ラブライブ!~μ's&Aqoursとの新たなる日常~   作:薮椿
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合同合宿編、14話目
今回は善子回です!
善子をピックアップする時は大抵中二病キャラや不運要素を前面に押してきたので、今回はちょっと趣向を変えてます。


私がご主人様、あなたは下等な眷属

 

 合同合宿2日目も夕方を迎えた。今日は昨日と比べれば練習の濃度も濃く、μ'sとAqoursどちらのグループにとっても大きなスキルアップとなっただろう。もちろんそれだけ練習量は多かったので、特に大人になって体力が落ち気味のμ'sメンバーにとっては嘗てないほど過酷な試練だったに違ない。実際に昨日の練習の時点でいっぱいっぱいだった子もいるから、リハビリという観点でもこの合宿を計画して正解だっただろう。それにAqoursとしても憧れのμ'sと一緒に練習できて全体の士気が上がっているので、お互いにいい刺激になったと思うよ。それ故に、何もせずただ練習をぼぉっと見ているのが申し訳なくなってくるけどな。

 

 ちなみにこの合宿は練習だけが目的ではなく、μ'sとAqoursの交流も兼ねている。なんせμ'sは12人、Aqoursは9人とスクールアイドル界隈でも大所帯のグループだ。そうそう合計21人が一堂に会する機会なんてない。だからこそスクフェスでのコラボに先駆け、この合宿で全員が全員と面識を作っておこうという算段だったのだ。

 

 そんな感じでお互いに仲良くなって、合宿の夜が更に賑やかになった。しかもこの合宿は2泊3日だから、今晩が最後の夜。そのせいでみんなのテンションは自然と高くなり、1日中練習してたのに疲労なんてなんのそのと言わんばかりの騒がしさだ。

 

 しかしみんなが有頂天となっている中で、相変わらず不幸な目に遭っている奴がここに1人――――――

 

 

「善子。お前ってさ、何をするにしてもオチを付けないと気が済まねぇの?」

「こっちが聞きたいわよ!! 好きで運に見放されてる訳じゃない――――って、いっつぅ~!!」

「ほら騒がない。包帯巻いてあげるから」

「悪いな真姫。手当てを任せちまって」

「いいわよ別に。むしろ私の本業じゃない」

「そりゃそうだ。いい体験ができてよかったな」

「実験台か私は!?」

 

 

 素足を晒している善子の脚に、真姫は慣れた手つきで包帯を巻いていく。やはり医者のタマゴと言っても医療関係者、軽い捻挫と切り傷の手当てくらいはお手の物だ。

 そう、善子はこんな大切な時期にケガをしてしまったのだ。今日の練習が終わる直前に気を緩めてしまったためか、ダンスで一回転をする時にバランスを崩してしまった。その際に足を捻ってしまい、更にそのまま身体ごと倒れてしまったためか小さな切り傷も負った始末。何というか、ただの捻挫だけで済んでいないところがコイツの運の悪さを体現している。まあ運の悪さというより、本人の不注意だろとツッコまれたらそうなんだけどさ……。

 

 ちなみに、幸いなことにケガの程度はそこまで大したことはない。捻挫も切り傷も軽く、ライブに出場できないという最後の一線をどれだけ運が悪くとも死守したことには拍手を送るべきだろう。コイツの運の悪さがあれば、突然スクフェスに出られないくらい大きなケガをしてしまってもおかしくないからな。

 

 

「これでよし。この程度なら明日には治るだろうから、今日はじっとしてなさい」

「せっかく旅館に来てるのに、温泉に入れないなんて最悪……。ちょっとだけなら……ダメ?」

「ダメに決まってるでしょ? 明日の練習に参加できなくなったらどうするの?」

「そ、そうよねぇ……」

「不幸体質は相変わらずだなお前。何も旅行中にケガしなくてもいいだろ」

「これはもう神様から嫌われているとしか思えないわね。堕天使としてはオイシイ設定なのかもしれないけど」

 

 

