ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 今回はほのぼの(?)日常系。
 サブタイトルは永遠の疑問ですが、実際にハーレム主人公である零君を例に疑問の解決を試みます。

 今回の時系列は、μ's編の終了から半年後。つまり、零君が大学1年生、にこが大学2年生、楓が高校2年生の時のお話です。
 (ちなみにAqours編は零君が大学4年生の頃の話)


Q. ハーレム主人公はクズか否か?

「やっぱりさ、エプロン姿の女の子を後ろから視姦するのは最高だな」

「アンタねぇ、そういうことは心の中で留めておきなさい……」

 

 

 にこが自慢のツインテールを揺らしながらため息をつく。

 キッチンに立つエプロン姿の女の子って、別に萌え要素がある訳でもなければ卑しくもないのに、どうしてここまで見つめたくなっちゃうんだろうな。自分のために料理を作ってくれている、その様子に母性のようなものを感じちゃうからだろうか? なんにせよ、薄い本の展開のように突然後ろから抱きしめたくなる衝動は半端ないよ。欲塗れだけど、この光景を毎日見るためだけに新婚生活をしてみたいと思ってしまうほどだ。

 

 

「感謝しなさいよ。いきなり『楓が修学旅行で飯を作る人がいないから、ちょっと俺の家に来て作ってくれよ』なんてワガママ、聞いてあげられるのはにこくらいなんだから」

「もちろん感謝してるって。いやぁ電話1本で飯を作りに来てくれる彼女がいるなんて、俺も幸せ者だよ」

「女の子をパシらせるなんて、普通の恋人同士なら即破局ルートよ? こんなクズ男に尽くす自分、なんて健気なのかしら……」

「とか言っちゃって、内心頼られて嬉しいくせに」

「このまま帰ってアンタを餓死させてもいいんだけど……?」

 

 

 そんなクズ男を好きになったのはお前にくせに――――と反論してやろうと思ったけど、流石に飢え死には避けたいのでグッと我慢する。

 にこが俺の家にやって来たのは彼女がさっき言った通り、俺の電話によるものである。楓が音ノ木坂の修学旅行で家に不在だから、飯を作る人がいなくなったのが事の始まりだ。最初は適当なカップ麺やコンビニ弁当で済ませようと思ったのだが、毎日楓が作る三ツ星レストラン以上の料理を口にしていたため、俺の身体が食に対して贅沢を覚えてしまったのが運の尽き。もはや適当な飯では俺の身体が満足しなくなってしまったんだ。

 

 そこで目を付けたのが、毎日仕事で忙しい母親や、まだ幼い妹弟に飯を作ってるにこだ。もう何年も矢澤家の食を支えてきた彼女なら、俺の口も胃も満足させてくれるはず。そう考えた瞬間には既ににこに電話をしていた。まあ本当のところは断られること前提だったけど、意外や意外、にこはあっさりOKしてくれた。やっぱり、持つべきものは家庭的な彼女だよな。しかも、わざわざ食材まで買ってきてくれて、この時以上ににこに感謝したことはないよ。

 

 にこはマイエプロンを持参してキッチンに立っている。俺はその姿をずっとリビングから観察しているのだが、包丁がまな板に触れる音、フライパンで野菜を炒める音、スープの味見をする動作など、もはやこの光景と雰囲気に没頭していた。短絡的な感想だけど、料理をしている女の子っていいよなぁ。料理をする際の音も相まって、新婚生活のような感覚に浸っちゃうよ。

 

 

「そういえば聞きたかったんだけど、どうしてにこなのよ? ことりや希とか、料理ができる子なら他にもいたでしょ?」

「そりゃお前、暇そうな――――料理が一番上手そうな奴がいいに決まってるだろ」

「………アンタね、建前より先に本音が漏れるその性格をなんとかした方がいいわよ」

「どっちも本音だって。いやホントに」

「それはそれでちょっと腹立つわね……。はぁ、どうしてにこたちってみんなしてコイツのことを好きになったのかしら……」

「それ、絵里にも同じこと言われたぞ……」

「ま、アンタは出会った頃からお調子者だったし、もう慣れたわ」

 

