まさに『この小説と言えば?』という質問に答えるかのような回となっています()
自分で言うのもアレだが、俺は普通の人と比べたら人徳が高いと思っている。それを裏付ける証拠として、μ'sからは個人で相談を受けることもあるし、Aqoursからは顧問として慕われている。これだけの女の子から頼りにされてるんだ、ちょっとくらいは誇ってもいいだろう。それにここ数年で女の子たちの悩みを悉く解決してきた実績もあるから、反論しようにも誰も反論できない状況だ。人前でイキるなら、それ相応の結果を出してからイキらないと冷たい目でバカにされるだけだからな。
そんな訳で、今日も今日とて人生相談の予約が入っている。外の暑さで家に引き籠りがちな俺だが、今日だけは重い腰を上げて相談相手との待ち合わせ場所に来ていた。その場所とは全国チェーンとして展開されている喫茶店だけど、周りに人も多いので相談事を話す雰囲気としては微妙なところだ。どうしてこんな場所を選んだのかは理解に苦しむが、本人の性格を鑑みるに何も考えてないと思う。それくらい天然ちゃんだから、今から会おうとしている相手は。
「あっ、零くん! こっちですこっち!」
店に入ると、遠くの席に座っていた亜里沙が立ち上がって手を振っていた。店の中なのに大声で人の名前を呼びやがって、みんな注目してるし恥ずかしいだろ……。こうして少しばかり空気が読めないところも、彼女の天然な性格に拍車をかけている。普段はとってもいい子なんだけど、ことりや楓とはまた違った意味でネジが外れてるからなコイツも。
そう、今回俺に相談を持ち掛けてきたのは亜里沙だ。彼女自身ふわっとした性格なので一見すると悩みとは無縁そうだが、外見はそう見えるだけで意外と自分の中で溜め込みやすい性格だったりする。相談を受ける立場からすると、悩みや迷いを表に出す人よりも出さずにケロッとしてる人の方が厄介だ。自分の中でストレスを抱え込んで、中々話を聞き出せないことも多いからな。
つまり、亜里沙は後者なのだ。頑張り屋さんな性格が災いして、悩みがあっても何とか自分1人で解決しようとしてしまう。そのせいで表には負の感情を出さず、誰にでも気さくに振舞っている……ように見える。だからこそ、亜里沙が俺をこうして呼び出してくれたのはチャンスだと思ってるんだ。どんな悩みで迷っているのかは知らないが、自分の中で溜め込みやすい彼女が感情を吐き出す決意をしてくれた。それすなわち、自分の力だけでは解決できないと悟った問題だということ。こりゃ相当重い悩みを聞かされそうだな……うん、覚悟しないと。
「早速ですが、今日は相談事があって零くんにお越しいただいたんです」
「電話ではその手はずだったけど、一体どうしたんだ?」
「実は、お姉ちゃんにも言えないことなんですけど……」
あの亜里沙が絵里にも相談できないことなのか……。亜里沙は自覚してないようだがかなりのシスコンであり、姉の絵里への愛情を包み隠さず露わにしている。同時に尊敬もしており、彼女にとって絵里は気兼ねなく悩みを相談できる人の1人なんだ。
だが、亜里沙は絵里には相談できないことだと言った。誰よりも姉を頼りにしている彼女が、一番身近にいる良き相談相手に相談できないことって一体なんなんだ……? もしかして俺の想像よりも遥かに重大な悩みなのかもしれない。街中の喫茶店なので周りは騒がしいが、俺たちの間には張り詰めた空気が漂っている。俺は息を飲み、もうすぐ彼女から語られるであろう特大砲弾の悩みに対して身構えていた。
そして、亜里沙が口を開く。
覚悟を決めよう。複数の女の子を恋人にした以上、彼女たちみんなの笑顔を守り抜くのは俺の義務だから。
さぁ、こい。どんな悩みでも受け止めて、早急に解決してやる!
「実は……」
「あ、あぁ……」
「は、生えてこないんです……」
「ん……?」
…………………
…………………
…………………
…………………は??
