A-RISEの登場が久々過ぎて、この小説ではどんなキャラだったのか忘れちゃったのは内緒()
UTX学院。都内には星の数ほどの高校があるが、毎年の志望数はこの学院がぶっちぎりだ。
もはや学校と言っていいのか分からないくらい大規模で最先端の高校であり、出入りはICカード認証方式でゲートを介していたり、海外留学のプランも充実している。 また、芸能プロダクションとのコネも厚く、この学院から排出されたアイドルや芸能人も少なくはない。このように海外進出や芸能界デビューといった将来設計が充実しているからこそ、勉学以外の目的で入学する人も多いのだ。
今や世界的にも有名なUTX学院だが、学院の名を世界に知らしめた最大の要因はA-RISEの存在だろう。スクールアイドルのパイオニア的な存在のA-RISEは、日本だけでなく世界にスクールアイドルたるものを認知させた張本人である。その圧倒的なカリスマ性とパフォーマンス力、メンバーの美貌とプロポーションは全国、全世界に衝撃を与えた。
アイドルといえば学生時代から養成所に通い、勉学は二の次であることが多かった。だがA-RISEはその根底を覆し、勉学とアイドル活動を両立させるスクールアイドルというものを確固たるものにしたのだ。普通のアイドルに比べるとスクールアイドルは芸能界に踏み込まない以上活動の敷居が低く、女の子なら誰でも手軽に始められるのが魅力だ。その煽りを受けて結成されたのがμ'sであり、A-RISEがいなければ今の穂乃果たちはなかったと言ってもいいだろう。
そんな物凄い奴らを輩出した学院に、俺は来ている。
相変わらずそこらの大学のキャンパスを嘲笑うかのような雄大な内装に、観光地に来たのかと錯覚してしまう。今は夏休みなので生徒もおらず、そのせいでこの広大な校舎(というかオフィスに近い)が余計に広々と感じる。もはやここまで美麗だと、一般人の俺からしてみりゃ目に毒だな……。
ちなみに俺がここへ来た目的は、とある人物に呼ばれたからなのだが――――
「お~い零く~ん! こっちこっち~!」
「ツバサ……?」
2階のテラス席から、A-RISEのツバサが1階のエントランスにいた俺に手を振る。
そう、俺がここに来た目的はA-RISEに会うためである。昨日の晩に英玲奈から連絡を貰い、相談に乗って欲しいからUTXに来てくれないかとお願いされたのだ。そもそもA-RISEから連絡が来ることすら珍しいのに、堅物な英玲奈から直々にお願い事をされるなんて微塵も想像していなかった。つまり、珍しいからこそ切羽詰まっている状況なのかもしれない。
俺は2階のテラス席へ上がり、A-RISEの3人共に丸テーブルを囲む形で椅子に座った。
「突然呼び出して済まない。足を運んでくれたことに感謝するよ」
「別にいいって、暇だったし。でもどうしてツバサとあんじゅまでいるんだ?」
「ちょっと、ナチュラルに除け者にしないでくれる?」
「英玲奈ちゃんの悩みは私たちの悩みでもあるんだよ。それにツバサちゃんや英玲奈ちゃんだけで零くんに会わせると、何かと心配だしね」
「「どういう意味?」」
「フフッ♪」
あぁ、なんとなくあんじゅが言っている意味は分かる。ツバサはA-RISEのリーダーでカリスマ性は非常に高いものの、どこか抜けてるところがあるっつうか、大人っぽい英玲奈やあんじゅと比べると子供っぽい言動も多い。英玲奈はさっきも言った通りそこそこ堅物人間なので、会話相手からしてみれば彼女の感情が伺えず、コミュニケーションに苦労するってのは分からなくもない。恐らくあんじゅの煽り文句はそういう意味だろう。
「話の前に聞きたいことがあるんだけど、どうして集合場所がここなんだ? お高くまとまってる建物って、入るの緊張するんだよなぁ」
「そこらの喫茶店なんかに比べたらとても快適だと思うけど? それに今は夏休みで人も全然いないし、相談事をするにはピッタリの場所だからね」
