今回は穂乃果、ことり、海未の王道メンバーとの昔話回です。
ちなみに105話「名前を呼んだあの日」の内容を踏襲しているので、その話の内容を忘れてしまった方は先にそちらを読んでおくとより楽しめるかと思います!
花丸との一件が無事(?)に終了し、ようやく朝食の時間となった。朝6時前から起きていたのにも関わらず、朝食の時間は朝7時。その間があまりにも暇すぎて、俺も絵里と希と同様に朝風呂に入ってしまった。2人には『朝風呂なんてババクサい』と言ったのにも関わらず、結局俺も朝風呂で心身ともにスッキリする始末。温泉で日々の疲れを取ろうとしている辺り、俺もかなりオッサンになったもんだ。大学生になると体育の講義がないせいで、運動部に入っている奴ら以外は悉く運動なんてしなくなる。そのため思春期時代に比べると体力の低下が著しく、俺のように休みの日は基本家に引き籠る体質の人間は、いざ旅行などで遠出をすると途端にへばってしまう。これは俺を含め、μ'sメンバーの高齢化が心配になり始めてきたぞ……。
とは言うものの、食欲だけは無駄に旺盛なのがまだ若さを保っていられる証か。朝食は旅館のバイキングなのだが、バイキングと聞くと知らず知らずのうちにテンションが上がってしまい、つい料理を取り過ぎちゃうんだよな。普段バイキングなんてお値段が張るところには行かないからなおさらだ。取り過ぎたが故に食いきれないけど、残してしまうと追加料金が発生するので無理をしてでも腹に詰め込む。まさにバイキングあるあるだ。
バイキングって物珍しさで楽しくなるのももちろんあるが、俺たちみたいに大勢で来ることが多いからなおさら盛り上がるんだよな。誰かの取ってきた料理を見て、『えっ、そんな料理あったの!?』とか『こんな料理が追加されてたのか。自分が取りに行った時にはなかったのに』とか、他の料理店ではできない会話で盛り上がれるのがバイキングのいいところだったりする。現にみんなのテンションは朝も早いのに高めで、これからすぐに練習なのも忘れてバクバク食っている。まあ旅館代金に飯代も含まれている訳だし、食べなきゃ損って気持ちは分からなくもないけどな。
花陽は相変わらずご飯を大盛りにしたり、凛はラーメン(なぜ朝食にあるのかは知らんが)しか食べていなかったりといつもの光景も健在で、むしろ高級旅館に来たからこそ自分の好きなモノをたらふく食いたいのだろう。まあそれでまた体重が増加して、海未の地獄ダイエット計画が再び始動しなけりゃいいが……。
そんな感じで、俺たちは4人掛けのテーブルのいくつかを占拠してバイキングを堪能している。
ちなみに俺は穂乃果と千歌、そして楓の4人で飯を食っていた。特に穂乃果と千歌がそこそこ大食らいなためか、2人の前の皿には料理が山盛りに積まれている。珍しい料理が多いから食いたくなる気持ちは分かるけど、子供のような好奇心であれもこれもと取ってきたのが周りからバレバレなのは勘弁して欲しいもんだ。
「零君も楓ちゃんも全然食べてないけどいいの? せっかくこんな高い旅館に来たんだから、料理を全制覇するまで食べないと勿体ないよ!」
「いや、自分の食べたいだけ食うのがバイキングってもんだ。何でもかんでも腹に詰め込めばいいってもんじゃない。むしろ高級旅館の飯だからこそゆっくり味わいたいんだよ」
「先生って普段は当たって砕けろのイケイケ精神なのに、たまに謙虚になりますよね。似合わないですよそれ」
「余計なお世話だっつうの。それに、気になった料理を片っ端から皿に山積みする品のないお前らより断然マシだ」
「右に同じ。飢えた獣みたいだよ2人共」
「仕方ないですよ。どの料理も美味しくて箸が止まらないんですから」
