今日もいつも通りミーティングを行うため、俺とAqoursは部室に集合していた。各々パイプ椅子に座りながらお喋りをしたり本を読んだり携帯を弄ったりと、三者三様のことをしてまとまりがない。それもそのはず、まだミーティングは始まっていないのだ。
「せんせぇ~いつ始まるんですかぁ~?」
「悪い悪い、もうすぐだからさ」
「早くしないと練習時間が減っちゃいますよぉ~」
千歌は机に伏せながら文句を垂れる。病み上がりだったからこそ練習を楽しみにしていた彼女にとって、この待ちぼうけの時間はウズウズしてしょうがないのだろう。まあ授業中も居眠りして体力が有り余っているから身体を動かしたいのは分かる。他のみんなも今日やる予定だった練習時間を潰されて暇そうにしているから、俺としても早くミーティングを終わらせて練習させてやりたいんだがなぁ……。
すぐにミーティングを始めないのはとある人物を待っているからだ。とは言ってもその人物を待っているという事実は俺しか知らず、みんなはただ理由もなく無駄に待ちぼうけを食らっているとしか思っていない。でも仕方ないだろ、その人物から自分が来ることを内緒にしておくようにと念を押されてんだから。
「先生。このまま私たちを無意味に待たせるのなら、もうミーティングを開始してしまってもよろしいでしょうか?」
「いやだからもうちょっとだけな……」
「だったら理由を説明してくださりませんこと!?」
「言えねぇんだよ!! それに多分待てば待つほどお前らが喜ぶと思うぞ」
「喜ぶ……ルビィたちがですか?」
「そうだなぁ、千歌やダイヤは驚きで死ぬんじゃねぇか」
「どれだけ怖い人が来るんですか!?!?」
「違う違うそういう意味じゃない!」
あぁもう早く
「もう暇過ぎて眠たくなってきたよぉ~……」
「さっきの授業中もずっと寝てたじゃない。まだ眠いの?」
「一応まだ薬は飲んでるから、その副作用なのかもね」
「いや、千歌ちゃんの場合はお昼ご飯食べてからは毎日こうな気もするけど……」
「梨子ちゃんも曜ちゃんも失礼な! 私は全然元気だし、寝る子は育つ理論だよ!」
「寝たいのか練習したいのかどっちなの……?」
千歌が風邪でブッ倒れていた件に関して、Aqoursのメンバーには今日伝えられた。梨子と曜に安静にしておいた方がいいと練習を休まされそうになった千歌だが、完治してから1日療養期間を設けていたので大丈夫だろうという俺の判断で今ここにいる。そもそも千歌のことだ、俺たちの練習をただ指を咥えて見ているはずがないだろう。
「驚きで死んじゃうって、一体誰なんだろうね」
「誰でもいいわよ。このまま練習時間が短くなるくらいなら、もう帰りたいんだけど」
「そんなこと言って、もしその人が来たら善子ちゃんも腰を抜かしちゃうかもしれないずら♪」
「そ、そんな肝が小さい人間に見える訳!?」
「あれぇ人間? 堕天使じゃなかったっけ?」
「こんのぉズラ丸ごときがぁあああああああああ!!」
「お、落ち着いて善子ちゃん!」
1年生はいつも通りの漫才で暇を潰している。
そしていつも思うけど、花丸って善子に対してだけかなり黒い部分あるよな。あの温厚な花丸でさえイジリキャラになってしまうほど、善子がイジられキャラのオーラ強いってことか……。
「ここまで人を待たせるなんて、非常識な人ですわ全く……」
「待たせた結果ダイヤが驚いて死んじゃうかもしれないって先生言ってたよね」
「安心して。ダイヤのお墓は小原家自慢のホテルの屋上で華やかに建ててあげるから♪」
「余計なお世話ですわ! それに私が驚いて死ぬ? そんな大袈裟な……」
「でもダイヤ、μ'sの絢瀬絵里さんが来た時は数分気絶したって聞いたけど」
「そりゃあの絢瀬絵里ですから!! スクールアイドルならあのμ'sの誰が来たって気絶するのが当たり前なんです!!」
「いや、それはないよ」
「なに鞠莉さんのくせに冷静にツッコんでるんですか!!」
中々ヒドイ言い草だなオイ。まあ俺も鞠莉がノリも流れも無視してツッコミを入れる姿は見たことないが……。
そんなこんなで各々の暇つぶしを鑑賞していると、携帯に今回の主役からメッセージが届いた。なになに――――もう5分前から部室の前にいるだと!? 何やってんだとっとと入ってこいよアイツ!! えぇっとなになに――――登場の仕方を考えてただって!? 全くアイツらしいというか何と言うか……。
そして俺が部室の入口を注目する間もなくその扉が開け放たれる。
勢いよくバンッと扉の開く音が響いたためか、千歌たちの身体がビクリと飛び上がった。誰が侵入してきたのかと警戒しながらも、9人の目線は部室の入口へ向く。
その目線の先には、黒髪ロングで周りに自分だと悟られないようにするためか変装グッズで顔を隠していて――――って、えぇっ!? へ、変装したまま!?
