ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 今回は曜&にこ回です!
 サブタイトルで懐かしさを感じる人は、確実にこの小説のファンですね(笑)

そんなわけで、今回は曜視点でのお話です。


欲望の防衛戦リターンズ!

「ふぃ~つっかれたぁ~!」

 

 

 千歌ちゃんを皮切りに、Aqoursのメンバーが各々練習の感想や疲れゆえの愚痴を漏らす。

 東京を拠点とするとある一軒家の玄関先。私たちは今日の練習を終えてクタクタになって帰ってきた。ただでさえスクフェスに向けてのスキルアップでいつもより練習の密度が濃いのに、そこへ夏特有の肌を突き刺すような暑さを加えられたら千歌ちゃんじゃなくてもダラけちゃうよ。かく言う運動が得意な私もここ最近は疲れを如実に感じてしまうから、これから今まで以上に体力作りを頑張らないと!

 

 ちなみに、この一軒家は秋葉さんがAqoursに提供してくれた家だったりする。3週間も東京で合宿をするとなると宿泊費だけでも膨大になってしまうので、秋葉さんに相談したところ快くこの家を貸してくれたんだ。しかも私たち9人それぞれの個室があるという豪華っぷりで、こんな大きな家を簡単に貸してくれるなんて秋葉さん一体何者なんだろう……? 先生も先生で超人だし、神崎家の人たちがそもそも人間なのか疑っちゃう……。

 

 このようにほぼ毎日練習をしてこうして帰宅するのが夏休みの日課となっている。いつもは練習疲れで家に到着した時はみんなテンションが落ち気味なんだけど、今日だけは少し違った。

 それは何故かと言うと――――――

 

 

「久々に身体を動かしたから、明日絶対に筋肉痛になるなこれ……」

「ニート生活極め込んでるからそうなるのよ。せめて外へ出なさい外へ」

「はいはい期待の新人アイドルさんは凄いですねぇ~所詮俺はニートですよぉ~」

「開き直るんじゃないわよ!」

 

 

 なんと、今日の練習には先生と矢澤にこさんが来てくださったのだ! 先生はたまに顔を覗かせに来るけど、まさかあのにこさんが来るとは思ってもいなかったから千歌ちゃんやダイヤさんは大興奮だった。でもその興奮のせいでいつも以上に張り切っていたせいか、私もみんなも疲れ切っちゃったんだけどね……。

 

 練習に付き合ってくれたお礼として、私たちは先生とにこさんに晩御飯を振舞うことになった。だからこうして2人を私たちの家にお招きしているんだ。それに先生もにこさんもダンス指導で激しく動き回って汗をたっぷり掻いただろうし、そのまま帰宅させるのは申し訳ないからね。

 

 そんな感じで先生とにこさんを交えた、Aqours主催のプチパーティが本日開催される。

 私も久々に先生やにこさんに会えて嬉しいから、今日はたっぷりとおもてなししちゃうぞ!

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「せんせ~! 湯加減はどうですか~?」

『いい感じだぞ。ていうか、自動保温があるんだから湯加減は一定だろ』

「あはは、でもお風呂に入ってる人に言ってみたくなっちゃうんですよね」

 

 

 先生はお風呂場で、私は脱衣所で扉越しに会話をする。勘違いしないで欲しいんだけど、決して一緒に入る訳じゃないからね? そ、そりゃあ先生とご一緒できるのならそれはそれで悪い気分はしないし、先生がどうしてもって言うのなら……。あっ、これじゃあ私が変態さんみたいじゃん平常心平常心!

