あまりの不運を目撃して涙を流さぬよう……
「それくらい教師だったら何とかしなさいよ。生徒の悩みを解決するのが教師の役目でしょ」
「横暴すぎるだろお前……」
自称堕天使ガール:津島善子が俺の隣であーだこーだと不満を漏らす。
誰もいない教室でPCを広げ教育実習のレポートをカタカタと書いていると、突然善子が教室に入ってきて唐突なお悩み相談会に突入した。前列の机から椅子を持ってきて、何故か教卓に座っている俺の隣を陣取っている。そもそもコイツって俺のことを嫌ってるんじゃないかと思っていたのだが、こうしてお悩み相談を持ちかけられる辺りそうでもないらしい。嬉しい反面、どこでフラグを立てたのかと考えることもある。
そして本題である彼女の悩み事だが、どうやら自身の不幸体質にとうとう嫌気がさしたらしい。だからその体質を改善させろと無理難題を押し付けてきやがったのだ。
「今日も朝からトーストを落としてバターを塗った面が床に密着するわ、登校中に2度も鳥の糞に空爆されそうになるわ、体育の授業でルビィの落としたボールを踏んで転ぶわ、さっきも掃除が終わって帰ってくる時に花壇の水やりの人に誤って水を掛けられるわで散々だったのよ」
「お前よく生きてるよな……」
「このご利益グッズが効いた試しもないし、全くもう……」
善子はカバンの中からお守りを取り出してゴミを見るような目線を向ける。
そうやって無下に扱ってるから神様がお前を見放してんじゃないのか……。そもそも堕天使としてサバトを開いたり黒魔術の研究をしている時点でとっくに神から見放されているのかもしれないが。
「でもまあある意味それも才能かもな。誰かの不幸を全部自分が受け持っていると思えば、ちょっとは誇れないか?」
「いいえ。むしろ誰かが私のために不幸を被ってくれとずっと思ってるわよ」
「あまり生徒にこんなことを言いたくないけど、最悪だなお前……」
「毎日毎日ここまで運が悪いと考え方も下衆になっちゃうの。それにヨハネは堕天使! 堕天使たるもの、他者を切り捨て己の力を
あぁ、なんとな~くコイツが不幸体質な理由が分かった気がする。これは神にも見捨てられますわ。もっと俺みたいに人間(可愛い女の子)を愛する気持ちを持たないとダメだぞ。
「それはそうと、どうして俺に相談してきたんだ? 花丸やルビィと一緒にいた方が相当ご利益ありそうだけど」
「それはぁ……た、たまたま教室の前を通りかかったら先生が1人でいたからよ! そ、そうただそれだけなんだから!!」
善子は慌てた表情で必死に苦しい言い訳を放つ。しかしこちらとしてはテンプレのツンデレ乙としか言い様がない。もちろん女の子の慌てふためく姿は大好物なのでむしろずっとその表情をしていて欲しいが。
「ま、まぁこの前のお化け騒動で案外頼りになるって分かったから、こうして直々に相談を持ちかけてあげたのよ。わ、悪い!?」
「いや教育実習生でも教師は教師だから、生徒の悩みを聞くくらいは当然の義務だし俺は別にいいけどさ」
「だったら解決してよ! 私のこの不幸体質!!」
「とは言ってもその問題はキツイっす……」
いくら体質と言っても痩せ型体質や肥満体質などの体型的な問題なら医学知識でどうにでもなるが、不幸体質なんて概念すらも明確でない問題をどう解決したらいいって言うんだよ。問題が抽象的なものなら解決策も『日頃の行いが悪い』といった精神論や根性論に持ち込むしかない。さてはてどうしたものやら……。
「あっ、そうだ」
「なになに!? 私から不幸を吸い出してくれるの!?」
「幸福度をチューブでちゅーちゅー吸えて共有できたら人間みんな幸せになれるかもな。そうじゃなくて、ご利益のある人と一緒にいたら何か変わるんじゃないかと思って。もちろん気の話になるけど」
「ご利益のある人? さっき言ってた花丸やルビィとか?」