「もしかして、聞こえませんでしたか? 実は……」
「もういいから! 聞こえた上で驚いてるから!!」
とりあえず状況を整理しよう。俺はまた自分の心に負担がかかるような重い悩みが降ってくるとばかり思っていた。だが亜里沙の悩みは至極単純と言うべきか、想像しようにも想像しがたい悩みだった。どうでもいいと言ってしまうとどうでもいいのだが、一応詳しく事情は聞いておこう。『女の子』と『生えてこない』という2つのキーワードから察するに、俺の脳内にはもう『あれ』しか思い浮かばないんだけど、亜里沙のことだからもっと純粋な悩みかもしれないしな。それに俺の妄想が邪すぎるって可能性もある。その望みにかけて確かめてみよう。
「確認なんだけどさ、生えてこないってのは……なにがどこに?」
「そ、そんなことを言わせるんですか!? 零くんはやっぱりえっちです……」
「ぐっ……」
頬を赤らめながらもじもじすんな!! 傍から見たら俺がコイツに卑猥なことを言わせようとしてるみたいじゃねぇか!! 話を振ってきたのはそっちだろ!? あぁん??
そして亜里沙が恥ずかしがっているってことは、やはりあっち方面の話題って訳ね。つまり俺の想像に何も間違いはなく、コイツの悩みは大体分かった。とにかく今の亜里沙の感情を抑えないと、女の子に羞恥プレイを仕掛ける変態ドS野郎のレッテルを張られかねないので、早くこの状況を脱しなけれ――――
「……し、下の毛が、生えてこないんです!!」
「あっ、ちょっ……!?!?」
お、遅かったぁ゛あ゛ぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!
亜里沙がそのセリフを吐くこと事態は読めていた。だからこそ早々に場所を移動しようかと考えていたんだけど、力及ばず彼女に下劣な発言をさせてしまった。そのせいで周りからはやたら冷たい目で見られ、特に女性からの目線が痛い。亜里沙は見た目的にまだ高校生くらいの背丈なので、成人男性が女子高校生に羞恥発言を強要していると思われても仕方がない。涼しい店の中なのに、俺の全身に滝のような汗が流れていた。
ちなみに亜里沙は天然と言えども流石に下の毛の話をするのは恥ずかしいのか、俯きながら目を瞑っている。そのせいで周りがどんな空気になっているのか気付いていない。自分の発言で恋人の人生が崩壊しかかっていることなど想像もしてないだろう。そもそもコイツは意を決して俺にこんなことを相談してくれたんだ、その気持ちを無下にする訳にはいかない。だから少しくらい俺に反感の目が来ても大目に見てやるか――――
と、思っていたが、周りがざわついてきたのでそろそろ居心地が悪くなってきた。仕方ない、ここは――――
「店員さん、ご馳走様でした! ほら亜里沙、行くぞ!」
「えっ、もう帰っちゃうんですか? えぇっと、お金お金……」
「俺の驕りにしといてやるから早く行くぞ! それに帰るんじゃなくて場所を移すだけだ。準備はいいな?」
「は、はい……って、ひゃっ、ひゃあっ!?」
俺はテーブルに2000円札を置くと、おつりも受け取らず亜里沙の抱きかかえて喫茶店を飛び出した。この行動だけでもかなりの奇行だが、あの店にいた人とは二度と会わないだろうし、今は修羅場を脱することを優先したかったんだ。唯一痛い点を挙げるとすれば、大切に取っておいた貴重な2000円札をこんなところで消費してしまったこと。一刻も早くこの場を立ち去りたいがために、財布から適当に札を取り出したのが仇となったな……。
~※~
「ほらよ。オレンジジュースで良かったっけ?」
「はい、ありがとうございます。お金の方は……」
