今回は侑視点で最終話後のお話。
そしてあのキャラたちが満を持して登場!
お兄さんに自分の想いを打ち明けた数日後。自室のベッドにて。
「あ゛ぁ゛ぁあああああああああああああああああああああああ!! どうしてあんなこと言っちゃったんだろぉおおおおおおおおおおおお!!」
私は未だに悶え苦しんでいた。
それもそのはず、あの時を思い返せば思い返すほど恥ずかしくなり全身が痒くなってしまうからだ。もはやあれは告白。別にお兄さんのことは好きじゃないけど、傍から見たら夕日が一望できる学校の屋上というシチュエーションは告白の現場にしか見えない。しかも歩夢たちにあの現場を見られており、最近はそれをネタにしてからかわれる始末。今の私はこれからの人生で感じる羞恥心をこの瞬間に全て浴びているようだった。
もちろんお兄さんに想いを伝えたことは後悔してないし、達成感もある。お兄さんとの関係が目に見えて何か変わったってことはないけど、あのまま黙っていても心のモヤモヤは消えなかったからこれで良かったのだろう。私があの人に惹かれているってのは間違ってないしね。
こうして考えると素直になるというのは恥ずかしい。お兄さんに一直線の愛を伝える歩夢たちのメンタルが羨ましいよ……。
「ちょっと気分転換に出かけよう。もうすぐ晩御飯の時間だし、こうなったらやけ食いだ……」
太るのは分かっている。でもさっきまで悶え苦しんでベッドをのたうち回っていたからカロリーは消費されてるだろう。つまりプラスマイナスゼロだ。
それにこうなったのもお兄さんのせい。あの告白以降は何かとお兄さんのことばかり考えてしまう。常日頃から異性のことを考えるのは恋の証拠らしいけど、もしかしてそうなのかなぁ……。いやないない、絶対にない。あぁ~もうこんな気持ちにさせられるなんて、ホントに迷惑だよお兄さん。ずっと隣にいるとは言ったけど、ずっと脳内にいていいとは言ってないんだけどなぁ……。
~※~
適当に着替えて外に繰り出した私。秋の夕方は日が落ちるのも早く、あと数十分もすれば上空に夜空が広がっているだろう。そんな中ぼっち飯をするために女子高生が1人で街を練り歩いているこの図 ――――うん、何とも寂しいねぇ……。
食事をするとは言っても何を食べるのかはまだ決めてない。秋も終盤で夕方になるとかなり寒くなってくるから、何か身体が温まるようなものを食べたい気分だ。1人でお鍋はちょっと店に入る勇気がないので、おでんを買いまくって自宅でパーティをするのもいいかもしれない。秋の涼しい夜に1人でおでん――――なんか中年のおじさんみたい……。
そうやって何を食べようか考えながら歩いていると、曲がり角で誰かとぶつかりそうになった。
「わっ!? ゴメンなさい!!」
「い、いえ、こちらこそ考え事をしていたので……」
夕飯に気を取られていたから曲がり角から出てくる人影に気付いていなかった。相手の人が急ブレーキで止まってくれたから良かったものの、お互いにあと一歩でも踏み出していたら間違いなく衝突していただろう。ぼぉ~っとしていたこちらに非があるので謝らないと―――――って思ったんだけど……。
「……?」
相手がこちらの顔を覗き込むように見つめてくるので少し臆してしまう。
相手は女性。若いけど私よりは年上っぽい。肩にかかるくらいに栗色の綺麗な髪をしており、サイドポニーが特徴的な人だ。それに何よりオーラがある。まだ顔を合わせて数秒なのにこの人に引き込まれるような、そんな感じ。綺麗と言えば綺麗だし、愛嬌があると言えばあり、私が男性であれば一瞬で惚れてしまいそうな風貌だ。それに加えてなんだか太陽って言うか、元気が貰えそうな快活な雰囲気。お兄さんがいたら絶対に自分のモノにしたいって言い出すような、それくらい魅力的な女性だった。
それにしても私の顔をじぃ~っと見つめてどうしたんだろう……? こちらの不注意でぶつかりそうになったことを怒っている……ようには見えないか。優しそうだもんこの人。
「あっ、思い出した! あなたもしかして――――高咲侑ちゃん?」
「えっ……??」
急に自分の名前を呼ばれて動揺してしまう。
自分の記憶を手繰り寄せてこの人と会ったことがあるかを思い出そうとするが、こんな魅力的な人を忘れるはずがないので流石に会ったことはない。だけど向こうは知っているみたいで、私いつの間に有名になったの……? 最近歩夢たちのマネージャーとしてライブの調整やらで各所に顔を出してはいるけど、もちろん世間一般に名が知られるほどの地位はなく、ただそこら辺にいる一般女子高生だ。だったらどうして私を……?
