ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 今回はPDPの虹ヶ咲メンバーの1人である、桜坂しずくが登場します!
 公式のプロフィールやイラストでは物凄く清楚な雰囲気を醸し出す彼女ですが、この小説では……?


清楚な君はヤンデレちゃん

 

 

「ったく、俺はパシリじゃねぇって何度言ったら分かるんだか……」

 

 

 8月に突入し、スクフェスの開催まで残り1ヵ月を切った。徐々に迫るタイムリミットにμ'sもAqoursも練習を本格化させ、いよいよ追い込みの時期に入っているようだ。俺は日替わりでどちらの練習も見に行っているのだが、彼女たちの気合の入れようは1週間前とは比べ物にならない。それもこれも虹ヶ咲スクールアイドルに宣戦布告された影響で、このままの自分たちでは絶対に彼女たちには勝てないと悟ったからだろう。μ'sもAqoursも前々からイベントで1位になりたいといった願望はあったが、ここまで勝利を目標に掲げて切磋琢磨している様子は珍しい。どちらのグループも楽しさ第一みたいなところがあったから、虹ヶ咲から新たな刺激を加えられてより一層彼女たちの魅力は増すことだろう。

 

 そうやってリアルタイムで成長している彼女たちだが、俺はというと相変わらず買出しの命令を受けてショッピングモールに足を運んでいた。確かに夏休み中は暇だけど、μ'sからもAqoursからもパシリにされるのは恋人や元恩師への態度としてどうなんだ……? どちらのグループにもマネージャーがいないため仕方ないと言えば仕方ないのだが、もはやアイツらも俺をパシリに使うことに慣れてきている節がある。そして俺も命令を抵抗なしに受け入れてしまっているので、この夏休みの間にパシるパシられるの関係が構築されてしまったのだ。そろそろ威厳を取り戻さないと、いつの間にか奴隷になってそうで恐ろしいな……。

 

 とは言っても、最近は特に目的にもなくダラダラと毎日を過ごしているだけなので、こんなのでは威厳もへったくれもない。別に女の子たちからナメられてはいないだろうが、よくニートと等しい生活を送ってる男を好きになったなと今になって思うよ。ここまで自分を卑下するなんて、俺もらしくなくなったなぁオイ。

 

 

 そんな感じでやさぐれながら歩いていると精神的にも肉体的にも疲労がやって来たので、休憩がてらにショッピングモールのベンチで休むことにした。店の端の方なので全然人がおらず、両手に持っていた荷物をベンチに置いても邪魔にはならない。高校時代の俺ならこの程度でへばることはなかったのに、これも年かねぇ……。いや、単純に不規則な生活を送りすぎているせいか。でも大学生の夏休みなんてそんなもんだろ。

 

 

 疲れで若干の眠気に誘われながら休憩していると、俺の座っているベンチに誰かが近づいてきた。まあたまたま通りかかっただけで素通りするだろう――――――と思っていたのだが、その人影は一向に俺の前を通り過ぎる気配がない。どうせ赤の他人だと思って遠くを眺めてぼぉ~っとしていたけど、あまりにも人影が気になったので意識を目の前に戻す。

 

 すると、俺の眼前に高校生くらいの女の子が立っていることに気が付く。しかも俺を心配するように顔を覗き込んでいた。

 その子の容姿を一言で言い表すと、”清純”という言葉が相応しい。膝上までの水色のワンピースにサンダル、茶髪の長い髪を赤いリボンで後ろに結んでいるその様は、まさに清潔感漂う夏の女の子って感じがする。このクソ暑い夏場であっても彼女を見ているだけで涼しくなれそうだ。胸は控えめな方だが、彼女の魅力はそこではない。こうして対面しているだけで身に伝わってくる爽やかな涼しさ。それが彼女の魅力だと出会った一瞬で悟った。

 

 

「あのぉ……隣に座ってもいいですか?」

「あぁ、いいけど」

 

 

 見知らぬ女の子なのにも関わらず、俺は自分の隣を譲ってしまった。この子もこの子で荷物が置いてあるのにも関わらず、しかも他にも空いているベンチがあるのにわざわざ俺の隣に座ろうとするその勇気。この子にコミュ力があるとかそんな次元ではなく、自分が華の女子高生だと分かっていながら大人の男の隣に座る度胸は素晴らしい。もう驚いたのを通り越して感服しちまったよ。

 

 仕方ないので俺は荷物を足元にどかす。そしてその女の子は俺の隣に腰を降ろしたのだが――――なんだろう、やけに近い。見た目はいかにも男性が苦手っぽい風貌をしているのに、躊躇なく名も知らぬ男の隣に座るとは……。ま、まさか金か!? 清純さを装って男から金を貢がせようって魂胆じゃねぇだろうな……? 最近では清楚系ビッチといった風変わりなキャラが流行ってるし、純粋を気取って男に接近してくる女の子がいても不思議ではない。

 

 でもこの子、どこかで見たことあるんだよな。どこだったっけ……?

