冬の寒さが完全に抜けきった3月の下旬、結ヶ丘女子高等学校は終業式を迎えていた。生徒にとっても教師にとっても1年の締めくくりとなるイベントで、明日からの春休みにテンションが上がる日でもある。しかも夏休みや冬休みのクソ熱い、クソ寒い時期とは違って今は丁度よい春の暖かさがある。そりゃ舞い上がってしまうのも仕方がないだろう。ただ生徒からしたら来年度から学年も変わり、それ故に生活環境も変わるため、ここ1年で慣れた環境からおさらばするのは少し寂しくはあると思う。まあこの学校は幸か不幸か生徒数が少ない部類であるため、そこまで急激な環境変化がないのは安心要素かもしれない。
そうして1年間の思い出に浸りつつ、また来年度への期待を膨らませつつ終業式が進行される。壇上では理事長やら生徒会長の恋やらのありがたくも堅苦しいお言葉が述べられ、教師である自分ももちろんこの締めくくりの場に出席して―――――
「いい天気だ。これだけ心地良い気温は久々過ぎる。ふわぁ~……ねみぃなぁ……」
――――なかった。
俺は学校内でも特に日当たりがいい芝生の上で寝ころび、優雅に日向ぼっこを楽しんでいる。いやさ、どうしてこの俺があんな堅苦しい場所にいなければならない。どうせ大した内容を喋ってねぇんだから聞く必要はないし、もし聞いたとしても耳から反対の耳を通り抜けて10分後には何を言ったのか忘れてる。極めつけに明日になったらそんなありがたい言葉を聞いたという事実すら覚えてないだろう。だったら集会に参加すること自体が意味のないことだ。
そしてどうせここで寝転がっていても咎める奴は誰もいない。教師としてここに配属されて間もなくは新人教師が故にある程度は従順になっていたが、今は俺という人間(流石にたくさんの女の子と付き合っているのをバラしたのはかのんたちだけだが)が教師陣や生徒たちに知れ渡った影響からか、俺もいつもの自分を出すことに気兼ねがなくなった。もちろんただ怠惰でいるわけではなく、生徒たちの成績をしっかり上げた実績が付いているからこそ許されているんだ。理事長も最近俺の反抗的な行動には笑みを浮かべながら呆れ顔をするだけとなっていた。馬鹿にされているのかガチで呆れてるのかは不明だけど……。
そうして心地良い雰囲気の中ウトウトしていると、体育館の方から賑やかな声が聞こえてきた。女の子たちがぞろぞろと出てくるところを見るに、どうやら終業式が終わったらしい。
ていうかこうして見ると、この学校の生徒って美女美少女ばかりだな。入試の成績とか関係なく顔採用されてるんじゃないかってくらいだ。それは虹ヶ咲がまさにそうで、過去に俺がいた音ノ木坂や浦の星だって――――って、そう考えると俺の関わって来た女子高って全部その傾向のような気がする。これは偶然なのか、俺が可愛い女の子を呼び寄せる体質なのか、はたまた誰かによる計らいか……。
そんなことを考えていると、寝転がっている俺の顔に影がかかった。
「先生、こんなところでおサボりデスか……?」
「可可……。それにお前らも……」
可可が俺の顔をのぞき込んで来た。そしてその周りにはかのん、千砂都、すみれ、恋の4人もいてLiella大集合だ。
さっき美女美少女の話をしていたせいか、改めてコイツらを見てみるとその見事な容姿の良さを実感する。この学校でもトップクラスであり、その5人が集結してスクールアイドルをやってるなんてもはや奇跡だろう。まあそんなことを言ったら俺と関係のあるスクールアイドルは全てそうなのだが……うん、やっぱり仕組まれてねぇかこれ??