 ここまで不運だと己に降りかかる災厄にビビッて家から一歩も出られなくなりそうだから、そのようなプラス思考な設定を自分に言い聞かせなければ生きていけないだろう。そう考えると、自分がいかに不幸体質だろうと一生懸命スクールアイドル活動に従事しているコイツが逞しく見えるよ。そもそもこの歳で中二病をやってる時点で、コイツの精神は屈強どころの話じゃないけどね。いくらバカにされても自分のキャラを突き詰められるその精神は、まさに鋼鉄だ。

 

 

「冗談が言えるくらいに元気なら問題なさそうね。それじゃ、私はもう行くから。海未に明日の練習メニューの確認をしてくれって頼まれてるのよ」

「それは御苦労なことで」

「あのね、本来ならあなたの仕事でしょ? あなた今回の合宿の計画を立てただけで、いざ当日になったら何もしてないじゃない」

「俺は女の子たちのメンタルケアで忙しいんだよ。ほら、主にAqoursの子たちをさ」

「海未にもそうやって言い訳して作業を押し付けたらしいじゃない。全く、面倒事を避けたがる癖、なんとかした方がいいわよ」

「やだね。面倒事は面倒な事だから面倒事なんだ。そんなの逃げたいに決まってるだろ」

「ま、そんなこと言っていざという時は身体が先に動いちゃうようなバカなんだけどね。ただのツンデレじゃない」

「天然のツンデレにツンデレって言われた……」

「そういうことだから、もう戻るわね。それと津島さん、さっきも言ったけど暴れたり騒いだりしちゃダメよ。零に何かされて耐え切れなくなる前に私を呼ぶこと」

「え、えぇ……」

「どうして俺がやらかす前提なんだよ……」

 

 

 真姫は一方的に言いたいことを言って部屋から去った。善子を手当てしてくれたことは助かったけど、お前の余計な一言で妙な空気になっちまったじゃねぇか……。かと言って善子を部屋に1人にしておくと寂しがるだろうし、仕方ないからここにいてやるけどね。他のみんなが温泉から戻ってきたら、コイツの相手はアイツらに任せよう。

 

 それにしても善子の奴、やたら静かになったな。いつも自分に不幸が降りかかると、その不運を吹き飛ばすために決まって謎テンションで盛り上がろうとする。そうでもしないと気が紛れないと以前に言っていたが、今日は先輩に諭されたから大人しくしてるっぽい?

 

 

「アンタ、西木野さんと仲いいのね」

「えっ、まぁな。つうかもう5年も一緒につるんでるんだ、仲がいいっつうより腐れ縁だよ」

「ふ~ん……」

「なに?」

「西木野さん、アンタのことよく知ってるなぁって」

「そりゃ5年もつるんでたら、相手のいいところも悪いところも全部分かるだろ普通」

 

 

 自然とそう言い訳しているが、間違っても真姫と付き合ってるとは言えねぇよなぁ。それも真姫1人と付き合っているのなら話は別だが、μ'sの他の子も一緒とはとてもじゃないが口に出せない。しかも加えてAqoursの子たちにまで手を出し、更には虹ヶ咲の子たちかれも言い寄られてるなんて……。もし俺が女の子の立場だったら、30股近くを平気でする節操のない男なんて刺し殺してるかもな。自分で言うのもアレだけどさ。

 

 

「それにしても良かったじゃねぇか、安静にしてれば今晩には治るみたいで」

「そうね。ケガをして不運云々よりも、みんなに迷惑をかけないだけマシだわ」

「お前って案外仲間思いだよな。自分の不幸を嘆くばかりか、周りの配慮をするなんて」

「案外って何よ喧嘩売ってる……? それに自分の不幸さなんてもう慣れっこだから、今更気にしないわよ。そんなことよりみんなと一緒にライブができないことの方が問題だから」

「へぇ~」

「な、なによそのイラつく顔……」

「いやぁツンツンしてるように見えて、意外と優しいんだなぁと思って。お前といい真姫といい、ホント絵にかいたような可愛いツンデレで見ていて飽きないよ」

「それ褒めてるの……?」

 