「ふ~ん。でもお前らは卒業生で俺は部外者だ。学園関係者じゃないのに勝手に入っていいのか?」
「私たちはここでスクフェスの練習をしているんだ。UTXの意向でな」
「スクフェスに参加することを条件に、UTXの練習所を貸してくれたのよ。ここは一般の練習施設よりも、設備が格段にいいからね」
「はぇ~卒業生に対してのアフターサービスまで充実してるなんて驚いたよ。暑い屋外で練習してるμ'sやAqoursが羨ましがるだろうなぁ」
聞く話によれば、UTXの施設はアイドル養成所としても使われているらしい。しかも将来有望で期待されている女の子ばかりが集められるため、その点でもここの施設が他とは比べ物にならないことが分かる。最高の人材に最高の設備、UTXによる最高の教育者に指導されたら、そりゃA-RISEのようなトップカリスマのアイドルが定期的に輩出されるのも頷ける。
そう考えると、μ'sやAqoursがいかに過酷な環境で練習してるのかを実感できるよ。まあUTXが異端過ぎるだけかもしれないけど……。
「話の腰を折って悪かったな。そろそろ本題に入ろう。相談事があるって言ってたっけ?」
「そうだ。今に始まったことじゃないんだが、最近は特に困っている」
「どういうことだ?」
「これを見てくれ」
英玲奈はテーブルの上に大量の紙切れや封筒を並べた。最初はゴミでもぶちまけたのかと思ったが、並べられた紙切れや封筒はどれもこれも装飾が凝っていて、まるでクリスマス等のパーティで使用される派手なモノだった。
つうか、これってよく見なくても――――――
「お前らへのファンレターか?」
「あぁ、これ全部な」
「相変わらずすげぇなお前ら。それでこれがどうした? 自分たちの人気を自慢でもしたいのか?」
「そんな訳ないでしょ! これで困ってるのよ私たち!」
「はぁ?」
これだけたくさんのファンレターを貰っておきながら微妙な顔をしてるなんて、いいご身分だなコイツらも。
まぁそんな冗談はさて置き、ファンの多さに困らせられるのはトップアイドルには付き物の悩みだ。どんなことで悩んでいるのかは詳しく知らないが、これだけ大量のファンレターを貰うコイツらの魅力を改めて実感させられた。μ'sもA-RISEと同等程度には有名だが、こうファンレターをたくさん貰うことはない。これも芸能活動でメディアデビューしているA-RISE特有の人気であり、同時に悩みでもあるのだろう。
「最近ね、ちょっと過激なファンが多くなってきたのよ。特に目立つのはストーカー紛いの行為かな」
「マジ? まあ世間を賑わすアイドルになった以上ある程度は仕方ないけど、そこまでヒドイのか……」
「私やあんじゅはまだマシな方だけどね。英玲奈には熱狂的なファンも多いから」
「英玲奈ちゃんはクールで、女の子なのに男前っていうのが一部の女性ファンから熱烈に支持されているのよ」
「おい待て。さっきストーカーって言ってたけど、それ男じゃねぇのか?」
「9割9分女性だ。女性に好かれていると聞かされても、どう反応していいのか分からないが……」
確かに、A-RISEのメンバーはどいつもコイツも熱狂的なファンができるほどのキャラを誇っている。
ツバサはリーダーとしてのカリスマ性を前面に発揮しつつも、小柄で幼い顔つきは大人の魅力と同時に愛くるしさも感じられる。そのため、男性ファンからも女性ファンからも多大な指示を集めている。
あんじゅはその柔らかい物腰と甘々とした雰囲気、そして出るところは出て引き締まっているところは引っ込んでいる抜群のスタイルにより、男性ファンが圧倒的に多い。やはりエロいカラダってだけでもアイドルとしてはステータスだと、彼女の人気を見れば分かるな。
英玲奈は女性が羨むほどのプロポーションを持ち合わせ、その気品と振る舞いはプロのモデルと何ら遜色ない。更に女の子ながらにイケメン成分もふんだんで、男装をした暁には女性ファンが卒倒するほどらしい。胸が小さいことを気にしているらしいが、まあここでは黙っておこう。
