ラブライブ!~μ's&Aqoursとの新たなる日常~   作:薮椿
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 合同合宿編、18話目
 劇中での合同合宿も最終日に突入します。それゆえに物語も大きく進展するので、しばらくシリアスっぽい話が多くなるかも……?


ルビー色の誘い

 

 μ'sとAqoursの合同合宿、3日目。遂に合宿は最終日となり、合同練習もいよいよ大詰めを迎えていた。実際に2グループ合同で練習を始めたのがこの合宿からなのだが、お互いに相性が良かったためか歌もダンスも息はピッタリだった。そのためこの3日の練習だけでもお互いの実力は大きく上がり、このままスクフェスに出ても他の上位グループと比べて遜色ないだろう。

 

 特にμ'sは3年程度のブランクがあったのだが、眠っていた高校時代の能力を見事に取り戻した。Aqoursも憧れのμ'sと一緒に練習できて士気が上がったためか、いつも以上のやる気を見せていた。初対面の子たちが多くて最初はみんなが気兼ねしないか心配だったけど、海に来て開放的な気分になったってこともあるのだろう、みんなしっかり打ち解けられて良かったよ。いくら一緒に練習しようとも、気まずい仲だと本来の実力は発揮されないだろうからな。

 

 そんな感じで既にお互いの息は合っているのだが、だからと言って練習をサボる訳にはいかない。今日は最終日だってことで遊びの時間を長く設けてあるのだが、それだけ練習の内容は濃密となる。だがμ'sもAqoursもやる気は満々で、みんなラストスパートに向けて気分は上々だった。

 

 しかし一方で、みんな俺と顔を合わせると様子がおかしくなる現象が発生していた。朝の挨拶も元気がなかったり、ばつの悪い顔をしたりとテンションが低い。メンバー同士で喋っている時は普通に練習への意気込みが見られるので、どうやら悩み事があるってことではなさそうだ。なんか、20人以上の女の子から微妙な反応をされると結構心に来るな……。女の子の様子がおかしいといつも何かやっちまったのかと過去を振り返ってしまうのだが、今回に限っては何もやらかしてない自信がある。だとしたら一体何が起こったんだ……?

 

 どうやってみんなの精神面をケアしようか悩みつつ、俺は旅館内を歩いていた。もうすぐ練習が始まるので行かなければならないのだが、正直、俺は顔を出さない方がみんな集中できるんじゃないかと思ってしまう。みんなの様子がおかしい理由が分かるまで、下手に動かない方がいいのかもしれない。

 

 そんなことを考えていると、とある一室の扉が開いていることに気が付く。ここは俺たちの部屋の1つなのだが、どうして扉が開いてるんだ? まさかμ'sとAqoursが来ていると嗅ぎつけた変態野郎が部屋を漁っているとか? 高級旅館なので部屋のセキュリティも厳重で、そう簡単に侵入できるはずはないが一応確かめておくか。

 

 俺は半開きの扉を開けて部屋に侵入する。襖の奥が寝室となっているのだが、嫌な予感が的中したのか何やらゴソゴソ音が聞こえる。みんなは既に練習のため外に集まっているはずなので、ここにいるとは考えににくい。だったらやっぱり不審者? そう考えた俺は、奥の部屋にいる誰かに気付かれないように音を立てずに襖を少し開けた。

 

 そして案の定、部屋に人がいた。

 だがその光景に思わず俺は声を上げてしまう。

 

 

「な゛っ……!?」

「ピギィ!? せ、先生!?」

 

 

 部屋にいたのはルビィだった。しかも着替え中で下着姿の……。

 ルビィの下着は上下とも可愛らしい、年相応なピンク色の下着だ。相変わらず身体は華奢で出るところも出ていない中学生並みの身体だが、ピンク色というのは大人の色気を表す色なこともあってか妙に艶っぽい。しかも肌の艶も相まってその色気が余計に醸し出されている。夏場で練習しているのにも関わらず、肌の色が白く輝いているのは何故だろうか? それはルビィだけでなくみんなもそうなのだが、女の子の肌を守りたがる性格は思わず感心しちゃうよ。まあ今はそんなことよりも、目の前で硬直しているルビィに対してどう声をかけるかだが……。