それに、会ったことはないんだけどこの人どこかで見たことがあるようなないような。う~ん、思い出せない……。
「えぇっと、私のことを知ってるんですか……?」
「うんっ! だって零く――――」
「全く、急に走り出したら危ないでしょう!!」
「わっ!? だ、だって久々にみんなで集まれるからテンション上がっちゃって……」
「そんなに急がなくても、集合までまだ時間はあるから大丈夫だよ」
「でも居ても立っても居られなくなっちゃって……」
「言い訳無用です」
「あはは、まぁまぁ。お互いにケガもなかったみたいだし……ね?」
栗色サイドポニーの人の後ろから2人の女性がやって来た。
1人は言葉遣いが丁寧な『大和撫子』って言葉が似合う綺麗な女性。艶やかな青色ロングの髪が夕方の夕日に負けず輝いており、言動から気品ある立ち振る舞いが整っている。雰囲気は厳粛で、思わずこちらの身も引き締まりそうだ。
もう1人は甘々な声色の、愛嬌たっぷりの女性。髪型は……何とも説明しづらい複雑な形となっており、強いて例を出すのであれば鳥のとさかのよう。雰囲気は非常にゆるっとしており、一緒にいるだけで時の流れが遅く感じるくらいだ。
それになんたってこの3人、本物のアイドルかってくらい女性の魅力がある。私だけ場違い感を抱いてしまうくらいには同じ領域にいることが恐れ多い。だから敢えて一歩引いたところで静観しようと思ったんだけど、栗色サイドポニーの人が再び私の方に迫ってきたためそれも叶わなかった。
「ねぇ2人共! ほらこの子だよこの子! 高咲侑ちゃん!」
「えっ、えぇっ!?」
栗色サイドポニーの人が私の後ろに回り込み、両肩を掴んで青色ロングの人ととさか髪の人に差し出すように私を見せつける。いきなり見世物にされてビックリしたのもそうだけど、私のことを知っている前提で話が進んでいることに追いつけずに混乱しているというのもあった。しかもポジション的にこの3人に囲まれる形となり、謎の羞恥心がふつふつと湧き上がってきた。そりゃこんな綺麗な人たちに注目されたらこうもなるって!
「侑ちゃんって、もしかしてあの侑ちゃん?」
「うんうん! まさかこんなところで出会えるなんてビックリだよね!」
「こらっ! いきなり理由も説明せず絡んだら彼女も驚くでしょう。すみません、ご迷惑をおかけして……」
「確かに、理由も説明せずに囲まれちゃったらビックリするよね」
「い、いえっ、大丈夫です……」
あとから来た2人も私のことを知ってるの!? 自分の認知していないところで自分の名前が出回っているのはちょっと怖い。精々スクールアイドル界隈に名が知られてるかどうかって話だけど――――って、ん? スクールアイドル? そういやこの人たち、スクールアイドル関連の動画で見たことがある気がする。しかもこうやって印象に残っているってことはかなり有名なスクールアイドルだよね?