コイツらが戻って来たってことはホームルームも近いはず。心地よい春風の中で眠っていたい気持ちを跳ね除け、渋々上半身を起こした。
「教師たるもの生徒の見本にならなければなりません。それなのにも関わらず集会を抜け出して昼寝だなんて……」
「相変わらず堅いな恋。それに教師としての役目ならいつも十分に全うしてるだろ。全生徒にアンケートを取ったら満場一致で満足って回答するに決まってる。俺を誰だと思ってんだ」
「アンタ、本性を明かしてから何事も容赦がなくなったわよね……。私たちへの態度だけじゃなくて、他の生徒への対応もこんな感じだし」
「でも先生の評判とってもいいみたいだよ。友達から聞いたんだけど、『最近はよりいっそう男らしくなって好き』とか『強引なところが心をグッと掴まれる』とか『メスとして強いオスに虜になっちゃう』とか」
「最後の奴はまともな性癖じゃねぇだろ絶対……」
どこの高校に行っても女の子たちから好意的な目で見られるせいで、スクールアイドルキラーの異名と持つ俺だがもっと対象範囲を拡大して女子高校生キラーになっているかもしれない。成人男性に対してその異名は確実に犯罪者だけど、丸っきりウソではないのがなんとも歯がゆいな……。
そんな中、1人黙っていたかのんが俺の隣に腰を下ろした。てっきりみんなでサボり魔を咎めに来たのかと思ったが違うのか……?
「どうした急に?」
「ホームルームまでまだ時間があるので、それまで先生の隣にいようかな~って。ダメ……ですか?」
「勝手にしろ。つうかお前、よく俺の隣にいるよな」
「えっ? そ、そうですか……?」
「かのんまさか……抜け駆けデスか!?!?」
「かのんちゃん、信じてたのに……」
「奥手のように見えて実は肉食系だったのね。騙されたわ……」
「純粋を装って意中の相手に近づくとは、中々に策士ですね……」
「ちょっ、ちょちょちょちょちょちょちょっと待ってみんな!! 誤解だから!!」
そりゃ女の子が男の隣を陣取るなんて好意を寄せているか、それとも他の女に取られたくないって思うヤンデレくらいだろ。相変わらず言動も反応も分かりやすいっつうか、そんなに顔を赤くして慌てたら逆にそうですって言ってるようなものだ。
「私はただ先生の隣にいると居心地がよくて、そこが私にとっての居場所なんだって思ってるからで……」
「かのんちゃんまさかの正妻宣言!? 意外と独占欲高い!!」
「ちぃちゃん何言ってるの違うから!! そういう意味じゃなくって!!」
「だったら可可もここが居場所デス!!」
「うおっ!? おいいきなり抱き着いてくんな!!」
かのんの独占力アピールにも驚いたが、突拍子もなく可可が抱き着いてきたことには余計ビックリした。今まで恥ずかしがりながら身体を寄り添わせてきたことはあるものの、ここまで大胆に抱き着いてきたのはこれが初めてだ。しかも今は羞恥心を爆発させている様子はなく、その目は覚悟に満ち溢れていた。もしかしたらコイツも前のかのんみたいに既に俺との接し方について決心をしているらしい。
「アンタももうなりふり構わなくなってきたわね……」
「じゃあすみれはそこで指を咥えて見ているといいデスよ。その間に可可は先生とイチャつきコラつきしてマスから」
「なんだよそのイチャコラの言い方初めて聞いたぞ……」
「ったく、そこまで言うのなら仕方ないわね。私も傍にいてあげるわよ」
「えっ? お前も?」
「なによ? イヤなの?」
「いやそうじゃなくてさ……」
コイツら偽物じゃねぇよな……? 可可もすみれも前のかのんと同じく心の整理をしてきたとは思うのだが、覚悟1つだけで人はここまで変わるのか。可可は俺に真正面から抱き着き、すみれはかのんと反対側の俺の隣を陣取って身体を寄り添わせて来る。これまで俺と身体接触をしようものなら確実に羞恥心に敗北していたコイツら。ダンスの指導で手を握って一緒に練習しようとした際も、恥ずかしがってまともな練習にならなかった記憶がある。そんな奴らがここまでの積極性を見せるとは、どうやら恋する乙女の覚悟ってのは俺の想像以上の度胸を生み出すらしい。
「恋ちゃん! このままだと私たち置いてかれちゃうよ!」
「千砂都さん? で、でも一体どうしたら……?」
「かのんちゃんが右、すみれちゃんが左、可可ちゃんが前ってことは……上?」
「なんでだよ潰す気か……」