 

 

「あ、あのさ、みんなもう外に集まってるんだけど……」

「し、知ってます! でも……」

「でも?」

「き、今日の分の下着を持ってくるのを忘れちゃって……」

「下着って、今着てるじゃねぇか」

「これ、お姉ちゃんのなんです……」

「えっ!? お前、人の下着を着ける趣味あったの?」

「そんな偏屈な趣味はありません!!」

 

 

 なんだ、てっきり姉の下着を勝手に着けて、意外とブラジャーが小さいことを陰でほくそ笑んでいたのかと思ったぞ。実際にルビィとダイヤの胸の大きさはそこまで差がある訳でもないので、大きさで姉に離されていないことを確認して安心感を持ちたかったのかもしれない。どちらにせよ他人の下着を勝手に装着する奴は、度し難い変態だってことだ。

 

 

「間違えて練習用の下着を1日分しか持ってきてなくて、今日の分がないことにさっき気付いたんです」

「でもどうしてダイヤの下着を?」

「お姉ちゃんは用意周到な性格なので、持っていくものはほとんど予備を携帯するんです。そう思ってお姉ちゃんのカバンの中を探してみたら……」

「案の定あったって訳ね」

「そうです。練習に遅れているのも、皆さんが部屋から去った後でないとお姉ちゃんのカバンを触れないので……。下着を忘れただなんて、お姉ちゃんに言うのも恥ずかしいですし……」

 

 

 ルビィって引っ込み思案に見えるが、意外と行動力があったりする。今回のように他人のカバンを漁るというプチ犯罪行為を見れば分かる通り、気が動転している時こそその性格の真価が発揮されるのだ。また自分の好きなもの、例えば有名なスクールアイドルを目の前にした時なんかは普段のおとなしい彼女とは思えないくらいに騒ぎ立つ。真っ先にサインを貰いに行ったり握手をせがんだりと、人付き合いが苦手な子だとは到底考えられないのだ。

 

 

「あ、あのぉ……」

「なんだ?」

「心配して探しに来てくださったのに、こんなことを言うのは大変申し訳ないんですけど……ジロジロ見られると恥ずかしいです」

「えっ、あっ、そ、そうだな。なんかもう自然と眺めてたよ、綺麗だからさ」

「き、綺麗!? ルビィが綺麗?? え、えへへ、綺麗なんて言葉はお姉ちゃんだけのものだと思ってたので、ちょっと嬉しいですね」

 

 

 見るなと突き放してきたかと思えば、俺の言葉でにんまりとするルビィ。確かにルビィは『綺麗』という言葉よりも『可愛い』印象の方が断然強く、『大人の魅力』を魅せるダイヤを彼女は誰よりも尊敬していた。だからこそ自分の姉と同じ魅力を持っていると気付かされ、あまりの嬉しさに笑みが零れてしまったのだろう。ホント、単純だけどそこがコイツの可愛いところでもあるんだよな。

 

 それにしても、女の子の下着姿を見てもここまで冷静でいられるとは、やはりμ'sのみんなで見慣れたおかげかもしれない。異性の先生と生徒が、しかも生徒の女の子は下着姿で同じ部屋にいるこの光景がどれだけ異質なのか、ルビィに言われるまで気付きもしなかった。それだけ俺の日常が女の子で溢れかえっているってことだろう。嬉しいことだけど、ただでさえ女性へのデリカシーがなくなっているのにこれからは皆無になっちまいそうだな……。

 

 

 そんな中だった。部屋の外の廊下から大きな声が聞こえてきた。

 

 

「ルビィ! どこで何をやってますの? 皆さんもう集まってますわよ~」

 

 

 廊下からダイヤの声が室内にまで響き渡る。声がどんどん大きくなっているので、恐らくルビィがいるこの部屋に一直線に向かってきているのだろう。このままでは部屋の隅にいる下着姿の妹と、その前に仁王立ちしている教師の構図が明るみに出る。そうなってしまえばあのお堅くシスコンのダイヤのこと、俺をロリコン犯罪者認定して世間に晒し者にすることだろう。

 

 海未やダイヤのような容赦のない子たちに対しては、いくら親しくなろうとも今のようなヤバい状況になると警戒しまう自分がいる。特にこんな状況を見られたら最後、どのような仕打ちを受けるか分かったものじゃない。だとしたらどうするか?