なんにせよ、どうして私を知っているのか聞いてみよう。そうすればすべて明らかになるから。
「えぇっと、どうして私のことを知ってるんですか? どこかでお会いした……とかはないと思うんですけど」
「うん。会ったことはないけど零君から話は聞いてるんだ」
「零君って……えっ、お兄さんから!?」
「もしかして初対面だからこっちのことを知らないんじゃないかなぁ? 穂乃果ちゃんがぶつかった時から自己紹介してないでしょ?」
「あぁ、そういえば」
「穂乃果……? えっ、も、もしかしてμ'sの高坂穂乃果さん!?」
「うんっ、高坂穂乃果です!」
「え゛っ、え゛ぇ゛ぇ゛ええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?」
私の目の前にいるのがあの伝説のスクールアイドルμ'sのリーダー、高坂穂乃果さんだっただなんて……!? もう驚きすぎて言葉が出てこない。こんな有名人に街でバッタリ出くわすなんてドラマみたいなことあるんだね……。
目の前の女性が穂乃果さんだと知った瞬間、今までの疑問が全て解決した。私の名前が知られていたのも穂乃果さんたちがお兄さんの恋人だから。魅力的なオーラを感じられたのはもちろん伝説のスクールアイドルだから。私の記憶の片隅にあったのはμ'sさんのライブ映像を見たことがあるから。ようやく全てが繋がったよ。
「南ことりです♪ よろしくね!」
「園田海未です。いきなり驚かせてしまい申し訳ございません」
正体が判明して改めて感じるこの見惚れてしまうオーラ。同性の私であってもこれだけ魅力的に見えるから、異性からしたらよほど偏った女性の趣味をしていない限りこの人たちに憧れると思う。さっき場違い感があると思ったのもこの人たちが有名人だったからだろう。
もちろんμ'sさんのことは知ってはいたけど、いざ名乗られずに対面すると案外気付かないものなんだね。やはり映像で見るのと実物を見るのでは迫力が全然違っていて、実際の穂乃果さんたちは『綺麗』だ。あまりにも語彙力がなさ過ぎるけど、言語能力が欠如してしまうくらいに見惚れてしまうってことなんだよ。
あっ、そうだ動揺している場合じゃない。名が知られているとは言えども自己紹介はしないと。
「えぇっと、高咲侑です。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のマネージャーをやってます」
「うん、零君から話を聞いてるから知ってるよ! とても頑張り屋さんの可愛い後輩だって!」
「か、可愛いって、もうお兄さんめ……」
「零くん、あなたのことをたくさん話してくれるんだよ。つまりそれだけ好かれてるってことだよね!」
「えっ、お兄さんが私のことを好き!? でもこの前そんなことを言ってた気がする……」
「それにあなたも零のことが好きなんですよね?」
「は、はぁ!? な、ななななななななにをいきなり!?」
お兄さんが穂乃果さんたちに私の何を話しているのか気になってたけど、まさかそんなデマまで流しているなんて……!? 私がお兄さんのことを好き?? いやいやいやいやいやそんなはずはない。私はお兄さんのパートナーであって恋人ポジションではないということはお兄さんと意思疎通できているはず。それを先日学園の屋上で告白したばかりだ。お兄さんもしかして、あの時の私の告白を恋人になってくださいの告白と勘違いしてる?? だとしたらとんだ自惚れ野郎……ではないよね流石に。自分の相棒みたいと言ったのはお兄さんの方だし。
「あれ? 違ったのですか?」
「違いますよ!! 私はただこれからも隣にいるって言っただけで、恋愛感情なんてこれっぽっちもないですから!!」
「凄い否定だね……。でも零くんが侑ちゃんのことを気に入っている理由が分かったよ。自分に惚れない女の子が珍し過ぎて気になってるんだね」
「私たちの知らないところで自然と女性を惚れさせて、無自覚に恋人候補を増やすくらいですからね……」
「そうなんですよ。学校の全員がお兄さんに惚れちゃっていて、自分だけ場違い感が半端ないです……」
「なるほど、あなたも相当苦労していますね……。零に苦労をかけられていることが伝わってきます」
「えぇ、本当ですよ!!」
「えっ、急に元気になりましたね……」