「そうそう、穂乃果たちは穂乃果たちなりに食事を楽しんでるんだから邪魔しないでよ」
「お前が先に突っかかって来たんだろうが……」
食事の楽しみ方は人それぞれ。どんな食べ方をしようがマナー違反をしていない限りは他人が口出しするものでもない。でも朝食が終わったらそのまま練習に入るので、その時に胃もたれして早々にギブアップをしなければいいが……。そんなことで練習から退場して、海未やダイヤの怒りが爆発しても知らねぇからな。
「そういえばさ、1つ気になってることがあるんだけど……」
「えっ、なんですか?」
穂乃果と千歌はさっきまでフルスロットルで動いていた箸の動きを止める。
「千歌ちゃんたちって、どうして今でも零君のことを"先生"って呼んでるの?」
「えっ……?」
穂乃果にとっては素朴な質問だったに違いない。だけど千歌たちからしてみれば、俺の呼び方についてはかなり深刻な問題なのだ。千歌は俺を先生呼びしている理由を言いづらいのか、ただ単に恥ずかしいのか、穂乃果からゆっくり目を逸らす。
「い、いやぁ~浦の星で会ってからずっとその呼び方なので、もう先生呼びで慣れちゃってるんですよ!」
「ふ~ん。それじゃあ名前で呼ぼうと思ったことはないの?」
「ないことはないんですけど、やっぱり先生呼びの方がしっくり来ちゃって、中々その先へ踏み出せないと言いますか……」
「だったら先生呼びに零君の名前も付けちゃえばいいんだよ。ほら、"零先生"ってね!」
千歌は穂乃果の提案を聞いて、『それができるなら苦労しませんよぉ……!!』と言いたげな顔をしている。
確かにそうだ。千歌たちAqoursが東京に来た時、みんなで俺を名前で呼んでみようって話の流れになった。だけど結局みんな恥ずかしがってしまい、誰1人として俺を名前で呼べる奴はいなかったんだ。同い年や年の近い先輩ならまだ抵抗は少ないだろうが、これでも元は教師と生徒の関係だったので、先生呼びから名前呼びにシフトするのは物凄く勇気のいる行動だと思う。しかも恋焦がれている相手に対してだからなおさらだろう。
そしてその会話は他のテーブルにも聞こえていたのか、千歌以外のAqoursメンバーも気が気ではない様子だった。千歌や鞠莉のような誰でもフレンドリーな子ですら俺を名前で呼べないんだから、ダイヤやルビィに至っては男を名前で呼ぶなんて告白をするのと同等の覚悟が必要なんじゃないか……? かくいう俺もAqoursみんなから先生呼びされることに慣れてしまっているから、このままでもいいかと思っちゃうんだよね。もちろん相手の呼び方を変えるということは相手との関係を前進させることにも繋がるので、千歌たち側からすれば変えたいんだろうけど。どうも恥ずかしさが先行して行動に乗り出せないようだ。
「そ、そういえば! 穂乃果さんたちはいつから先生を名前で呼ぶようになったんですか!? そ、その話を聞いてみたいなぁ~なんて」
「その話をするの懐かしぃ~! お互いに名前で呼ぶようになったのは、穂乃果とことりちゃん、海未ちゃんとの3人でファーストライブをした時かな。その帰り道に、4人で音ノ木坂を廃校から救おうって決心したんだよね。初めてお互いのことを名前で呼んだのはその時だよ」
「なるほど……。緊張しませんでした? 男性の方を名前で呼ぶのって」
「穂乃果とことりちゃんはそうでもなかったかなぁ。でも海未ちゃんと零君がどうしてもねぇ……」
「えっ、先生が!? 意外です……」
「そりゃあの時は知り合って1ヵ月も経ってなかったし、女の子への耐性も弱かったからな」
「先生に女の子耐性がないとか、もうそこら辺にいるモブキャラ男性と何ら変わりないじゃないですか!!」