「実は俺の彼女――いや知り合いに豪運の持ち主がいるんだよ。おみくじでは常に大吉だしビンゴ大会でも確実に上位入賞、それ以外でも己の運の良さを裏付けることばかり起こる神に愛された奴がな」
「なにそれ、もう人間じゃないわね」
「失礼だなお前……。ま、連絡すればこっちに来てくれるだろうから、1回会ってみたらどうだ? 事情も俺から説明しておくから」
善子とは対称的に
「それで私が不幸から解放されるなら会ってみるわ」
「分かった、じゃあ連絡しておくよ。でもお前自称堕天使だろ? 神に選ばれるようなことをしていいのか?」
「うっ……ヨハネは堕天使の顔と人間の顔の両方を持ってるのよ。だから人間の姿であれば大丈夫……なはず」
「取ってつけたような設定だなオイ」
それにさっきから一人称もコロコロ変わってるし、前も言ったけどイマイチ堕天使に成りきれてない感あるよな。まあそんな不器用なところが可愛いんだけども。
~※~
「と、言うことで。本日お前の不幸体質を改善してくれる彼女が――」
「東條希です。よろしゅうな善子ちゃん♪」
「…………えっ?」
次の日、早速スピリチュアルガールが内浦にやってきた。
俺が言っていた豪運の持ち主は希のことでした――――って、言わなくても分かってるよな。そう、善子が神に見放された少女なら、希は神に愛された少女である。ご利益満天の希に善子があやかり、運気をアップアップしていこうという算段だ。
しかし善子は不幸体質云々の話以前に、希を見て目を丸くしている。まるで本物の女神を見たかのような驚きっぷりだが、希がそこまで存在感を放っているのだろうか。確かにいくら服を着込んでいても分かる巨乳の存在感は凄まじいけどさ。
「と、東條希って……あのμ'sの!?」
「なんだ、お前希のこと知ってたのか。他のスクールアイドルなんてさほど興味がないと思ってたよ」
「そりゃあルビィに耳に穴が空くほど熱論されてるんだから知ってるわよ! でも本物を見るのは初めてで戸惑っちゃうっていうか……」
「そこまで萎縮しなくてもええよ。友達だと思って気軽に絡んでもらえれば」
「そ、そんなことできる訳!!――――な、ないです……」
中二病のせいで人間付き合いが希薄だったせいか、普段から年上にもタメ口で話す善子。だが希の圧倒的オーラの前ではいくら彼女であってもタジタジだな。これぞまさに女神に屈服する堕天使の構図。でもこのまま女神が堕天使を浄化してくれたら運気くらいすぐ上がりそうなものだ。希と一緒にいるとイイコトが起こりそうな気がするんだよ、いやマジで。
「すぐに仲良くするのは難しいから、不幸体質を治す過程で仲良くなっていこ♪」
「そもそも治せるんですか本当に……」
「そうやなぁ、そのためにはまず善子ちゃんがどれだけ運が悪いのか確かめないと」
「それじゃあ善子、ここから50m先のあの電柱まで走ってこっちに戻ってこい。それで全て明らかになるから」
「いや、流石の私でもたかが数秒の間にそう何回も不幸は舞い降りないわよ」
「いいか、それをフラグって言うんだ。ほら行ってこい」
「だから何も起きないのに全くもう……」
善子は怪訝な顔をしながらも、しぶしぶ近くの電柱まで走り出した。女子高生の50m走のタイムは約9秒、日々スクールアイドルの練習をしている彼女ならもっと短時間で走れるはず。つまり往復約15秒間に一体何が起こるのか見ものだな。たった15秒と思うかもしれないが、善子にとっては一寸先は地獄なんだ。
「ほら見なさい、何も起きないじゃない」
善子は余裕ぶってそう呟く。だが周りを警戒していない訳ではないようで、自分の真上を通りかかろうとする鳥の軌道から逃れるため、自身の身体を道脇に寄せた。するとさっきまで善子がいた場所に、鳥の糞が汚らしい液体音を立てて叩きつけられる。
「ふんっ、あまり不幸体質を舐めないことね。これくらい想定済みよ」
だが善子は気付いていなかった。鳥は2羽いたことに。
そうなれば不運丸出しの彼女には当然――――
