一応その2人以外にも登場人物はいるのですが、それは皆さんの想像と推理にお任せします(笑)
夏の風物詩を挙げろと言われたら数十個くらいは候補に出るだろうが、ほぼ真っ先に挙がりやすいのは海や山に並んで肝試しではないだろうか。わざわざ自ら恐怖体験をしに行く精神は理解できないが、人間というものはスリルを味わいたい生き物であるがゆえに、旅行や合宿の出先で灯りのない夜道を歩くのは定番中の定番となっている。特に学生時代の修学旅行で肝試しを体験した人は多いだろう。学生がする肝試しなんてまだ可愛いもので、もっと緊張感を味わいたい人は自ら墓地や心霊スポットに足を運んだりしている。そんな時に限って心霊現象や怪現象が起こったりするのだが、そんな場所へ行く人は異常事態を承知しているはずなので相当肝っ玉が強い。周りからは完璧超人と言われている俺だけど、本格的な肝試しに耐えられるだけの精神力は持ち合わせていないので、もっと強いメンタルを磨き上げたいものだ。
しかしメンタルを磨き上げるよりも、まずはそのメンタルを生成することから始めなきゃいけない奴らがここに2人ほどいる。しかもさっきから俺の腕を強く握りしめてくるから痛いのなんのって……。
「れ、零!! どうして私がこんな所に来なくちゃならないのよ……!!」
「仕方ねぇだろ。仕事なんだから」
「せ、先生!? さっきそこの箱が勝手に動いたような……」
「まだ入り口なのにそんな訳ねぇだろ。つうか、もっと落ち着けよ」
「「無理!!!!」」
「あっそ……」
絢瀬絵里と松浦果南。俺の両腕を圧死させるかのごとく強く握りしめ、まだお化け屋敷の入口にも関わらず身体をガクガクと震わせている。そう、俺たち3人はお化け屋敷にやって来たのだ。
あらかじめ言っておくけど、何も彼女たちをビビらせるためにここへ来たのではない。近々秋葉が監修したお化け屋敷がオープンするらしく、その先駆けで下見として俺たちが抜擢された訳だ。ぶっつけ本番でオープンして全然怖くないと酷評を垂れ流されないよう、事前に俺たちを実験台としてこのお化け屋敷の仕掛けや驚かせ方などを研究したいらしい。本来なら俺もそこまで乗り気じゃなかったのだが、秋葉が絡んでいるとあって報酬はそんじゃそこらのバイトよりも断然高いため、金に釣られる人間の性にどうしても抗えなかった。あの秋葉が監修したって聞くからどれだけ奇抜な雰囲気なのか心配するところはあるが、一般向けなのでそこまで気にするほどでもないかもしれない。
ちなみに、俺以外の人選が絵里と果南なのもちゃんとした理由がある。お化け屋敷の視察をする都合上、怖いモノに耐性のある奴らを固める訳にはいかない。どうせ視察するならその段階で怖がって叫んでもらった方が驚かせる側のやる気にも繋がるため、今回は特に怖いモノが苦手な女の子たちを集めてきた次第だ。μ'sの中でなら絵里がダントツのビビりだってことは知っていたけど、Aqoursの中では誰になるのかを全く知らなかったので鞠莉に連絡をしてみたら、まさか果南が来るとは予想外だった。コイツこそ鋼のメンタルの持ち主だろうと最初は思っていたのだが、既にここまでの反応を見てもらってもうお分かりのこと。果南も絵里と同類だってことだ。
「まさかお前がここまで怖がりだったなんて。なぁ果南」
「暗いところは誰でも怖いですよ普通!」
「まだ入り口だろ?」
「もう目の前の扉が怖いんです! 今にもあそこからお化けが飛び出してきそうで……」
「ちょっと松浦さん!? 怖いこと言わないで!!」
