ラブライブ!~μ's&Aqoursとの新たなる日常~   作:薮椿

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今回は虹ヶ咲メンバーの近江彼方が登場!


眠り姫、襲来

 俺はこれまでの人生でたくさんの女の子と出会ってきたが、その出会いの場所やシチュエーションは様々だ。μ'sとは同じ学校、Aqoursとは教育実習先、A-RISEとはライブイベント、Saint Snowとは東京でたまたま、矢澤ちび姉妹とは彼女たちが迷子の時に、高海家のお姉さんたちとは千歌の紹介などなど、それ以外の子たちとの出会いも挙げていけばキリがない。

 その中でも極めて突然で神出鬼没なのが虹ヶ咲の子たちなのだが、彼女たちの襲来は4回も経験しているのでもう慣れた。そもそも定期的にタイミング良く、しかもご丁寧に1人ずつ出会っているというのが何か画策を感じなくもない。まさか順番を決めて俺に会いに来てるとか……? 更に言ってしまえば彼女たちは俺のいる場所を知っているかのような素振りを見せ、オタクに絡まれていたところを助けたせつ菜はともかく、歩夢とかすみ、しずくに至っては俺とエンカウントしても特に驚いた様子は見せなかった。つまり、アイツらは俺の私生活や動向を監視している……!? 盗聴器とか発信機とか付けられてないよな……?

 

 どうしていきなりこんな疑問を抱いたかと言うと、目の前で可愛く寝息を立てて眠っている女の子が原因だ。しかも俺の家、俺の部屋、俺のベッドの中でだ。

 百歩譲って俺の家に女の子がいることはまあ許そう。そして千歩譲って俺の部屋に勝手に入ったこともギリギリ許せる範囲だ。でもベッドって何だよ!? 朝起きてやけに蒸し暑いと思い布団を捲ったら、そこにはマイ枕を持ち込んだ巨乳の女の子が甘い寝息を立てて眠ってるんだぞ? 許可なくベッドに潜りん混んで許す許さない以前に、何が起こってこんな状況になっているのか俺の聡明な頭でも追い付いていない。しかもこの子が穂乃果や千歌など知っている女の子ならまだしも、自分の知らない女の子だからさあ大変。

 

 あっ……もしかして俺、酒に酔った勢いで見知らぬ女の子を強引にベッドへ誘っちゃった!? これ事後とかじゃねぇよな!? うん、全く覚えていない……。確かに昨晩は酒を飲んだ気がしたんだけど、その時は楓もいたし見知らぬ女の子を連れ混んじゃうなんてことはない……と思う。それに俺と家で2人きりでいる時が至高の楓のことだから、俺が勝手に女を連れ込むなんてことはそもそも許可しないだろう。

 

 だったら誰だよこの子!?

 

 

 つうか、この子の寝相が無防備すぎるんだけど……。

 洋服の下に下着を着けていないのがバレバレなくらい服が開けており、自慢の大きな胸の谷間が手を突っ込めそうなくらい剥き出しになっている。スカートも折り目が付いちゃうくらいに捲れ上り、正直に言って下着の一部が見えてしまっている。白か…………あっ、いやそんなことを言ってる場合じゃねぇか。とりあえず起こして事情を聞く、まずはそれからだ。

 

 

「おい、起きろ」

「んっ……はふぅ……」

「そんなエロい声出すなよ……。いいから起きろ!」

「すぅ……うんぅ……」

 

 

 俺が身体を揺らすたびに、ベッドを占拠している女の子は卑しい声を漏らす。しかも漏らすだけで全く起きる気配なし。穂乃果や凛などμ'sでも大概寝坊助の奴はいるのだが、この子はその2人を簡単に超えるほどの眠り姫だ。そもそも人のベッドで、しかも異性が隣にいる状況でここまでぐっすり眠れているその図太い神経に感服する。ていうか、もしかして俺って男と認識されてないとか……? まさか秋葉の変な薬でまた女の子に――――ってのは流石にないか。その証拠としてちゃんと付いてるから、下半身に。

 

