恥ずかしくて照れながらも積極的に誘惑してくる凛に、零君はどう応える!?
前回のラブライブ!
μ'sのみんなとの同棲生活が開始されるも、部屋の数が足りないという事態が起こってしまう。そこで穂乃果が思いついた画期的な提案、それは俺が毎日別々の女の子寝ることだった。それなんてハーレム……?
そして初日の練習終了後、風呂に入っていた俺を穂乃果とことりの2人が襲撃する。2人のカラダを使ったご奉仕により、あのあと俺は……
~※~
「ど、どうしたの零君?お風呂に入ったのに疲れているような……?」
「あぁ、花陽か……まぁある意味で疲れたよ。搾り取られた……」
「えっ?どういうこと?」
「そのまんまの意味だよ……」
今の俺は花陽にまで心配されるほどなのか……でもあんなことをしてただなんて言えるわけないだろ!!結局あのあと、穂乃果とことりにこってりと搾られた。敢えて何がとは言わない。本当はことりだけのはずだったのだが、俺も穂乃果も溢れ出る欲求が抑えられなくなり、結局穂乃果にも処理を頼んでしまったわけだ。
その結果がコレ。お風呂に入ったのにも関わらず、入る前より疲れているってどういうことだよ……今やっとその時の興奮が収まったのだが、収まったら収まったで疲れがドッと押し寄せてくる。今回は未知の興奮であったため、余計に体力が奪われたのだろう。そしてついでに精力もな……
「あれ?穂乃果ちゃんとことりちゃん、今洗濯終わったの?」
「うん!!家の洗濯機と違うからちょっと手間取っちゃって」
「ゴメンね、お夕食一緒に作れなくて」
「むしろお礼を言いたいのは私だよ♪2人にみんなの分の洗濯を任せちゃったから」
穂乃果とことりは全員の洗濯物を引き受けるという口実の元、お風呂場への突撃計画を企てていたらしい。練習前にコソコソ話し合いをしていたのはこのことだったのか。ちなみに2人で突撃した理由は、まだお互いに1人だけだと緊張して決心がつかなかったかららしい。まだ多少はウブなところがあるみたいだ。
「穂乃果ちゃんもことりちゃんも、いつもよりお肌が綺麗に見えるよ♪どんなボディーソープ使ったの?」
「とっても特別なボディソープなんだよ♪今日はそれで顔を洗ったんだ」
「興味があるなら、今度花陽ちゃんも同じモノを使ってみる?ことりたちが貸してあげるよ♪」
「おいお前らそれは!!」
「ちょっとドロッとしていて癖のある匂いだけど、真っ白くてホカホカしてるから、花陽ちゃんならすぐ好きになれると思うよ!!」
「わぁ~ご飯みたいだね♪ありがとう!!」
いつの間にか花陽の参戦まだ決定してるぅうううううううううううう!!それにその表現方法は色々マズイ!!そして俺の意見は完全に無視されている。俺に従順になってくれた穂乃果とことりは何処へ……
「にゃーーーーーーーーーーーー!!!!」
「わっ!?凛ちゃん!?」
「凛!?どうしたんだ!?」
突然凛が、廊下で話し込んでいた俺たちの横を叫びながら全速力で駆け抜けていった。あの叫びはただ事じゃないぞ!!リビングで一体何があったんだ!?一瞬だけ見えた横顔が、少し涙で濡れていたこともあって心配になってきた。
そこで凛を追いかけようとした時、続いて絵里がリビングから顔を覗かせた。
「ゴメン……凛がああなったのは私のせいなの」
「絵里ちゃんの……?」
まさか絵里が凛をイジメたっていうのか?あの面倒見がよくてμ'sのお姉さん的存在の絵里が!?賢かった時代の絵里じゃないんだから、後輩をビビらせることなんてしないと思っていたのだが……