「にっこにっこにー あなたのハートににっこにっこにー 笑顔届ける矢澤にこにこー にこにーって覚えてラブニコっ♡」
「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」
流れる沈黙。
そりゃそうだ。だってサングラスを掛けているちびっこい女の子に、突然意味不明な自己紹介を披露されたんだから……。
「……あら?」
「おい、にこ」
「なによ……」
「サングラス、そして髪型も普段通りにしないと誰か分かんねぇって」
「あっ、登場の仕方を考えていてすっかり忘れてた!!」
宇宙No.1アイドル、矢澤にこ。今回ほど滑りに滑った自己紹介は今までなかっただろう……。
~※~
「…………」
「…………」
「ち、ちちち千歌さんとお姉ちゃんが……し、しししししし死んでる!?」
「ルビィちゃんも驚きで死にそうになってるずら……」
矢澤にこと言えばμ'sの中でも圧倒的存在感(マスコット的な意味で)を放つメンバーの1人である。そんな有名人がいきなり目の前に現れたら、μ'sのファンである千歌やダイヤは泡を吹いて倒れてしまうってことくらいは容易に想像できる。そして案の定、魂が口から抜けていくほどに驚いて気を失ってしまった。
「にこの可愛さに魅了されたようね。まあ、当然と言えば当然だけど」
「いつもは受け流すところだが、今回ばかりはマジでそうだから言い返せねぇ……」
サングラスを外し、髪型をツインテールに戻したにこはスクールアイドル時代の彼女そのまんまだ。つまり身体の方はあまり成長してないってことになるが、それを言うと俺まで千歌たち同様に昇天させられるので伏せておく。まあロリキャラってのは一定の需要があるから廃れることもないし、それをウリにしていくのは全然いいんじゃないか? もちろん本人の前では言えないけど。
そんな2つの気絶死体が転がっている雰囲気の中、曜が代表して疑問を投げかけた。
「で、でも驚きました。μ'sの矢澤にこさんがどうして浦の星に……?」
「いい質問ね、渡辺曜さん」
「うぇっ!? なぜ私の名前を!?」
「だって浦の星にお邪魔するんだから、その学校のスクールアイドルを熟知するのは当たり前でしょ」
意識たけぇ流石世界のYAZAWAは違う。海未なんてAqoursの存在を知っていただけで、基本すらもノー知識だったからな。しかしにこがここへ来た目的を考えればAqoursのメンバーや活動履歴を熟知しておくのは当たり前なのだが、それは追々本人の口から語られるだろう。
そしてどうでもいいが、Aqoursのみんなはμ'sの先輩たちに名前を知られていると毎回同じ反応をして驚いていることに気付いた。やっぱ憧れの人に名前を覚えられていると感動してしまうのもなのかねぇ。でも千歌やダイヤのように気絶するのはかなり行き過ぎた衝撃だと思うが。
「ほら千歌ちゃん、そろそろ起きて」
「ダイヤもいつまで気を失ってるの?」
「う~ん……梨子ちゃん?」
「果南さん……私一体……」
「あっ、千歌っちもダイヤも目が覚めた?」
「はい……なんかμ'sのアイドルのにこちゃんが、私の目の前にいる夢を――――!?!?」
「私もです。目の前であの『にこにこにー』を披露してくれた夢を――――!?!?」
「千歌ちゃん? ダイヤさん……?」
「え゛ぇええええええええええええええ!? みゅ、μ'sの矢澤にこちゃん!? どうして部室に!?」
「こ、これはまだ夢なのですわそうですわ!! だったら早く家に帰って寝ないと!!」
「もういいから早く戻ってこい!! これは現実だ!!」