このように、ツバサの可愛さ、あんじゅの艶やかさ、英玲奈のクールさが見事にブレンドされているのがA-RISEである。個々の魅力が半端なく際立っていながらも共通点がない訳ではなく、3人のアダルティックで妖艶な雰囲気は全国を惹きつけた。それを踏まえると、熱狂的で過激なファンが現れてしまうのは仕方のないことだろう。
「あぁ、なんとなくお前らの悩みが分かったよ。ヤバいファンがいるからなんとかしてくれ、って感じか?」
「単刀直入に言えばその通りだ。ファンを悪く言うつもりはないが、最近は帰宅している間もずっと後を追いかけてくる人がいてな、非常に迷惑している」
「英玲奈には女性ファンが多いのが、せめてもの救いだけどね。男性だと何されるか分かったものじゃないし……」
「でも英玲奈ちゃんの女性ファンは過激な人が多いから、警戒するに越したことはないわ。実際問題、朝早くからファンに付きまとわれたせいで練習に遅れることだってあるくらいだし」
「マジか。練習に支障あるじゃんそれ」
「そうなんだ。だから……」
「だから、なんだよ?」
「い、いやそれが……」
さっきまで沈んだ顔をしていたのに、今の英玲奈は頬をじんわりと紅くしている。それに何故か俺と目を合わせようせず、クール系のコイツらしからぬ乙女な表情を見せている。相談を持ち掛けてきたのはそっちなのに、お願いする直前で口籠ってどうすんだよ……。
対してツバサとあんじゅは、何やら悪そうな顔をしてニヤついている。どう見ても相談事をお願いする立場とは思えない表情だが、もしかして何か企んでんのか……? でも過激なファンの話をしている時のコイツらは本当に困ってるみたいだったし、もう訳分かんねぇわ。
「おい、俺にさせたいことがあるんだろ? ならサッサと言ってくれ」
「や、やってもらいたいことは――――――私たちの、恋人になってくれ」
「…………は」
「ほら、やっぱり! そんな反応をされるから言うのがイヤだったんだ!」
「いやぁ英玲奈は頑張った! 頑張ったよ!」
「いつもクールでちょっとはそっとでは表情も崩さない英玲奈ちゃんが、まさかここまでとは……ウフフ♪」
「絶対にいつか仕返ししてやる……」
えっ、なに? 恋人?? 誰が? 誰の?? 俺が……A-RISEの!?
ツバサたちだけで話が進行し、お悩み解決のキーマンである本人が置いてけぼりになっている事実。確かに英玲奈の砕けた表情は珍しいので一見の価値はあるが、それ以上に何故この流れになっているのかが気がかりでならなかった。
「そっちだけで話を進めないで、ちゃんと説明してくれ。恋人ってどういうことだ?」
「すまない。この2人の悪ふざけだ」
「悪ふざけじゃないよ。これも立派な作戦なんだから」
「まさかとは思うが、お前らの恋人役になることで、ファンの奴らを近付けさせないようにするっていう古典的な策じゃねぇだろうな……」
「あっ、よく分かったね!」
「マジだったのか……」
シチュエーションの違いは多少あれど、これはアニメや漫画でよくあるパターンだ。女の子がチャラい男や金持ち坊ちゃんに言い寄られて困ってるから、主人公の男に恋人役をお願いする典型的なシチュエーション。そのパターンって最後には嘘がバレちゃうことが多いけど、2人の距離はグッと縮まるんだよな。
もしかして、この依頼を引き受ければA-RISEの恋人になれる……かも? 3人をそういう対象で見たことは今までなかったが、恋人になるってのは仮に役であっても緊張する。だってあのA-RISEだぞ? 世界的にも一番有名なスクールアイドルと言ってもいいのに、そんな子たちと疑似的に付き合えるとか、普通の男ならいくら大金を積んでも叶わない夢だ。それを今回はタダで、しかも向こうが懇願しているため立場は俺の方が優位。こんなシチュエーションがあっていいのか本当に……?
