を向ける亜里沙の可愛い表情も見られて一石二鳥だ。

 

 

 ここまでが夕方までのお話。夜は穂乃果たちとしっぽりと、毎晩みんなが俺を満足させるため、そして1日の疲れを取るため抱かれにくる。こんな生活をしているとどこかで道を間違ったかなと思う時はあるけれど、お互いに幸せで不自由はないしこれはこれでいいのではないだろうか。

 

 

 こうして俺の毎日は、μ'sに甘やかされ悠々自適に過ぎ去っていく。

 




 とりあえず執筆中に何度この生活に憧れたかもう数えていません(笑)
 それにしてもμ'sのキャラが砂糖を吐くほど甘々になってますが、一番キャラ崩壊していたんは零君だったり。読み返してみると思った以上のクズ発言もあって見捨てそうになりました(笑)


 次回からはいつもの日常に戻って花丸回となります。μ's襲来編はもうしばらくお待ちください。


新たに☆10評価をくださった

TeaTimeさん

ありがとうございます!
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