転入生活19日目の放課後。
金曜日の放課後なこともあってか生徒たちの活気は凄まじい。明日が休みってだけで無敵になった気分になるのは学生も社会人も変わらないな。俺だってそうだったから。
今週も激動の1週間で、さやかのスクールアイドル病の治療から始まり、ナイトプール事件、綴理と瑠璃乃のスクールアイドル病の治療、バーサーカー妹の襲来事件、慈のスクールアイドル病の治療と盛沢山だった。
ただ俺がこの学校に来た目的を果たしつつあるのは大きく、一気に4人ものスクールアイドル病を治すことができたのは大きい。最初は短期間でアイツらと親密になり、治療のためとはいえ肌を晒すように仕向けて彼女たちの身体のどこかにある傷に触れるなんてできるのかと怪しんでいた。だけど想像以上に上手くいったのでやはりアイツらとの距離の詰め方は間違っていなかったのだろう。幽霊騒動で吊り橋効果が発動したのも大きいから、運がいいと言えばそうなるけどな。
そんなわけであとは花帆と梢の2人。梢は先日のバーサーカー事件のちょっとした事故で傷があることを確認できたので、あとは2人きりになるために接触を図るだけだ。花帆はまだ傷すら確認できてないので、存在するのであれば早めに見つける必要がある。なければスクールアイドル病になっていないことの証明になるのでそれでいいのだが、なんにせよ事実確認のためにも早く動かないとな。
策を練りつついつも通り部室に行くため教室を出ようとしたとき、後ろから声をかけられた。
「零、ちょっといいかな?」
「零君に聞きたいことがありましてえ」
「ん?」
話しかけてきたのは花帆たちの友人でもあり俺のクラスメイトでもある
花帆たちの友人という縁があってか俺ともそれなりに交流がある。なんなら花帆たちと同じくらいに俺を一番に受け入れてくれた奴らだ。3人で合唱部に入っており、俺が転入して早々ちょっとした事件があって一緒に解決した仲でもある。そのせいで何かと頼られるようになったし、俺の功績を広めやがったせいで全校生徒から引っ張りだこにされて忙しくなった経緯がある。俺の多忙の原因はコイツらと言ってもいい。
濃い茶色の髪で前髪を上げているのが
焦げ茶色の髪を三つ編みおさげにしているのが
そしてさっきも言った通りもう1人いるのだが、どうやら今は一緒ではないようだ。
「どうかしたか?」
「いやね、最近
「
「やっぱりそうですかあ~」
「ん?」
話題に出していたもう1人ってのが
それはともかく、コイツらの質問の意図が読めない。逆にコイツらは俺の一言で納得しているみたいだが一体何が起ころうとしてるんだ……? 何かが起こると危険予知するあたり俺の巻き込まれ体質も極まってきたみたいだ。今に始まった話ではないけどさ。
「となるとだ、この件はウチらじゃ手に負えなくなっちゃったから後は頼んだよ、零」
「はぁ? 何がだよ。また何か押し付けようってのか?」
「押し付けると言われればそうなってしまいますねえ」
「否定もしねぇのかよ。怖いんだけど……」
コイツらは嵐の前触れを察知してるけど、自分たちに止める力はないから俺に任せようって魂胆か。他力本願にも程がある。しかもその予兆すら教えてくれないのが更に恐怖を煽る。俺のことを何でも屋と勘違いしてんじゃねぇだろうな……?
その時、校内放送を知らせる音が教室や廊下のスピーカーから聞こえてきた。
『1年生の神崎零くん。1年生の神崎零くん。至急生徒会室まで。繰り返す。1年生の神崎零くん、1年生の神崎零くん。至急生徒会室まで』
大賀美の声で名指しで呼び出しをくらう。
コイツらの件といい呼び出しといいまた何か面倒なことが起きる予感がプンプンする。てか呼び出すなら全員に聞かれる放送で呼び出さず携帯に連絡寄こせよな。
「おーおーこれは大変なことになってきたねぇ」
「なにニヤついてんだ気持ちわりぃ。つうか何が起こってんだよ」
「行けば分かると思いますよ。椎菜さんのこと頼みますねぇ~」
笑顔で見送ってくれる2人だが、頼りにされているのか利用されているのか。なんにせよスクールアイドル病の治療のために梢にどう接触するかとか、花帆の身体に傷があるかをどう確認するとか、そんな検討をする暇もなさそうだ。この学校では自分がここに来た目的を果たすだけでいいのに、どうしてこうも短いスパンで面倒事に巻き込まれるかねぇ……。
そして教室を出ようとしたとき、花帆と入り口で鉢合わせた。少し息が上がっているのでどうやら走ってきたようだ。
「生徒会から呼び出しなんて、零クン今度は何したの!?」
「俺が毎回やらかしてる前提で話すな……」
~※~
別に呼び出しに応じる必要はなかったのだが、後から大賀美が個人的に連絡してきて『生徒会に来て欲しい』とのことだったので、どうやらバックレることを読まれていたようだ。流石にそこまで頼まれたら断るのは申し訳ないので、仕方ないが生徒会室へとやって来た。
「で? どうしてお前らがいるんだよ……」
何故かスクールアイドルクラブの連中全員が集まっていた。コイツらも大賀美に個人的に呼ばれたか?