ん? 待てよ。そういや英玲奈の奴、さっきなんつってた?
俺の耳には『私たちの』って聞こえた気がするんだが、もしかして……!!
「なぁ、一応聞くけど、恋人って誰の恋人役になればいいんだ……?」
「えっ、私たち3人共のだけど……」
「はぁ!? 3股の恋人なんて最低な役できるか!! あっ、うん……できるかっての」
「なんで最後ちょっと弱くなったの……」
最初はA-RISE3人の彼氏役と聞いて驚いたが、よくよく考えたらリアルでもμ's12人の恋人をやってるので、コイツらを問い詰めるに問い詰められなくなってしまった。俺がたくさんの女の子と付き合っていることはこの3人には言ってないので、そのせいで3股の彼氏役なんて無謀すぎると素直に言えないのがもどかしい。秘密を明かしていればネタとしてツッコミを入れられるのだが、今の状況だと多少の後ろめたさがなぁ……。
「でも、どうして3人の恋人役なんだ? 一番困ってるのは英玲奈なんだろ?」
「だって英玲奈だけ零君と付き合えるなんてズルいじゃん……じゃ、じゃなくて、少なからず私とあんじゅも被害を受けてるからだよ!」
「もう、ツバサちゃんったらヤキモチ焼いちゃって、可愛い♪」
「ちょっ、あんじゅ!」
「そもそも私は彼を恋人役にするって作戦自体、あまり乗り気ではないのだがな……」
「なるほど。ツバサの暴走で無理矢理この作戦を決行させられた訳か」
「べ、別に暴走なんて……!! せっかくの機会なんだし、久しぶりに零君と……って、私の話はいいの!!」
メディアを通してツバサを見ると、もはやプロのアイドルと何ら変わりない風格で、同じ学年なのにどこか遠い存在に感じたこともあった。でもこうして子供っぽい言動を見ると、やっぱり年相応、いや小学生並みの駄々っ子で微笑ましくなってくるよ。コイツが純情乙女なのは前から知ってるが、自分の欲求を満たすために英玲奈の悩みすら利用するとは恐れ入った。もちろん英玲奈の悩みを解決してやりたい意識も強いと思うけど、己の欲望を果たすために男に恋人役を頼むなんて凄い度量だ。
「英玲奈はいいのか? ツバサの案に乗っちまって?」
「他にいい案が思い浮かばないから仕方ないな。私たちのマネージャーや事務所の人もこの問題には手を焼いていて、公的組織としてファンを無下にすることができないんだ。その点、君なら個人的な事情ってことで依頼できるし、ボディガードとしても安心できる」
「なるほど。でもその事務所やマネージャーさんは俺を容認してくれてんのか?」
「そこは心配しなくても大丈夫よ。なんたって、事あるごとにツバサちゃんが零君の自慢話ばかりしてるから、あなたの知らないところで信頼が築き上げられてるの」
「あんじゅ!? だからそれは言わないって約束だったでしょ!?」
「別に約束を守らなきゃいけないって確約はしてないし、それに守ったところで私に得はないもの。フフッ♪」
「あ、悪魔だ……」
A-RISEって意外とフレンドリーっつうか、ここまで煽り煽られの仲のいいグループだったんだな。仲が悪いとは言わないが、A-RISEのメンバーはUTXの選抜試験によって選出された人員で構成されているため、友達関係というよりかはビジネスパートナーの関係性の方が強いと思っていた。でも今の彼女たちの会話を聞いている限りでは、お互いの悩みを真剣に解決しようと奮闘するくらいの絆で結ばれていることが分かる。まあ今回はツバサの欲望が混じっていたりもするが、結果的にそれも英玲奈のお悩み解決策となっているため、彼女もツバサの提案を安易に蹴れなかったのだろう。
それにしてもさっきのあんじゅの話、俺のいないところで引き合いに出されてたって本当かよ……。俺はコイツらの事務所のことも知らなければ、マネージャーさんすらも面識がない。しかも世界にすら名を馳せているコイツらと、ただの一般人である俺が親しくしてるのって、下手をしたらスキャンダルになるんじゃないのか??