 しかし、このまま起きてくれないと俺としても困るんだがなぁ……。具体的に言えば、楓にバレたらどれだけ怒られるか分かったものではない。また知らない女の子を連れ込んで、しかも一緒のベッドで寝ていたとなれば完全に勘違いされるだろう。今は買い物に出かけていてアイツは家にいないので、つまり帰ってくるまでが勝負ってことだ。

 

 

「ほら起きろ。こちとら聞きたいことが山ほどあるんだよ」

「ふわぁ~……」

「ようやく起きたか……って、こっちくんな!?」

「すぅ……ふにゅ……」

 

 

 上半身を上げたので起きたのかと思ったらそんなことはなく、眠ったまま俺の身体へ倒れ込んできた。それもただ倒れてきただけではなく抱き着くように、更に俺の身体を腕でしっかりとホールドをして逃げる隙さえ与えない。狙ってやってるのかそうでないのかは知らないが、寝相が悪いってどころじゃねぇだろこの寝方。しかも凄くいい匂いがするし、胸が大きいこともあってかホールドされているとその2つの果実が俺の身体にこれでもかと言うくらいに押し付けられる。

 

 コイツ……俺の性癖と趣味を心得てやがるな!!

 

 

「お前起きてるんだろ? いい加減目を覚ませ」

「んぅ~……」

「ちょっ!? こっちに顔近付けんな!? 唇当たっちゃうから!!」

「惜しい……」

「やっぱり起きてんじゃねぇか……」

 

 

 やはり俺に抱き着いてきたのは寝相が悪かったからではなく、コイツが狙ってやったことらしい。しかも唐突にキスまでぶちかまそうとしてくるくらいだから、見た目のおっとりさとは裏腹に案外ビッチなのかコイツ……? 

 

 しかし起きているとは言っても未だに眠気は取れていないのか、虚ろな目をしながら手の甲で目を擦っている。その仕草だけを見れば子供っぽくて非情に愛らしいのだが、身体はとてもじゃないが子供とは言い難いほどにアダルティだ。先程から自己主張が激しい胸の豊満さはもちろんのこと、思わず舐めたくなるくらいに肉付きの良い太ももに、もはやスカートの仲を隠すこともしなくなり丸見えな絶対領域と、自分の身体のほとんどを晒している。初めて会話をしてたった数秒でここまで女の子の身体を知ることができるとは、そこらの風俗やキャバクラでも起こりえねぇぞ……。

 

 ちなみに身体のアダルティさを除けば雰囲気は非常にほのぼのしており、胸や太もも同様に性格も柔らかそうだ。全体的にウェーブのかかった明るい茶髪をしているが、あれは寝癖でそうなっているのか元からそんな髪型なのかは分からない。とにかく1つ言えるのは、勝手に男に家に忍び込んで一緒のベッドで寝る奴がまともな思考をしていないってことだ。

 

 

「色々聞きたいことはあるけど、まず1つ。お前誰だ?」

「あれぇ~知らないのぉ……? テレビであんな劇的に紹介されたのに……」

「テレビ……?」

「それに歩夢ちゃんたちに会ったのにも関わらず、私のこと思い出せないんだ~」

「歩夢……? も、もしかしてお前、虹ヶ咲スクールアイドル同好会のメンバー!?」

「そう、近江彼方(このえかなた)ちゃんだよ~」

「マジかよ……」

 

 

 そういや場所やシチュエーションも関係なく、突然襲来してくるのが虹ヶ咲の子たちの特徴だったな。それにさっき俺に抱き着いてきた訳が、この子が虹ヶ咲の子だからという理由で納得できる。それでも自分の部屋で出会ってしまったことには驚きしかないけど……。

 

 