「それ俺以外の男の人をディスってないか……?」
確かに穂乃果たちと出会い立ての頃は俺もそこらの思春期男子と同じく、ただただ一目惚れの女の子たちと会話ができただけで喜ぶような純情男子だった。元々小学生の頃から女の子に不純な目を向けるエロガキだったが、親密な仲になれたのは穂乃果たちが初めてだったんだ。これまでも女の子たちと仲良くなることはあれど、親友クラスにランクアップしたことは一度もない。まぁ小学生時代からあちこちに手を出していたが故に、女の子1人1人との関係が薄かったが故なんだけどさ。
そんな訳で、俺が穂乃果たちを名前呼びするのはそこそこ苦労したって話だ。言ってしまうと穂乃果やことりに対してはすぐ対応できたんだけど、海未に対してだけは何故か躊躇してしまった。ご存知の通り、彼女が内気な性格であるため異性である俺に対して中々名前で呼ぶことができなかったんだ。そうなった場合に俺だけが海未を名前で呼ぶのはどうかと思い、少しの間だけ名前呼びの関係でギクシャクしていた時期もあった。
「零君と海未ちゃんが仲良くなるまで、聞くも涙、語るも涙の展開があったんだよ」
「そうなんですか!? ぜひ聞かせて欲しいです!」
「よろしいよろしい。零君と海未ちゃんの黒歴史かもしれないけど、誰かに語り継いでこその黒歴史……だったよね?」
「それ、俺が言ったセリフじゃねぇか……。まあそんな昔話、今更暴露されてもいいけどさ」
「いやぁ、先生の恥ずかしい話は聞いていて楽しいですから!」
「千歌。お前、さりげなく自分へ向けられた矛先を俺に突き付けてきたな……」
「えっ!? あ、あはは、何のことやら……」
最初は自分に振られた話題だったのに、いつの間にか俺たちの黒(?)歴史を暴露される展開になったことにちゃっかり便乗しやがる千歌。そこまでして俺の名前を呼びたくないのかと思ってしまうが、千歌たちからしてみれば俺の想像以上に高いハードルなのだろう。しかし先生呼びのまま定着すればするほど呼び方の切り替えタイミングを失うので、どこかでアクションを起こさないと永遠に名前で呼ぶことはできないかもしれない。もちろんそれは千歌たちの気持ち次第なので、俺から何かを仕掛けてやることはできないけどね。
「それでは語ってあげよう。零君と穂乃果たちが本格的に名前呼びとなった経緯をね」
「お前さっきから達観した態度ですげぇ腹立つから、俺が話てやるよ」
「はい。お願いします……いいのかな?」
「ちょっ!? 零君!? 千歌ちゃん!?」
~※~
それはファーストライブ終了後、その帰り道で俺たちがお互いを名前呼びした翌日のことだった。
失敗に終わったファーストライブだったが、俺と穂乃果たちの結束が初めて生まれたってこともあり、今日から新たなスタートラインに立ってやる気を奮い立たせていた。
そんな日の朝。俺が登校して教室に入ったところから物語は始まる。
「あっ、零君おはよう!」
「あぁ、おはよう高坂」
「…………はぁ?」
「な、なんだよ。その腹立つ顔……」
「高坂じゃなくて穂乃果だよ。ほ・の・か!」
「そういや昨日そんなこと言ってたっけな……」
ファーストライブの時やその帰り道は興奮や余韻があったためか勢いで穂乃果たちのことを名前呼びできたのだが、一晩経って冷静になってみると、改まって女の子を名前呼びすることに恥ずかしさを覚えてしまう。しかも相手はクラスでも学校でも話題のトップクラスの美少女たち。そんな奴らと親しくするだけでもちょっと緊張するのに、面と向かって名前なんて呼べるかっつうの。本当にこの時の俺は純粋だったよなぁ。
すると、今度は俺の背後から更なる刺客が送り込まれてきた。
「零くんおはよう! 相変わらずいつもギリギリの登校だね」
