ラブライブ!~μ's&Aqoursとの新たなる日常~   作:薮椿

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 ブラコン回、もとい楓回です!
 今回は楓が主人公なので全編通して彼女視点なのですが、彼女が主人公になると毎回「お兄ちゃん」の単語がゲシュタルト崩壊しそうに……()

 お暇があれば、「お兄ちゃん」の単語がいくつ出てくるか数えてみてください!


ママになった妹と赤ちゃんになった兄

 

 私の1日はお兄ちゃんを起こしに行くことから始まる。朝ごはんの仕込みをしているインターバルを利用して、お兄ちゃんの部屋へ行く。カーテンを開けてあげたり布団を捲ってあげたり、服を取ってあげたりと、お世話をしている間に朝ごはんの仕込みが完了するってわけ。そして、お兄ちゃんがリビングに来た時にはテーブルに私の作った朝食が並べられている。こうすることでお兄ちゃんが何1つ不自由なく1日を迎えられる、我ながら素晴らしい作業工程だよ。

 

 だけど、今日はいつものルーチンワークでは作業を終えることはできないみたい。

 何故かって? どうしてだかしらないけど、ベッドにお兄ちゃんがいない。いや、いるんだろうけど掛け布団がもっこりしていて中で蹲ってるみたいだ。お兄ちゃんの寝相を無限に見たことがある私なら分かる、お兄ちゃんがここまで体勢を崩すはおかしいと。

 

 ま、まさか、体調が優れないとか?? もしそうだったら早く看病してあげないと!

 

 そう思った私は、急いでベッドに近づいて勢いよく布団を捲る。

 

 

「えっ……? お、お兄ちゃん??」

 

 

 そこに、お兄ちゃんはいなかった。

 その代わり小さな男の子――――と言うよりも、もはや赤ちゃんと言っていいほどの玉のような子供がベッドで眠っている。幼い頃のお兄ちゃんの写真を擦り減るほど見返している私なら分かる、この子はお兄ちゃんだと。

 

 そして、お兄ちゃんが突然幼児化する理由も何となくだけど察した。まあ原因はお姉ちゃん以外に考えられないよね。なんか数年前も子供にさせられて雪穂と亜里沙に迷惑を掛けたらしいけど、もうお兄ちゃんに同情しちゃうよ。赤ちゃんになったり女の子になったり、挙句の果てに無機物のスポンジになったりと散々だね。

 

 

「ふぇ……? マ、ママ……?」

「な゛っ!?」

 

 

 ちょっと待って、あまりの可愛さにノックアウトしかけたんだけど!? 赤ちゃんとは言えお兄ちゃんに『ママ』なんて言われると、私の母性本能が一気に脳内と身体中を支配する。全身がゾクゾクし、もうお兄ちゃんを愛でたい気持ちでいっぱいだ。ご主人様体質であるお兄ちゃんに仕えるのもいいけど、だからこそこうして幼くなったお兄ちゃんを思いっきり可愛がってあげたくなるのかもしれない。

 

 私は居ても立っても居られなくなり、食いつくように赤ちゃんとなったお兄ちゃんを抱っこしてしまった。

 

 

「おはよ~お兄ちゃん! 1人で起きられていい子でちゅね~♪」

「マ、ママぁ~苦しぃ~!」

「ゴ、ゴメンね! お兄ちゃんがあまりにも可愛かったからつい!」

 

 

 当たり前だけど、私とお兄ちゃんは体格が違うからこうしてお兄ちゃんの全身をぎゅっとすることなんて普通はできない。

 だけど今、その夢が叶った。一度でいいからお兄ちゃんを私の全身を使って包み込んでみたかったんだけど、まさかこんな形で夢を叶えることができるなんてね。いつもはお姉ちゃんの実験に苦言を漏らしてるけど、今回だけは感謝してあげてもいいかな。

 

 大体予想はしていたが、お兄ちゃんは暖かい。赤ちゃんは誰でもそうだと思うけど、大好きなお兄ちゃんを抱きしめているという高揚感も相まっているんだと思う。もうこうしてだっこしているだけでも1日を潰せそうだよ。

 

 そういえば、見た目は赤ちゃんなのに会話はまともにできるんだね。ちゃんと意思疎通できるのは、育児をしたことがない私にとっては助かる。それにちょっと舌足らずなところも可愛いし、もうね、さっきから興奮しまくって鼻血が出ちゃいそう……。

 

 

「ママ、お腹すいた……」

「あっ、それなら朝食の準備が……って、赤ちゃんは食べられないか」

 

 

 私に抱っこされているお兄ちゃんは、未だ眠そうな声で空腹をアピールする。さっきも言った通り朝食の準備なら万端なんだけど、ガッツリと洋食だから赤ちゃんには食べさせられない。となると、やっぱり離乳食とかになるのかな? いかに家事万能の私でも子育ての経験はないので、お兄ちゃんくらいの大きさの赤ちゃんに何を食べさせていいのか分からない。そもそも離乳食どころかミルクじゃないとダメかもしれないし……。お母さんに電話して聞いてみよっかな?