 

 だったら何故脱衣所にいるのかと言うと、それはみんなの練習着を洗濯するためだ。洗濯係は毎日交代制で今日は私の番という訳。

 その洗濯物なんだけど、毎日9人分の練習着やタオルを洗うため量が尋常じゃなく多い。だから洗濯機1つではどう頑張っても1回の洗濯で全ての洗濯物を洗うことができず、2、3回は回す必要がある。洗濯機がもう1台あればいいのになぁとみんな思っているんだけど、秋葉さんから家をタダで借りている身からすればそんな我儘を言えるはずがない。でも今日は先生とにこさんの洗濯物もあっていつもより量が多いから、そんな我儘も言いたくなる訳で……。

 

 そんなことを言っても誰かが当番を変わってくれる訳でも、洗濯機が1台増える訳でもないので仕方なく洗濯物を洗濯機に入れ込んでいく。洗濯係の仕事は洗濯機を操作するだけでなく、洗濯後に服を干したりアイロンを掛けたり、最後には畳んで持ち主の元へ帰すまでが一連の仕事だ。ただでさえ9人分は多いのに、今日に限っては先生とにこさんの洗濯物を含めて11人分。そう考えると都合の悪い日に洗濯当番になっちゃったなぁ……まぁ、先生が一晩中いてくれるだけでも良しとしますか!

 

 そう気合を入れてカゴの中の洗濯物を洗濯機にどんどん放り込んでいると、その中に見慣れない服が入っていた。明らかに女モノじゃないシャツとズボン、そして下着。そっか、先生の着替えも入ってたんだ……。いや分かってはいたけど、男性の使用済みシャツや下着をこうやって間近で見るのは初めてだったりする。だから思わず目を止めてしまったのだ。

 

 

 これが男の人の……先生の…………。

 

 

 ――――って、何考えてるの私!? 先生の脱ぎたてをまじまじと凝視するなんて!? これじゃあただの変態さんじゃん!!

 

 

 お、落ち着こう。このままだと先生やことりさんのことを変態だと罵るどころか、私まで仲間入りしてしまう。もし千歌ちゃんたちから変態変態と言葉攻めされるような状況になったら、もうAqoursにいられなくなっちゃうよ!

 

 しかし、気にしないと思えば思うほど気になってしまうのが人間なんだよね。だからいくら先生の脱ぎたてから目を逸らしても、私の身体が勝手にそちらに目を向けてしまう。しかもその脱ぎたてから漂ってくる先生の香りが私の鼻をくすぐってくる。本来なら男性の汗の匂いや下着の香りなんていいものじゃないんだけど、どうしてだろう別にそこまで悪くない。というかむしろ余計に気になっちゃうと言うか、自分の好きな人の脱ぎたてということもあり何故か胸の鼓動が収まらなかった。どうしてこんなにドキドキしているのかは分からないけど、お風呂場の扉を隔てた向こうに先生がいるのにその人の洗濯物に興味を持っているという背徳をひしひしと感じている。

 

 自分の中でイケナイ欲求が沸き上がってくる。そんなことは重々理解しているけど、私の本能的な何かが身体を勝手に制御していた。こんなことは変態行為だと脳で分かっていたとしても、手が強制的に下着へ延びてしまう。

 これだけ洗濯物があるんだから、下着の1つや2つ消えたとしても誰も気付かない。気付いたとしてもたくさんの洗濯物を干したり畳んだりしている最中になくしてしまったと言い訳も簡単だ。だから先生の下着を持ち去るという罪悪感にさえ耐えることができれば、目の前の宝物は私のモノになる。自分でも超絶変態な行為だと自覚はしているけど、そんな自覚よりも罪悪感よりも手に入れたいモノがそこにはある。先生が言っていた。手に入れたいモノは取捨選択せずに全て掴み取れ……と。もしかしたらその格言は、今の状況にピッタリなのでは……?

 

 そんな意味不明なことを考えてしまうくらい、私は先生の下着に魅了されていた。

 

 

 手がゆっくりと下着へ伸びる。下手な音を立てて先生に気付かれでもしたら本末転倒だから。

 そう、下着を掴んでポケット中へ入れるだけ。そのミッションさえ完遂すれば、あとは自分の部屋に持ち帰って――――

 

 

 もはや心臓の鼓動が自分で聞こえそうなくらい私はドキドキしていた。

 もう少し。あともう少しでAqoursの誰も知らない先生の秘密を、先生の生の香りを1人占めして味わうことができる。私はそんな優越感に浸りながら、下着を包むために5本の指を大きく開いた。

 

 

 い、いける!!