「南か、おはよう」
「むっ……」
「な、なに……?」
「こ・と・り!」
「自分の名前を一字ずつはっきりと言う挨拶、流行ってんの……?」
「もうっ、はぐらかさない!」
ことりのおっとりボイスで怒鳴られても全然怒られている感じはしない。むしろ両手をグーにして頬を膨らませている様が見ていて微笑ましくある。こんな可愛い彼女を見られるならずっと苗字呼びのままで弄ってやろうかなとも思ったが、穂乃果とことりの両方から迫られているのでどうやら名前呼びをしない限り解放してくれなさそうだ。
そう、この時の俺は女の子の名前を安々と言えないほどには純真だった。小学生の頃から女の子に手を出していたと言えばそうなのだが、ここまで親密になったのはコイツらが初めてだったからだ。しかもコイツらのスクールアイドル活動を手伝った理由はただ可愛い子にお近づきになりたかったからではなく、単純に廃校を救うという目的が同じだったから。これまでは女の子が好きだからって理由であれこれ手を出していたので、純粋な理由で女の子と親しくなれたことに少し緊張していたのかもしれない。
「穂乃果たちを名前で呼ぶまでここを通さないからね。あと1分足らずでチャイムが鳴っちゃうけど、席にいないと遅刻になっちゃうよぉ?」
「それはお前も一緒だろうが……」
「あっ、そっか!」
「それに零くんが教室の入口に立ってると、ことりも教室に入れないから仲良く遅刻になっちゃうよ……」
「しまった! 零君に穂乃果の名前を呼ばせるいい作戦だと思ったのに!」
「穂乃果って、意外とバカ?」
「バカじゃないよ! 知的過ぎて普通の人では考えつかないことを――――って、名前!!」
「あっ……」
やはり話の流れで勢いに乗ってしまえば自然と口に出せると分かった。名前を呼べと迫られると緊張するけど、さっきの穂乃果みたいにおバカな一面を晒してくれるなどしてフレンドリーな雰囲気になればこちらも気が楽だ。穂乃果もことりは冗談交じりの会話ができそうな相手なので、これで俺も1つ壁を乗り越えることができたかな。
それにしても女の子の名前を呼ぶことが壁って、今の俺からしてみれば紙のように薄っぺらい壁だなオイ。今なんて如何にたくさんの女の子をどう相手するかなんて贅沢な悩みを抱えているが、当時の俺は10人以上恋人を作る暴挙なんて想像すらしてなかった。いやぁ女の子慣れって怖いな。
「次はことりの番だよ! ほらほら!」
「そんなにウェルカムなムードだと、逆に言いにくいんだけど……」
「零くん。零くん! 零く~ん♪」
「分かった分かった! 呼べばいんだろ呼べば。ったく……こ、ことり」
「なぁ~に?」
「いや、呼んだだけ……」
「あはは、なんだか恋人同士みたいだね♪」
当時の俺は、ことりのその言葉にドキドキしてならなかった。南ことりと言えば学校で噂になるくらいの超絶美少女だ。もちろん俺は1年の頃からコイツの存在を知っていたが、クラスが違ったため喋ろうと思っても接触する機会はなかった。でもこの時はその願いが叶っただけでなく、疑似恋人のような会話ができて柄にもなく戸惑っていたことは今でも覚えている。
しかし、ことりも冗談で恋人同士なんて言ったんだと思うが、まさか本当に恋人の関係になっちまうとはまたしても想像してなかったよ。この時は穂乃果たちに近付けたってだけでも嬉しかったので、そもそも付き合いたいとか思ってもいなかった。彼女たちに本気で恋をし始めるのは、俺たちの日常が非日常になったあの事件からだからな。