「お前が何者かは分かった。だけどどうして俺の家にいるんだ? しかも勝手に部屋に入るわ、人のベッドに潜り込むわで下手をしなくても犯罪だぞお前……」

「知り合いの仲だから大丈夫だも~ん……」

「知り合いって、顔を合わせたのはこれが初めてだろ?」

「…………なるほど、歩夢ちゃんたちが言っていたことは本当だったんだ」

「あぁ、もしかしてお前も俺と会ったことがあるとか? アイツらもそうらしいんだけど、俺とどこで会ったんだ? こう言っちゃ悪いけど覚えてないんだよな」

「ふわぁ~……頭を使ったら眠くなってきちゃた」

「どこに頭を捻る要素があった!? しかもさっき起きたばかりなのにもう眠いのかよ……」

「できることなら一生お昼寝して過ごしたいくらいには寝るのが好きなんだ……ぐぅ……」

「寝るな寝るな!! 俺の質問に全部答えてもらうまで寝かさねぇぞ!」

「寝かさないって、どんなエッチなことをする気なの……?」

「なるほど、お前はそっち側の人間か――――って、だから寝るな!!」

 

 

 見た目から眠そうだったのは寝起きだからではなく、それが彼女の性格らしい。つまり普段も今のような眠そうな表情をしているんだろうが、そんなやる気のなさそうな態度でスクールアイドルをやっていけるのだろうか……? まあスクフェスの事前投票で1位になったグループに属しているんだから、アイ活する時はそれなりに本気を出してやっているのかもしれない。もうコイツを見ているだけでこっちまで眠くなってしまいそうだ。彼女と一緒に昼寝をしたらそれはそれで心地良いんだろうけど、俺にはこの子をここから追い出すという使命がある。しかし彼女自身が俺のベッドで二度寝する気満々なので、そう簡単に事は運びそうにない。

 

 そしてそんなことを考えている間にも、近江彼方はまた俺の身体に寄り掛かって熟睡しようとしている。どうせこれも狙ってやっているのだろうが、ここまで自分を求められると真っ向から否定するのはちょっと躊躇いが出てしまう。でも楓にこんな様子を見られたら後でどんなお仕置きが待っているか想像したくもないので、まずは場所を変えるところから始めよう。

 

 

「最悪寝るのはいいけど、場所は変えてくれ。俺も付き添うからさ」

「いや……零さんの部屋がいい。零さんのシーツ、布団、そして本人に囲まれて寝るって最高……ふわぁ……」

「当然のように名前を知ってるのか……。それにお前も歩夢たちと一緒で大概ぶっ飛んでるな。男のベッドで寝たいだなんて」

「好きな人のベッドで一緒に寝たいと思うのは当然……」

 

 

 これまで出会ってきた虹ヶ咲の子たちもそうだったけど、言動がやたら積極的なのが驚くべきところでもあり好印象でもある。でも例のごとく俺とどこで出会ったかの質問には答える気が全くないのか、それとも秋葉から口止めされているのかは知らないが、とにかく今回もはぐらかされてしまった。そこさえ教えてくれればお前たちのことをもっと知ることができて好きになるかもしれないのに、勿体ないことする奴らだ。それでもそのことさえ除けば俺に一途な愛を示してくれる可愛い子たちなので、できる限りその想いには応えてやりたいところ。まあその秘密にしていることこそが肝心なんだけどさ……。

 

 

「ここでスッと答えてくれるのならそれでもいいけど、お前どうやってここへ来た訳?」

「昨日は夜まで練習をしていたから凄く眠くて、いつも以上にぐっすりと安眠したかったの。そう考えた時に零さんのことを思い出して、気が付いたらこの部屋に忍び込んでた。零さんと一緒に寝たら絶対に気持ちいだろうなぁと思って……」

「眠たいから忍び込んだってそんなに軽く言うなよ!? 俺の家のセキュリティどうなってんの!?」

「虹ヶ咲の情報網を舐めてもらっては困るよ~……」

「お前らいつも唐突に俺の前に現れるけど、やっぱり発信機とか盗聴器とか、家の鍵まで不正に複製してねぇだろうな?!」

「ふわぁ~……ん……」

「だから寝るなって!!」

 

 

 怖い!! これまで彼女たちの得体の知れなさに不気味だと思ったことはあったけど、今回でまたその要素が1つ増えてしまった。最初は冗談で発信機とか盗聴器とか言ってたけど、彼方が否定しないってことは本当に俺の行動を監視されているのかもしれない……。確かに彼女たちは俺のことを人生を捧げるほど求めているみたいだし、監視するなんてことは躊躇いなくやってのけそうだ。やっぱり可愛い子ってのは魔性だなホント……。いや実際にどうなのかは分からないけどね。