「す、すみません……。でもこの気持ちを共有できる方に出会えたのが嬉しくて!」
歩夢たちの思考回路は完全にお兄さん色に染まってるから、あの学園内でまともな人っていないんだよね。そもそも虹ヶ咲学園自体が私を除いてお兄さんを好きになる子ばかり集まってる場所だし……。そんな偏った環境で毎日を過ごしてきたからか、こうしてお兄さんのモテモテ体質について語れる人がいて嬉しくなってしまった。あの体質に苦労している者同士いいお酒が飲めそうだよ。未成年だけど……。
「そういえば皆さんは揃ってどこへ行かれるんですか? さっきみんなで集まるって言ってたような……」
「そうそう! 今日は久しぶりにμ'sのみんなで集まって夜ご飯に行くんだ! 絵里ちゃんたちはもう社会人だし、穂乃果たちも大学4年生で忙しいから最近あまり会えてなかったんだよ」
「μ's全員が集合!? 想像するだけで絵面が凄い……」
「それに何より零くんと一緒にいられる時間ができたってだけでも、ことり嬉しいよ♪ 最近は虹ヶ咲の子たちのコーチや零くん自身も来年に向けて色々勉強してるみたいだから、こうしてまとまった時間を取って会えるのは久しぶりなんだよね」
「そういえばμ'sの皆さんともお付き合いされているんですよね、お兄さんって」
「あぁ、もうそこまで知ってしまっているのですね……」
「お兄さんからあることないこと全て聞かされてますから。こんな綺麗な人たちを恋人にしているなんて、全くあの罪作りだなぁあの人……」
恋人がたくさんいるって言うのは聞かされていたけど、実際にその人たちに会ったことがなかったからイマイチ実感が湧かなかった。でもいざこうして出会ってみるとお兄さんの男としての強さをひしひしと感じる。穂乃果さんたちみたいな魅力的で綺麗な人を自分だけのモノにしており、他のメンバーの人も会ったことはないけどこの人たちと同じくオーラのある人ばかりなのだろう。これだけ魅力がある人たちと数年も付き合っていたら、そりゃ女性の攻略方法なんて熟知してるよね。そりゃ学園1つや2つを支配する力もあるわけだよ。
「誰が罪作りだって?」
「そりゃお兄さんの垂らしっぷりですよ――――って、お、お兄さん!?」
よくある誘導尋問に引っかかってしまったが、それ以上に驚いたのは背後にお兄さんがいたことだ。穂乃果さんたちとは違ってもう聞き慣れた声だから油断してしまった。
「よぉ。ってかどうしてお前が穂乃果たちと一緒にいる?」
「たまたま偶然です。私のことを知っていた穂乃果さんに声をかけていただきまして……」
「なるほど。不思議な巡り合わせもあったもんだ」
「ていうかお兄さんも一緒だったんですね」
「さっきまでコイツらと一緒にいたよ。走るの面倒だったから優雅に歩いてきたけど、まさかお前と穂乃果たちが出会ってたとはな」
μ'sさんに会うだけであればお兄さんに言えば会わせてはくれるだろうけど、こうして巡り合ったのも何かの運命だったりするのかな。これを機会に伝説と呼ばれたスクールアイドルから話を色々聞いて、自分のマネジメント力を高めるのもいいかもしれない。全国のスクールアイドルたちの憧れの的であり、誰もが一度でいいからお目にかかりたいμ'sさんに会えた絶好のチャンスだからね。
ただ、それ以上に私には確認したいことがある。
「お兄さん。穂乃果さんたちに私がお兄さんのことが好きだって嘘を吹き込みましたよね?」
「はぁ? 別に嘘ではないだろ。好きでもねぇ奴の隣にいたいとは普通言わないはずだ」
「それはそうですけど、誤解される形で誰かに話していることを咎めてるんです!」
「細かい奴だな。俺はお前が好き、お前も俺が好き。それでいいじゃねぇか」
「イヤですぅううううう!! 恋愛感情はないって言いましたよね??」
「いつもながらにツンツンしてんな。あーあ、あの屋上の時のお前は素直で可愛かったんだけどな」
「今も本心ですけどね!?」
このまま誤解が蔓延して『私がお兄さんに恋心を抱いているから告白した』なんてことになったらもう恥ずかし過ぎて外を歩けなくなる。そうなる前に止めたかったんだけど当の本人は何も気にしてないどころか、私と相思相愛の関係だと誤解されてもいいらしい。別にそれで私が不利益を被ることはないけど、お兄さんに恋愛感情があると思われることが恥ずかしいと言うか……。
とにかくイヤのものはイヤ!! 理由はそれで充分!!