また千歌とダイヤが夢世界へ旅立ちそうになったので慌てて実世界に引き戻す。ここで再び夢世界にのめり込んでしまったら、起きた時にまた同じことを繰り返しそうだからな。『夢世界から目覚める』⇒『矢澤にこを目撃する』⇒『驚く』⇒『夢世界へ』の無限ループになりかねない。
「あぁ、ここまで尊敬されるなんて気持ちがいいわねぇ~♪ このためにアイドルをやってきたって感じ!」
「チヤホヤされんの好きだもんなぁお前。今めちゃくちゃ輝いてるけど……」
μ'sの現役時代は『にこにこにー』をやっても穂乃果たちからは白い目どころかスルーの領域だったが、彼女たちが伝説ぶになっていけばいくほどその『にこにこにー』も付随して有名になっていった。にこがその自己紹介をするだけで歓声が上がるくらいには世間に認知されている。同時にコイツの驕りも頂点を極めている訳だが、それも実力で勝ち取ったものだから誰も文句は言わないし言わせない。
「それで? その有名人さんが何の用なのよ? 待たせるだけ待たせて、大した用事じゃなかったら承知しないわよ」
「えらく上から来るわね津島善子さん。ま、これ以上時間を取らせるのも悪いし、にこがここへ来た目的でも発表しようかしら」
にこはホワイトボードの前を陣取ると、白板の上部に大きな丸っこい文字でこう書き綴った。
『にこにーの素人スクールアイドル大特訓』
「な、なんですかこれ……」
「にこは思ったのよ。あんたたちは確かにステージ上では輝いてる。まあそれは零が顧問をしているから当然と言えば当然だけどね。でも、この前PVも兼ねたAqoursのインタビュー動画を見て確信したわ」
にこはカッと目を見開いて、Aqours9人を威圧するように見下す。千歌たちはその勢いに圧倒され、手を膝の上に置いて畏まった。
「あんたたち、ちゃんとキャラ付けしてんの?」
「きゃ、キャラ付け……?」
「そう。アイドルってのはね、キャラの濃さが命なのよ! しかもこのご時世、にこたちがμ'sをやっていた時とはスクールアイドルの母数が違うわ。その過酷な生存競争に負けないために己のキャラをアピールしていかないと、知らず知らずの間にアイドル界の闇に飲み込まれるわよ!!」
――――と、スクールアイドルのレジェンドである矢澤にこ氏が申しております。
μ's時代だと彼女のこの発言は的を射ているが、穂乃果たちには笑ってスルーされていた。しかしμ'sがレジェンドスクールアイドルとなった今、彼女のこんな発言にも物凄い重みを感じる。やはり上からモノを言うには結果を残さないとな。
そしてにこが浦の星へきた理由。それは千歌たちをスクールアイドルとして徹底的に指導することだった。ただの練習なら俺でもできるが、こういったアイドル根性論はやはり彼女の方が適任だ。昨日いきなりにこから電話でAqoursの強化指導に来ると言われて驚いたが、これはこれで千歌たちにはいい経験となるだろう。まあコイツに真っ当な指導ができるのかは別として……。
「キャラ付けって、いきなり言われても……」
「あなた桜内梨子さんね」
「は、はい……」
「地味ね」
「はいぃぃ!?」
「インタビュー動画を見る限り、緊張が顔や雰囲気にも出てる。ステージ上で楽しくダンスするのは当然よ。だからどのアイドルも笑顔で歌って踊ってるわ。つまりね、他の子たちと差をつけるにはこういったインタビューでこそ輝かなきゃいけないのよ!!」
「そ、そうですか……でもどうやって?」
「ちょっと携帯のカメラを回してあげるから、適当に自己紹介やってみなさい」
「えぇ……」