 

 

「一万歩譲って勝手に忍び込んで無許可でベッドを使ったことは許してやる。でもお前がここにいること、他のみんなは知ってるのか? 話を聞いてる限りでは夜中に不法侵入したみたいだけど」

「許してもくれるし心配もしてくれるんだ……。やっぱり優しいねぇ~」

「いいから答えろ。誰にも外出許可を得ていない女子高生を自宅に連れ込んだとなれば、周りからバッシングを受けるのは俺だからな」

「安心して、ちゃんとみんなにはメッセージで伝えてあるから。『零さんのベッドで抱きしめられながら寝てるよ~』ってね」

「おいそれ完全に誤解を生む言い方だろ!? それに抱きしめてたのはお前だからな!?」

「あっ、そっか。寝ぼけてたから間違えちゃった~……」

 

 

 その文章だとまるで俺が彼方を抱いて夜の情事に励んだ後、お互いに裸のまま一緒に寝たと思われても不思議じゃない。自分のミスや行動で変態と罵られるなら別にいいけど、誰かの失敗から俺に被害が降り注ぐ展開だけはやめてもらいたい。ただでさえ先日披露したパンツ見通しスキルでAqoursから若干引かれてたのに、ここで虹ヶ咲の子たちまでに引かれてしまったら豆腐メンタルの俺は腐っちゃうよ?? 

 

 まあ夜の情事に励んだとか裸で寝たとかそんなことは関係なく、彼方と一緒にベッドインした時点で虹ヶ咲の子たちにとっては嫉妬の嵐なのかもしれないが……。

 

 

「間違えたじゃねぇよったく。俺がお前を抱いてるみたいな文章を見たら、歩夢たち怒るだろ……」

「怒る? むしろ応援してくれたり羨ましがってたけど」

「はぁ? 応援? 羨ましがる……?」

「うん。歩夢ちゃんたちが『零さんと一晩を一緒にできるなんて私たちの夢だよ凄い! この機会に零さんをたっぷりと味わうといいですよ!』ってね」

「味わうってなんだよ!? 逆レイプでもする気か!?」

「他にも『零さんと一緒に寝られるなんて羨ましい~!! 今度私も零さんのベッドに潜り込んでみよっかな?』とかね」

「なに? 不法侵入の技術は虹ヶ咲の子たち全員が会得してる訳!? 本格的に俺の家のセキュリティが心配になってきた……」

 

 

 しかもだよ、俺の家に侵入することに一切の罪悪感を抱いていないってのもこれまた怖い。その文章を誰が送ってきたのかは分からないが、とにかく俺の部屋だけでも厳重に鍵をかけておかないと、いつの間にか女の子を連れ込んで一夜を明かした風のシチュエーションを作られてしまう。どうせそんな疑いの目を向けられるくらいなら本当に夜の情事に勤しんだ上でそんな状況になりたいものだがな……。もはや痴漢冤罪並みに理不尽な罪を被せられそうだ。

 

 

「まあ俺が何を言ったってお前らはやめる気ないんだろ?」

「それはこれからも一夜を共にしていいと許可をくれたってこと……?」

「来るなら来るとお前らから俺に許可を取ってくれたらな。然るべき方法で家に来てくれたら歓迎するからさ、これからは無断でベッドに潜り込むのはやめてくれ」

「分かった。それじゃあみんなにもそう伝えておくね。『零さんと一緒に寝たいのなら、許可を得てからベッドに上がること』っと」

「その、俺がたくさんの女の子を侍らせてるから予約しなきゃダメみたいなニュアンスやめてくんない……?」

 

 

 その言い方だと俺が店で人気No.1ホステスみたいになるから、女の子とたくさん遊んでイキっているようにしか見えない。そうではなく、行くなら行くって言ってくれれば一緒に遊んでもやれるし飯を食ったりもできるってことだ。あっ、それがホストっぽいのか……。でも俺の行動を監視したり読んだりしなくても、会いたいなら会いたいと伝えてくれるだけでいつでも会ってやるのに。まあコイツらにもコイツらなりの考えがあり、秋葉も絡んでるっぽいから裏で何かしらの画策があるのだろう。