 

 すると、お兄ちゃんは小さな手で私の胸をぺちぺちと叩き始めた。

 赤ちゃんの力なので刺激は微々たるものだけど、お兄ちゃんが私の胸を弄っているというシチュエーションに並々ならぬ欲求が込み上げてくる。

 

 

「おっぱい」

「お、おっぱい!? でも流石に出ないしなぁ……」

「お腹すいた……うっ、うぅ……」

「よしよし泣かないで! えぇっと、どうすればいいんだろ? お兄ちゃんへの愛でおっぱいを絞り出……せたら苦労しないよねぇ」

 

 

 お兄ちゃんは空腹で今にも泣きだしそうだ。お兄ちゃんの願いはできるだけ叶えてあげるのが妹の務めだけど、どう頑張ってもおっぱいだけは出ない。こうなるなら事前にお兄ちゃんとエッチをして母乳が出る身体になることもできたけど、そんなことを考えても後の祭りだ。家には猫がいるので猫用のご飯はあるものの、流石に赤ちゃん用のご飯は置いてない。買いに行こうにも泣き出しそうなお兄ちゃんを1人きりにする訳にもいかないし、どうすればいいんだろう……。

 

 その時だった。インターホンの音が家に響き渡る。こんな大変な時に誰だと思いながらスマホで玄関モニターを見てみると、どうやら宅配便のようだ。でも私は何も頼んでないし、お兄ちゃんもそこまでネットショッピングをする方ではないので、得体の知れない荷物が届いたってことになる。

 

 とりあえず居留守するのも悪いので、お兄ちゃんを抱きかかえたまま宅配便だけ受け取ろう。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「こ、これは……」

 

 

 得体の知れない宅配便を受け取った後、私はお兄ちゃんと一緒にリビングへ移動した。そしてテーブルの上には小さな段ボール箱が置いてある訳だけど、差出人を見た時点でこの箱を早急に捨てたくなってきたよ。

 それもそのはず、差出人はお姉ちゃんだったから。しかも箱の側面にメッセージカードを堂々と貼り付けているお茶目っぷり。20代半ばのおばさんが、いつまでも第二次成長期の女児気分とは逆に恐れ入るよ。いや、もうぶっちゃけ言っちゃうとキツイよ? まあ本人の前で言ったら何をされるか分からないから絶対に言えないけどね。

 

 ちなみに、メッセージカードにはこう書かれていた。

 

 

『楓ちゃん用 零君に食べさせるものがない緊急時に使ってね♪』

 

 

 お兄ちゃんを赤ちゃんにしたのはお姉ちゃんだと立証された瞬間だった。いや分かってはいたんだけど、これで全ての原因がお姉ちゃんだと明らかになる。

 本当に、いつまで経ってもお姉ちゃんの玩具遊び癖は治らないんだから……。

 

 箱の中を見てみると、そこには錠剤の入ったビンと説明書が同封されていた。もはやこの光景だけ見ると麻薬の売買現場にしか見えないけど、お姉ちゃんの作る薬なんてほぼ麻薬みたいなものだから、あながち間違いでもない。それに姉ちゃんの薬は裏社会でも流通しており、それで荒稼ぎしているらしいのでもはやそこらの麻薬よりも危険な代物かもね。

 

 目の前に危険物に現を抜かしていると、お兄ちゃんが涙目でこちらを見ていることに気が付く。またしてもその愛くるしさに撃沈しそうだったけど、お兄ちゃんに満足感を与えるためにもここで気絶する訳にはいかない。

 空腹で限界のお兄ちゃんは今にも大声で泣き出しそうだ。背水の陣となった私はもうお姉ちゃんの宅配物に頼るしかなく、覚悟を決めて説明書を読んでみた。

 

 