「恋ちゃんにはオイシイ場所を譲るとして、だったら私は――――うんっ、可可ちゃん、ちょぉ~っと我慢してね♪」
「へ?」
「えいっ!!」
「「う゛ぶぇ゛!?」」
俺と可可は鈍い声を上げる。そりゃ勢いよく抱き着かれたら誰でもそうなる。可可は俺と千砂都でサンドイッチされてる状態だし、俺は2人分のハグを受け止めている状態だ。この2人はこの中でも小柄だからまだ支え切れてはいるものの、いくら女の子とは言えども2人の合計体重を受け止め続ける筋力は持ち合わせてねぇぞ。ただ千砂都もこちら側の苦しみを理解したのか、可可をやんわりと少し横に押しのけて俺に抱き着いた。つまり俺の右半身と左半身がそれぞれ別の子に抱き着かれていることになる。なんつう密度の高い構図だよこれ……。
俺に密着しているのは4人、残り1人。恋はそんな俺たちを見て頬を染めながらそわそわしていた。自分も行った方がいいのか、それとも止めるべきか。自分の女としての心を優先させるか、それとも生徒会長としての誇りを優先させるのか、その選択肢に葛藤しているのかもしれない。まあ俺のいる場所は別に閉鎖空間でもないので、周りから見ようと思えば見えるからな。こんなところで男女が、しかも教師と複数の生徒が密着していたらそりゃもう風紀が乱れているとかのレベルを超えている。
「だからオイシイ場所を残してあげたって言ったじゃん。ほら、先生の後ろ。背中だよ背中」
「せ、背中!? つまりそれは先生に後ろから抱き着けと……??」
「なにを今更恥ずかしがってるのよ。アンタだって覚悟を決めたんでしょ?」
「先生と~~っても暖かいので、レンレンも早くこっちに来てくダサイ!」
「恋ちゃん、ここが最大の踏ん張りどころだよ。頑張って!」
「うぅ~~~~~~~~っ!! し、失礼しますっ!!」
「うぉっと!」
抱き着かれるって分かってたのに、想像以上のパワーで密着して来るから思わず前のめりになっちまった。恥ずかしいならやめておけばいいのに、恋も他のみんなと同様に覚悟を持って俺と相対しているらしい。ただこういうことに慣れてないせいで力加減を間違っているのか、やたらと強く密着してることには気づいてるのだろうか。それを指摘したら間違いなく羞恥心を刺激するからやめておくけど。
そしてこれで5人全員から抱き着かれてしまった。このおしくらまんじゅう状態には慣れているのだが、学校内という人の目に触れる場所でこういうことをやるのは久しぶりかもしれない。そもそもかのんたちに取り囲まれているせいで、周りから俺を視認することができるのかなこれ……。
ていうかこうしてお団子状態にされている時に毎回思うことがある。女の子の匂いって甘すぎないか? どうしてこんなにいい匂いがするのか、本当に自分と同じ人間かと疑ってしまう。そして密着されているが故に体温を感じられて暖かく、もう女の子を布団にして快適な睡眠ができるくらいには心地良い。相変わらず贅沢なポジションだよ俺の立場ってのは。
ただ、コイツらがこの状況に至るまでの心境の変化は気になるところ。女の子に抱き着かれるのは日常茶飯事なので驚かないが、コイツらってのがポイントだ。かのんとは以前の勉強会で何となくその気持ちを察せたものの、結局のところ真意の方は分からずじまいだったからな。
「先生に逃げられなくて安心しました……」
「そもそもこの状態で動けねぇよ。つうかお前らこそよく逃げずに俺の前に現れたな。自分で言うのもアレだけど、俺って男はまともじゃねぇぞ」
気になっていたことをストレートに聞いてみる。するとかのんが今までよりも一層こちらに擦り寄ってきた。
「じゃあ私たちもまともではないってことですね。先生がどんな人であれ、私たちは先生と一緒にいたいって思っちゃってますから」
かのんは苦笑する。『私たち』ってことは、一度みんなで集まって気持ちを共有したのか。そうでなければ純粋無垢なコイツらが男にここまで迫ることはできないだろう。
それには千砂都も可可も、すみれも恋も頷き、かのんの言葉に続く。
「結局のところ、そんなに難しい話じゃなかったってことです。先生の隣にいたいから隣にいる。先生がどんな人であろうとも、私たちを見守って、手を差し伸べてくれた男性は先生だけなんですから」
「可可たちはみんな先生の優しさに惹かれてここにいマス。先生がどんな一面を持っていたとしても、可可たちはその先生を好きになったのデス」
