ラブライブ!~μ's&Aqoursとの新たなる日常~   作:薮椿
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 今回は虹ヶ咲の果林回です。
 彼女の意外と真面目でピュアな部分を押し出しながらも、虹ヶ咲の覚悟を再確認する総括的な回となっています。


渇いた心を満たすのは

 

 いくらクソ暑い夏であっても、深夜帯だけは涼しい場合も多い。家の中だと蒸し暑くて寝苦しく感じることもあるが、外に出てみれば季節の感覚を忘れてしまいそうなくらい肌寒い日があったりする。もちろん日中よりも気温が格段に低いってのが理由だろうが、それとは別に真っ暗な雰囲気が不気味だったりとか、物音ない静寂に包まれているからなど、背筋に悪寒が走るからって理由も多少はあるだろう。だからこそ肝試しは夏の風物詩なのかもしれない。冬の夜に肝試しをやったとしても、あまりの寒さに周りの怖さを感じてる暇なんてないだろうからな。

 

 俺は夏の夜空の下、とある目的地へ足を運んでいた。夏の季節はいつも家に引きこもりがちだから健康のために散歩をしている訳でも、認知症で深夜徘徊をしている訳でもない。どうしても俺と直接会って声が聞きたいと、これまたとある女の子からお願いがあったからだ。どうして0時を回りそうな深夜帯で、しかも屋外でなのかは分からないが、俺としてもクソ暑い日中に出かけるよりもこの時間帯の方が良かったりする。それに今は夏休み、2人でゆっくり話をしようにも、屋外だったらどこも人はいっぱいだからこの時間があらゆる面で最適だろう。

 

 その肝心な目的地だが、これまで俺たちの歴史を幾多も目にしてきた例の公園だ。

 雪穂に告白をしたり、花丸のダイエットを手伝ったり、千歌のお姉さんたちに励まされたりと、湧き出るように思い出が蘇ってくる。俺たちの人生を一番よく見守っているのは、もしかしたらこの公園かもしれない。

 

 

 公園の敷地内に入ってみると、当たり前だが人の気配は全くなかった。夜の公園だから野外プレイ目的の男女がいるかもと危惧していたのだが、喘ぎ声のようなものも聞こえないのでとりあえず安心かな。まあどこかの木陰で声が漏れないよう我慢するプレイを嗜んでる可能性もあるが、それならそれでこちらもソイツらのことを認識できないので大丈夫だ。もし下手クソなプレイで存在を認識させられてしまうと、気まずいってレベルの話じゃないからな……。

 

 

 敷地内を進むと、全く人の気配がない公園に唯一、暗闇の中に輝く星のような存在が目に映った。とは言っても携帯の画面が光って見えているだけなのだが、街灯の灯りに比べたら格段に輝きが強い。そのおかげで、目的の子にすぐ出会うことができた。

 

 

「こんな深夜帯に会いたいだなんて、お前も物好きだよな」

「あっ、零さん。お久しぶりです」

「あぁ。それにしても、どうしてこの時間にこの場所なんだ? 今夜は涼しいし、外出するならいい時間帯だけどさ」

「それもありますけど、単純に誰にも話を聞かれたくないってのが一番の理由です。だったら電話でもいいんじゃないかって思うかもしれませんけど、零さんの声を直接聞きたかったもので。それに真っ暗闇の公園で、男女2人なんてムードが出ません?」

「卑しい意味のムードにしか聞こえねぇんだけど……」

 

 

 もし誰かが俺たちのことを見かけたら、確実に野外プレイに興じる不純カップルと思われるだろう。こんな時間に公園を通る奴はいないだろうが、ジョギングをする人は夏の涼しいこの時間帯に走る人も多いと聞くので油断はできない。ま、気にしない方が吉かな。

 

 紹介が遅れたが、コイツは朝香果林。虹ヶ咲スクールアイドル同好会のメンバーで、3年生の年長さん。

 高校生離れをしたルックスとプロポーションは、まさにモデルそのもの。実際にプロのモデルを目指しているようで、雪穂や亜里沙と同じく今は読者モデルとして一定の名を挙げているらしい。虹ヶ咲の中でもセクシー系を自ら謳っているだけに、黒のタンクトップの上に首・鎖骨・肩を惜しげもなく見せる長袖オフショルダープルオーバーの重ね着トップス及び、ボトムスは2分丈ショートパンツといった、思春期男子なら目のやり場に困る服装をしている。