『母乳促進薬。1回1錠の服用。女性がこれを飲むと身体にあんなことやこんなことが起きて、なんと母乳が出るようになります。しかも女性の年齢は問わず、女子小学生に飲ませても母乳を出させることができます。しかも即効性があり、服用したその瞬間から母乳が出せます。ただし、身体がとても敏感になるので注意が必要です』

 

 

 すっごくアバウトな説明だけど、大体言いたいことは分かった。なるほど、私たちがこの状況になることを想定してこれを送り付けたってことね。

 

 ツッコミどころは色々あるが、まず身体にあんなことやこんなことが起きてって、一体何が起こるんだろう……? 医療のことはサッパリなので母乳が出るメカニズムを説明されても理解できないと思うけど、だからと言って説明をアバウトにしていい理由にはならない。そのせいでものすごぉ~く不安なんですけど……。

 それに女子小学生でも有効ってどういうこと……? 最近は児童ポルノがとても問題になっているのに、その流れに逆らってこんな薬を作るとは度胸の塊としか言いようがない。お姉ちゃんのせいでアダルトビデオに新たなジャンルが追加されそう。見たくないよ私、アダルトビデオのタグに『女子小学生』『母乳』のタグが横並びしているところなんて。

 

 そんな感じで服用するのがとても躊躇われるけど、お兄ちゃんを満足させるためには私が犠牲になるしかない。お兄ちゃんのためなら私はどうなろうが知ったこっちゃないので、覚悟自体は元からできている。唯一引っかかっているのが、お姉ちゃんの手のひらの上で踊らされていること。それさけなければ怪しい薬でも何でも飲めたのに……。

 

 躊躇っていても仕方がないので、私はビンの蓋を開けて手のひらに錠剤を1錠取る。

 その後、迷いで躊躇う前に勢いで錠剤を服用した。

 

 

「うっ……! あ、熱いっ!!」

「だ、大丈夫……?」

「心配しないで。お兄ちゃんために私、頑張るからね……」

 

 

 説明書の記述通り、こりゃ本当に即効性があるよ。錠剤を口に含んだ瞬間から私の全身が燃え上がるように熱くなり、特に胸に刺激が走る。刺激と言っても痛覚ではなく、まるでお兄ちゃんに胸を弄られている時のような気持ちいい快楽だ。傍から見たら発情しているようにしか見えなく、しかもお兄ちゃんに心配されながら自分がどんどん快楽に溺れていく様は客観的に見ても滑稽だった。

 

 胸が生きているかの如く激しく鼓動する。何が起こっているのかさっぱりだけど、少し重みを感じるのでどうやら母乳が増産されているようだ。まだ二十歳にもなってないのに自分が熟した女性の身体に変貌していくのが手に取るように分かる。止まぬ吐息、身体に帯びる熱、胸の疼き、迸る快楽、もう媚薬を撃ち込まれたのと変わらないよこれ……。

 

 

「はぁ……はぁ……」

「ママ……」

「お兄ちゃん……もうすぐ、もうすぐでお乳が出るからね、はぁ、はぁ……」

「ママを見てると、落ち着かなくなるの。どうしちゃったんだろう……」

「そ、それって……」

 

 

 お兄ちゃんの顔をよく見てみると、いつの間にか頬を赤くしていた。しかもさっきまでは赤ちゃんらしい穢れのない綺麗な瞳をしていたのに、今は飢えた獣のような、言うなればそう、すぐにでも目の前の獲物に飛び掛かるような雄の眼光をしている。その目付きは女性を屈服させ、この人に従わないといけないと忠誠を誓ってしまうほどだ。見た目は赤ちゃん同然なのに、眼だけは完全に元のお兄ちゃんに戻っていた。落ち着かないと言っているのも、恐らく私の発情した姿を見て雄の本能が抑えきれなくなっているからだと思う。いくら思考回路や身体を幼児化させても、お兄ちゃんの潜在能力までは変化しなかったようだ。

 

 そして、その本能はすぐさま発揮される。

 お兄ちゃんは私のエプロンの肩紐を掴むと、どこからともなく力を発揮し、なんと勢いよく引きちぎった。

 更に驚く間もなく、今度は私のキャミソールの両方の肩紐を力強く握りしめる。そして、その肩紐を私の肩を経由し、腕に沿うような形で両方同時にズラした。そうなればもちろんキャミソールは脱げ、私の上半身が露わとなる。面倒という理由で下着を着けていなかったせいで、キャミソールが脱げた瞬間に私の胸が大っぴらとなった。キャミソールが脱げたのと同時に、ぷるん、とお兄ちゃんの眼前でおっぱいが曝け出されたのだ。

