ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 コラボだと言ったり間を空けると言ったな、あれは嘘だ……

 そんなわけで、今回から新章に突入!!
 前半は結構期待してくださる方が多かったミッションの内容説明、後半はμ'sメンバーが零君の家に次々と入居してきます!!


新たなる決意!同棲生活スタート!!

~同棲生活開始前日~

 

 

 

 

「来たね、待ってたよ」

「何の用だ?またこんなところに呼び出して」

 

 

 μ'sのみんなと同棲生活を開始する日の前日、俺は再び秋葉に呼び出され彼女の研究室に来ていた。前回は穂乃果と一緒にコイツの話を聞きに来たのだが、今回は俺1人だけだ。

 

 もう日も落ちていて大学にはほとんど人がいなかった。そんな時間に呼び出すなんて常識のない奴(元々秋葉に常識などあったものじゃない)だが、珍しく真剣な口調なためこちらも身構えざるを得ない。同棲生活に関することなら俺に電話なり同じ大学の絵里たちに話せばいいのものの、わざわざ俺を呼び出す辺りそれなりの内容を含んだ話なのだろう。

 

 

「御託はいいから用件だけ話せ」

「まぁそんなに慌てなさんな。端的に言えばね、零君にはみんなと同棲している間にやってもらいたいことがあるの」

「やってもらいたいこと?」

「うん。零君には……雪穂ちゃんに亜里沙ちゃん、そして楓ちゃんを彼女にしてもらうわ」

「なに……?」

 

 

 今このバカはなんて言った……?彼女……だと?雪穂に亜里沙、そして楓を?

 言っている意味は理解できるのだが、その理解をしたせいで脳がパンクしてしまったため気持ちの整理をすることができない。今も自分が何を言っているのか分からないくらいだ。

 

 とにかく冷静になれ……またコイツの悪ふざけかもしれない。落ち着いて1つ1つ対処していくんだ。

 

 

「彼女って……俺には穂乃果たちがいる」

「今更9人でも12人でも変わらないでしょ」

「だけど俺は雪穂や亜里沙と恋人同士になるような関係じゃない。それに楓は血の繋がった妹なんだぞ」

「そうかな?その3人、零君にすごく好意を持っているよ。それもかなり深い……もしかしたら既にその好意は"愛"になっているかもね」

「そんな馬鹿な……」

 

 

 妹である楓はともかく、雪穂と亜里沙とはそこまで長い付き合いでもない。出会ったのは1年前だが、穂乃果たち9人と比べれば一緒にいた時間はかなり少ない。正直、まともに話し始めたのはアイツらが高校に入学してからと言っても過言ではないしな。それまでは顔を合わせば喋るだけ、そんな関係だった。

 

 

「それはとりあえず置いておこう。まずはお前の意図が知りたい。どうして俺にそんなことを頼む?」

「この前、顔合わせということで私が一度練習を見に行ったでしょ?」

「あ、あぁ……」

「その時の雪穂ちゃんと亜里沙ちゃん、少しあなたに遠慮していたんだよね」

「アイツらが、俺に?」

「うん。零君に必要以上には近づかないというか、踏み込んでいない。頼りにして信頼もしているけど、一定の距離を置いている」

 

 

 それには全く気付かなかった。むしろ亜里沙はかなりグイグイ来ている方だと思ってたけど、秋葉の目から見ればそんなことはなかったようだ。雪穂に関しても特に距離を感じたことはないのだが、そう言われてみれば穂乃果たちとは真逆で自分から遠ざかっているような感じがしなくもない。心と心の間に壁はないが距離はある、そんな感じだ。

 

 

「だから零君には2人と心の距離を縮めて欲しいの。このままμ's内で距離ができたままだと、絶対『ラブライブ!』に優勝できない」

「だからって、恋人同士になる必要はないだろ!!」

「あれ?恋人が増えるんだよ、嬉しくないの?」

「馬鹿野郎、俺はおふざけで9股してるんじゃねぇ。何度も苦しんで悩んで、そして行き着いた結果なんだ。お前の理由だけで雪穂と亜里沙を恋人になんてできるか」

 

 

 苦しんでというのは大げさかもしれないが本当だ。俺とμ'sの間で起こった惨劇、穂乃果たちの歪んだ愛は俺やみんなを幾度となく苦しめた。真姫にスタンガンで気絶させられたり、絵里に記憶を奪われたり、海未に腕を矢で射抜かれたり、他にもたくさん……思い出すだけでも背筋が凍る。

 

 でも俺たちはその出来事を反省はしているが後悔はしていない。そのおかげで俺たちは自分の本当の気持ちに気づくことができたんだからな。そして今の幸せな関係に至っている。

 

 