 

 

 するとその子は俺との距離を0まで詰め、突然腕を絡めてきた。しかも当ててるのよと言わんばかりに胸を俺の腕に押し付け、頭を肩に預けてくる。更にブルーハワイを連想させるような爽やかないい香りが俺の鼻孔に立ち込め、抱き着かれているのにも関わらず清々しい涼しさを感じた。

 

 おいおいおい、これじゃあどこからどう見てもただのカップルじゃねぇか。それも人目を気にせずイチャイチャする大変目障りなカップルの典型であり、周りにあまり人はいないものの、見知らぬ女の子からここまで密着されると流石の俺でも……って、こんなこと過去に2回くらいあったよな?

 

 そうか、だったらコイツも……?

 

 

「思い出した。お前、確か虹ヶ咲スクールアイドル同好会の……」

「はい、桜坂(おうさか)しずくです。まさか零さんに思い出してもらえるなんて、私感激です!」

 

 

 まただ。またこっちから名乗ってないのに相手が俺の名前を知っていた。これでもう3度目なので驚きはしないのだが、逆にコイツらが何者なのかがどんどん謎に包まれていく。そろそろ謎解きタイムと行きたいのだが、上原歩夢や中須かすみがそうだったように、俺から聞いても絶対に真実を話してくれないのでもはや探るだけ無駄だろう。まあその件については事の全容を知ってそうな奴がいるので、そのうちソイツに聞きに行こう。

 

 俺の警戒心が最高潮に近づくにつれ、桜坂の密着度は比例的に上がっていく。上原も中須も出会って数秒でここまでくっ付いてきたりはしなかったので、彼女がよほど俺に執着していることが分かる。

 

 それはそれでいいとして、やっぱり女の子の身体って柔らけぇなぁ……。桜坂の身体をパッと見しただけではかなり華奢で肉付きもほどほどといった感じなのだが、こうして寄り添われると『あぁ、コイツも女の子なんだな』と実感する。身体は暖かいが彼女の雰囲気は爽やかなため、こんなクソ熱い夏場で密着されても蒸し暑さは感じない。更に言ってしまえば欲情や興奮といったものも一切沸いてこないのは、この子ががさっぱりとした清楚な雰囲気だからだろうか。もはや腕を絡ませているだけでも心地よく、気を抜いたら一気にこの子のペースに引き摺り込まれそうだ。

 

 

「私、この時をずっと待ってました。ずっと、ずっと……」

「お前らみんな同じこと言うよな。知らねぇ男なのに、やけに一途なことで」

「歩夢さんやかすみちゃんが言っていた通りですね……。それでも私は嬉しいです! またこうして巡り合えることができて!」

「また? おい、俺とお前らって一度顔を合わせたことがあるのか?」

 

 

 だが、その質問に返答はなかった。桜坂はただ嬉しそうに微笑むだけなので、やはり肝心なことは意図的に隠しているようだ。幼気な少女に実力行使で口を割らせるのも大人気ないので、ここは敢えてコイツに祝福を与えてやるか。こうして座っているだけで女の子1人を笑顔にできるんだから、これほど楽な幸せの与え方はない。

 

 それにしても、桜坂の腕の力がどんどん強くなっているような……って、明らかに強くなってるぞこれ!? まるで捕らえた獲物を逃がすまいとする獣のように、力強く自分の腕を俺の腕に絡ませてくる。所詮女の子の力なのでそこまでと言ってしまえばそこまでなのだが、ただ寄り添っているだけなのにここまで本気になる必要がどこにあるんだ……?

 

 

「あのさ、再会を喜んでるところ悪いけど力入れ過ぎじゃない?」

「離したくないんです。できれば一生、死んでもずっと……」

 

 

 なにそれ重すぎるんですけど。出会って数分の女の子に生涯一緒にいることをナチュラルに義務付けられ、しかも墓場まで同じとは都合のいい将来設計だなオイ。この子が虹ヶ咲のメンバーだと分かった時点で援交目的ではないと分かったのだが、それでもこの押しは重すぎる。見た目の清楚さや爽やかさとは裏腹に、心の内に秘める愛は俺が担げるか怪しいほどにヘビーらしい。これまで色んな女の子の様々な気持ちを汲み取ってきた俺だ、この見解に間違いはない。

 

 

「私、小学生の時から中学卒業までは演劇部でした。観に来てくれた人を楽しませて、感動させて、そしてたくさんの笑顔を見るのが大好きなんです。でももう1つ、演劇部に入っていたのは理由がありました」

 

 