「あ゛ぁあああああああああああああああああっ!?!? アイツ、私のお気に入りの帽子に……帽子にぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
案の定というべきか、鳥からの2発目の空爆に善子の黒い帽子のてっぺんが真っ白に染まった。彼女はその場であたふたと暴れるが、そんな無駄な行動をするからまた新たな不幸を呼び寄せるんだってことに多分気づいてないよなぁ。
そして、次なる刺客は空ではなく地にいた。
「善子ちゃーーん! あまりバタバタすると水溜まりにはまっちゃうよーーっ!!」
「はっ!?」
鳥の連続空爆で完全に余裕を失った彼女は身体をふらふらさせながら、眼前に迫っていた水溜まりの罠を希の助言により発見する。流石に見えている罠には引っかからないだろう。希はそう思ったし俺もそう思っていた。
「くっ、避けられない……!!」
身体がよろめいているせいでもう水溜まりと一騎打ちするしかないと思った彼女は、その場で踏ん張るとそのまま高い跳躍力でジャンプをした。上手く避けられそうなのでさっきまでの絶望を具現化したような表情から一変、勝ち誇った表情で華麗な跳躍を披露した。この機動力もスクールアイドルこそなのだが、彼女がいついかなる時でも不運を呼び込む体質なことを忘れてはならず――――
「な゛ぁっ……!?」
勝利に満ち溢れていた彼女の顔が再び絶望に染まる。水溜まりの先、ちょうど彼女が着地するだろうと思われる地点にビール缶が転がっていた。もちろん横向きで全く潰れていない完全な状態である。もう俺も希も、未来予知能力なんてないのにこの先の未来を見通してしまっていた。
善子は着地と同時に右足でビール缶を踏むと、これも不幸の災いなのか身体が後ろへ倒れこむ。そうなればもちろん、さっきの水溜まりトラップが待ち構えてる訳で――――
「がっ、あぁ……!!」
そして、ただの道端なのに大きな水しぶきの音が響き渡った。噴水のように綺麗に水が舞い上がり、微かに虹ができるくらいには……。
「どうだ? 善子の不幸体質は天性だろ?」
「話には聞いてたけど、これは想像以上やなぁ……。だって、まだ電柱にすら辿り着いてないし……」
「それだよ。どうしてこんな短時間であそこまで不幸になれるかねぇ~」
希の言った通り、衝撃なのはまだ往復の"往"の区間だってことだ。しかもトラップを事前に見抜いていたのにも関わらず、鳥の空爆や水溜りに自ら突っ込んでいったのはもはや芸人だろ。もしかしたら不幸を呼び寄せているのではなく、自分から不幸になりに行っている説まで考えられる。神に遊ばれているのか、それとも罰を与えられているのか。どちらにせよ彼女が不憫過ぎて、一連の流れを見て泣きそうになってきたぞ俺。行く先々で罠がダブルで仕掛けられてるんだから、そりゃあ同情しちゃうよ。
このまま往復走行させるとマジで善子の命が危ないからここでやめさせることにした。
しかしこんな調子で今までよく生きてこられたな。ここまで不運なのに強く生きるその図太さを逆に俺たちが見習った方がいいのかもしれない。俺だったらもう外に出ず一生引きこもって女の子のヒモになる自信あるわ。
~※~
鳥の爆撃やら水撃トラップやらで全身がボロボロになった善子を見かねた俺たちは、一旦彼女を家へ返して着替えさせた。そして再び集合したのだが、彼女の顔は虚ろな目をしているのにも関わらずニヤけているという奇々怪々な表情になっていた。
「み、見た? これが私の実力よ!! アハハ、アハハハハハハ!!」
「遂に壊れたか……」
「こんなもの、笑ってなきゃやってられないわよ!! さっきも洗濯機に服を入れようとしたらまさかの故障だったし。どうしてこんな時にぃいいいいいいいいいいいい!!」
「不運が連鎖しすぎて逆にそれはそれでツイてるのかもね……」