 

 ツンデレって昔から世に蔓延ってるキャラだけど、アンチや罵倒行為、いわゆる『叩き』の概念が浸透しつつある現代においても今なお支持され続ける性格だ。最近のオタク界隈ではSNSで気軽に発言できる世になったせいか、気に入らないことがあればすぐに叩き、さもそれが世論のように自分の意見を誇示する奴がいる。そんな殺伐とした中でツンデレは特に批判されることもなく、一定の人気を保持し続けてるから凄いもんだ。そんな社会に適合した性格を持つ女の子が目の前にいるってんだから、そりゃ崇め奉りたくもなるって。

 

 あ、煽ってないぞ……? いやホントに。

 

 

「はぁ……今晩はずっとこの部屋にいないといけないのよね。ケガをしたことよりも、せっかくの合宿なのに否が応でもここにいなきゃいけないって方が不幸だわ……」

「お前これまでの人生の中で、幸運だったことってないの?」

「ん? この世に生を授かったこととか?」

「そんな宗教的なことは聞いてねぇよ……。もっと身近にあるだろ? ほら、Aqoursのみんなに出会えたこととかさ」

「まあそれもそうだけど……」

「そうだけど?」

「…………」

 

 

 善子は口元をむずむずさせて何か言いたげな様子だが、中々言葉を発しない。しかも頬を紅潮させ、恥辱に塗れたような反応を見せている。

 俺、また変なこといったか? まだ何もしてないのにそんな卑しい反応をされると、本格的に歩く性犯罪者の汚名を着せられそうで怖いんだけど……。いや別に何かする気もないからね??

 

 

「アンタ……」

「えっ?」

「アンタに会えたことかな。私の人生の中で、一番幸運だったことは」

「俺に? 嬉しいこと言ってくれるじゃん」

「か、勘違いしないで! 別にアンタがいなくても楽しいことは一杯あるだろうけど、アンタと会ったことでその楽しみがちょっぴり増えたくらいなんだから!! ホントにちょこっとね!」

「はいはい、ちょっとね」

「またそんなに腹立つ顔して……。眷属の癖に生意気よ!」

 

 

 お前の眷属になったつもりは一切ないのだが、それを言ってしまうと他のみんなもそうか。

 それにしても、唐突のデレタイムに不覚にもドキッとしてしまった。本人も大胆なことを口走ってしまったと後悔しているのか、俺から顔を逸らして自分の表情を悟られないようにしている。まあ今の彼女の反応を見れば、表情を見られなくともどんな顔をしているのか容易に想像できるけどね。現に顔だけでなく耳まで真っ赤になってるから、今頃彼女の中で渦巻く後悔の念が半端ないのだろう。あるんだよな、発言をした後から羞恥心が襲ってくるパターン。

 でもそんな大胆発言ができるくらいには気の許せる存在だってことだから、そう考えると嬉しくはある。勉強会での果南もそうだったけど、最近のAqoursはこうして相手への好意を直接口に出すことも多くなってきたのでいい傾向だ。でもそれだけ俺の心が揺さぶられる訳だから、俺も早くこの状況に慣れないとな。

 

 

「そうだ! アンタのお願いを聞いてあげたんだから、私のお願いも聞きなさい!」

「はぁ? どうしてそうなる? つうかお願いなんてした覚えねぇぞ!?」

「これまでの人生の中で一番幸運だったことはって質問に答えてあげたじゃない」

「世間話すら対価を求められるのか、お前との会話は……。いい身分だなオイ」

「そうよ。ヨハネは崇高なる堕天使であり、アンタはその眷属なんだから。しかも下の下の下等な眷属ね」

「いきなり堕天使キャラになりやがって……。それにどれだけ俺の地位低いんだよ。低すぎて地面に埋まっちゃうぞ?」

「うるさい! いいから私の言うことを効きなさい。ほら」

「は……?」

 

 

 いきなり自分の立場を持ち上げたと思ったら、椅子に座ったまま足の先を俺に向けてきた。俺は座布団に座っているため、傍から見たら今にも蹴り上げられそうな光景である。

 つうか、年上を見下しながらつま先を向けるっていい度胸してんなコイツ。教育なんて生温いものよりもハードな調教をしてやらないといけないのかな??