 ステージ衣装も極めて大胆なものが多く、もはやスクールアイドルと名乗っていいのかと疑ってしまうほどプロアイドル顔負けの色気を醸し出していた。

 

 ベンチの真ん中を陣取っていた果林は少し横へ移動し、自分が座っていたところを手で叩いて俺の着席を促す。そして、俺はその指示に流されるままベンチに座った。

 昨日のA-RISEもプロアイドルにしては大胆な行動ばかりだったが、コイツも読者モデルのくせして深夜に男と密会とか大胆なこと考えるよな。それを咎めず付き合う俺も俺だけど……。

 

 

「まず聞くけど、何の目的で俺を呼び出したんだ?」

「端的に言えばそうですね、渇いた心を癒しに来た……とか」

「端的過ぎて、逆に意味分かんねぇよ……」

「あはは、ですよね。実は私もそこまで話すことを決めていないというか、自分の気持ちを抑えることができなくなったせいで、とりあえず零さんに聞いてもらいたいなぁと思ったんです」

「なるほど。だったら、言いたいことを好きに言え」

 

 

 真夜中の公園、しかも2人きりというシチュエーションってことは、もしかして告白か何かか?? 他のメンバーを差し置いて、自分だけ抜け駆けしようなんていい根性してやがる。虹ヶ咲のメンバーって孤児院での縁もあってか、団結力は他のスクールアイドルよりも強いと思っていたんだが、これだとスクフェス間近なのに絆が崩壊しかねないぞ。どう返事をすればいいんだ俺……!!

 

 

「まず1つ、謝らないといけないことがあります」

「へ……? 謝罪?」

「はい。どうしたんですか? 呆気に取られたような顔をして……」

「いや、ちょっと自惚れてた……」

「はぁ」

 

 

 なんだろう、さっきの俺すげぇ恥ずかしいこと考えてたよな……。しかし自分で言っちゃうのもアレだけど、虹ヶ咲の子たちは俺にただならぬ愛を抱いている。だからこそ果林が自分の気持ちを抑えきれなくなったと聞いて、真っ先に告白へ思考が結びついてしまったんだ。でも蓋を開けてみればまさかの謝罪会見で、自惚れるだけ自惚れて大恥をかいちまったけどさ。ま、果林に気付かれてないだけマシか。

 

 それはそれとして、いきなり謝りたいことなんてどうしたんだろ? 特に何か不利益を被られた記憶はないが……?

 

 

「ここ1ヶ月半くらい、歩夢たちが個々人で零さんのところへ押しかけて来ましたよね?」

「あぁ。みんなが1人1人、俺との時間を過ごしたいって願望があったんだろ? アポも取らず急に現れた奴がほとんどだったけど……」

「その件に関しては本当に申し訳なかったです。ちゃんと連絡してから会いに行くようにと言ったのに、零さんに会いたいがために考えるより先に行動しちゃう子が多くて……」

「つうか、まともに連絡してきてくれたのはお前とエマだけだったような気がする。どうせ暇だったから気にしちゃいないんだけどさ」

「そう言ってくれると助かります。1人1人で会いに行こうって提案した身としては、ずっと気になっていたもので」

「お前が言い出しっぺだったのか。確かにお前やせつ菜以外は、みんな自分勝手に動きそうな奴らばっかだもんな。そりゃそうか」

「見た目だけはしっかりしてそうな子が多いんですけどねぇ。しずくとかは零さんのことになると目の色が変わるし、歩夢も言わずもがなで……」

 

 

 しずくは会った時から少し病み気味だったし、歩夢なんていきなりキスしてくるくらいには奇行に走る奴だから、なんか果林たちの苦労が分かる気がする。μ's然り、Aqours然り、スクールアイドルってまともな奴が全然いねぇのな。俺も基本的にはμ'sとAqoursを取りまとめる立場だから、コイツの気持ちは凄く理解できるよ。