なにそれ全然自慢にならねぇじゃん。飲み会の席で『私の特技は不運を連鎖させることです』とか言われても愛想笑いしかできねぇよ……。特に善子の不幸エピソードを知ってる奴ほど同情の念が強くなってしまう。
「はぁ……今日はいつもよりやたら不幸なことが起こるような気がするのよね……」
「もしかしてアレか、希が来たせいでコイツに運を全て吸い取られてるんじゃないのか。善子に渡す運なんて一滴もないって感じでさ」
「そっちから呼んでおいてその言い草はヒドくない?」
「だったら解決策を考えてやってくれ。もう笑い話じゃ済まないレベルになってるから」
「分かってる。だからこれを持ってきたんや♪」
「聞こうと思ってたけど、なんだそのデカいカバンは……?」
「ひ・み・つ♪」
泊まりに来た訳でもないのに、希はやたらサイズのあるカバンを肩に掛けていたのでずっと気になっていた。それにやけにやる気満々だし……コイツも策略家だから何考えてんのか全然分かんねぇんだよな。イタズラな笑みを浮かべているのでまずまともな解決方法でないことは確かだ。
「とりあえず善子ちゃん借りてくね! さ、こっちに!」
「えっ、そっちはトイレよ!?」
「いいからいいから! ちょっとお姉さんとイイコトしよ♪」
「い、嫌な予感が!? 私の不幸センサーがビンビンと――――って、力つよっ!!」
「さぁて1名様ごあんなぁ~い!」
「わ、分かったから引っ張らないでよ!!」
何を企んでいるのかは知らないが、希は善子の腕を無理矢理引っ張って公園の女子トイレに引きずり込んだ。
しかしトイレでやるイイコトって――――まさか連れション!? 女の子同士の連れションなんてあまり聞くものではないが、デリケートな部分も含め幸運な人と一緒に行動することで運気を上げようとしているのだろうか? ていうか、そもそも女子トイレって壁に耳を当てれば声とか音とか聞こえたりするのかな? もうさっきから疑問と妄想ばかりが膨らんできていてもたってもいられねぇよこんなの!!
思い立ったが吉日、女子トイレの壁に耳を当てる。だがそこは構造上上手く作られているのだろう、変態対策に防音になっているようだ。
だったら次に取る行動は1つだけ。周りに人がいないことを確認し、俺は女子トイレの入口に少し足を掛けた。踏んではならないボーダーラインを超えてしまったが、元々この俺に道徳なんてものは通用しない。
2人に足音が聞こえないように、息を凝らして一歩ずつ花園へと侵入していく。そしてしばらくした後、トイレの中から善子の声が聞こえてきた。
『ひゃぁああああん♡』
「え゛っ、な、なんだぁ!?」
善子の口から聞いたこともない淫らな嬌声が漏れ出した。若干声が曇っているので個室に入っているのだろうが、この声を聞いたら何も知らない人からすれば痴女が公衆トイレでオナっているようにしか聞こえないだろう。ちなみに俺は変な男が女子トイレに入らないよう入口で見張ってるだけで他意はないから、そこんとこよろしく。
『ちょっと! どこ触ってるのよ!!』
『う~ん、ここにはあまりご利益は詰まってない感じやね♪』
『ひゃっ! そ、それ遠まわしに小さいって馬鹿にしてるでしょ……って、そんな激しく!! あっ、んんっ!!』
『でも感度はそこそこ良好っと。もしかして、1人でしてたりするん?』
『し、してないわよそんな変態みたいなことなんてぇ……んっ、あぁ!』
『ん~? ウチは変態なことなんて一言も言ってないんやけどなぁ~どんな想像したんかなぁ~』
『こんの腹黒女……はぁ、あっ! わ、分かった、もう言わないからぁ!!』
こ、コイツら2人で一体何やってんだ!? しかも状況的に2人が同じ個室に入っているみたいだし、会話からしてもう百合百合しい。公衆トイレに対しては汚いイメージを持ってしまいがちだが、女の子がやんやんするだけでここまで高級感煽るる雰囲気になるのか。変質者の俺ですら入るのを躊躇ってしまうくらいにはムードがピンク一色だ。