「凛が『魚はキライだから食べないにゃ!!』って駄々をこねたから、ちょっとイタズラで『そんなこと言う子には、この中で一番大きなお魚をプレゼント♪』って凛の前に魚を持っていったら――」
「涙を流して逃げ出したってわけね……」
「凛ちゃんお魚は本当に苦手だから……」
理由を聞けば至極どうでもいい内容だったが、凛からしてみれば首に刃物を突きつけられるぐらいの恐怖だったのだろう。でも人によって怖いものなんて違うから馬鹿にはできないよな。ちなみに俺の恐怖の対象にしているのはただ1人、神崎秋葉とかいう異星人だ。
「はぁ~……凛は俺が連れ戻すから、みんなは夕飯の手伝いに戻ってくれ」
「ゴメンなさい、本当は私が謝らないといけないのに……」
「もう少し落ち着いてから謝ればいい。大丈夫、ちゃんと連れて帰ってくるから」
「ありがとう、助かるわ」
そうして絵里たちは夕飯の支度へと戻っていった。
みんな仲良く同棲生活!!――となればいいのだが13人も1つ屋根の下で過ごしているんだ、そりゃあ多少の齟齬も起こるだろう。何も楽しいことばかりではないということだ。一緒に生活している以上、触れてはいけぬ琴線にも自然と近づいてしまうしな。
~※~
「おい凛、大丈夫か――――ってなにしてんだ?」
凛が飛び込んだのは脱衣所だった。その隅っこでシクシクと涙を流しながら丸くなっている…………と思っていたのだが、何やら様子がおかしい。さっき一瞬見えた顔から涙を流していたのは確実だ。だから何かで涙を拭いているところまではいい。問題はその"何か"なのだが……明らかにタオルやハンカチではない。あれって、もしかして俺の……?まさかね……
「あっ、零くん!!来てくれたんだ♪うれしいにゃ~~!!」
「え、えぇ!?どうした凛!?急に抱きついてきて……」
さっきまで泣いていたと思ったら、今度はニコッと笑顔になって俺の胸目掛けて抱きついてきた。その衝撃で俺は多少後ずさりするも、そのまま勢いで彼女を抱きしめ返す。もう女の子に抱きつかれたら反射的ににやり返すのが普通になってきている。それだけみんな(主に穂乃果、ことり、凛、にこ)からベタベタくっつかれているということだ。
「零くんお風呂上がりだからいい匂いだにゃ~~♪」
「そういうお前だって……」
そして俺はここで本来の目的、凛をなだめて連れて帰るというミッションを忘れてしまった。凛から漂ってくるシャンプーの匂い、それは女の子特有の甘い匂いで男心を刺激する。確か同棲中は俺と同じシャンプーを使っているはずなのに、どうしてこうも女の子からはいい匂いがするのだろうか?
「零くん零くん♪」
「相変わらず甘えん坊だな凛は」
凛は俺の名前を連呼しながらさらに強く抱きしめてきた。俺はそれに応えるように彼女の頭を優しく撫でる。お互いにまだ風呂上りで火照っているのか、抱きついただけで身体がどんどん熱くなっていく。
そして凛は頬を朱色に染め、俺の目をジッと見つめてきた。普段の子供っぽい彼女からは考えられないくらい、今の凛は大人っぽく見える。俺が凛をここまで『女』として見たのは初めてかもしれない。可愛さと同時に色っぽさまであるとか反則だろ……
「零くん……凛、暑くなってきちゃった……」
「そりゃあお風呂上がりだからな」
「む~……ムードが足りてないにゃ!!もちろんそれもあるけど、それよりも零くんと一緒にいるからなんだよ?」
「それは俺もそうだよ。こうして凛と抱き合って、いい匂いもして、色っぽい顔もされたら興奮しないわけないだろ」
「えへへ♪凛で興奮してくれると、やっぱり嬉しいな♪身体には自信ないから……」
「馬鹿野郎、俺は凛のどこにだって興奮しちゃうぞ」