事務所やマネージャーさんが出会ったことすらない俺を信頼してるってことは、コイツらが俺のことを相当よいしょしてくれているに違いない。少なくとも変態だのなんだのあらぬ噂は吹き込んでないみたいだから安心したよ。ツバサの奴、最近は全然会ってなかったのに俺のことをそこまで頻繁に話題に出していたなんて、もしかして俺のこと……?
「と、とにかく、零君は今日から私たちの恋人役ね! 特に英玲奈に対しては積極的に触れ合うこと。そうしないと厄介払いできないから。ま、まぁ手が空いたら私でも……」
「恋人役って言ったって、お前らちゃんと彼女らしく振舞えるのか? 俺は女の子慣れしてるから余裕だけどさ」
「まあそこは……アイドルだから!」
「イマイチ信用できないけど、別にいっか。英玲奈もあんじゅも、ちゃんと俺の彼女役になり切れるか? 下手な演技で嘘がバレる、なんて寒い事態はゴメンだぞ」
「何を言ってるのかしら。あなただからこそ役にのめり込めるんじゃない」
「えっ、そ、そっか……」
「そうだな、私もその……君だったら……いいかもしれない」
ツバサとあんじゅは最初から乗り気っぽかったが、意外と英玲奈もやる気ではあったんだな。最初は難色を示していたから、相手が俺だったら恋人役になってもいいと言ったことに驚きだ。つまり、ツバサの作戦にボロがあるから抵抗していたのではなく、ただ単に恥ずかしかったから臆していただけなのだろう。こうして対面で話しているだけでも3人の意外な一面が明らかになって、正直面白いよ。
ツバサは想像以上に子供っぽい一面が、英玲奈は乙女チックな一面が、あんじゅは小悪魔的要素があり、この面をもっと強く押し出せば魅力のギャップで更にファンが増えそうだ。まあコイツらからしてみれば、今は過激なファンに困っているのであまり目立ちたくはないだろうがな。
「それじゃあ早速、デートといきますか」
「は? デート? 今から??」
「もちろん、善は急げって言うでしょ」
「善なのかこれは……」
「細かいことは気にしないの! さあ行くよ!」
こうして、A-RISE3人の恋人役という最低で最高な役回りを任されてしまった。超絶美人のこの3人と肩を並べて歩けるだけでも相当なご褒美だが、過激なファンの矛先が俺に向きそうなのがちょっと怖いくらいかな。ま、その時は3人の女の子を侍らせている様子を見せつけて、間に割り込むなんて気持ちすら沸かせないくらいに嫉妬させてやるか。
To Be Continued……
A-RISEってアニメや映画でもそこそこ登場したのに、それ以外のメディア展開がないのが残念です。1作だけでもスピンオフがあってもいいのにと思ってしまいますが、英玲奈の声優さんが引退しているので、もうそれすらも難しいのかな?
その代わり、この小説ではA-RISEの魅力をたっぷり伝えられたらなぁと思います。
次回は疑似デート作戦ですが、A-RISEの3人は零君のことが気になるようで……
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小説執筆のやる気と糧になります!