 おいおい、勝手に一人語り始めちゃったよこの子……。でもこの人にこの話をしたいと意気込んで、実際にその人に会ったら話が先走っちゃうのは変な話ではない。テンションが高ぶってしまった結果、いつの間にか相手の様子を伺わずに会話を進めてしまった経験は誰にでもあるはずだ。今の彼女がまさにそんな感じ。俺と出会えたことに相当な喜びを感じていたからこそ、実際に俺と出会った時に話したかったストーリーをどんどん漏らしてしまっているのだろう。

 

 ま、話の中に虹ヶ咲メンバーの謎を解くヒントがあるかもしれないし、聞くだけ聞いてやるか。

 ちなみに笑顔が大好きという点では俺も同じなので、少なからず彼女の話には興味があった。

 

 

「その理由は―――――零さんに自分を魅力的に魅せるためです」

「俺に?」

「はい。私はどちらかと言えば内気な性格なので、これではいざ零さんの前に立った時に自分の気持ちを伝えることすらできないと思ったんです。なので演劇部に入って度胸と己を磨き、零さんの前に立った時、そしてゆくゆくは隣で一緒に歩いていく際に恥ずかしくないよう日々特訓を重ねてきました」

 

 

 重い……重すぎる!! 彼女が一途で俺のことが好きだって気持ちは真っ向から伝わってくるんだけど、なにもそこまですることあるのか、と思ってしまう。さっき小学生の頃から演劇をやっていたと言っていたから、その頃からずっと俺の背中を追いかけて努力してきたってことか。それってもう人生のすべてを俺に捧げているのと一緒だぞ……? そう考えると彼女のことを全く思い出せないことが非常に申し訳なくなってくるのだが、覚えていないものは仕方がない。虹ヶ咲奴らが俺との過去を明かしてくれれば話は早いのに、何故黙ったままなんだよ……。俺のことが好きなくせに不思議な奴らだ。

 

 

「こうして再び巡り合えたことは奇跡です。だから一生この腕を離したくありません。零さんが他の女の子に現を抜かそうと、エッチなことをしようと私は構いません。ちゃんと私のことも構ってくだされば、それでも……」

 

 

 これはあれだ、俗にいう『執着型ヤンデレ』ってやつだな。抱いた感情が愛であれ憎悪であれ、とにかく対象者に執着するタイプのヤンデレだ。一般的なヤンデレである独占型と違うのは、他の女の子が対象の男に群がっても特に気にしないところ。だが対象の男を手に入れたい欲は凄まじく、この場合、つまり俺が彼女から離れようするのは何が何でも絶対に許さないだろう。

 さっきから俺の腕を力強く絡めおり、他の女の子には目もくれないが自分にもしっかりと愛情を注いで欲しい。そんな彼女はまさしく『執着型ヤンデレ』の典型だ。

 

 しかし、俺の知らないところでヤンデレを育っていたとか、自分で言うのもアレだけど罪作りな奴だな俺って。ヤンデレなんて症状を引き起こすくらいだから、俺への愛が彼女の心にどれだけ深く根付いているのか想像するに余りある。だがいくら愛が深いと言っても、俺に伝わらなければ何の意味もない。俺との過去や因縁を全く語らないのが不気味であり、そのせいで俺から見た彼女のイメージは余計に病みの部分が強調されているんだと思う。多分彼女がさっき言ったセリフをμ'sメンバーが言ったとしても、特に歪曲した意味を考えることはなく素直な告白だと受け止めていたはずだから。

 

 どうして俺を好きになったのかは聞いてもどうせ答えてくれないため、だったら別の角度から質問してみよう。可愛い女の子に抱き着かれるのは悪い気はしないというか、むしろ大歓迎なのだが、このまま得体の知れないヤンデレちゃんと一緒にいるのは精神衛生上キツイものがあるからな。

 

 

「なぁ、1つ聞いてもいいか?」

「…………私が答えられる範囲ならお答えします」

「お前さ、俺のどこが好きなんだ? 俺はお前との出会いがあったことすらも忘れているらしいし、そうなると顔を合わせたのはほんの一瞬なんじゃないのか? そんな俺をどうして……?」

 

 

 女の子から好意を向けられるのは純粋に嬉しい。嬉しいからこそ俺はその気持ちに応えたくなる。だが彼女たち虹ヶ咲メンバーは素直に好意を伝えてくるものの、その中身は一切明かそうとしない。つまり俺からどう応えていいのか分からず、こうして戸惑ってしまうのだ。だったらせめて俺のどこを好きになったのかだけでも知ることが出来れば、好きになった経緯は後回しでもいい。彼女たちの中では俺との出会いは奇跡であり運命的でもあるらしいから、できる限り想いを受け止めてあげたいんだ。

 

 