「それに楓とはそんな距離なんて感じないぞ」

「本当に……そう思ってる?」

「え?」

「そう思っているのならまだまだ甘いよ。あなたは"あの一件"以来とても成長した。女の子を大切にする気持ちはもう誰にも負けてないと思う」

「だったら!!」

「でもね!!それでもまだ足りない。あなたは女の子の笑顔にさせることができる。女の子の悩みや苦しみ、葛藤……心に掛る重圧を全部取り除くこともできる。穂乃果ちゃんたちの言葉を借りれば、あなたは"ヒーロー"そのもの。だけどそれでも見落としている部分がある。それが今の雪穂ちゃんと亜里沙ちゃん、そして楓ちゃんの3人……」

 

 

 そう秋葉に指摘され、俺は自分の記憶を辿ってみる。その3人のことは常に気をかけていた。新しくμ'sに入ったこともあってμ'sにしっかりと馴染めるかどうか、穂乃果たちに追いつこうと無理な練習をしていないかなど、精神面のケアは余すことなく施してきたはずだ。そうすることで彼女たちの笑顔を見ることができる、そう思っていた。

 

 だけどその考えには決定的にある部分が欠如している。アイツらが俺のことをどう思っているのかなんて真面目に考えたことすらなかった。ただ俺はアイツらが笑顔でいられるよう振る舞っていただけで、"恋愛"という側面は一切気にしたことがない。

 

 雪穂と亜里沙が俺に好意を持っている……?楓が俺に好意があるのは明白だが、それは兄妹という範疇に収まらない何かなのか、それとももっと別の感情を持っているのか。アイツらのそれらしい素振りを見たことはあった。あったけど、『俺が好きだなんて、そんなわけないだろう』と勝手に高を括っていたのかもしれない。

 

 

「お前の言いたいことは分かった。でもやっぱり恋人同士になるっていうのは納得できない。一番重要なのはアイツらの気持ちだから。雪穂たちが俺のことが好きだって確証もまだないしな」

「そうね。恋人同士にならなくても雪穂ちゃんたちの悩みさえ取り除きさえすればそれでいいのよ」

「それが分かっていて、なぜ恋人同士にさせようとしたんだよ……」

「えっ?だって12股なんて面白そうじゃん♪」

「結局そこに行きつくのか……」

 

 

 割と真面目なことを言ったかと思えば、最終的には自分の欲望だったってわけかよ。でもコイツの指摘は的確だ。俺だけでは雪穂たちとの距離感なんて全然分からなかったからな。人を見る目は俺より秋葉の方が数倍も優れている。

 

 

「でも、その先で雪穂ちゃんたちが零君に告白してきたらどうする?本気であなたを好きになった彼女たちを……あなたならどうするの?」

「もちろんその時は……」

 

 

 そんなもの、初めから決まっている――――

 

 

 

 

「その時は、みんな俺の彼女にするだけだ!!」

 

 

 

 

 最低な答えだ……でも雪穂たちが俺のことを好きだってことが分かったのなら、俺は間違いなくこの選択肢を取る。相思相愛ならば何の問題もないしな。もう9股だろうが12股だろうが関係ない!!俺は俺の好きなようにやらせてもらう!!

 

 

「ぷっ、アハハハハハハハ!!最低な男が目の前にいるよアハハハ!!」

「うるせぇな……そうさせたのはお前だろ」

「そうだけど、さっき恋人同士になるのは反対してなかったっけ?」

「それはアイツらの俺に対する気持ちが"LOVE"じゃなくて"LIKE"だった時限定だ。"LOVE"だと分かった瞬間、俺は容赦しないからな」

「アハハハハハハ!!本当に最低だけど……カッコいいよ♪その最悪な性格、実に私好みの男だ!!」

「そりゃあどうも……」

 

 

 本当に最低で最悪なのはお前だけどな……まぁ俺も同じようなものか。また変な目標立てちまったよ、どうするんだこれ……?とにかく恋人云々は後回しで、雪穂と亜里沙、楓に悩みがあるのならまずはそれを解決することからスタートだな。

 

 

「零君はその3人のこと、好きなの……?」

「もう何度も何気ない仕草にドキッとさせられてるよ。まだ素直に好きとは言えないけど、もしかしたらこの同棲生活で本音が言い合える仲になれるかもな」

「ふ~ん……主にどういうところが好き?それより楓ちゃんのことも好きだなんて驚いたよ!!もうただの妹とは見てないようだね」

「何だかんだ言って楓は俺のためだけに精一杯尽くしてくれるからな。外見が可愛くて美人だけじゃなくて、家庭的だし面倒見もいいし一緒にいて楽しいし、それに――――って何でお前にこんなこと話さないといけねぇんだ。お前に話すぐらいなら楓に直接話すっつーの」

「うんうんそれがいいよ♪」

 