 

 

「ひゃっ?! せ、先生!?」

 

 

 自分でもどうしてこんな行動を取ったのか分からない。でも気付いた頃には、俺とルビィは2人一緒に押し入れの中にいた。そして間もなく、ダイヤがさっきまで俺たちのいた部屋に入ってくる。間一髪で難を逃れたのだが、ルビィはもちろん俺自身も何故この状況に陥っているのか、冷静になって初めて悟った。逆にお互いに黙って唖然としていることで、ダイヤに俺たちの存在がバレないと思えばそれで良かったのかもしれない。

 

 

「あら? ここにはいないようですわね……」

 

 

 あまりの緊張感に心臓の鼓動が止まらなかった。下手に音を立てたら見つかってしまう恐怖もあるが、それ以上に押し入れの中でルビィの口を塞いで押し倒してるこの状況に無性な興奮を感じている。下着姿の女の子の口を封じながらマウントを取っているこの光景、誰がどう見ても紛うことなきレイプ現場にしか見えない。もちろん俺自身はルビィを襲おうなんて考えちゃいないのだが、偶然にも作り出されたこのシチュエーションに謎の高揚感を抱いていた。

 

 

「全く、あの子ったら一体どこへいったのでしょう……。服をこんなにも散らかしたままで……」

 

 

 早く部屋から出て行ってくれ!

 心の中でずっとそう叫んでいる。だがダイヤは去るどころか、ルビィが置きっぱなしにした服の片づけをしているようだった。面倒見が良いと褒めるべきなのか、それともシスコン過ぎるだろとツッコミを入れるべきなのか。どちらにせよ練習が始まりそうなんだから早くそっちへ行けと願うばかりだ。

 

 そして、いつの間にか俺の手が緩んでいたのか、ルビィは自ら口の拘束を解く。

 

 

「ぷはっ! 先生どうして――むぐぅ!」

「悪いと思ってるけど、今だけは黙っててくれ!」

 

 

 大声を出しそうになった女の子の口を無理矢理塞ぎ、その場で組み伏せる姿はまさにレイプ魔そのものだ。でも一旦押し入れに逃げ込んでしまった以上、観念して外に出たら最後、それこそ本当にレイプ魔として通報されるに違いない。だから窮地に追いやられた今だからこそ、自分の行動が如何に非道でも一貫性を持たせなければならないのだ。ていうか俺も自分の行動に戸惑ってるから、そうしないととてもじゃないが落ち着いていられない。

 

 しかも、俺とルビィに更なる試練が襲い掛かってくる。

 今の季節は夏、冷房も何もついていない部屋。そんな部屋の押し入れともなれば、中は灼熱地獄だ。しかも俺たちは密着し合っているため、お互いの体温による熱さも伝わってくる。まだ押し入れに閉じこもって数十秒しか経っていないのに、俺たちの全身はすでにびしょ濡れだった。お互いの吐息も相まって、汚いレイプ現場からアダルティな雰囲気に様変わりした。

 

 俺がルビィを押し倒しているこの状況、こちらの汗が彼女の顔に滴り落ちる。そして彼女の汗は頬を伝い、顔を挟み込むように床に着いている俺の手に垂れていた。

 そして、女の子特有の甘い香りが俺の思考を乱してくる。最初この押し入れに入った時は古い木の匂いが充満しており、当たり前だがそこまでいい匂いではなかった。だがこうしてルビィと密着していると、そんな煩わしい木の匂いなど微塵も感じない。Aqoursの中でもトップクラスに幼児体型なルビィだが、俺の思考が乱されていることも相まって彼女の艶やかな姿に没頭していた。

 

 いつもとは違う雰囲気のルビィに目を奪われていると、彼女から先に話を切り出してきた。

 

 