 

 

 

 

「まさか、先客がいたとはね」

 

 

 

 

「ひゃっ――――う、ぐっ!!」

 

 

 背後からいきなり声が聞こえたと思ったら、いつの間にか羽交い締めにされていた。更に口を抑えられているのでこのまま誘拐されるのかと思ってしまう。最初は不審者かと思って警戒していたけど、さっきの声って聞き覚えがあるような……?

 

 私は完璧に身体をロックされながらも、何とか目だけを動かして自分を羽交い締めにしている人の正体を暴く。

 私とあまり変わらない身長。そして細い腕に、華奢な身体。何より今はあまり流行らない黒髪ツインテールの髪型をしているのは、私が知っている中でも数少ないあの人――――

 

 

「んっ、んーーっ!!」

「あまり騒ぐと零に気付かれちゃうでしょ。大きな声を出さず、にこの邪魔をしないって約束するなら手を放してあげてもいいわよ」

 

 

 矢澤にこさん。μ'sメンバーの1人で、現在はアイドルの卵としても活動中のスクールアイドル全員の憧れの星。

 そうやってみんなが憧れる人がどうして私を拘束しているんだろう……? 私と背丈も変わらず、どちらかと言うと私の方が筋肉も付いてガタイがいいのにどうしてこんなにも上手く人を拘束できるのかも分からない。まるで手馴れているようだけど、まさか先生と一悶着あったりしたのかな……? いや、先生でイケナイ妄想をするのはやめよう……。

 

 そもそもにこさんが何故脱衣所に入ってきたのか、邪魔をするとはどういうことなのか、もう何もかもが謎過ぎる。

 でも考えることに時間を浪費してしまうと先生が風呂場から出てきちゃうので、ここは怪しくてもにこさんに同調しておくしかない。なんか私、ことりさんの時みたいに変なことに巻き込まれそうになってない?? 大丈夫!?

 

 

「んっーー!!」

「分かった分かった。放してあげるから大人しくしなさい」

「ぷはっ! い、いきなり何をするんですか!?」

「だーかーら!! 静かにしなさいって言ってるでしょ!?」

「いや、にこさんも相当騒がしい気が……」

「あっ……ったく、これだからイマドキのJKは……」

「関係ないですよねそれ……」

 

 

 にこさんはやれやれと言った感じで呆れながら、私を冷めた目線で見つめてくる。むしろにこさんの方が小柄なので高校生らしく、本人の前では決して言えないが正直中学生と紹介されても相手は信じちゃいそうなくらいだ。遊園地や映画館に行ったら中学生料金で入れそうだからお得だなぁ……なぁ~んて、口が裂けても絶対に言えないけどね。

 

 

「…………」

「えぇ~と、目が怖いんですけど……」

「アンタ、今さっきにこが中学生っぽいって思ってたでしょ?」

「え゛っ!? ど、どうしてそれを……って、言っちゃった!?」

「やっぱり! もう何度も同じような想像をしている人に出会ってきたから雰囲気で察せるのよ。特ににこのことを微笑ましく見つめている人は、十中八九にこを子供だと思ってたんだから。現に今回もそうだし」

「い、いやぁ別にバカにしてはないんですよ? むしろそれだけ若々しいってことで!」

「それは今のにこが若くないって言いたい訳!? 大人になった今のにこが!!」

「あ……」

 

 

 あれ、一歩踏み出すたびに地雷を踏んでいるような気がする!? フォローをするたびに相手の心をどんどん抉り取っていくコミュ障の人みたいになっちゃってるよ私……。

 でもにこさんを見ていたら綺麗というより可愛いって感じで、小柄でツインテールだからどうしても自分より年下に見えちゃうんだよね。言ってしまえばほら、ルビィちゃんみたいな。髪の色は全然違うけど身体付きは似ているから、尚更眺めていて微笑ましくなっちゃうんだよ。

 

 ――――そういえば、にこさんが話を逸らすから重要なことを忘れていた。

 

 

「話題を戻しますけど、どうしてにこさんは脱衣所に? 出し忘れた洗濯物があるとか?」

「惚けるんじゃないわよ。さっき持っていこうとしていたでしょ?」

「う゛ぇ!? な、何のことでしょうか……」

 

 

 み、みみみみみ見られてた!? 私が欲望に支配されて先生の下着を盗……お持ち帰りしようとしていたところを見られてたの!?