「いいよ別に。勝手に場所を変えたのは俺だしな」
俺たちは喫茶店を抜け出し、近くのデパートに避難した。喫茶店と違ってここなら常に騒がしいし、人の往来も多い。つまり俺たちの会話にわざわざ耳を傾ける奴なんていないってことだ。人が多いことで逆に話し声をカモフラージュでき、少々の猥談程度なら声を荒げなければ誰にも気付かれないだろう。
さて、ここまでは前座だ。亜里沙の悩みは俺の想像の斜め上を行くものだったが、彼女が本気で悩んでるって言うのなら俺もマジになってやろう。正直なところ、シリアスな悩みよりも厄介な気がしなくもないが……。
「相談事に戻るんだけど、下の毛ってその……あの下の毛?」
「そ、そうです……」
「お前、今いくつだっけ?」
「19歳です……」
亜里沙は見た目は幼いが、これでももうすぐ成人する立派な大人だ。だからこそ下の毛が生えてない発言は衝撃的だった。
しかし、いちいちそんなことで悩むものなのかねぇ……。あまり心地よくはない話だけど、毛って邪魔じゃね? だからと言って誰に見せる訳でもなのでわざわざ剃らないけど、なければないに越したことはないと思っている。それに海外だったら剃るのが当たり前みたいな国も多いしな。だからなのか、ムダ毛を剃らないから日本人は不潔だと言っている外国人もいるくらいだ。
「こんなことをヒヤリングするのも不快かもしれないけど、どうしてそんなことで悩んでんだ?」
「だって生えてないのって、子供みたいじゃないですか……。ほら、私ももうすぐ二十歳ですし……」
「女の子の身体の成長過程は知らないけど、ただの個人差じゃないのか?」
「じゃあ聞いたことあります? 19歳にもなって下の毛が生えてない人の話……」
「まぁ、ない……かな」
そもそも、この歳にもなって下の毛の話をする方が珍しいだろう。逆に考えれば珍しいと思い込んでいるからこそ、大人になったらみんな生えてるものだと常識的に認知しているのかもしれない。そう考えると、もし自分が亜里沙の立場に立ったとしたら彼女と同じことを思っちゃうかもな。確かに成人間近になってつるっつるなのは自分の身体が成長していないと違和感を覚えちゃいそうだ。
そうか、亜里沙はつるっつるなのか。いかん、いつにも増して変な妄想が頭に雪崩れ込んでくる。彼女の全裸絵図、特に下半身当たりが強調されて脳内に……あ゛ぁあああああああああダメだダメだ! 亜里沙は真剣に悩みを打ち明けてくれているんだ、俺だけ邪な気持ちになる訳にはいかん! いかないんだけど、想像しちゃうよねやっぱり……。
「私の下、一度だけ見たことありますよね……?」
「な゛っ!? あ、あるけど、その話をここで持ち出すか……」
「だってあの時から1ミリも生えてないんですよ!! おかしいと思いませんか!?」
「いいから落ち着け。流石に大声で生えてない発言はヤバいって……」
あまり多くは語らないが、数年前の話だ。俺と亜里沙が交わった時に確かに見たことはある。当時は全く生えておらず、つるっつるのすっべすべだった。しかしそれは数年前の話であり今もそうだとは一切思ってなかったのだが、どうやらそうではないらしい。なるほど、あの時の感触が今もそっくりそのまま残ってんのね。ふ~ん……。
「で? お前はどうしたい訳?」
「大人の身体になりたいです」
「背以外は十分に大人だと思うがな」
「おっぱいだけじゃダメなんです!! 下も立派にならないと!!」
「だから、そんなことを大声で叫ぶな!」