「救ってくれたからですよ、私を。いや、私だけじゃなく私たちを……と言った方が正しいでしょうか」

「おいそれどういうことだ?」

「だから大好きなんです。私もみんなも、あなたのことが……」

 

 

 やはり必要以上に口は割らないか……。焦らなければ上手く聞き出せそうだったのに惜しいことをしたかも。

 桜坂しずくは目を瞑って俺の肩に頭を預けるだけで、核心部分には一切触れなかった。徹底しているっつうか、全てを明かせば俺が振り向いてくれるかもしれないのにおかしなことをする奴らだと思う。

 

 

「だから再び巡り合えたこの奇跡、絶対に手放しません。なにも零さんの負担になるようなことは致しません。私の存在なんて頭の片隅にでも置いておいてもらえれば、それでいいですから。少しでも私のことを想っていてくださるのならそれで……。でもこうして再会した以上、絶対に私のことを忘れないでくださいね……? もし忘れちゃったら私……」

 

 

 桜坂はそれ以上語ることはなかったが、むしろ聞きたいのはその先だろ!? もし忘れちゃったら何をやらかすのか、それとも俺が襲われたりするのか。どちらにせよこの愛の重さを考えるに、どうして俺のことが好きになったのかがますます気になってきた。

 

 

「お前らが何を企んでいるのかは知らないけどさ、その気持ちが本気だってことは伝わってくるよ。むしろそれくらいしかお前らのことが分からないから、どう応えてやればいいのかも曖昧なんだけどな……」

「秘密ばかりの私たちなのに、そこまで私たちのことを考えてくださっているなんて……。優しいんですね、昔も今も」

「昔か。どうだっただろうな」

「少なくとも、女の子の気持ちは分かるようになったみたいですね」

「なんだよ急に、バカにしてんのか……」

「いえいえ! むしろより大好きになっちゃいました!」

 

 

 桜坂は笑顔で告白すると、徐にベンチから立ち上がる。

 そして俺と対面するように立つと、彼女の顔がどんどん近付いてきて――――――

 

 

 頬に触れる暖かな感触。

 

 

 一瞬なにが起こったのか気付かず。状況を察した頃には桜坂が再び俺の前に立っていた。

 

 

「今はここまで。でもいつかきっと……」

 

 

 見た目の清楚さとは裏腹に大胆な行動に出る奴だ。頬や唇に関わらず、女の子に接吻されたのは何年ぶりだろうか。それくらい久々だったので状況の理解に刹那の時を要してしまった。

 

 桜坂は頬を染め、ベンチの前に置いていた自分の荷物を手に取る。

 

 

「みんなを待たせてしまっては悪いので、今日はこの辺で。買出し当番も楽じゃないですよね、お互いに」

「あぁそうだな……って、どうして俺がパシリにされてるって知ってんだ?」

「その荷物の量を見れば誰でも分かりますよ。それに、零さんのことなら私は何でも……」

「な、なんだよそれ……」

「フフッ、何でもありません。それではまたいつか!」

 

 

 桜坂は小さく手を振りながら、細い腕で荷物を持ち立ち去った。重そうだったので手伝ってやろうかと思ったが、みんなのところへ帰る以上、俺に干渉はさせないだろうと踏んで敢えてそのまま見送った。

 

 

 これまで何度も恋愛を経験してきたが、ここまでダイレクトに好意を伝えられ、そしてその真意を隠している子たちはこれが初めてだ。どうして俺を好きになったのか、俺のどこを好きになったのか。具体的なことが何も分からないまま押し寄せてくる女の子たちの想い。ミステリアスな女性は魅惑的と謳われるが、あまりにも秘密にされていることが多すぎる。

 

 

 どう応えてやればいい?

 ここまでの想いを伝えてくれる彼女たちを覚えていない、最低な俺は……。

 

 




 ヤンデレ小説を言えばよく女の子が狂気を振り撒いているだけの小説が多いですが、ヤンデレにも色々種類があり、今回のようにやたら執着してくる子もヤンデレの一種です。他にもたくさんの種類があるので、気になった方は「ヤンデレ 種類」で検索してみては?

 それにしても、虹ヶ咲のキャラクターは公式でまだ完全にキャラが固まっていないので、私が好き勝手に性格を肉付けできるのが楽しかったりします。これで実際に公式アプリが配信された際にキャラが全然違ったら……ま、いっか()


 次回はまだ未定。最近はリアルが忙しいので執筆中に次回を考えている余裕がない……。
 とりあえずAqours全員はμ'sと絡めたのですが、前者が9人に対し後者が12人なのでμ's側に余りが出ちゃっているんですよね(笑) 具体的には穂乃果と花陽、凛なのですが、次回はこの3人の誰かにスポットを当ててみようと思います。



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