 は、恥ずかしぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!

 

 でもこのまま認めてしまったら、『私は変態です』と名札を張られてしまうに違いない。そうなったらAqoursどころか街も歩けなくなり、先生からも突き放されてしまうかも……そ、そんなの絶対ヤダ!! 私は変態じゃない私は変態じゃない私は変態じゃない私は変態じゃない私は変態じゃない私は変態じゃない!!

 

 

「動揺し過ぎでしょ……。もうその反応が全てを物語ってるわ」

「そ、そそそそそんなことする訳ないじゃないですかぁ~!! だって大切な恩師なんですよ!? しかも男性の下着を取ろうなんて、そんなのただのへんた――むぐっ!!」

「だから、静かにしないと零に気付かれちゃうでしょ! それにね、この目で一部始終を見たんだから弁解の余地なんて最初からないのよ」

「んっ、んーーっ!!」

 

 

 それじゃあにこさんは、私が先生の下着に目を奪われて持っていこうとしていた一連のシーンを全部見ていたってこと!? 途中で声を掛けてくれたらよかったのに、わざわざ1から10まで黙って覗き見るなんてそれこそ変態さんだよ!! まあそのおかげで正気に戻れたから良かったと言えば良かったんだけどね。うん、でも惜しかったなぁ……。

 

 

 ――――って、だから何を考えてるの私!? 我に返ったはずなのに、今でも目が勝手に先生の下着に行っちゃうんだけど!? 目の前ににこさんがいるのにも関わらず、私の興味は自然とそちらに引き付けられてしまう。男性の下着なんて見るだけでも恥ずかしいはずなのに、私の脳が強制的に魅力的な珍味に変換しようとしてくる。このままだと本当に変態のレッテルを張られちゃうから、早くこの場を切り抜ける方法を考えないと! 最悪先生の下着は別の機会でも……って、だから別の機会ってなに!? 興味がないはずのに、私の中の悪魔が勝手にぃいいいいいいいいいいいいいいいいい!!

 

 

「下着を盗もうとしてた人に情けを掛けるつもりはないけど、アンタさっきから顔真っ赤よ? 大丈夫?」

「ら、らいじょうぶれす……」

「全然呂律回ってないし、下着を見てただけでどれだけ興奮してんのよ……。ただの変態ね」

「それだけは聞き捨てなりません!!」

「いきなり素に戻るんじゃないわよ……」

「私はただ先生の着替えだけは別で洗おうと思ってただけですよ……。ほ、ほら、年頃の女の子はよくお父さんの洗濯物と自分の洗濯物を一緒に洗いたくないって言うじゃないですか!」

「誰がお父さんよ先生でしょうが。それにそんなことを想うのは思春期になりたての中学生くらいよ」

 

 

 さ、流石に苦し過ぎたかな……? でも先生って面倒見もいいし甘えやすいから、演劇とかでお父さん役をやったら絶対に似合うと思うんだよね。

 そしてもし先生が私のお父さんだったら、自分とお父さんの洗濯物を一緒に洗わないでなんて絶対に言う訳ない。むしろ一緒に洗って欲しいというか……って、こんなことを言ってるから変態扱いされるのかも!? 私は正常私は正常私は正常私は正常私は正常私は正常私は正常私は正常私は正常私は正常!!