亜里沙のことだから狙って発言していないとは思うが、天然だからこそ恥ずかしいセリフも躊躇いなく飛び出してしまう。喫茶店の中では恥ずかしそうにしてたのに、自分の気分が高まると羞恥心も忘れ躍起になってしまうのが彼女のクセだ。興味があるモノにはとことん打ち込んだりするのはいい性格なのだが、それが災いする日が来るとはな……。
亜里沙はμ'sの中でも特に小柄だから身体もちんちくりんのように思えるが、意外と割と着やせするタイプだ。つまり、脱いだら身体の凹凸が凄まじい。絵里と同じくロシアの血を引いてるためかかなりのグラマーであり、おっぱいもかなり大きい。中学生の頃は絵に描いたような幼児体型だったのに、高校生で成長期を迎えたからか肢体が一気にエロくなった。しかも成長するたびに下着を買い替えないといけないって話を何故か俺にするもんだから、何度コイツの全裸姿を想像したことやら……。まあ生で見たことあるんだけどな、彼氏だもん。
しかし、成長期が訪れたのにも関わらず下は未だに無毛ってことか。もはや彼女の身体も世間の需要を分かっているようで、亜里沙をロリ巨乳キャラとして仕立て上げようと世界の理として定められているのかもしれない。
「それでここからが本題なんですけど、どうしたらいいでしょうか……?」
「どうしたらって言われてもなぁ……。ダメもとで育毛剤をつけてみるとか?」
「どれを試してもダメでした。ロシアのおばあちゃんが送ってくれたモノも試したんですけどね……」
「そこまで育毛剤に魂をかけなくても……。それだけ試して全く生えなかったってのも凄いけど」
「見てみますか?」
「はい……?」
突拍子もない発言に思わず聞き返してしまうが、彼女の言葉は一字一句はっきりと聞こえた。むしろ聞こえたからこそ素っ頓狂な声が出てしまったんだ。
コイツの思考回路は知り合いの女の子の中でもトップクラスに読めないと思っていたけど、やはり亜里沙はいつどんな時にトンデモ発言をするか分かったものではない。喫茶店の中で下の毛の話をしていた時は恥ずかしがってたのに、俺の下半身を見せることに羞恥心は感じないのかよ……。もうエロに対する線引きが分かんねぇ。
見たことあるとは言ってもお互いにヤリチンでもヤリマンでもないので、そこまで相手の無修正姿を知っている訳でもない。だからこそ亜里沙の衝撃発言に驚きつつも、ちょっとばかり気になっている自分がいるのも事実。19歳にして本当につるつるすべすべなのか、恋人特権で確認したい気持ちがふつふつと増幅していた。
「とりあえず今の悲惨な状況だけでも零くんに知ってもらって、それから対策を考えた方がいいかと」
「意外とガチな計画立ててるんだな……。良からぬ妄想をしていた自分が恥ずかしいっつうか、惨めっつうか」
「確かに零くんは変態さんですけど、いざという時は煩悩なんて捨て去って、私たちのことを真摯に考えてくれるって知ってますから!」
「そ、そうだな……」
こ、心が痛い!! こんなにも俺のことを美化してくれているのに、実際は邪な気持ちで亜里沙のスカートとパンツを剥ぎ取ろうとしていた。無毛なことを確認するというよりも、己の欲望と性欲を満たすためだけに……。いやね、女の子から自ら下を確認してくれって言われたら誰でも変態になるだろ? パイパンの原因を探るため、女の子の下半身を冷静に分析できる賢者男がいたら会ってみたいよ。
しかし亜里沙は至って真面目なため、俺も必然的に真っ当にならざるを得ない。でも純粋な美少女から下の毛の話をされるたびにドキッとしちゃうから、真面目に話を受け止めろって言う方が難しいだろう。しかし適当にあしらっているとまた彼女があらぬ発言をしかねないので、そろそろ本気モードになるかな。本気と言っても真面目な方であり、決して性欲を暴走させるって意味じゃないからな??