そして、ことりの悪戯混じりの言動は今でも変わらない。おっとりぽわぽわで何を考えてんのか分からない時は多々あるけど、親しくなって話してみると意外と蟲惑魔的な一面を見せてくれるんだよね。まあ当時はただの悪戯天使だったが、今ではそんな可愛いモノじゃない。性欲に憑りつかれた、ただの淫魔だ。もう当時のコイツと今のアイツが別人みたいだもん。
とまぁこんな感じで、穂乃果とことりに至ってはこれ以降の日常会話でも名前で呼ぶことができるようになった。
しかし、そんな簡単に物事が進むはずもない。
俺はチャイムの鳴るギリギリに席に着く。そして当時、俺の隣の席は海未だった。お隣さんでありこれから一緒にスクールアイドルの活動をしていく仲間なので、とりあえず挨拶だけはしておこうと思ったのだが――――――
「あ、あの!」
先に海未の方から話しかけてきた。だけどそわそわしていて、どこか落ち着かない様子だ。
「おはようございます。れ、れ……」
「れ?」
「れ、れ、れ……レモンティーが美味しい季節ですよね、春は」
「別にいつでも美味しいだろ……」
「そ、そうですね……れ、れ、れ……連立方程式は得意ですか!?」
「馬鹿にすんな! こちとら全教科学年トップだぞ!」
「で、ですよね……」
海未は頬を染めて、俺と目を合わそうともしない。恐らくだけど、名前を言いたいけど恥ずかしくて言えない先程の俺と同じ現象に陥っているのだろうとすぐに察せた。それにしても誤魔化し方が不自然過ぎて、周りから『コイツら、朝礼前に意味不明な会話してんな』って目線で見られてるけど……。
「と、とりあえず早く座ってはどうですか!? 笹原先生は厳しい方ですから、そのまま立ってたら席にいても遅刻扱いになってしまいますよ……?」
「だな。2年になってもまたあの鬼教官が担任とか、ツイてないよ……」
「そ、それと!」
「なに?」
「お、おはようございます……神崎君」
「あ、あぁ、おはよう……園田」
苗字で呼ばれたから、俺も思わず苗字で返してしまった。さっき穂乃果とことりに名前で呼べと念押しされたばかりなのに……。
でもあの2人は雰囲気もフレンドリーだったからこっちも緊張が解れた訳だけど、海未に対しては名前で呼ぶことの躊躇いを拭いきれなかった。もちろんイヤだとかそんな理由ではなく、単純に彼女との距離を測りかねていたからだ。普通の日常会話程度なら海未とも自然にできるものの、名前呼びを意識すると途端に気まずくなる。この頃は俺も純真だったし、なにより海未が今より数倍も奥手な性格だったのが災いして穂乃果やことりの時のように事は容易に進まなかった。
そして、そんな俺と海未の会話を見て、何やら怪しい決心を固めている者が2人いた。
「ことりちゃん、これは穂乃果たちの出番かもね」
「うん。ちょっと面白くなってきたかも♪」
「よしっ、零君と海未ちゃんの仲良し大作戦決行だぁ!!」
アイツらやっぱりバカだから、こっちまで声が聞こえてるんだよなぁ……。
余計なことに巻き込まれたくないという気持ちは、今も昔も変わらずだった。
To Be Continued……
話のメインは穂乃果たち幼馴染メンバーですが、今回と次回の後編で最も話の影響を受けるのはAqoursメンバーだったりします。せっかくμ'sとAqoursが同時出演しているので、Aqoursは先輩たち豊富な体験からたくさん学んで欲しいものです。ていうか、μ'sとAqoursをかけ合わせるのならそれこそが魅力の1つだと思いますけどね(笑)
それよりも、零君とことりのキャラが違い過ぎて違和感ありまくり……。変態くんと淫乱ちゃんが普通ってのもおかしな話ですが(笑)
次回は過去編の後編です。幼馴染回のはずなのに、海未回になりそうな予感がプンプンと……
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