 

 

「一応聞くけど、何をさせようとしてんだ……?」

「舐めなさい」

「は?」

「足の指を舐めなさいと言ってるの。この際、ご主人様と眷属の身分の違いを分からせておかないとね」

「ぶっ!! そんなことできるか!?」

「汚っ!? 唾飛ばすな!!」

「お前が変なこと言いだすからだろ!」

 

 

 これまでたくさんの女の子と付き合ってきたが、足を舐めさせようとしてきたのはコイツが初めてだ。もはや度胸の塊と言っても過言ではなく、社会的立場が上の人間にここまで傲慢に振舞える気概は褒めてやるべきだろう。別に歳の差でマウントを取る気はないが、ここまで物怖じしないのは一周回って容認したくなってくる。善子の奴、俺を本気で自分の眷属にしたいんだろうな……。いやなるつもりなんて一切ねぇけど。

 

 つうか善子が椅子に座りながら、座布団に座っている俺に向けてつま先を向けるこの構図。まさに主従関係そのものじゃねぇか……。そう考えたら早急にこの部屋から立ち去りたくなってきた。どうして俺がコイツごときの下手に出なきゃいけないんだっつうの。

 

 今の善子には全力で反発するが、足の綺麗さだけは認めてやらなくもない。堕天使キャラに見合わない白い肌をしており、学校とスクールアイドル活動以外では部屋に引き籠っていることが肌の色を見ただけで分かる。もはや色素が含まれていないってくらい他の子と比べても色が白いが、だからと言って舐めたいかと言われたらそうではない。M属性のある男だったら、こんなしゃぶりがいのある足を差し出されたら飛びついちゃうんだろうけどね。

 

 

「ほら、誰かが来る前に舐めなさい。でないと他の人に見られながら足を舐めるっていう辱めを受けることになるわよ」

「もうこの時点で相当恥ずかしいっつうの。それに舐めるにしても、ケガしてる方の足じゃん」

「だからよ。アンタが私のケガしてるところを舐めて浄化すればいいの。まさに眷属のお仕事ね」

「ケガしたところはさっき真姫が薬を塗っただろ!? 俺の身体壊す気か!?」

「同じ堕天使仲間なんだから、人間をやめればいいじゃない。いつまで軟弱な人間でいるのかしら、フフフッ」

「お前なぁ……」

 

 

 ここまで煽ってくるのも、恐らく自分がケガ人だからって理由もあるのだろう。ケガをしているから俺が下手に手出しをできないと考えているに違いない。

 甘いな、本当に甘い。手厳しさで有名な海未がことりに向ける態度並みに甘い。むしろ自分の置かれている状況を利用してマウントを取ろうなんて考えこそ愚の骨頂。マジで人の上に立てる奴は、常日頃から周りに慕われているもんだ。シチュエーションを盾にイキってる奴の精神がどれだけ脆いか、今ここで証明してやるとするか。

 

 

「へ……?」

 

 

 善子は素っ頓狂な声を出したが、そりゃそうだ。だっていきなり顔を近付けられたんだから。

 俺は椅子に座る善子に軽く覆い被さるように、身体的にマウントポジションを取った。善子は目を開きながら何度も瞬きをして、目の前で起こっていることをただただ呆然と見つめている。ケガ人の自分がまさか襲われそうになるとは思ってもいなかっただろうしな。

 

 

「どうだ? さっきまで見下していた奴に見下される気持ちは?」

「べ、別になんとも。私はケガ人なんだから、さっさとどきなさいよ」

「やだね。むしろ足をケガして逃げられないお前を好きにできると思うと、これほどいい機会はないだろ?」

「ったく、ただの変態ね」

「自分の足を舐めさせようとしたお前も別の意味で変態だけどな……」

「あ、あんなことを言えるのも先生だけなんだから……」

「むしろ先生だからこそ控えるべき発言だと思うけど……。まぁ、いっか、これからは俺のターンだし」

「な、何をする気!?」

 