「先生は、ルビィのこと、そのぉ……好きですか?」

「えっ、どうしてそんなことを聞くんだ?」

「答えてください。それだけで、ルビィの心は落ち着きますから……」

 

 

 男に屈服させられているこの状況において、全く関係のない話題を持ち出すってことは、それだけその質問に重大な意味が込められているのだろう。ただの素朴な質問ではない。ルビィの人生を変える、大きな何かが含まれている。こうやって沈黙しながら色々考察している間にも、俺たちの包む熱気は激しくなり、もう彼女の顔には大量の汗が滲んていた。もちろんこの熱気だからってのもあるだろうが、一番の要因は極度の緊張から身体が熱くなっていることだろう。小心者のルビィのことだ、こんなに狭く、暗く、暑い状況で大きな男に組み伏せられ、しかも自分の人生を賭けた質問を放ち心が強張っているこの状況は彼女の寿命を減らしているに違いない。

 

 しかし、そんな過酷なシチュエーションであっても、俺の答えは揺るがない。例えどれだけ思考が乱されていようとも、自分の根底にある想いだけは決してブレることはないのだ。

 

 

「好きだよ。愛してると言ってもいい」

「そう、ですか……良かったです」

 

 

 俺の答えを聞いて、ルビィは安堵していた。

 疑問に思ったのは、どうして今更そんな質問を投げかけてきたのかってことだ。お互いの気持ちなんて前から知っているはずなのに、なぜ今一度ここで確認をしたのかが分からない。しかも自分が襲われそうになっているこんな状況で……。

 

 

「安心しました。先生がちゃんとルビィのことも見てくれていて……」

「そんなの当たり前だろ。どうしてそんなに不安になってんるんだ……?」

「い、いや……。それより、もっとルビィの好きなところをたくさん言ってください!」

「へっ、なんだよそれ……」

「なんでもいいです。本当になんでもいいので!」

 

 

 ここまで気迫のあるルビィを見るのは初めてだった。いつもの彼女ならスクールアイドルの話題くらいでしか前のめりな性格にならないのに、今は食らいつくように俺からの言葉を求めている。まさに肉食系の獣のようで、さっきまでおとなしく俺に押し倒されていた彼女とは別人みたいだ。もう自分が押し入れの中で監禁されているとか、下着姿のままであることなんて忘れているだろう。つまり、羞恥心を忘却してしまうほどに俺からの言葉を心待ちにしているってことだ。相変わらず、女の子の気持ちを汲み取るって難しいよ。

 

 でもルビィが誉め言葉をご所望ならば、それに応えてやろう。

 

 

「お前は自分の身体のありとあらゆるところが小さいことにコンプレックスを抱いてるみたいだけど、俺は好きだよ。お前の可愛い仕草を見るたびに愛らしくなって、思わず抱きしめたくなる。それに、スクールアイドルにかける情熱がAqoursの中で人一倍強いことも知ってるよ。運動神経もなくて練習はいつも失敗と苦労の連続なのも良く知ってる。だけどお前は頑張り屋さんだから、1人でこっそり練習してるもんな。気弱だけど、Aqoursのメンバーとして一生懸命な姿を見て、俺の心も動かされたよ。お前を絶対に最高のスクールアイドルにしてやるってな。既にお前はたくさん輝いてるけど、これからもっともっと輝ける。だから……って、どうした? 顔真っ赤だぞ?」

「そ、そんなに褒められると恥ずかしすぎると言いますか、はい……」

「お前が言えって言ったんだろ。自爆すんなよ……」

「そうなんですけど、安心しましたし、何より嬉しかったので……」

 

 

 どうしてここまで褒められたかったのかは謎だが、ルビィが満足したのならそれでいっか。なんか普通のプロポーズっぽくなっちゃったけど、早かれ遅かれいつかは言うことにはなってたんだ。それをルビィが前借したと思って納得しておこう。まあこんな薄暗いロマンの欠片もないところのプロポーズは、逆に印象に残っていいのかもしれないけど。

 