 

 

「歩夢たちの積極さ加減には困ったと思います。でも、許してあげてください。あの子たち、十数年も前から零さんに会いたがっていたので」

「その願いがようやく叶ったってことだろ知ってる。合宿の時、お前らの想いは痛いほど伝わってきたから。ま、どんな経緯があれ女の子に言い寄られること自体に悪い気はしないかな」

「優しいですね、昔と変わらず」

「そうなのか? その時の記憶がないせいで、昔の俺がどんな気持ちでお前らと接していたのか分からないのが残念だよ」

 

 

 虹ヶ咲のみんなは俺のことを愛してくれているのに、俺は肝心の過去を覚えていないのが歯がゆい。忘れちまったものはどうしようもないって分かってるんだけど、そのせいでまだ俺の中にちょっぴり不安が残っているのは事実だ。コイツらが好きになっているのは昔の俺なんじゃないかと、心の中でそのことがずっと引っかかっている。果林たちはそんなこと気にしていないって分かってんだけどな……。

 

 ダメだダメだ。ただでさえ真夜中で真っ暗なのに、心まで暗くなったらこの暗闇に飲まれてしまいそうだ。このモヤモヤ感を紛らわすために話題を変えるか。

 

 

「お前って、俺のことどう思ってんの? いやどうして気になったかって、お前はみんなの心配ばかりして、自分の気持ちを押し殺してるんじゃないかと思ってさ」

「押し殺してるなんて、そんなとんでもない。むしろ、今ようやく色々吐き出せそうで胸が高鳴ってるくらいですから」

「そうなのか。すげぇ落ち着いてるようにしか見えないけど」

「モデルをやってるんで、ポーカーフェイスはお手の物です。それに私だって歩夢たちと一緒で、零さんのためにスクールアイドルになった1人ですよ? 自分の想いの人を目の前にして、心が高鳴らない訳がないじゃないですか」

「おぉう、相変わらず愛が重いことで……」

「でも好きですよね、たくさんの女の子たちに言い寄られる展開」

「よくご存じで……」

「零さんの好みをリサーチするのは、虹ヶ咲の中では普通のことですから」

「なにそれこわっ!?」

 

 

 ヤンデレとまでは言わないが、果林の今の発言から虹ヶ咲からの愛が相当ヘビーだと改めて実感した。好きな人の好きなモノを調べて気を惹く戦法は王道っちゃ王道だけど、度を超えると一気に不気味さが増す。本人たちは至って真面目で純粋に俺のことを慕ってくれているのだろうが、どこをどうリサーチしたら俺の性癖を知ることができんだよ……。あっ、もしかしなくてもコイツらのバックにいる秋葉のせいか。

 

 そういやコイツら、まるで俺の日々の予定を把握しているかのように目の前に現れてたよな。果林やエマはちゃんとアポを取ってくれたけど、歩夢やかすみたちは俺の予定をこっそり仕入れ、俺が行く場所に待ち伏せするという謎の行動力を見せていた。もしかしたらヤンデレよりも異常な行動をしてるまであるぞ……。

 

 それにしても、あの果林もやっぱり年頃の女の子っぽい反応するんだな。A-RISEもそうだったけど、プロのアイドルになったり読者モデルをやっていたりと、既に社会活動している子たちはみんな大人びて見える。だからこうして恋愛に夢中で青春している姿を見ると、ちょっと親近感が湧くんだ。メディア進出しているからと言って遠い存在ではなく、普通の女の子なんだなって。

 

 

「合宿の時に歩夢も言ってましたけど、私たち、スクフェスで優勝します。それが零さんに自分たちの気持ちを伝える、一番の方法ですから」

「最初はその発言に驚いたけど、お前たちが十数年抱き続けてきた想いを知ったら納得できるよ。俺としては頑張ってくれとしか言いようがないけどさ」

「その言葉で十分です。μ's、A-RISE、Aqours、その他にもたくさんのライバルがいますが、負けるつもりなんて毛頭ありません。スクフェスの舞台で、私たちの全てをあなたに見せつけます」

 

 