あぁ、この無理矢理自分を押し通す考え方ってお兄さんに似てきたな……。
「あははっ、零君と侑ちゃんとってもいいコンビだね!」
「えっ、どうしてそうなるんですか!?」
「だって2人共息ピッタリだったよ? 嫉妬しちゃうくらいにね」
「えぇ、零がパートナーとして見込んだだけのことはあります」
「良かったな、コイツらにも認められたぞ」
「これ喜んでいいんですかね……」
お兄さんの側にいると宣言したのは私だけど、その関係について深堀されると何て答えていいのか分からなくなる。変に相思相愛とは思われたくないし、かと言って嫌いかと聞かれたらそうではない。恋愛感情のないお兄さんの理解者……ってところかな? ちょっとカッコつけてる気もするけど。
「そうだ! せっかくこうして会えたんだし、侑ちゃんも一緒に晩御飯どう?」
「穂乃果!? そんな急に迷惑でしょう!」
「だって侑ちゃんからもっとお話を聞きたいし、それにみんなも会いたがってたからどうかなって思って」
「ことりも侑ちゃんが良ければ虹ヶ咲にいる時の零くんのお話、たくさん聞きたいな♪」
「そ、そんなμ'sさんに混じるとか恐れ多いと言いますか、皆さん水入らずの場所に私なんかが入って悪いと言いますか……」
「心配すんな。コイツらに近寄りがたい雰囲気なんて一切ねぇから。もちろん俺もな」
「お兄さんは最初から別ですよ。当たり前じゃないですか自惚れないでください」
「相変わらず俺だけには厳しいなお前……」
こうして憎まれ口を叩ける関係だと本当に楽だよ。世界がみんなお兄さんだったら私も気兼ねすることがなくていいのに……って、それはそれで逆に相手が面倒かも。
それはそれとして、夕飯をご一緒して本当にいいのかな? 他のμ'sの人たちに会えるのは嬉しいけど、久しぶりに集まるって言ってたから部外者の私がいていいのかって思っちゃうんだよね。
「いい機会だ。みんなにお前のことを紹介しようと思ってたんだよ」
「私をですか?」
「あぁ。人生を共に歩む大事なパートナーってな」
「だから勘違いされますってそれ!! 絶対に言わないでくださいよ!?」
「よ~しっ、だったら集合場所にレッツゴーだね!」
「えっ、ちょっ、ちょっと穂乃果さん!?」
穂乃果さんに手首を掴まれて連行される私。まだ了承してないどころか皆さん水入らずなのにいいのかと聞こうとしていたのに、もう私が行くことは確定事項になってしまったらしい。お兄さんやことりさんは歓迎ムードだし、唯一こちらサイドだった海未さんも流れ的に逆らえないと思ってもう諦めているっぽい。ここは腹を括るしかないようだ。
突然巡り合った伝説のスクールアイドル、μ's。そして唐突にμ'sさんたちの飲み会にお邪魔することになった私。憧れのスクールアイドルに会えたことは嬉しいけど、初対面でいきなりテーブルを囲むなんて……一体どうなっちゃうの!?!?
To Be Continued……
μ'sのキャラの登場は1年以上ぶりで超久々の出演となりました! あまりに久しぶりだから『あれ、今までこのキャラどう書いていたっけ』と戸惑ってしまったことは内緒です(笑)
でも穂乃果たちは私の小説の原点ですから、こうして登場するとどこかしら安心感がありますね。侑と同じく彼女たちからは大物オーラを感じたりもしたので、『いつの間にここまで成長したんだ』と子を見る親の気持ちになったりもしました(笑)
次回の後編ではμ's12人全員が登場する予定です。もちろん全員久々に描くので、キャラを思い出すところから始めないと……