「そういうこと。だからアンタが何者かとか、本性が危ない人だと分かっていても、私たちにとってはアンタが全てなのよ。だから隣にいたいと思った。たったそれだけの、単純な理由よ」
「気持ちの整理を付けるためにあれこれと考え込んでしまいましたが、自分の心と向き合ったときに気付きました。お側にいたい。ただそれだけですが、それが私たちの一番の気持ちなんだと」
この世で最も単純な理由。
なるほど、悩みに悩んで一世一代の覚悟を決めたとばかり思っていたが、どうやら話は至極単純なものだったらしい。好きな人の隣にいたい、ただそれだけ。そこに壮絶なエピソードがあるわけでもない簡素なものだが、それの何が悪い。いいじゃないか、本人たちがそれでいいならそれで。そもそも恋愛の根底なんてもっと相手と一緒にいたいってことだろ。だったらそこに深い理由なんて必要ない。一緒にいたいからいる、隣にいたいからいる、それだけで十分だ。その相手が他の女の子と付き合っていようとも、尊大で性格に難ありだったとしても、自分たちが好きになったのはそういう男。好きなのであれば悩み込む必要はなく、居心地のいい隣にいればいいじゃないか。ということだろう、
そういや教師生活という環境の変化で忘れてたけど、他の奴らともそんな感じだったな。そんな簡単なことを忘れてしまうくらい、この1年はコイツらとの思い出がたくさん詰まっているのだろう。
そうやって決着の内容に納得していると、かのんが不安そうにこちらを見つめていることに気が付く。
「どうした?」
「先生笑ってますけど、私たち変なこと言いましたか……?」
「いいや。むしろ感心したよ。真の意味で俺の隣に、そして自分たちの力で辿り着いたんだからな。よく折り合いをつけてここまで来たもんだ」
「折り合いとか、そもそもつける必要はなかったんだと思います。先生にどんな一面があれ、私たちはそういうところをひっくるめた先生自身に惹かれました。つまり最初から何も迷う必要がなかったってことです。むしろ自分の気持ちに素直になる方が大変だったかもしれません」
「気持ちの整理をするよりも、こうして男と触れ合うことの方が勇気必要そうだもんなお前ら」
「「「「「うっ……!!」」」」」
「ここに来て全員で恥ずかしがるなよ……」
全員で一斉に顔面を沸騰させた。抱き着かれているせいで体温の上昇がこちらにまで伝わり、コイツらがいかに取り乱しているかも分かる。
こうして密着しているのも『赤信号、みんなで渡れば怖くない』理論で、他のみんながやっているから自分もやる覚悟ができているのだろう。まあ赤信号とは言ったけど俺にそんな危険はないわけだが……。いや、虹ヶ咲の子たちは食ってかかってるけど……。いやとにかくだ、所構わずどこでも抱き着けるようになるくらい羞恥心が克服できた、とまでは行かなかったらしい。そりゃ恥ずかしさだけはそう簡単に折り合いを付けられねぇよな。
「それでそのぉ……先生はそんな可可たちを受け入れてくれマスか? 隣にいてもいいのか、先生のお返事がきになりマス……」
期待と不安が入り混じった瞳を見せる可可たち。その気持ちは分からなくもないが、それこそこの世で一番無駄な心配だ。
「受け入れるも何も、俺はいつでもオープンだ。可愛い女の子であれば来るもの拒まず。つまり、お前たちが俺の隣に並び立った時点で進んだんだよ。俺たちの関係はな」
かのんたちはその言葉を聞いた瞬間に安堵の表情、そして嬉しさに満ちた笑みを浮かべた。自分の気持ちに素直になっても俺が認めてくれるかどうかは別問題だと思ったのだろう。そういう繊細な心配をしてしまうところが可愛いところだな。
「お前らはこの1年で俺のお眼鏡にかなうくらいに成長してくれた。スクールアイドルとしての実力はもちろんだけど、俺を惹きつけるほどの魅力がな。だからもっと自分を誇れ、自信を持て。オープンとは言ったけど、俺の隣にいるってのはそれだけすげぇことなんだよ。誰しもが簡単に到達できる場所じゃない」
「なんかナチュラルに自分を持ち上げてるわね……」
「でも先生のそういう自信満々なところが頼りになるんだよね~♪」
「そうですね。生徒会も部活も、先生が顧問で良かったと私も思います」
「いや生徒会は顧問ではないが……。お前がそれでいいってのなら別にいいけどさ」