「絢瀬さんの震える声を聞いていると余計に怖いですって!!」
いつにも増してテンション高いなコイツら……。いつもなら各グループの冷静なツッコミ役&まとめ役を務めるお姉さんキャラポジションなのだが、今の2人はあの穂乃果や千歌よりも数十倍騒がしい。ただでさえ腕が引きちぎられそうなくらいのパワーで抱き着かれているのに、無駄に耳元で騒ぎ立てるせいで鼓膜のライフももうヤバイ。しかもお化け屋敷の入口でこんな感じなんだから、一歩足を踏み入れた瞬間に2人より先に俺が参っちまいそうだ。
「うだうだ言ってないで、さっさと入るぞ。最悪気絶したら出口まで引っ張ってやるから」
「そ、そう……? だったら今から気絶するわ! 怖い思いをするくらいなら!」
「お前なんのためにここへ来たんだよ!? 一応これ仕事だからな!?」
「私はあなたに無理矢理連れてこられただけで、こんな仕事をするつもりは一ミリもないわよ!!」
「社会人が聞いて呆れるなオイ……」
実際のところ本当の目的を伝えず絵里を誘った俺に100%の非がある訳だが、一ミリもないと否定されるとそれはそれで子供っぽいなぁと思ってしまう。社会人として与えられた仕事をキチンとこなせ――――とまではプライベートなので言わないが、果南もいる手前年上としての威厳を保って欲しくはあった。まあお化け屋敷に誘った時点で、コイツに威厳を求めるのは野暮だったのかもな。
震える絵里と果南の背中を押しながら、俺たちはお化け屋敷に突入した。しばらくは入口の扉の隙間から外の光が差し込んでいたが、やがて扉が完全に封じられ、頼りになるのは己の目だけとなる。そうなったらもちろん、入口前でビビっていた2人はより一層身体の震えに磨きが掛かっていた。
「せ、先生? こういう危険なところは男性が先行するものですよ……?」
「押すな押すな! まだ目が慣れてねぇんだから危ないだろ!!」
「そうよ松浦さん! 零が倒れちゃったら、誰が私たちを引き摺って出口まで運んでくれるの!?」
「あっ、確かに!」
「お前ら自分が気絶する前提で話を進めるんじゃねぇよ! ちょっとは粘れ!!」
「だ、だってぇ……」
「だってもクソもない。ほら、とっとと行くぞ」
絵里も果南も覚悟を決めていないが、俺と離れてしまうとそれこそこのお化け屋敷に閉じ込められてしまうので仕方なく歩を進めているようだ。もちろん俺の腕や肩を潰すかのように握りしめているのは相変わらずで、俺からしてみればお化けなんかよりもコイツらの方がよっぽど命の危険があって怖い。離れ離れになりたくないから爪を食い込ませるって、もはやヤンデレの行動だぞ……。
このお化け屋敷は定番中の定番である病院をイメージして作られており、通路のあちこちにある虫の死骸や建物の破損跡など、まだお化けが出てきていないのにも関わらず雰囲気はバッチリだ。破かれたシーツや血液が付着している医療具が場のおどろおどろしさを遺憾なく増幅させており、流石の俺も自然と息を呑んで気を引き締めてしまう。
当たり前だが、俺がこんな調子なんだから両脇にいるコイツらはもっと神経質になっている。挙動不審なのは入口にいた時から変わらずだけど、微かにドアの軋む音がするだけでも耳元で叫び声を上げるため、俺の耳が破壊されそうになっていた。さっきから恐怖で震えあがるたびに俺に身体を押し付けてくるため胸の形が手に取るほど伝わってくるのだが、その直後に放たれる甲高い奇声に身構えているため胸の気持ち良さを感じる暇もない。もしかしたら、この中で一番面喰ってるのは俺なんじゃないかな……?