にこがスマホのカメラを梨子へ向けると、俺を含めAqoursの目線も一気に梨子に集中した。まさか初っ端から自分に火の子が降りかかってくるとは思ってもいなかったのだろう、周りは見知った顔ばかりなのに人前でインタビューする時以上に緊張の表情を浮かべている。
「ほら、軽くでいいから自己紹介しなさい」
「はい……。Aqoursの桜内梨子です。趣味は絵画と手芸、料理です。特技はピアノで、Aqoursの曲の作曲を手がけています。好きな食べ物はゆで卵、嫌いな食べ物はピーマンです――――こんな感じでしょうか……?」
「う~ん、やっぱり地味ね」
「そんな!? 矢澤さんが自己紹介をしろっていうから……」
「小学生でもできる自己紹介をするなってことよ。見てなさい、μ'sを伝説に押し上げたにこの自己紹介を!!」
にこは自慢のツインテールを解くと、明らかに作っていると分かる似合わないアダルティな微笑みを俺たちに向けた。
「にっこにっこにー♪ あなたのハートににこにこにー♪ 笑顔届ける矢澤にこにこー♪ にこにーって覚えてラブにこ♡ あぁっ! だめだめだめー! にこにーはみーんなのも、の♡」
「「「「「「「「「…………」」」」」」」」」
本日2度目の沈黙が訪れる。
ある者はポカーンと口を開け、ある者は目を見開いて驚き、ある者は目を輝かせて尊敬の眼差しを送っていた。俺はこの光景を見て、にこがμ'sと初めて関わりを持った時の穂乃果たちの反応を思い出す。最も、その時は誰1人として尊敬の眼差しなど送っていなかったが。
「あぁ、生でにこちゃんのにこにーが見れるなんて!! もう感激!!」
「もう一度! もう一度お願いしますわ!!」
「えぇ~どうしよっかなぁ~? それじゃあ~梨子ちゃんがにこと同じように自己紹介をしてくれたらもう一度やってあげてもいいかもぉ~」
「え゛っ!? ま、また私!?」
梨子は自分の番が終わったと思って油断していたのか、またしてもにこの矛先がこちらに向いてギョッとする。それと同時に、にこのにこにーの見たさに取り憑かれた千歌とダイヤの熱い目線も梨子に降り注いだ。
「梨子ちゃんやって!! ほらやって!!」
「梨子さん! ここでスクールアイドルの意地を見せる時ですわ!!」
「そ、そんなこと言われてもぉ~……」
「たまにはいいんじゃない? 梨子ちゃんのはっちゃけてる姿を動画に撮ったら、絶対にAqoursのPVも再生数伸びるよ♪」
「曜ちゃん自分が蚊帳の外だからって調子のいいことを……」
「ねぇねぇ梨子ちゃんやってよぉ~! にこちゃんの生にこにーなんて滅多に見られるものじゃないんだよ!?」
「えぇ~……」
まあ渋るのも分からなくはない。今となっては伝説の挨拶になっているにこにーだが、まだμ's結成当時は凛に寒くないかと言われるくらい女の子へのウケも悪かった。つまりそれくらい可愛くも恥ずかしいことなのだ。
だが困惑している梨子には悪いが、彼女の陽気に満ちた自己紹介を見てみたいって欲はある。曜の言う通りギャップ萌えは世間の話題性を生む。特に今人気上昇中のAqoursのPVにそんな衝撃映像が加われば、スクールアイドル界でAqoursの名は大きく膨らむことだろう。それにそんな計略以前に、単純に梨子のお茶目な姿を見たいって欲の方が強いんだけどね。
「ほらほら! 梨子のラブリーな姿をカメラに収めてあげるから♪」
「携帯構えないでくさだい鞠莉さん!!」
「元々あんたにはやらせる予定でここへ来たから、逃げ道なんてないわよ」
「うぅ……わ、分かりました!! やればいいんでしょうやれば!!」