 

 俺に覆い被さられ足にケガをしている善子は、今からよろしくないことが起きると察知していても逃げ出すことはできない。さっきまで眷属として罵っていた奴のまさかの反逆に驚きを隠せないようで、上半身は自由に動かせるはずなのに抵抗すらしてこない。ちゃんと眷属の躾をしておかないから、こうやって下剋上が起きちまうんだよ。まあ最初から眷属になった覚えはないけどさ。

 

 

「別に何もしないよ」

「えっ!?」

「なんだ? 期待してたのか?」

「そ、そんな訳ないでしょ!! ここまで密着してるから何かされるのかと思っただけで……」

「その割には顔真っ赤だな。ドキドキしてるだろ? 俺に組み伏せられたことに。ご主人様に支配されそうになったことにさ」

「お、面白い想像ね。生憎だけど、眷属にちょっと反発されたからって戸惑う訳が……」

「ま、これ以上何を言われても何もしねぇけど。こんなお遊びでお前が余計にケガをして、明日の練習に響いたら最悪だしな」

「そう……」

 

 

 流石におふざけで善子のケガを広げてしまったら、何よりμ'sとAqoursに迷惑をかけてしまう。もちろんそれ以上に彼女に申し訳ないので、今回は調子に乗った堕天使様を少し躾けてやるだけで勘弁してやろう。このまま彼女を襲うことは容易だが、俺としてもケガで満足に動けない子に手を出す卑怯な真似はしたくないからね。

 

 そして俺は善子の身体の上から離れる。その時、ちょっと名残惜しそうにしてる彼女の表情を見逃さなかったが、ここは敢えて心にモヤモヤを残してやろう。焦らしプレイってのも主従プレイの一貫だ。

 

 

「それじゃ、俺ももう行くわ。そろそろ千歌たちが温泉から戻ってくる頃だろうから、あとはアイツらに遊んでもらえ」

「はぁ!? みんなこそ私の眷属なんだから、私が遊んであげるの! アンタはまぁ、上級眷属くらいになら昇格させてあげるわよ……。あ、ありがたく思いなさい!」

「はいはい、ご主人様」

「だからその腹立つ顔やめなさいって! もう行くんでしょ!? さっさと出てけ出てけ!!」

 

 

 全く、最後の最後まで素直になれない奴だ。でもそれこそツンデレちゃんの性だから、別に嫌な気分にはならないけどね。むしろ久々にお手本のようなツンデレを見られて、なんだかほっこりしたよ。これはしっかりケガを治してもらい、また明日から元気な姿を見せて欲しいもんだ。なんかこの気持ち、まさしく先生と生徒の関係みたいだな……。まぁ、先生は生徒に覆い被さったりはしないけど。

 

 

 

 

 ところで、俺が部屋から去った後――――――

 

 

 

 

「っ……!! ちょっ、何よドキドキ! まさか私、誰かに支配される方が好き……とか!? わ、私はドMじゃなぁぁぁああああああああああああああああい!! はぁはぁ……でもまぁ悪くはなかった……かも。それになんだかんだ私のケガのことも気遣ってくれてたし。あぁもうっ、暑くて汗かいてきちゃったじゃない! 温泉にも入れないし、腹いせに今度アイツに連れて行ってもらお……」

 

 

 

 

 その後、ボソッと"2人きりで"と呟いた。

 

 




 高飛車だったり調子に乗ってる女の子を屈服させる展開が好きなので、ツンデレタイプの女の子に対しては零君がイキる展開が多かったりします(笑) まぁこれもツンデレちゃんたちがチョロいのが悪い!

 それにしても善子は中二病、不幸、ツンデレの3属性を一気に描写できるので楽しくて仕方ありません(笑) Aqoursの中では一番描きやすいかも?

 次回は梨子回の予定です。
 実はAqoursでは唯一、零君とμ'sとの関係を知っている子なのです。


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