 愛の伝え方は人それぞれ。そして、これがコイツらなりの告白なんだ。

 自分たちの魅力を最大限に魅せられる場がスクフェスで、その中でも最高峰のシチュエーションが優勝のステージなのだろう。彼女たちが自分たちの全力を振り絞って俺にアピールしようとしてくれているんだ、だからこちらも水を差したりはしない。優勝の席に座らなくてもお前らのことを大切に想っている、なんて野暮なことも言わない。俺はただ見守るだけだ。自分の答えを出すにも、彼女たちの魅力を天から地まで知った後じゃないとできないからな。

 

 ちなみにμ'sは楽しめればいいというスタンスで、Aqoursは勝敗なんて関係なしに統廃合阻止という目的のためにスクフェスに臨もうとしている。虹ヶ咲とはスクフェスに参加する理由がまるで違うが、自分たちの想いを誰かに伝えたいのはみんな一緒だ。

 

 

「スクフェス公式の事前投票だと、μ'sやA-RISEを差し置いてお前らが1位だったじゃねぇか。もしかしたら本当に優勝できるかもな」

「えっ……」

「なんだ、鳩が豆鉄砲を食らったような顔して」

「意外というかなんというか、μ'sやA-RISEの応援はしないんですね。どちらもあなたと交流のあるスクールアイドルなのに」

「そんなこと言ったらお前らもだろ。それに俺はどのスクールアイドルがどのグループより劣ってるとか、優劣を付けながら見たことはねぇよ。テレビで人気投票をやってたからその話題を出すことはあるけど、その結果ごときで俺の見方が変わったりしないから」

「なるほど。零さんのことだからもっとこう、『俺の手垢が付いた女の子が負ける訳ないだろ』とか、『俺の女たちには全員大人の魅力ってやつを施してやったから、絶対に勝つ』とか言いそうで♪」

「そんな風に見られてたのか俺!? つうか、後者のは完全にあっち系の発言じゃねぇか……」

 

 

 十数年ぶりに会ったからか知らないが、俺のことをかなり誤解してるみたいだな……。確かに女の子の独占欲は()()()()強い方だけど、仮にもμ'sやA-RISEのライバルとなるコイツにそんな発言はしない。いや、普段でもそんな女の子を手玉に取ってるようなイキリ発言はしてない……と思う。なんか過去を振り返ると思うあたる節が出てきそうなので、考えるのはやめておこう。

 

 

「ていうか、このことを言うためにわざわざ深夜に呼び出したのか。別にいいんだけど、そこまで深刻になることかなぁと思ってさ」

「そうですね、心の渇きを潤したかったっていう、私のワガママです。歩夢たちから何度も同じ覚悟を聞いて、もう聞き飽きちゃったかもしれませんけど」

「いいや。ここまで自分の気持ちを丁寧に打ち明けてくれたのは、虹ヶ咲の中でもお前だけだよ。初手謝罪の時点で畏まってるなぁとは思ったけど、見た目に反して意外とピュアだったんだな」

「それ、バカにしてます……?」

「してないしてない。お前の見た目って何でもお見通しって感じのお姉さんタイプだから、その性格とのギャップに驚いただけだ。以前に会ったエマなんて見た目通りの性格で、ブレなんて1ミリもなかったからな」

「あはは、エマほど表裏のない子はいないですもんね。でもあれだけ明るくなったのも、零さんが私たちに生きる希望をくれたからなんですよ」

 

 

 そういや、エマは孤児院からスイスの家庭に引き取られたんだっけ。元々スイスの生まれで日本に来て実の親を失い、そこからまたスイスに戻るなんて子供ながらに壮絶な人生を送ってきた彼女。でもそんな人生であっても笑顔でいられたのは、まさに俺が最大の要因だったらしい。こうなると記憶がないのが余計に悔やまれるな。

 

 

「よし、言いたいことは大体言えたから、今日は満足かな。謝罪もしたし、決意表明もしたし、これで私の中でのスクフェスの準備は完了です」

「そりゃよかった。ま、また何かあったらいつでも言ってこい。話し相手くらいにはなってやるから」

「ありがとうございます。あなたをずっと好きでいて、本当によかった」

「おいおい、まだ告白は早いんじゃねぇか?」

「じゃあどこでやります? スクフェスの舞台とか? あっ、優勝の場でみんな一斉告白ってのも趣がありますね♪」

「そりゃ俺が公開処刑されるからやめてくれ……」

 