「おおっ、ついに梨子さんの可愛い自己紹介が見られるずら!」
「正直私も見たいって思ってたんだ。頑張って!」
「花丸ちゃんに果南さんまでぇ……もう……」
周りからの期待にとうとう諦めと決心が着いたのか、梨子は顔を赤くしたままその場で立ち上がった。そしてにこの自己紹介のように両手の指を親指、人差し指、小指を上げ、にこにーの体勢を作り始める。みんなの期待が籠った沈黙の中、梨子は大きく深呼吸をしてこれまた分かりやすい作り笑顔を浮かべ――――
「りっこりっこりー♪ あなたのハートにりこりこりー♪ 笑顔届ける桜内りこりこー♪ りこりーって覚えてラブりこ♡ あぁっ! だめだめだめー! りこりーはみーんなのも、の♡」
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
部室に本日3度目の沈黙が支配する。
梨子は作り笑顔のままずっと硬直して動かない。恐らく周りの冷たい反応を見るのが怖くてみんなの顔を直視できないのだろう。彼女に冷汗が流れているのは間違いない。
だが、千歌たちが梨子に向ける目線は冷酷ではなかった。美しいものに目を奪われるような熱い視線は、まるで本物のアイドルを見かけた時のようだ。
「す、凄いよ梨子ちゃん!! とっても可愛かったよ!!」
「梨子さんの甘い声、ルビィも思わず見惚れちゃいました!!」
「やめて!! 褒められれば褒められるほど恥ずかしいから!!」
「グッドよ梨子! この携帯にしっかりとその魅力を収めたから♪」
「本当に撮ってたんですか!? け、消してください!!」
「これでPVの再生数もウハウハだね!」
「動画アップロードしたら絶交だからね曜ちゃん!!」
「我が眷属にしてはよくできた方じゃない。褒めてあげるわ」
「いつもはスルーするけど、今回ばかりは善子ちゃんの褒め方が一番安心するっていう……」
正直な話、俺も梨子がどんな痴態を晒すのかドキドキしていたのだが、実際に"にこにー"ならぬ"りこりー"を見てみると普通に可愛くて釘付けになってしまった。未だかつてこれほどのギャップ萌えを感じたことはないってくらいだ。そういや鞠莉がこっそり動画を撮ってたらしいから、あとで俺の携帯にも送ってもらうか。梨子のあの作っていながらも爽やかに媚びる笑顔は、携帯のホーム画面にしてもいいレベルの癒され具合だぞ。
「ねぇ、なんかにこの時よりも盛り上がってない……? どうして模倣している方がウケいいのよ!?」
「生で見られたとは言え、お前の自己紹介はもうみんなネットの動画で見慣れてるだろうしな。結局さ、新鮮味がないんだよ」
「なによそれ!? プロが素人に負けるなんて有り得ないんですけど!? あぁもうっ!! ムカついたからAqoursを徹底的に教育して、全員をにこの色に染めてやるわ!!」
μ's時代も結構な貧乏くじキャラのにこだったが、まさかAqoursの前でも同じ仕打ちを受けるとは……。まぁお似合いって言えばお似合いなんだけどね。
そして憤ったにこ先生の指導は、ここから更に苛烈を極めることになる――――
To Be Continued……
μ's襲来編は基本μ'sメンバー1人につきAqoursメンバー1人でしたが、矢澤先生は新人アイドル潰しに定評があるので全員との絡みにしてみました。そのせいでまた登場人物が多くなって読みにくく……。
次回はにこ先生の指導回後編。梨子以外のAqoursメンバーにも多大なる被害の予感が……。
新たに☆10評価をくださった
西木野 果南さん
ありがとうございます!