「きゃっ! れ、零っ! さっきあそこの窓開かなかった!?」
「いや元から割れてて開かねぇから……」
「先生! この道さっきも通りませんでした!?」
「まだ始まったばかりなのに、同じ道を通る訳ねぇだろ!」
「零!」
「一旦黙ろうな? お前らの言うこと言うことにいちいち付き合ってられるか……」
「靴紐解けてるけど、大丈夫?」
「それはもっと早く言え!!」
絵里や果南が騒ぎまくって散々足を踏まれたから、その反動で靴紐が解けてしまったのだろう。ていうか絵里の奴、そこまで冷静に指摘できるのなら常にその状態でいてくれよ……。
その時、俺は靴紐を結ぶために身を屈めていたため、自分たちの後ろからやって来る何者かの気配に全く気付かなかった。
「きゃぅっ!!」
「な、なんだ!?」
突然、絵里が恐怖に対する奇声とはまた違った声色の叫び声を上げた。奇声というよりかは嬌声に近く、幾度となく女の子のそのような声を聴いた俺が聞き間違えるはずがない。でもお化け屋敷でそんな声を上げるなんて、ビビりすぎてとうとう頭までイッちまったのか……?
とりあえず彼女の様子を確認するために後ろを振り向くと、絵里は顔を真っ赤にしながら辺りをキョロキョロ見回していた。果南も絵里に一体何が起こったのか分からないようで、目を見開いたまま彼女を見つめている。
「おい絵里、怖いからってあまり変な声を出すな」
「ち、違うのよ!! さっき誰かが私のその……胸を……」
「はぁ?」
「絢瀬さん、変な声を出しちゃったからって嘘はちょっと……」
「嘘じゃないわよ!! 一瞬誰かが私の胸をガシッって!!」
お化けすら登場していないのにも関わらずビクビクしていたせいか、どうやら混乱して痴漢に襲われる被害妄想まで創造してしまったらしい。あまり嘘つき呼ばわりをしたくないが、お化け屋敷で痴漢されたなんて言われて信用する方がおかしいだろう。もしかしたらスタッフの中に変態がいて、お化け屋敷に入ってきた女の子を仕掛け人として合法的にお触りしているのかもしれないが、そんなことはまあ考えづらい。多分あまりに驚きすぎて、自分で自分の胸に手や腕が触れてしまった。そんなところだろう。
「松浦さんは見えなかったの!? 私の胸を触ってきたお化けを!!」
「そんな変態なお化けっているんですか……?」
「音もなく背後に忍び寄ってきて、本物のお化けみたいだったわよ!」
「お前は本物のお化けを見たことがあるのか……」
ただでさえ暗いところを避けようとするくせに、本物のお化けを主張されても全く説得力がない。そもそも科学的にお化けが存在し得るのかは議論が平行線を辿るので話題を避けるとして、問題は絵里の必死さだ。最初はお化け屋敷の恐怖から幻覚でも見たのかと思っていたのだが、ここまで胸を触られたと言い張るんだからもしかしたらもしかするかもしれない。
思い出してみれば、このお化け屋敷は秋葉が監修していることをすっかり忘れていた。そう考えると俺たちが予想しないような奇想天外が起こっても何ら不思議ではない。こりゃ絵里の言い分が一気に真実味を帯びてきたぞ……。
「とにかく、ここで立ち止まっていても仕方がない。まずは出口へ向かおう」
「ぜ、絶対に私から離れないでよ!? もうさっきみたいな悪戯はゴメンなんだから!!」
「お化け屋敷のお化けに悪戯すんなって、それ仕事すんなってことか……?」
「せ、先生……」
「果南?」
「わ、私からも……離れちゃイヤですよ……」
「あ、あぁ……」
果南はさっきみたいに無造作に俺の手や腕を握り潰さず、今度は優しく俺の手を握った。強張り引き攣っていた表情も一転し、頬を染めて自然と俺の近くに寄り添ってくる。俺が絵里ばかりに感けているから嫉妬したのか、それとも寂しくなったのか。どちらにせよそんなことを気にする奴ではないと思っていたので、案外可愛いところあるじゃん。怖いモノ嫌いだったって事実を含めると、今日だけでも果南の子供っぽい一面を見られて大収穫だ。