 

 私は目の前の状況に唖然とするも、流石はお兄ちゃんと感心する自分もいた。

 

 

「おっぱいの匂いがする」

「お兄ちゃんに見られちゃった……。見られるだけでゾクゾクするこの感覚、なんだか久しぶりかも」

「おっぱい、ちょうだい?」

「もちろんいいよ。これはお兄ちゃんだけのものだから、好きなだけ――――ひゃっ!? お、お兄ちゃん早いよぉ……んっ!」

 

 

 私の告白は、お兄ちゃんが胸に吸い付いてきたことで遮られる。そして私の声はあっという間に嬌声に変わった。

 お兄ちゃんに胸を吸われているというこの事実だけでも興奮するのに、赤ちゃんとなったお兄ちゃんを抱っこしながらというのが私の欲情を更に引き立てる。同時に赤ちゃんを愛しく思う気持ちまで掻き立てられるので、今の私は性欲と母性を両方感じていた。

 

 薬を飲んで身体が敏感になっている影響で、お兄ちゃんに胸を軽く吸い付かれるだけでも刺激を感じてしまう。お兄ちゃんをネタにして一人情事に耽った経験は多々あるけど、実際にお兄ちゃんに身体を弄られるとあまりの気持ち良さに思わず声が漏れ出す。いくら性的な刺激に慣れているつもりでも、やっぱりお兄ちゃんにやってもらうのが一番いい。

 

 これでも一応今はママ役なのに、もはや赤ちゃんに主導権を握られるから無様だなぁ私……♪

 

 

「ん、はぁ……」

「んっ、いいよお兄ちゃん、もっと強く吸って……!!」

「ん、んんっ……!!」

 

 

 お兄ちゃんが強く吸えば吸うほど卑しい唾液音が部屋中に響く。そして、ミルクが私の胸からお兄ちゃんの口の注ぎ込まれているのが感覚的に分かる。お兄ちゃんは小さな喉でコクコクと音を立てながら、私の身体から流れ出した母乳を摂取している。自分の中で分泌された体液をお兄ちゃんが飲んでるなんて、これ以上の興奮を感じたことがない。もうお兄ちゃんに身も心も支配されている私だけど、今だけは私がお兄ちゃんを支配している感覚だ。でも強く吸われるたびに胸に刺激が走って喘いじゃうから、結局お兄ちゃんにはひれ伏しちゃうんだけどね。

 

 

「はぁ、ん……」

「そんなに焦らなくても、たくさんおっぱい出るから大丈夫だよ? んっ、だ、だから急がなくてもいいって……あっ、そこはっ!」

 

 

 お兄ちゃんはもう私の胸に夢中となっていて、両手で胸を鷲掴みにして乳首を吸い始めた。そんなに慌てなくても私のおっぱいは逃げないのに、必死になっているお兄ちゃんを見たら微笑ましくなっちゃうね。吸われれば吸われるほど身体に電流が走ったような感覚に苛まれるけど、お兄ちゃんが満足してくれればそれでいいかな。赤ちゃんにイかされそうになるなんて、おねショタの同人でも中々ない展開だよ。

 

 

「ママ、顔赤いけど大丈夫?」

「大丈夫だから、お兄ちゃんはお腹いっぱいになるまでいくらでもおっぱいを吸っていいんだよ? もしかして、もう母乳出なくなっちゃった?」

「うぅん、ママが苦しそうだからやめたの」

「お兄ちゃん……お兄ちゃん!!」

「うぐっ!?」

 

 

 お兄ちゃんはやっぱりお兄ちゃんだった。赤ちゃんになってもなお私のことを心配してくれるなんて、やっぱり優しい性格はどんな姿になっても変わらないんだね。そう思ったら嬉しくなっちゃって、思わずお兄ちゃんをおっぱいで挟み込むように抱きしめちゃった。そのせいでお兄ちゃんはおっぱいで圧死しそうだけど、三度の飯よりおっぱいが好きなお兄ちゃんのことだから本望なんじゃないかな。さっきまでこのおっぱいで母乳を摂取してお腹を満たし、お腹いっぱいになったらおっぱいに包まれて眠る。女の私からしても、すっごくいい身分だと思うよ。

 

 そして、いつの間にか身体の発情具合もかなり収まっていた。即効性がある母乳促進薬だけど、効果が切れるのもかなり早いみたい。それともお兄ちゃんが私の母乳を全部吸い尽くしてくれたおかげで、身体の疼きが消えたのかもしれない。この薬、本当に赤ちゃんプレイ用くらいにしか役に立たないね……。