 

 俺って、そんなに調子に乗ってるのか?? 確かにμ'sという美女美少女たちと付き合っているという事実と、誰にも到達できない女の子たちの中心ポジションを獲得したことに酔ってはいる。だがそれはもう1年以上も前の話であり、月日が経った今ではそれが当たり前になってるから、今更自分が特別な立場だと意識したりはしない。

 

 あ、なるほど、こうして自分が特別な存在だと誰かに知らしめようとしている時点でクズなのか……。

 

 

「お調子者のチャラ男には、何を言っても無駄だろうけどね」

「ちょっと待て、百歩譲ってお調子者はいいとしてもチャラ男は認めねぇ。髪も染めてねぇし、肌も白くてピアス穴もない。親から貰った身体を大切にしてるんだぞ!」

「アンタの中でのチャラ男は金髪ガン黒ピアスか!? にこがいいたいのは、見た目じゃなくて普段の振る舞いよ。アンタが大学生に入学して半年だけど、既に色んな噂を聞いてるんだから」

「俺が全ての講義の単位を最高評価でパスをした功績のことか……」

「そうやってす~ぐ調子に乗るんだから。しかもそれじゃないし」

「じゃあなんだよ? そんな悪い噂を立てられるようなことはしてないぞ?」

「携帯」

「へ?」

「携帯に入ってる女の子の連絡先、何件か言ってみなさい」

「そ、それは……」

 

 

 どこからその話を聞いたのか疑問だが、穂乃果たちからμ'sのネットワークを通じれば俺のことなんて何でも筒抜けか……。別に隠すつもりはないのだが、これでもμ'sのみんなと付き合っている関係上、大っぴらに他の女の子と遊んでいるなんて言える訳がない。それに関しては穂乃果たちは容認してくれているし、むしろ自分たちの存在で俺の自由を縛ることはしたくないと考えているくらいだ。だとしても、こうやって別の女の子の話題になると気まずくなるのはもはや仕方なかった。

 

 

「言ってみなさい。20件? 30件?」

「…………6、70件くらいはあるかな?」

「ば、倍!? 想像以上に女グセが悪いのねアンタ……」

「おいおい失礼なこと言うな。確かに大学で知り合った女の子も何人かいるけど、高校で連絡先を交換した子も多いんだぞ。しかもそれだけ多いと、全く連絡をしていない子なんて何人もいるしな」

「それでも、1人の男がそれだけたくさん女の連絡先を持ってるなんて異常よ。アンタ将来は教師を目指すんでしょ? そんなことでは女子生徒に手を出して捕まるのも見え見えね。下手をしたら教師のくせに生徒と付き合っちゃうかも」

「多方面に手を出してる事実は認めてもいいけど、それだけは絶対にありえねぇよ。教師と生徒の恋愛なんて、マスコミが舌舐めずりをして飛びつく話題だぞ……。想像しただけで冷汗が走るっつうの」

「だといいけど」

「信用ねぇな俺……」

 

 

 そもそも複数の女の子を股にかけている時点で犯罪者は確定だけど、まだ年の近い子たちだから罪悪感はない。だが教師と生徒になると、その年の差は歴然。大人と高校生なので一見許されそうにも見えるが、高校生と小学生の年齢差と同じと考えると一気に背徳感が出てくる。ま、思春期で多感な時期の女の子が先生のようなオヤジに興味を持つ訳ないか。部活の顧問を通じて、女子生徒と結ばれるなんて……うん、アニメや漫画の見すぎだな。

 

 

「アンタの女グセの悪さももう慣れたわ。このままだと大学の種馬と呼ばれる日も近いわね」

「ちょっと待て。女の子と遊んでいると言っても、部活やサークルにお邪魔したり、ちょっとお出かけするだけだ。だから断じてそのような行為はしていない。そんなことをするのは、ほら、お前らだけだから」