 俺の褒め殺しに対して嬉しそうに笑うルビィを見ていると、さっき彼女が抱いていた不安の原因がマジで分からなくなってくる。ちゃんと自分を見てくれていたと言っていたので、もしかして俺に見限られたと思ったのか? 俺は自分のことを好きになってくれる女の子を絶対に蔑ろにしない。でもこうして不安にさせてしまうってことは、俺の気持ちが全部彼女に伝わっていないのかもしれない。いくらたくさん恋人がいたとしても慣れないな、恋愛ってやつは。

 

 そう思いながら、少し気を緩めてしまったのが事件の始まりだった。

 閉鎖空間での熱さに体力が低下していたのもあってか、気の緩みだけでなく腕の力まで弱くなってしまった。その結果、ルビィにマウントを取っていた俺の身体が一気に下降する。そうなればもちろんのこと、彼女の身体と俺の身体がほぼ密着状態となった。ヤバいと思って寸止めしたので完全密着は逃れたが、もうお互いの顔と顔が握り拳1つ分くらいまでの距離に接近し、思わずマウスtoマウスが発生しそうだ。

 ちなみにどれだけ俺たちの身体が密着しているのかと言うと、ルビィの慎ましやかな胸が俺の胸元に当たっているくらい。つまり、身体はほぼ密着状態という訳だ。どれだけ小さな胸でもおっぱいはやはりおっぱいであり、その柔らかな感触は大きくても小さくても変わらない。ルビィもしっかり女の子として成長してるんだなと、変態の目線ながらに実感した。

 

 これまでで一番逼迫した状態になりながらも、お互いは沈黙を貫くばかり。まずは今なにが起こっているのかの状況判断で時間がかかり、かつ、相手にどんな言葉をかければいいのか考えるだけで精一杯だった。もういっそのこと黙ったままルビィの身体を堪能しちゃおうとか、雑念が入ってしまうくらいにはこのパニックさに動揺している。

 

 そして、またしても先陣を切ったのはルビィだった。

 

 

「あ、あの!」

「えっ、な、なんだ……?」

「ご存知かもしれませんけど、ルビィ、男の人が苦手なんです。どうしても怖いという印象が拭いきれなくて……。でも先生だけは違います。こうして押し倒されていても嫌な気持ちは全然しないといいますか、むしろもっと先生のことを知りたくなっちゃって。だから教えてください。ルビィに先生のことを。男の人のことを、もっと……」

 

 

 堕ちている。完全に堕ちている。

 もちろん空気に流されていつもよりも積極的になっているのは分かるのだが、それでもなおルビィの言葉を聞いた俺の嗜虐心は大きく唆られた。男にそんな弱みを見せたら最後どうなるのか、恐らくコイツは想像していないだろう。ここから5秒もあれば、彼女を大人の階段へ昇らせることができる。そんな一触即発な状況なのにも関わらず、ルビィは俺から目を離さない。むしろ俺を望んでいる。据え膳食わぬは男の恥とはよく言ったものだが、自分の中の欲望に従うべきか、それとも倫理観を守り抜くべきなのか――――――

 

 

 その時だった。

 押し入れの中に冷たい空気と眩しい光が入り込んできた。それもそのはず、押し入れの戸が完全に開き切っていたのだ。

 そして、押し入れの外には未だに部屋にいた黒髪少女が1人。

 

 黒澤ダイヤ。

 俺が現在絶賛押し倒し中の黒澤ルビィの姉であり、極度のシスコン。しかも風紀を乱すような猥褻行為は徹底的に取り締まるほどの堅物人間。そんな子が目の前で繰り広げられている光景を見たら、どんな反応をするのかもうお察しだった。

 

 

「あ、あ、あなたたち、一体何をやってますの゛ぉ゛お゛お゛お゛ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?」

 

 

 

 

To Be Continued……

 




 今回のような個人回を執筆すると、途端にその子にハマってしまうという単純な私がいます。そのせいで今回はルビィ推しとなってしまい、ちょっとエッチなことをさせたいなぁという零君並みの嗜虐心が湧いて出てしまいました(笑) 
読者の皆さんも、私の小説の個人回を見てそんな経験はありますかね??

 次回はルビィとダイヤの黒澤姉妹回となります!


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小説執筆のやる気と糧になります!


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