「零くんの変態さん♪でも……ありがと」
μ'sのみんなに『μ'sの中で誰が一番女の子らしいか』と聞くと、決まって凛の名前を挙げる。普段は無邪気で活発で子供にしか見えない彼女だが、この素直な笑顔や恥ずかしがっている姿、ちょっと自信なさげでモジモジしている姿などを見れば納得がいく。
強く、もっと強く、俺たちはお互いを抱きしめ合う。別にこの状況に特別な理由などはない。ただ俺が凛を好きだから、凛が俺を好きだから、それだけの話。この身体が熱くなっているのは凛の"愛"ゆえだと勝手に誤解してしまうくらいに……
これだけ強く抱きしめ合えば、当然凛の胸が俺の身体に押し付けられる。残念ながら貧乳の部類に入ってしまう彼女の胸だが、ここまで押し付けらるとその形がダイレクトに伝わってきた。いくら見た目で小さかろうが、こうして直接感じることができればそれなりの大きさがあることが分かる。これだけあれば、男だったらいくらでも興奮させられるだろう。もちろん俺だってその1人だ。
「ねぇ零くん……凛のおっぱい、触ってみる?」
「え……?」
俺は一瞬、さっきの言葉が凛の口から出たとは思えなかった。凛と言えば積極性が長所の1つとして際立っているが、意外と心は繊細で、恋愛については奥手な部分が多い。抱きついてくるなどのスキンシップはよくあれど、彼女からこのような一歩踏み込んだ行為を求めてくるのは非常に珍しい。
「凛ね、この同棲生活中に零くんともっともっと仲良くなりたいと思ってたんだ。だから零くんに喜んでもらえるなら、ちょっとエッチなことだってできるもん。それにね、零くんにカラダを触られると身も心もポカポカするんだよ♪だから……凛のカラダ……触って?」
「凛……」
これは彼女にとって決死の覚悟だったのだろう。さっきまでは朱色に染まっていた頬が今度は顔全体に、しかも真っ赤に染まっているからだ。凛が『触って』などと誘惑してくることは今まででは絶対にあり得なかった。だけど今こうして実際に俺は誘惑されている!!あの凛に!!自ら自分のおっぱいを触ってと!!
「で、でもまだ恥ずかしいから、そのままパジャマの中に手を入れて……」
「あぁ、分かった……」
理性なんて言葉は、既に俺の世界からは消滅していた。俺はただ欲望に忠実となり、まず右手を凛のパジャマの中へと侵入させる。パジャマ姿 + 女の子のシャンプーの香り + 頬を赤面 + 凛特有の守ってやりたくなる可愛さ + いつもとは違う積極性……すべての要因が複雑に絡み合い、俺の欲望を突き動かす。
俺の右手は次第に凛の胸に伸びていき、そして遂に彼女のお山のてっぺんへ到着した。まず俺は凛のおっぱいを優しく掴み、そのまま左右に揺らしてみる。
「あっ、んん♡」
凛はこういうことに慣れていないのだろう、おっぱいを掴んだだけでもエッチな声を上げた。こうして掴んでみると、やはり小さい小さいと馬鹿にしていたのが嘘のようだ。手で鷲掴みにできるくらいの大きさはある。右手を左右に揺らしてやるたびに、凛のおっぱい、通称りんぱいもプルプルと揺れた。
「あっ♪んっ♡」
俺はさらに左手もパジャマの中に忍び込ませ、今度は両手でりんぱいを鷲掴みにする。そして次はりんぱいの両乳首をコリコリっと弄ってみた。
「ひゃあああん♡」
「どうだ凛、気持ちいいか?」
「うん、とっても気持ちいいにゃ~♡エッチってこんなにもいいものだったんだね♪」
これはまだエッチとは言わないぞ!?でもそんな凛が初心過ぎて可愛過ぎる!!もっとだ!!もっと胸を愛撫してやろう!!これがエッチだと思い込んでいる純情で乙女チックな凛を、俺の手で果てさせてやる!!