女の子が強い男に惚れるのは当然、というのは動物として刻まれた本能なのかもしれない。加えてコイツらは純粋っ娘だから優しい男にコロッと騙されそうだし、一度恋をするとその男に夢中になってしまうのは必然か。もちろん俺はコイツらを騙しているつもりはなく、むしろ1人の女の子として他のスクールアイドルの奴らと同等の存在として接している。そういった意味では俺も惚れ込みやすい性格かもしれないな。
「今はまだ距離が縮まっただけだけど、高校生活はまだ長い。その先でもっとお前らの魅力を俺に見せて欲しい。もしその時になったら、きっと俺は……。ま、精々『女』をもっと磨くことだな」
「はいっ! 可可、もっともっと先生に輝きを見せられるように頑張りマス!」
「私もダンスとスクールアイドル、そのどちらでも先生を惹きつけられるような魅力のある女性になってみせます!」
「仕方ないわね。だったら私がショウビジネスの世界で一番になる姿を見せつけてあげるわよ」
「私も、この学校の発展のため、私自身のため、そして先生に向けて、誠心誠意努めてまいります」
俺からもっと魅力的になれと言われてもプレッシャーと思わず、むしろそれを糧にして前向きになりやがった。自分が『女』として見られることにすら慣れていなかったのに、こういうところもこの1年で大きく成長したな。
そして最後に、立ち上がったかのんが俺と向き合う。
「私、もっともっと先生と一緒にいたいです。これからもスクールアイドルとして、先生の教え子として、そして1人の女性として、私、いや私たちをよろしくお願いします!」
覚悟に満ちた瞳から、心を打たれるような優しい笑顔。俺が女の子の表情で一番大好きな顔だ。
そんな表情をされたら、もうこう言うしかない。
「あぁ、任せとけ」
春風が吹き抜ける。この1年の間に俺たちの関係は一歩一歩先へ進んでいたが、今回は間違いなくこれまでよりも大きな進展となっただろう。これからコイツらが女の子としてどのような魅力を、どのような笑顔を俺に見せてくれるのか楽しみだ。
そして、来月から4月で新年度。この学校にも新入生がやってくる。もしかしたらその中でも俺たちに新たなる出会いがあるかもしれない。更にそこから、かのんたちみたいに俺の興味を引く女の子が出てくるかもな。
かのんたちとの新しい日々、そしてまだ見ぬ新入生たちとの邂逅。そんな未来に期待を抱きつつ、いったんはこの女の子たちに囲まれる至福の日常をたっぷりと堪能させてもらうとしよう。
ということで、今回でLiella編が最終回となりました!
ラブライブもLiellaで4グループ目のスクールアイドルとなり、最初はマンネリ化するだろうとは思っていましたが、アニメを見て他のスクールアイドルとはまた違ったキャラ付けになっていることに驚きつつも女の子たちに惹かれていき、今回も無事に小説を完走することができました。キャラに魅力がなかったらここまで小説を続けられませんから(笑)
特に今回はメインキャラの人数が他のグループとは違って半分になったことで、1人1人をしっかり描写することができた他、1人あたりの登場回数も多くできたかと思います。虹ヶ咲の頃は次の登場が1ヶ月以上空きになっていた子もたくさんいましたから……
また、Liella編のコンセプトは純愛寄りにしようと思ったのですが、これに関しては皆さんどうでしたでしょうか? いつもみたいにエロコメディの要素が少なくてガッカリした方も多いとは思いますが、私的にはいつもと違う雰囲気のお話を描けて概ね満足しています。それでもエロコメディ系の話はもっと書きたかったですが……(笑)
これにてLiella編は閉幕となりますが、アニメ2期はまだまだ続いてくので、一緒に彼女たちの応援を続けていきましょう!
以下、この小説のこれからについてです。
その前に、実はこの話の投稿で500話目となり大きな節目となりました。いつもなら特別編を投稿するのですが、想定している話のネタが今やるよりももっと先でやった方が自然になるので、500話記念はまた後日投稿予定です。
そのため、次のお話からは早速新章に突入します。どんな話になるのかは……投稿されてからのお楽しみということで!
最後になりましたが、Liella編を最後までご覧いただきありがとうございました!
もしよろしければ、Liella編をご感想をいただけると非常に嬉しいです!