 

 クソッ!!秋葉と一緒にいると心の奥底にあった想いがどんどん抉り出されてしまう。恐ろしい奴だよ全く……

 でもコイツのおかげでまたμ'sのみんなとの距離が縮まりそうだから、今回だけは許してやるか。

 

 

 

 

 そして俺は翌日の同棲生活に向け、新たなる決意を固めた。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

 翌日、遂にμ'sのみんなとの同棲生活初日を迎えた。そうはいってもまだ誰も俺の家には来ておらず、このあと随時到着する予定だ。そして俺の仕事は家の外でみんなを迎え入れること。いちいちインターホンを鳴らされても面倒だからな。

 

 

「おーーい零くーーん!!来たよーー!!」

「お前らが一番乗りか、意外だな」

「お姉ちゃん、昨日からずっと張り切ってましたから」

 

 

 意外にも一番乗りは穂乃果と雪穂の高坂姉妹だった。穂乃果はいつも以上の満面な笑顔で、雪穂も穂乃果までとはいかないがとても楽しそうな表情をしている。この姉妹、性格は似ても似つかないように見えるがよく観察すれば共通点がいくつか見つかったりもする。特に感情が表情に出やすいという点では全く同じだ。

 

 

「穂乃果……お前すごい荷物だな」

「だって2週間もお泊りするんだから、遊ぶモノとかたくさん持って来ないとね♪」

「ゴメンなさい、家でも散々言ったんですけど……」

「大変だなお前も。それと荷物はたくさんあったっていいよ、家広いから」

 

 

 ゲーム類なら大抵家にあるんだけどな……そういえばそもそも女の子って普段家で何をしているのか分からねぇ。

 

 

 こうして見てみると、雪穂はいつもの雪穂にしか見えない。これはまだ俺と雪穂の距離が縮まっていなから、彼女の気持ちに気づけないだけなのか。外面はいつも通りだけど、いつも通りを装っているのかもしれない。とにかくこの2週間で雪穂の真意を見つけ出さないとな。

 

 

「じゃあ先に家に入っててくれ。中に楓がいるから、荷物の置く場所とかは全部アイツに聞けばいい」

「うん!!じゃあお邪魔しまーーす♪」

「お邪魔します」

 

 

 ただでさえうるさい妹がいるのに、穂乃果まで加わったら騒音レベルじゃないか……?しかもここからまだあと9人も来るから、もう何と表現したらいいのか……女の子同士っていうのはうるさいという偏見があるからな。男1人だけじゃあ女の子の波に飲み込まれてしまいそうだ。

 

 

「零くん♪来たよ~♪」

「おはようございます、零」

「おっ、いらっしゃい」

 

 

 次に到着したのはことりと海未の幼馴染コンビだ。ことりはいいとしても、海未がこの同棲生活に賛成してくれるのは意外だったな。やっぱり海未も俺の彼女の1人、彼氏と一緒の屋根の下に住みたいという気持ちがあるのかもしれない。それを素直に言わない辺り可愛い奴だ。

 

 

「ことり、お前も荷物多いな……」

「だってぇ~、Myまくらでしょ?お人形さんでしょ?お洋服でしょ?パジャマでしょ?それにそれに――」

「あーーもう分かった分かった!!」

「ことりはとことん自分の周りをファンシーにしないと気が済まない人ですから……」

「まあそれで本人の気が済むならいいや。じゃあ先に家へ入っていてくれ」

「それではお邪魔します。行きますよことり」

「えっ?まだ紹介したいモノあるのにぃ~~!!」

 

 

 そのカバンは四次元ポケットか何かか!?どうやってその小さなカバンにそれだけのモノを入れているんだよ……それにことりのことだから、もしかして卑猥な道具もあったり?ありえそうで困る。あの教育者の風上にも置けない親鳥が持たせている可能性も十分に考えられるな。

 

 

「零くーーん!!来たにゃ~!!」

「おはよう零、お出迎えなんて粋なことしてくれるじゃない」

「おはよう零君、今日からよろしくお願いします!!」

「おはよう、よろしくな!!」

 

 

 次に来たのは凛、真姫、花陽の2年生トリオだ。俺の家に来るだけなのに3人一緒だなんて、相変わらず仲のいい奴らだな。そんな後輩ちゃんたち3人は、この2週間俺がたっぷりと可愛がってやろう!!なぁに遠慮はいらないぞ!!多少脱いでもらうだけだから!!…………気持ちわりぃな俺のテンション。

 

 