『善子ちゃんにはこれを着てもらうからね』
『な、なによこれ!? どうして私がそんな格好を!!』
『もし着ないって言うのなら……ワシワシするよ?』
『その指の動きやめなさいよ!! 変態オヤジか!!』
『女の子に対してその言い草は傷付くなぁ。お仕置きや♪』
『ひゃんっ! あ、謝る! 謝るからぁあああああああああああああああああああああ!!』
ご利益が詰まってないとかなんだとか言って、結構善子の胸気に入ってるじゃん。まあ希は相手が貧乳だろうが巨乳だろうが、その子の反応が可愛ければ誰構わず揉みしだくほどの変態なんだけども。μ'sのみんなはもう慣れているが、こうして胸を弄られることに耐性のない善子は少し触られただけでもいい声で鳴く。しかも近くに俺がいるってこと忘れてるだろ……。
それにしても女の子は相手の子の胸を揉み放題でいいよなぁ。おふざけでそんなことができるのは羨ましいし、咎められてもスキンシップと言っておけば大体言い逃れできる。この時だけは女の子に生まれたかったと切に思う瞬間だ。
そして善子は観念したのか、希が持ってきたであろう服を黙って着始めた。服が肌に擦れる音が聞こえてくるので多分着替えているのだろう。
しばらくした後、個室のドアの開く音がした。踏み込んではいけないボーダーラインを超えたままだと気付いた俺は、忍者のような軽やかな動きで何事もなかったかのように後ずさりする。焦りを隠しながら平静を装っていると、まずは希だけがトイレから出てきた。
「零君? お楽しみやった?」
「お楽しみはお前らの方だろ……」
「隠さんくてもええよ。どうせ零君のことやから、トイレの壁に耳を当てたり中に入ってこようとしてたんやろ?」
ぜ、全部当たってやがる……相変わらず感の鋭い奴だ。まあ俺と何年も一緒にいるんだから、それくらいの思考は読めて当然か。
そんなことよりも、トイレの入口でコソコソこちらに顔だけ覗かせている善子の姿が見える。顔を赤くしてトイレから出るのを躊躇っているようだ。
「ほら、そんなところに隠れてたら着替えた意味ないやん?」
「で、でもこの格好は……うぅ」
「スクールアイドルなんやから、こんなことで恥ずかしがってちゃいかんよ。さぁ早く!」
「だ、だから腕を引っ張らないで――――きゃっ!!」
「おっと!」
希に腕を強く引かれた善子がトイレの入口から飛び出す。そして彼女はそのまま勢い余って俺の胸元へと飛び込んできた。俺は咄嗟に彼女の身体を抱え衝撃を和らげてやる。
しかし、違和感は一瞬で訪れた。まず肌触りがいい。夏なので薄着なのは当然だが、それを加味してもやけに肌の暖かさを感じる。そして彼女の着ている衣装の色。上が真っ白で下が朱色の袴みたいな――――ん? こ、このコスプレって!!
「巫女さん!?」
「どうして堕天使の私が神の遣いなんかにぃ~……!!」
神を離反した存在である堕天使から、神の従者である巫女に転職するとは……。希の奴、一体何をしようってんだ??
To Be Continued……
読者の皆さんが善子に同情する力で次回のオチが決まるマルチエンド方式です(大嘘) 今までラブライブのキャラを性的に虐めたことはありましたが、ここまで不幸のどん底に貶めたのは初めてだったりします。後悔はしていない。
次回は割と書けているので、多分早めの投稿になるかと。せっかくなので次回のセリフを一部抜粋。
「巫女さんになって善行をすれば、絶対に運気アップするよ!」
「ちょっと! 袖口に手を入れないで!!」
「ウチが幸運なのは、零君と一緒にいるからかも」
「100円、拾った……」
「お前が一生神に愛されなかったとしても、俺は一生お前を愛するから」
新たに☆10評価をくださった
ueyuuさん、イチゴの鍵人さん
ありがとうございます!
零君がDTであるかという質問がありましたが、それはご想像にお任せします(笑)