ちなみに絵里のこの様子は……まあ見慣れてるから今更新鮮な感想を言うほどでもない。でもお化けに恐れおののく絵里を見るたびに、普段のお姉さんキャラとのギャップをひしひしと感じてしまう。周りが暗いだけでこんな振る舞いをするから、そんな彼女が可愛いと思い好感度を上げてやるべきなのか、それとも絵里お姉さんのこんな姿は見たくないと落胆すべきなのか……。
それからしばらくは至って普通のお化け屋敷が続き、さっき多少精神を保った絵里と果南は再び恐怖のどん底に落とされる。扉の中からゾンビが出てきたり、俺たちの前を人魂が通ったり、周囲から怪しい呻き声が聞こえるなど、良くも悪くもシンプルなギミックが道中に仕掛けてあった。子供騙しと言ってしまえば子供騙しなのだが、絵里や果南に対してはもちろん効果は抜群。さっきまで優しく手を取ってくれた果南はどこへやら、俺の手を握り締める力が瞬く間に強くなり、絵里も絵里で俺の身体をお化けの盾にするためあちらこちらに振り回しやがる。やっぱり俺にとってはコイツらの方がよっぽど怖いよ……命の危険的な意味で。
しかしそんなことよりも、俺はさっき絵里が痴漢に襲われたという事実を裏付ける証拠を掴むため、お化けの動向を逐一チェックしていたのだが、さっきも言った通り至って普通のお化け屋敷だった。仕掛け人のお化けたちも特に目立った行動をしている訳でもなく、ただ単純に絵里と果南を驚かせる仕事に従事している。こうなってくると、やっぱり絵里は自分が痴漢されたと思い込んだだけで、実際は驚かしに来たお化けの手や腕がたまたま絵里の胸に当たった、または驚いた反動で自分の手が当たった。そのように考えるのが最も自然だろう。
そんな時だった。
「ひゃぅ!!」
「ちょっ!? だから耳元で変な声を出すな……って、果南も?」
「さ、さっき私の胸を誰かが……!!」
「お前もか……」
今度は果南が絵里と同様の手口に遭ったらしく、胸元に手を当てて恥ずかしそうに俯いていた。絵里とは違ってまだ俺の手が及んでいない彼女のこと、誰かに自分の胸を触られるなんて未だに体験したことのない事象だろう。そのせいか妙にしおらしくなり、さっきまでお化けでギャーギャー騒いでいた彼女とは別人に見えた。
「一応聞くけど、零の仕業じゃないわよね……? 暗闇を利用してセクハラとか……してない?」
「逆に聞くけど、俺がそんな姑息な手を使う男だと思ってんのか? セクハラするなら堂々とするから」
「だから疑われるんですよ、先生……」
「お前らから見たらそうかもしれないけど、今回ばかりは違う。そもそもお前らに密着されてんのに、どうやって手を出すっつうんだよ……」
確かにこの状況なら周りも暗いし、お化けにビビっている女の子の身体をどさくさに紛れて触るなんて荒業は誰にでもできる。そう考えると俺を疑うのは別におかしな話ではないが、俺だったらそんな汚い手を使わなくても真っ向から堂々と触りに行く。自慢することではないが、嬉しいことに自分はそれができるポジション(恋人関係的な意味で)にいるため、わざわざお化け屋敷というシチュエーションなんてものを作らなくてもいい。そこのところを考慮して欲しいよなぁコイツらには。
それじゃあ痴漢をしたお化けは一体誰なんだって話になる。一瞬の隙を突いて女の子の背後に忍び寄り、こんな暗い場所なのにも関わらず的確に胸を揉みしだいて逃げるその能力は並の人間モノではない。まるで普段から女の子の胸を触り慣れているかのような、相当熟練された手練れの手口に見える。秋葉が監修してるお化け屋敷だからガチの犯罪者を雇ってる訳はないと思うが、それだったら一体何者なんだ……?