 

 

 そうだ、お兄ちゃんが元の姿に戻る前にやっておきたいことがあったんだ。

 お姉ちゃんの作った薬は即効性はあるけど効果が切れるのは早いのが常なので、お兄ちゃんの姿も間もなく元に戻るはず。だからその前に私にはやるべきことがあった。お兄ちゃんが私の赤ちゃんになってくれるなんてこの先ないと思うから、今この立場を悪用……いや活用したいんだよ。いくら変態なお兄ちゃんでも流石に赤ちゃんプレイをしたいとまでは思わないだろうからね。

 

 私はそっとスマホを取り出すと、お兄ちゃんを抱っこする片手間で録音アプリを起動する。

 これで準備はできた。あとは――――――

 

 

「お兄ちゃん、私はだぁれ?」

「ん? ママ……でしょ?」

「そうだね! じゃあママのこと好き?」

「うんっ、ママのことだぁ~い好き!」

「うっ!?」

「ママ?」

「ゴメンね。あまりの衝撃に思わず昇天しそうになったよ……」

 

 

 ダメだ、このままだとお兄ちゃんが元に戻ったとしてもしばらくの間は赤ちゃん扱いしちゃいそう。だって赤ちゃんのお兄ちゃんが可愛いだもん、仕方ないじゃん!

 

 もちろんいつものお兄ちゃんが一番いいのは間違いないけど、今日1日くらいはこのままでいてくれないかな? お兄ちゃんが赤ちゃんだからこそ私が何もかもお世話をしてあげなきゃならない。そこまでお兄ちゃんに尽くすことができるなんて、私の人生を思う存分お兄ちゃんに捧げることができて大満足だよ。私はこのためにお兄ちゃんの妹として生まれてきたんだと実感する。お兄ちゃんに尽くすことこそ私の生きる意味だから、全身全霊をかけてお兄ちゃんに奉仕しているこの瞬間が堪らなく幸せだ。

 

 

「ふわぁ~。眠くなってきちゃった……」

「お腹いっぱいになったからかな? それとも薬の効果が解ける影響? まあどっちでもいいか。とりあえずお兄ちゃん、ママのおっぱいどうだった?」

「ママのおっぱい? とっても美味しかったよ!」

「ありがと~お兄ちゃん! 私も気持ちよくなれたから、今度は私がいっぱい気持ちよくしてあげるね!」

「気持ちよく……?」

「うん。お兄ちゃんも私で気持ちよくなりたいでしょ?」

「ママで気持ちよくなりたい!!」

「よく言えました~♪」

 

 

 よしっ、言質を獲得できた! この録音をお兄ちゃんに聞かせれば、無駄に律儀なお兄ちゃんのことだから私とエッチせざるを得ないはず。この状況ももちろん楽しむけど、この後も()()楽しめるように策を弄す。やっぱりお兄ちゃんの妹、私って天才?? 私で気持ちよくなりたいなんて、相変わらずお兄ちゃんはシスコンなんだから!

 

 録音を確認しながらお兄ちゃんの頭を撫でていたら、いつの間にかお兄ちゃんは夢の中だった。眠ってる姿も可愛いから、今の間にたくさん写真を撮っておこう。そして、いずれお兄ちゃんを脅す……じゃなかった、何かお願いする時の武器として使わせてもらうよ。って、言い直したのにあまりニュアンス変わってないや。

 

 

 

 

 さて、結局今日はお兄ちゃんに屈服させられちゃったけど、元に戻った後はどうなるか楽しみにしておいてね。写真に録音音声、準備は万端だよ……フフッ♪

 




 自分で作ったオリキャラですが、我ながら可愛い妹キャラができたなぁと自負しています。穂乃果たちももちろん魅力的ですが、楓もまるで原作にいるキャラのように周りに馴染んでいるので、もう彼女抜きではこの小説は語れないかもしれませんね(笑)
読者さんの中でも「シスターズがいてこそのμ's」と言ってくださる方も多いので、『新日常』という小説が皆さんの中で強く印象に残って嬉しく思います!



 次回、零君が遂に逮捕!?




新たに☆10評価をくださった

暁メンバー推しさん、 星空 蓮さん

ありがとうございます!

まだ評価を付けてくださっていない方、是非☆10評価を付けていってください!
小説執筆のやる気と糧になります!

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