 

 

「とにかく、にこは自分の用さえ済めばそれでいいから。アンタも精々欲望は抑えることね」

「へ……?」

 

 

 にこさんは淡々とした口振りで私を諭すと、何食わぬ顔で洗濯カゴに入っていた先生の下着を掴んでポケットに入れた。

 あまりにも自然な流れに思わず感心しちゃったけど、よくよく考えてみるとこれって……。

 

 そしてにこさんは私の存在など最初からなかったかのように、更には自分が何の罪も犯していない無関係な人間のように振舞いながら脱衣所から出ていこうとしていた。そこで私はようやく事の重大さに気付き、にこさんの肩を鷲掴みにして脱衣所に引き戻す。

 

 

「ちょっとちょっとちょっとちょっとちょっと!! 平然とし過ぎですよね!?」

「なによもう。μ'sではよくあることだから」

「よくあるんですか!? あのμ'sの皆さんが!?」

「あのね、アイドルに幻想を抱くなと良く言われてるでしょ? 表向きでいい顔をしている人ほど、裏では汚いことをやってるものなんだから」

「それを白昼堂々と言い張れるのが凄いですよ……。しかも自分のことなのに……」

「手に入れたいモノは取捨選択せずに全て掴み取れ。アンタも零の生徒だったんだから、その言葉くらいは知ってるでしょ」

「うっ……」

 

 

 知ってる、えぇ知っていますとも!! さっきにこさんが来る前に、私もその格言を信じて先生の下着に手を伸ばそうとしてたから!!

 でもそんなことはまた口が裂けても言えない。ただでさえ変態認定されそうになってるのに、ここで口を滑らせてしまったらそれこそ取り返しの付かないことになってしまう。ここは何としてでも誤魔化さないといけないんだけど……いけないんだけど……。

 

 私が最も恐れているのが、このまま話の流れで先生の下着が持ち去られてしまうことだ。先生の下着なんか1ミリの興味もないんだけど、私が最初に見つけたのににこさんに横取りされるのは釈然としない。別に先生の脱ぎたてに興味はないけど、私が自分の中の欲望と戦っている間に割り込んでお宝を盗むなんて漁夫の利もいいところ。まあ全然興味なんてないんだけどね、先生のパンツなんて!!

 

 

「それじゃ、にこは行くから」

「あ、あの……」

「なによ? 早く行かないと零がお風呂から上がっちゃうでしょうが」

「そのぉ……わ、渡しません」

「え?」

「その下着は私のモノですから!!」

「いや零のモノだけどね……」

 

 

 先生の下着に興味なんてミジンコほどもないのに、どうしてこんなこと言っちゃったんだろ私ぃいいいいいいいいいいいいい!! 心の中では否定しているのに、私の意志が勝手に先生の下着に執着してしまう。もう私の発言の1つ1つが自分の口から発せられた言葉じゃないみたい……。

 

 そ、そうだよ! これも変態のにこさんから先生の洗濯物を守るため。私は洗濯係の責務として、全員の洗濯物を守る権利があるんだよ!! だから私の意志とは無関係で、ただ洗濯物の紛失を防止するためににこさんと戦うんだ。でもそういえばさっき洗濯物の1つや2つ消えても分からないって誰かが言っていたような……き、気のせいだよねきっと! そんなことよりにこさんの戦いに集中しなければ。

 

 

 そして、私とにこさん。正常vs変態のタイトルマッチが、今ここに幕を上げた!

 負けない……変態さんには絶対に!!

 

 

 

 

To Be Continued……

 




 今回のお話のネタを思いついたきっかけは、読者さんの感想の中で話題が出てきて懐かしさを覚えたからです。
『新日常』だけでも290話もありますから、いつどんなネタのお話を投稿したのかすらも忘れてしまっています(笑) なので感想で1年以上まえのお話を話題として取り上げてもらうと懐かしさを感じると共に、そのお話を覚えていてくださったんだと嬉しくもありますね!
 皆さんは『新日常』全292話の中で、どのお話がお気に入りでしょうか?



 次回は曜vsにこ回の後編となります!

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