「男に体毛が生える理由は、成長して男性ホルモンが多く分泌されるからって聞いたことがある。だからお前も女性ホルモンを大量に生み出せば、もしかしたらもしかするかもしれないぞ?」
「それって、どう分泌すればいいんですか?」
「まあ、エロいこと考えるとか、自分でエッチなことやってみるとかじゃないか? 医学的根拠があるかは分からないけどさ」
「なるほど……。だったら零くん、お願いします!」
「はぁ?? いやいやいやいや、どこからどう転んでその発想になった!?」
「だって、自分1人でやるのってオナニーって言うんでしたっけ……? 1人でやるのって、そのぉ……怖くて」
「マジかよ……」
亜里沙の口から『オナニー』なんて単語が飛び出したことに僅かな興奮を覚えてしまったが、最も衝撃的だったのは堂々と俺にやって欲しい発言をしたことだ。普通の女の子なら1人でするよりも、男に組み伏せられた方が怖いと思うに決まってる。それなのにコイツは俺を選んだ。そもそも1人でやったことがないからなのかもしれないが、それにしても俺のことをどこまで信用してるんだ……? 男は獣だと散々教えてやったのにも関わらず、躊躇わずそんな発言をしちゃうあたり羞恥心を感じる度合いが他の人とはズレているのかもしれない。だからいつまで経っても天然の烙印が消えないんだよ、お前は。
もう今日だけでも亜里沙のトンデモ発言に度肝を抜かされっぱなしだ。よく今まで変な男に絡まれなかったなと素直に感心する。まあ俺が守っていたってのもあるだろうが、変な男以外でも宗教勧誘や高価な壺を買わされるなど、怪しい誘いに乗ってこなかったのは天性の危機回避能力でもあるのだろう。絢瀬亜里沙、付き合って5年だが未だに底知れねぇ……。
「とりあえずヤるのは最終手段だから後回しにするとして、まずは焦りを解消するところから始めようか。慌てっぱなしじゃいい案も思い浮かばないだろうし」
「安心できればベストですけど、そんな方法あるんですか……?」
「探せばいいんだよ。お前と同じつるっつるの奴をな」
「もしかして、μ'sの皆さんの中にもいるんですか!?」
「知らねぇよ。見たことはあるけど、もう何年も前のことで忘れちまった。だから今からみんなに確認をしてみて、誰か1人でも同じ境遇の奴がいればお前も安心できるだろ?」
「確かに仲間がいれば落ち着けるかもです」
とは言うものの、パイパン仲間ってのは汚名ような気もする……。まぁ、ここは亜里沙が安心を得るためにも黙っておいた方がいいだろう。もしかしたら他の無毛の子も同じ悩みを抱えているかもしれないし、同胞がいると知って迷いが吹っ切れるのならそれはそれでありだと思っている。そもそも俺の意見だが、個人的には生えていようが生えていまいがどっちでもいい。もしかしたらそう言ってやった方が安心させられるのかもしれないな。
「分かりました! それではお願いします!」
「へ……? 何を?」
「えっ、同じ境遇の人を探してくれるんですよね?」
「いやいや、それはお前がやるんだろ?」
「こういうのは言い出しっぺがやる法則だって、穂乃果ちゃんや凛ちゃんの無茶振りに対して零くんがいつも言ってるじゃないですか?」
「確かにそうだけど、いや認めちゃダメか……」
「それに、流石の私でも友達や先輩方に『生えてますか?』とは聞けませんよ。恥ずかしいですし……」
「それは俺も一緒だよ!!」
「お願いします!! 一生のお願いです!!」
「マ、マジ……?」
いくら相手が恋人たちであろうとも、パイパンかそうでないかを聞くのは屈強な精神を持つ俺でもキツい! でも亜里沙は俺の手を握って上目遣いで懇願してくるので、そんな表情をされたら逆らおうにも逆らえない。やっぱりさ、女の子ってズルいよ。ちょっと可愛くお願いしたら何でもまかり通ると思ってんだから。実際にそれで堕とされる俺も俺だけどさ……。
いや、これ本当にやるの……? 人生が終わる可能性があるから、今から遺書でも書いておいた方がいい??
俺は冷や汗をかきながら、震える手に握られた携帯をずっと見つめていた。
To Be Continued……
投稿が遅れると言ったな、あれは嘘だ()
というのも嘘で、今回のお話のネタがあまりにもおふざけが過ぎていたため執筆が楽しくなり、必然的に書き上げるのが早かっただけです。次回からはまたペースが遅くなるかも?
それにしても、やはりシリアスよりも下ネタ気味な話を描いてる方が私の性格に合ってます。心なしか零君も亜里沙もイキイキしてるようにも見えるのは、執筆中に私の心が躍っていたからでしょう(笑)
次回は後半戦。
果たして零君は己のプライドを保てるのか……
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小説執筆のやる気と糧になります!