「先生……絶対に離れないでくださいよ……」
「何度も言わなくても分かってるって。もしものことがあったら守ってやるから」
「あ、ありがとうございます……」
果南がこうして身体を寄り添わせてくるなんて、俺が教育実習生として彼女と接していた時は決して見られなかった行動だ。ということは、俺がいない間にも心境に大きく変化があったに違いない。元々女の子として自分に自信を持てなかった彼女だが、ここまで積極的になられると俺の方がたじろいじゃうな……。
「わ、私は……その、守ってくれないの……?」
「心配すんな。5年前から、そういう約束だっただろ?」
「零……ありがとう」
さっきは果南が嫉妬していたが今度は絵里が嫉妬していたみたいで、本人は気付いてないだろうが多少膨れっ面になっていた。そんな可愛い様を見せつけられるとノーとは言えないし、そもそも言うつもりもない。コイツにセクハラしてんのが誰なのかはまだ分からないけど、むしろ分からないからこそしっかり守ってやらないと。それにコイツらの身も心も全部俺のモノだから。人のモノに勝手に手出しする奴は誰であっても許さねぇぞ?
しかし、またここで絵里と果南を震わせる現象が起こる。
気分を改めてお化け屋敷を進もうとした時、どこからともなく謎のひそひそ声が聞こえてきたのだ。
『全く――――だから、先生はharlem boy――――』
『やっぱりそっち――――なんやね――――』
「ひぃっ!? な、何この声!?」
「さっき誰かの喋り声が聞こえませんでした!?」
「あ、あぁ……」
確かにボソボソとした声で一部の言葉しか聴こえなかったが、逆に一部の言葉ははっきり聞き取ることができた。しかも口調がとても特徴的で、会話人数が2人だってことも容易に勘付ける。1人は発音の良い英語混じり、もう1人は明らかに標準語ではない関西方面の鈍り。あれ? この特徴ってどっかで……?
そこで更に、果南の服を見て新たな事実に気が付く。
「おい、果南。肩のところに髪の毛が付いてるぞ?」
「そうですか? 申し訳ありませんが、取ってもらってもいいです?」
「いいけど、金髪ってことは絵里の髪の毛かこれ……?」
「ご、ゴメンなさい! お化けに怖がっている間に抜け落ちちゃったのね」
「いえいえ! ていうか、あまりの怖さに毛が抜けるって本当にあるんですね……」
いや、違う。果南の服に付着していた金髪は、絵里の髪の長さと比べると若干だけど短い気がする。たかが一本の毛であり、しかも長さの違いも微妙だから断定はできないけど、絵里のモノと決めつけるのも早計だ。彼女よりも髪の長さが少し短く、そして金髪の女の子と言えば……。
うん、そうだ。
なんとなぁ~くだけど、絵里と果南にセクハラしていた奴らの正体が分かってきたぞ。
To Be Continued……
前書きで絵里と果南以外のメンバーは誰か想像してみてくださいと言いましたが、推理は愚か想像なんてしなくても文章だけで気付けたんじゃないかなぁ~と思います(笑)
そして今回はサンシャイン2期の2話で意外にも果南が怖いモノ嫌いだと分かったので、こうなったら同類の絵里を組ませてみるかしかないと思い突如としてこの話を思いつきました。本編でも零君が言っていましたが、普段はまとめ役でド真面目な彼女たちだからこそ、今回のような子供っぽい仕草は余計に可愛く見えますよね!
次回は絵里&果南回の後編です!
流石にやられっぱなしでは終われない……?
新たに☆10評価をくださった
迅雷1025さん
ありがとうございます!