 

 それにしても、さっきからずっとコイツのペースに引っ張られっぱなしだ。女の子を手玉に取るのは得意だけど、虹ヶ咲の子たちは初対面のくせに押しが強すぎて圧倒されてしまう。俺が彼女たちのことを忘れているっぽいが向こうは俺のことを知っているので、情報量の差で話の流れを掴まれてしまうんだと思う。早いところ彼女たちのことを思い出さないと、他の子たちと会った時もこんな感じでマウントを取られ続けるのか……。さてどうしたものかねぇ。

 

 

 すると、一階の玄関から聞き覚えしかない声が聞こえてきた。

 

 

『ただいまーー! お兄ちゃーーん、もう起きてるーーー?』

 

 

 ヤ、ヤバい! 楓が帰ってきちまった!!

 ベッドに見知らぬ女の子を連れ込んでいる(実際には彼方が勝手に侵入したのだが)この光景を見られたら、どんな刑罰を受けることやら……。楓は俺の周りにたくさんの女の子がいること自体は容認しているが、この家だけは唯一2人きりになれる場として聖域のような扱いをしているので、その聖域で女の子を侍らせているこんなところを見られたら……うん、マズい。

 

 

「おい彼方! 1分だけでいいからどこかに隠れて――――って、えっ!?」

「すぅ……んぅ……」

「だから寝るなって言ってんだろ!? それにまた俺に抱き着きやがって。どうせ起きてんだろ? おい?」

「すぅ…………」

「えっ、マジ!? ホントに寝てんの!? 後からならいくらでも抱き着いていいから、このタイミングだけは離れて欲しいんだけど!!」

「ん…………ふぁ…………」

「だから色っぽい声で寝息立てるのやめな?」

 

 

 

 

「お兄ちゃん?」

 

 

 

 

「あっ……」

 

 

 

 振り向きたくはなかったが、あまりのドスの効いた『お兄ちゃん』の声色に首が操られたかのように動く。

 そして俺の部屋の入口に立つ楓の眼は、もう何人も殺してきたかのごとく光がなく真っ黒だった。

 

 

 これは―――――屠られる!!

 

 

「私が忙しく買い物に出かけている間、お兄ちゃんはお楽しみだったみたいだね。こっちはスーパーのセールで鬼のような主婦たちと死闘を繰り広げてたのに、お兄ちゃんは女の子を抱いて遊んでいた訳ですかそうですか……」

「いやコイツが勝手に潜り込んできただけで、何もしてないから……」

「じゃあどうしてその子の服はそんなに開けてるの……?」

「えっ……? あっ!?」

 

 

 俺に抱き着いて寝ている彼方を見てみると、さっきよりも一層服が乱れており、パンツどころか胸までほぼ丸見えだった。つうか上の下着つけてないのかよコイツ……!!

 

 

「まあいっか、拷問すれば。私も久々にお兄ちゃんで遊びたいなぁと思ってた頃だし。覚悟してね、お兄ちゃん♪」

 

 

 見据えられただろうこの展開を回避できなかった俺が悪いのかこれ……?

 とにかく、これからは自分の部屋のセキュリティを高めようと心に決めた瞬間だった。

 

 

「あっ……んっ……」

「ちょっとお兄ちゃん!? 私が目の前にいるのに何してんの!?」

「ち、違う!! 彼方の寝息がナチュラルにエロいだけだから!!」

 

 

 

 




前回のせつ菜に引き続き、彼方も私のお気に入りの子の1人です! 眠くてダルそうにしている女の子キャラが意外と好きだったりします。もちろんまだ登場していない子も魅力的に描いていきますよ!

それにしても、楓ちゃんを久々に描いたような気がした……(笑)


新たに☆10評価をくださった

白桜 黒椿さん、烈火舞さん

ありがとうございます!
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小説執筆のやる気と糧になります!


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