「何その発言、気持ちわる……」

「あのな、それだけお前らを愛してるってことだよ。伝わらねぇかなぁ俺の気持ち」

「…………気持ちが大き過ぎて、受け止められないくらい伝わってるわよ」

「ん? なんだって?」

「別に何でも。相変わらずのクズ野郎で安心したってこと」

「いつにも増して言葉に棘があるな……」

 

 

 にこも真姫に負けずのツンデレ性だから、いきなり棘が鋭くなった時は照れ隠しをしている可能性が高い。でもそれを追求したら今度こそ飯を作ってもらえなくなるので、ここは敢えて我慢しよう。たった一言で餓死の道を辿るのだけは勘弁だからな。

 

 料理もいい感じに進んできたようで、リビングにまでいい香りが漂ってきた。美味い料理ってのは香りの時点で分かるもので、腹の虫もこれから雪崩れ込んでくるご馳走に対して臨戦態勢に入り始める。料理も佳境なのににこは忙しないどころかテキパキと動いており、流石数年間も自宅の味を支えてきただけのことはある。

 

 何か手伝ってやろうかとも思ったが、リビングからキッチンに立っているにこを眺めているので精いっぱいでそれどころではない。キッチンに出向いて『何か手伝おうか?』からの『気持ちだけ受け取っておくわ。だから楽しみに待っててね』という新婚夫婦のやり取りも夢見ただけど、にこのことだから罵声に罵声を重ねて追い出すだろう。だから、俺はここでツインテールを揺らしながら料理をしているにこを視姦しているのがお似合いなのだ。

 

 

「さっきから何をニヤニヤしてるのよ、気持ち悪いわね。アンタ家の中ではいつもこうなの?」

「本人には言えないけど、楓のエプロン姿はもう見慣れてるからなぁ……。それでも飽きはしないけどさ」

「外だと楓のブラコンでアンタが迷惑を被ってるけど、家だとその逆なのね。毎日こうして背中に卑しい視線を感じまくっている楓が気の毒だわ……」

「楓はむしろそっちの方が料理のやる気も上がるって言ってたぞ」

「兄が兄だと、妹も妹か……」

 

 

 お前も人のこと言えねぇだろってツッコミは野暮なのだろうか? 今日のにこは俺の無茶振りで料理を作らされているためか、やたらと冷めている。だけど、コイツの裏の性格を俺は知っている。そのせいで、コイツの妹であるこころとここあが無自覚淫乱少女に成り下がってしまったからな。どういった度胸があれば部屋数が少なく隠す場所がないアパートに、R-18の薄い本を堂々と持ち込めるんだよって話だ。それを妹たちが拾ったせいで、ソイツらの性格が変態の方に捻じ曲がっていることに気付いているのか?? その事実を踏まえると、コイツに俺と楓の関係を語って欲しくはないな。

 

 

「全く、楓も大変ね。健気にこんなクズ兄の面倒を見てるなんて」

「まぁ妹と関係を持っている時点でクズなのは認めるよ……」

「楓がいなくなったくらいで生活できなくなるなんて、どれだけあの子のヒモになってんのよ……」

「掃除、洗濯、食事、性欲しょ――――いや、なんでもない」

「今、聞き捨てならない言葉が聞こえたんだけど……。アンタ、妹にやらせてるの……?」

「ち、違う! アイツが寝込みを襲ってくるだけだ!!」

「ふ~ん……気持ちわる」

 

 

 コイツ、明らかに信用してねぇな。もはや感情すら感じられない表情で、細目で俺を見下してくる。もう今日だけでもにこの中の俺の評価がダダ下がりしている気がするんだが、このまま破局ルートにはならないよな……?