そして俺は右手で乳首を攻めながら、左手で胸全体を愛撫する。
「ひっ、ひゃああん♡あ、あぁあっ♡」
μ'sのみんなの喘ぎ声はいつ聞いても俺の欲望を刺激する。そんな声を聞かされたら変態でなくとも彼女たちに襲いかかってしまうだろう。特にこういうことには無頓着で恥ずかしがってしまう凛が、こうして俺に身を捧げてくれている。それだけでも満足だ!!
「凛!!そろそろイっちまえ!!」
そして俺はラストスパートをかけるため、凛の背中に回り込み、後ろからりんぱいを鷲掴みにし指で乳首を摘む。そして今まで幾度となくμ'sのみんなを果てさせてきたワシワシ術を発動させた!!
「にゃぁああああああああああああああ♡」
そこで凛はバタリと床に崩れるように座り込んでしまった。彼女の身体はまだヒクヒクと震えて快楽に浸っているようだ。俺も今日はりんぱいを揉んだ手を洗わないでおこうと決意した。
~※~
「えぇっ!?あれって全部演技だったのかよ!?」
「えへへ~♪名演技だったでしょ?」
少し時間が経って復活した凛に、俺は忘却の彼方へと飛ばされていた疑問をぶつけてみた。そう、凛が脱衣所に飛び込んだ理由だ。そして返ってきた答えは先ほどの通り。凛は海未ほどではないがポーカーフェイスなんかは苦手じゃなかったっけ?
「でも魚が嫌いっていうのは本当だよ。絵里ちゃんが都合よく魚を見せびらかしてきたから、『これは零くんと2人きりになる作戦に使える』って咄嗟に思いついたんだ♪」
「お前、意外と策士だったんだな……」
勉強に頭は回らないけど、イタズラなど面白そうだったり興味が引かれることならば全力で頭を回転させる。いかにも凛らしいけど、その機転をもっと別のところで活かせばいいのにとは思う。それは俺にも言えることだけどな。
「それでも、俺のパンツで涙を拭いていたってのはどうなんだ……?」
「初めは零くんの使ったタオルにしようと思ってたんだけど、洗濯カゴを漁っていたら丁度見つけちゃいまして……」
「お前はもう変態だ!!穂乃果とことりと同じ部類だよ!!」
「それは心外だにゃ!!その2人と一緒にされたくない!!」
パジャマ姿 + 女の子のシャンプーの香り + 頬を赤面 + 守ってやりたくなる可愛さ + いつもとは違う積極性……これを兼ね備えた奴が自ら『おっぱい触って』なんて言っているのは変態ではないのだろうか……?俺は穂乃果たちと同族に含めてしまっていいと思うのだが。
「はぁ~……とりあえず絵里には謝ろうな。アイツかなり気にしてたから」
「そうだね。絵里ちゃんには悪いことをしちゃったにゃ……」
まぁイタズラで凛の苦手な魚を押し付ける絵里も絵里だけど。アイツも結構おちゃめなところがあるからな……
「よしっ、そろそろ飯だ。行こうぜ!!」
「うんっ♪」
穂乃果に負けないぐらいの明るい笑顔を見て、俺はまた凛という女の子に心を奪われる。またいつか、今度はいっそのこと裸の付き合いを――――って期待し過ぎかな?いや、そんなことができるくらい、もっともっと凛と愛を深め合いたいな。
今回は凛ちゃんの誘惑回でした!!やっぱり恋愛やエッチなことに関してウブな子は、書いていても可愛くて悶え苦しみます(笑)
前回の穂乃果やことりとは違って、まだ初心というところも萌えポイントですね!
さてさて、R-17.9回ばかりやっていると1年生たちのことなんて忘れてしまいそうです。もちろん忘れてはいませんが、まだやりたい話がいくつかありますのでもうしばらくお待ちください。
Twitter始めてみた。
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