 

 確かに好きな人への告白は、一生に一度のシチュエーションでやりたい気持ちは分からなくもない。でもスクフェスの決勝の舞台なんて観客も多いだろうし、テレビ中継もされるから、全国への公開処刑になることは間違いない。でもそこで上手く返事ができたらさぞかしカッコいいんだろうなぁと、少しやる気が生まれている自分もいる。本番ではコイツらがどのようなパフォーマンスを見せるのかは分からないため、今から期待と緊張でいっぱいだ。

 

 

 言いたいことを言って満足した果林は、その場でゆっくりと立ち上がる。

 こうして立ち姿を見ていると彼女のボディラインが鮮明に映るため、本当にモデルさんなんだと改めて思い知る。同じ読者モデルの雪穂と亜里沙は、どちらかと言えば幼い体型だから、相対的に果林のスタイルが高校生離れしてるように感じるな。ま、実際にプロのモデル顔負けのワガママボディなんだけどさ。

 

 

「そんなに触りたいのなら、少しだけ触らせてあげますよ?」

「な゛っ!? そ、そんなこと思ってねぇよ!!」

「フフッ、冗談ですよ冗談♪ さて、時間も遅いですしもう帰りましょう」

「遅いってレベルじゃねぇが。もう日付変わってるし……」

「そうですね。こんな時間に女の子を連れ回すなんて、ヒドイ大人です」

「お前なぁ……」

「だから、はい」

「えっ……」

 

 

 突然差し出された右手に、俺は彼女の手と顔を交互に見つめる。

 このアピールは、つまりそういうことだよな……?

 

 

「こんな遅い時間に女の子を1人で歩かせたら危ないですから、ちゃんと守ってくださいね」

「なるほど……ったく、仕方ねぇな」

 

 

 男女2人が手を繋いで夜道を歩くって、これ完全に恋人同士のやることじゃね……。まぁ、今の関係も似たようなもんか。

 

 

「…………本当に、ゴメンなさい」

「へ? 今なんて?」

「いえ、さぁ早く行きましょ!」

 

 

 果林の表情が一瞬暗くなったような気がしたけど、俺の気のせい……か? この瞬間だけ、夜の闇がより一層濃くなった感じが……。

 

 ともかくこれで、虹ヶ咲のみんなとの邂逅は全員分終了した。μ'sやAqoursに負けず劣らず個性的な子ばかりで、意志が強く、そして積極的な子ばかりだった。コイツらはスクフェスに自分たちの人生をかけていると言っても過言ではないので、当日はどんなライブを見せてくれるのか楽しみだ。絶対に優勝するという刺々しくも挑戦的な意志を持つ虹ヶ咲と、楽しむことを目的としてパフォーマンスを見せるμ'sやAqoursは決して相いれない。だからこそ、グループ同士の対決に期待が高まる。

 

 

 俺に見せてくれ、お前たちの輝きを。

 

 

 もっともっと、俺の心を滾らせろ。

 

 

 

 

 さあ、スクフェス本番は、もう目の前だ。

 

 




 果林を見るとどうしてもカラダ付きや大人の雰囲気ってところに目が行きがちですが、今回のようにみんなのまとめ役だったり、意外と純粋だったりと、まとも(?)な一面もあったりします。今回の話では後者を前面に押し出し、虹ヶ咲の個人回のラストを飾ってもらいました。


 そんな訳で、次回からはスクフェス当日のお話となります。メインのμ's、Aqours、虹ヶ咲はもちろん、A-RISEやSaint Snowも含め、スクールアイドル全員集合するので圧巻かも……?(収拾できるかは私の力量次第ですが 笑)

 スクフェス編も最終章となるので、完結も見え始めてきたころですね。



新たに☆10評価をくださった

小バッタさん

ありがとうございます!

まだ評価を付けてくださっていない方、是非☆10評価を付けていってください!
小説執筆のやる気と糧になります!


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