 

 

「実の妹を恋人にした挙句、その妹に自分の性欲処理までさせてるなんて、どれだけ社会の外れ者になれば気が済むのよ……」

「俺は自分の進むべき道を自分で決めただけだ。周りの評価や批判なんて関係ねぇよ」

「話題が話題じゃなければカッコいいセリフだったのに、アンタが言うとただのクズ野郎にしか聞こえないのよね……」

「もうクズクズって言われ過ぎて、そろそろ粉になっちゃうぞ俺……」

「だって、それこそアンタを端的に表現する言葉なんだから仕方ないじゃない」

 

 

 なるほど、だからアニメや漫画に出てくるハーレム主人公=クズって方程式が成り立つんだろうな。これは全世界の二次元ハーレム主人公のためにも、俺がハーレムはクズがやることという印象を払拭しなければ。まぁハーレムも二次元だからこそ成り立つのであって、リアルでやってるのなんて歴史上の偉人を除けば俺くらいのものだろう。そう考えると、誰にも到達できない人類未踏のポジションって感じがして、やっぱり優越感が沸いてしまう。うん、クズだわ……。

 

 

「ほら、もうすぐ晩御飯できるから、お皿を取ってちょうだい。にこは楓みたいに甘くないからね。あの子の代わりに家事をやってあげてもいいけど、アンタにもしっかり手伝わせるから」

「俺は俺のために家事を頑張っている女の子を見るのが好きなんだけどなぁ」

「楓がいないとホントに腑抜けなのね……。あの子が引っ越してくる前は1人暮らしだったんでしょ? それまでどうやって生活してたのよ……」

「それまでは自分でやらなきゃ死ぬから何とかしてたんだよ。でも、楓の奉仕を受けたら自分の家事スキルでは満足できなくなっちゃってさ。ほら、アイツって掃除も丁寧だし料理も上手だし、一度贅沢を経験したら元には戻れないんだよ」

「そうやって妹を奴隷扱いしてきたことで、ワガママお坊ちゃま体質になっちゃった訳ね」

「言い方!!」

 

 

 1人暮らしをしていた頃の方がしっかりしていたかと言えば、別にそうではない。そもそもこの家は親のモノであり、2階や庭まである家に1人暮らしは荷が重すぎた。だから1人暮らしの頃は掃除も自分の行動範囲しかやってなかったし、雑草塗れの庭の手入れもしていなかった。料理も雑で、俗に言われる男飯で数年間を過ごしてきた。思い返すと、今その頃の生活に戻れと言われても絶対に無理だな。妹による至高の贅沢を経験しているので、自分の生活水準を下げることなんて今更できやしない。

 

 なんだかんだ世間話(半分以上は俺への罵倒だが)をしている間に料理も終わったようだ。急に呼び出された挙句に材料まで買出しに行かされて、そして俺と無駄話をしながらも完璧に料理を仕上げられるのは、やはりにこの料理スキルが成せる技だろう。その技を前面に押し出せばアイドルとしてウケも良くなるだろうけど、余計な部分でウケようとするのは彼女自身が許せないんだと思う。駆け出しのアイドルだとしても、自分の魅力だけで人気を押し上げたいと思っているに違いない。打算的で小悪魔的なところもあるにこだけど、そういうところだけはストイックだからな。

 

 

「なによ、またこっちをジロジロ見て。にこじゃなかったら通報されてるわよ」

「大丈夫、通報されないと分かってる子しか見ないようにしてるから。それよりも、皿ってどれを出せばいいんだ? つうか、こんなに皿あったっけ?」

「家主なのに家にあるモノを把握してないなんて……。ま、この家の実権は楓が握ってるようなものだし、仕方ないか」

「人間っつうのはさ、如何に自分の置かれているポジションを活かすかなんだよ。つまり、お前や楓から奉仕を受けられるなら、俺は全力でそれに甘える。お前らは持ち前の家事スキルで家主を満足させる。言うなれば適材適所ってやつだな」

「女の子のヒモになってる現実を少しでもいいから恥じなさいよ……」

「ヒモじゃねぇよ。その対価として、色んな意味で愛してやってるだろ」

「そうやって事あるごとに肉体関係を示唆するセリフを発するから気持ち悪いのよ、アンタ」

「いつもよがりまくってるくせに良く言うよ……」

「ご、ご飯の前にそんな話やめてくれる!?」

 