「お前らは荷物控えめなんだな。穂乃果とことりはいっぱい持ってきやがったから」

「凛ちゃんも初めはそうだったんだけどね」

「真姫ちゃんが『これはいる、これはいらない』ってガミガミうるさかったんだにゃ~……」

「あれだけ多いと零たちに迷惑が掛かると思っただけよ!!」

「真姫も同棲生活を楽しみにしてたんだな!!俺も嬉しいよ!!」

「どうしてそうなるの!?意味分かんない!!」

「まぁまぁ、とりあえず中に入れよ。あとは楓が案内してくれる」

 

 

 ウキウキ気分最高潮の凛と花陽、そしてウキウキ気分を隠しているようで見え見えの真姫を家へ誘導した。俺にはいいところ育ちの真姫が俺の家なんかで満足してくれるのかちょっぴり不安だ。まぁ楽しそうにしているみたいだし大丈夫だろ。

 

 

「零くんおはようございます♪」

「わざわざお出迎え?あなたらしくもない」

「おはよう亜里沙、そして同時に辛辣な挨拶もありがとな……」

「ゴメンゴメン♪おはよう零」

 

 

 次に来たのは絵里と亜里沙のクォーター姉妹だ。この2人が並んでいると、モデルさん同士がプライベートで遊びに出かけているみたいだな。最近亜里沙は身長、スタイル共に格段に成長を遂げているし、もう高校生モデルと言っても間違いではないだろう。流石絵里の妹だ。そして胸の発達具合も、洋服の膨らみ具合でよく分かる。

 

 

「お前ら身軽だなぁ~」

「2週間分の服を持ってくるとなると、洗濯も大変でしょ?なるべく使い回さないとね」

「だから私たち、可愛いと思う服を昨日頑張って選んだんですよ♪零くんに見てもらうために!!」

「あ、亜里沙ったら!!もうっ……」

「へぇ~、そりゃあ楽しみだ!!まぁとりあえず家に入ってくれよ」

 

 

 絵里も亜里沙もいい子だなぁ~~!!絵里は頼れる綺麗なお姉さん、亜里沙は甘えてくる可愛い妹……うん、俺がこの間に入れば完璧だな!!こんな理想的な姉と妹が俺の彼女と彼女候補だなんて、これで舞い上がらない男はいないだろ!!

 

 

 雪穂と同じく亜里沙を見る限りでは、悩みなんて抱えてないような気もする。亜里沙は繊細なところもあるから、俺に迷惑が掛かるのを嫌がって言い出せないのかもしれないな。

 

 

「零~!!来たわよ~」

「零君おはようさん♪」

「おはようにこ、希。なんかお前ら楽しそうだな?」

「当たり前じゃない!!彼氏との同棲生活なんて、スーパーアイドルにとっては禁則事項。でも愛のためなら~♡」

「にこっち、さっきからずっとこうなんよ。でもウチも楽しみなことには変わらないけどね♪」

 

 

 普段からスキンシップが多いにこと希が俺と一緒に住むことになるとなれば大変だ。そこに穂乃果やことり、凛まで加わったら……俺の身体が持つかどうか、今更ながら心配になってきた。絞りに絞り尽くされるのではないだろうか……何がとは言わないけど。

 

 

「今日からよろしくね、零♪」

「あまりハメを外しすぎて、女の子をイジメたらあかんよ♪」

「ハハハ、善処する……でもまぁ、これからよろしくな!!」

 

 

 お前らに手を出さないという保証はできない。なんたってあのμ'sと一緒に同棲生活をすることになるんだ、期待しないわけないだろ!!普段見られない風呂上りやパジャマ姿、寝起き……想像するだけで興奮が収まらなくなってくる。今まで妄想で補っていた部分がすべて現実として現れるんだ、これはチャンスとしか言い様がないだろう!!

 

 もちろんミッションのことも忘れてないぞ。雪穂、亜里沙、楓、この3人の気持ちを聞き出さなければ……

 

 

 

 

 さて、これで全員の入居が完了した。次は誰がどこの部屋になるのかだが――――って、あれ?部屋の数足りなくね?このままだと――――――あっ!!俺の部屋を使うしかない!?お、俺のプライベートは!?!?こ、これは……謀ったな秋葉ぁああああああああああ!!勝手に浮かれて部屋のことなんか考えてない俺も馬鹿だけどさぁ……

 

 一体どうすればいいの!?

 

 




 新章が始まりました!!とは言っても2週間限定なので、そこまで長いシリーズにはならない予定です。多分次回さえ終えればいつも通りの短編集になると思われます。つまり今までとあまり変わらないってことです(笑)

 ミッションの内容は『雪穂、亜里沙、楓を彼女にする』という大胆なモノでしたがそれはあくまで建前であって、真の目的は3人が抱いているだろう悩みを解決することです。割と真面目な内容で驚いたでしょう?――――え?12股宣言している馬鹿がいるって?それがこの小説なんですよ(笑)


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 https://twitter.com/CamelliaDahlia

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