 

 にこも何だかんだ大人になったと言うか、やはりアイドルとして社会に出ていることで精神的にも成長したのだろう。大学に行きながらも既に駆け出しのアイドルとして活躍をしているから、メディア進出といった意味でも彼女は穂乃果たちよりみ一回り大人っぽくなった。まぁ身体がちんちくりんなのは変わりないので、見た目は完全にロリアイドルだけどな。

 

 

「ほら、できたわよ。本当なら家族以外ににこの料理をタダで食べさせたくないんだけど、今回は特別よ。知り合いが餓死したとか笑い話にもならないし」

「つまり、家族以外だと俺以外には飯を作らないってことか。にこの料理を独り占めできるなんて、素直に嬉しいな」

「な゛っ……!? そ、そうよ! アンタはそうやってにこを褒めてさえいればいいんだわ」

 

 

 相変わらずの上から目線発言だが、口元が緩んでいるあたり、俺の言葉が相当響いたんだと分かる。ツンデレちゃんは素直に褒められるのが一番の弱点だから、こうして心をくすぐってやると表情が目に見えて変化する。なんだかんだ、恋人に料理を振舞うのは彼女にとっても嬉しいことなのだろう。良くも悪くも楓がいるせいで、他のμ'sメンバーは俺に手料理を味わってもらう機会がないからな。俺としても、にこの手料理は超久々なので楽しみにしていた。本当のところ、にこが暇そうだったから呼び寄せたんじゃないんだよ。

 

 

「飯を食い終わったら、次は風呂だな。そしてその流れで就寝と」

「ま、まさか、それもにこに面倒を見させる気!? 身体を洗ったりとか一緒に寝たりとか、本当に女使いが荒いわねアンタ!」

「別に俺は今後の予定を語っただけで、一緒に何かをしろといった訳じゃないぞ? いくらアイドルで活躍してるとは言え、脳内ピンクなのは変わってねぇな」

「アンタねぇ……。カマをかけるような言い方をするんじゃないわよ」

「何とでも言え。俺はお前ともっと一緒にいたい。だから泊ってけ」

「まぁ、アンタを放っておいたら自堕落な生活をするだろうし、楓が帰ってくるまで面倒を見てあげるわよ。それに、にこもアンタと一緒にいたいって思ってたし」

 

 

 こっちが素直になれば、向こうも便乗して素直になってくれるのもツンデレの特徴。複数の女の子と付き合っている時点で自分がクズなのは認めるけど、だからと言って女の子1人1人を愛していない訳じゃない。むしろ複数いるからこそ、女の子をたくさん愛することができて俺は楽しいよ。そうやって考えちゃうあたり、やっぱりクズか。

 

 

「そういや、シーツとか外に干しっぱなしだった……。夜になったし、早く取り込まないと冷たくなっちまう」

「全く、あの子がいないと何もできないのね。にこが取り込んでベッドメイクもしてあげるから、先に晩御飯食べちゃいなさい」

「助かる。でも、メイクだけは慎重にな」

「え? どうして?」

「今日お前が乱れる場所なんだから、ちょっとやそっとでシワにならないようにしておけよ」

「な゛ぁ……。バ、バカ!!」

 

 

 にこは顔を真っ赤にしてリビングから離脱する。

 こういった女の子の可愛い表情を見たいがために、ついつい意地悪をしちゃうんだよな。神崎零=クズの方程式は、もう崩れ去ることはなさそうだ……。

 




 クズであることを認めましたが、クズであることで本来幸せにできなかった女の子をたくさん幸せにできたので、そこだけは評価できるかもですね(笑)
それにこの話から3年後には、教育実習生としてまた女の子たちを引っ掛けて幸せにしてますし()


 次回のネタは未定ですが、μ'sのお話で1本、先生たちのお話で1本を考えています。


新たに☆10評価をくださった

sti gc8さん

ありがとうございます!

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