「だって零クン1人だけ呼び出しとか心配で……」
「監督責任というものでしょうか……」
「零くんのやらかしはルリたちのやらかしだからね」
「それに沙知先輩に迷惑をかけるようなことがあってはならないもの」
「大丈夫。れいの無実はボクたちが証明してみせる」
「弁解で不利になるようなことがあったら出しゃばって証言してあげるから、大船に乗ったつもりでおりんしゃい!」
保護者面しやがって……。
俺1人で来るように言われてるのに過保護な親が付き添ってるみたいだから恥ずかしいなこれ。ガキの姿になっているからこそ余計にそう思ってしまう。そういや本当にガキの頃も母さんがやたらと出しゃばってきたっけ。人生で二度もそんな体験をするなんて秋葉の薬のせいでぐちゃぐちゃだよ俺の人生は。
生徒会室へ突入する。
ノックもなしに入ったので大賀美が軽く驚いていたが、俺の顔を見るなり『いつものこと』だと悟り出迎えてくれた。
「やぁ少年。突然呼び出して悪いね――――って、梢たちも連れてきたのかい?」
「知るか。勝手に引っ付いてきただけだ」
「まぁ別にいいんだけど、これは想像以上に騒がしくなりそうだね」
「何事だよったく……」
やはり何か面倒なことに巻き込まれるのは確定らしい。たまには蚊帳の外にいたいものだが、運命の因果律が俺をハブるのを許さない。ただでさえこっちにはやることあるっつうのによ。
「沙知先輩!」
「おおぅ、どうした花帆」
「零クンはみんなにとっての救世主なんです! それは沙知先輩も知ってますよね! だから何卒情状酌量の余地を……!!」
「零くんはたまにイジワルなところはあるけど、それでもルリたちにとってなくてはならない存在なんです! だから執行猶予でおなしゃす!」
「だからなんで俺がやらかしてる前提なんだよ……」
執行猶予はともかく情状酌量って罪が軽くなるだけで消えるわけじゃねぇからな。付き添いで来たんだったらせめて無実を証明してくれ。つうか最初から罪を犯すようなことは何もしてないと思うけど。
「それで沙知先輩、零君を呼び出したのは一体どういう用件で?」
「呼び出したのは呼び出しただけど、少年に用があるのはあたしじゃないんだ」
「は? お前じゃない? だったら――――」
「私です」
「えっ、
生徒会室にはもう1人いた。
薄茶色の髪を肩まで伸ばしており、目がツリ目で瞳に強烈な意志を宿すくらい眼光が強く存在感がある。なにやら 無愛想で不機嫌そうだが、そのおかげで今回の事の発端はアイツだとすぐに察することができた。
「あっ、『ABCトリオ』の『C』だ。ボク初めて見た」
「初めてではないと思いますけど。それにその呼び方はやめてください。囚人番号みたいじゃないですか」
「でも椎菜さんがどうして生徒会室に? 合唱部で何か用事でも?」
「いや。私、今生徒会役員だから」
「えっ、合唱部は? やめちゃったの?」
「うん。元からこっちにも興味あったから」
この学校では生徒会や部活動は掛け持ちできないようになっている。どっちつかずで活動が中途半端になったり、人を寄せ集めただけでたいして活動もできない部を無理矢理存続させるのを阻止するためらしい。それに関しては合理的だが、だからこそ部を決める時は相応に覚悟は必要だ。合唱部として順風満帆に活動していたコイツがどうして生徒会にいるのか、花帆たちが驚いているのはそこだろう。
「まさか英奈ちゃんや美和子ちゃんたちと何かあった!? 友情の
「違う。私がここに興味があったことは2人も知ってたし、遺恨は一切ないよ。むしろやりたいことをやれって激励してくれたし」
「ふ~ん。それで沙知先輩が引き入れたんだ。でも意外。先輩って去年から1人で何でもできてたから今更人を入れるなんて。しかもめぐちゃんたちに無断で……」
「別に慈たちに言う必要はないと思うけど……。彼女はね、少年に匹敵するくらい優秀だよ。書類仕事、企画の立案、外部交渉。事務作業からマネジメントまで完璧だ。こんな優良人材を採用しない方がおかしいだろ? 家柄が家柄で英才教育を施されてきた賜物だねぃ」
「私の家では普通のことです」
流石は名門と言われるだけのことはある。能力の高い奴が集まりやすいから、1人2人くらいは高校生離れしたスキルを持つ奴がいても不思議ではない。漫画やアニメでよく見る『お前本当に高校生か??』と疑われる奴がまさに椎葉椎菜ってことだ。にしても英才教育されたなんて久しぶりに聞いた気がするが。
「ていうかお前ら友達なのにどんな人間かとか、合唱部を辞めた理由とか知らなかったのかよ」
「椎菜さんが凄い人だってことは知ってましたけど、部活に関しては初耳でした……」
「言ってはなかったから。それに言ったとしてもあなたたちは
「お熱? 風邪?」
「いえ、この場合は誰かへの気持ちが大きくなりすぎて、周りを気にしてる余裕がないと言う意味だと思うわ。その誰かと言うのが……」
「え、俺?」
全員の視線が一斉に俺に集まる。なんでいきなり恋愛的な雰囲気になっているのかは分からないが、『お熱』というのはこのような視線のことを指すのだろう。ただ大賀美は後方保護者面してるし、椎葉にいたっては睨みつけてきてるしでもう色んな感情の視線が降り注ぎまくっている。中学1年のガキには重いだろその感情。ガキじゃねぇけどさ。
「それはいいとして、そろそろ本題に入れ。どうして俺を呼び出したんだ? 張本人はお前みたいだけど」
「引導を渡す準備ができたの」
「は……?」
そう言いながら椎葉はホワイトボードに向かうと、黒のペンを持ち達筆な字でこう書いた。
『神崎零、追放計画!!』
えっ、なんで……??
「つ、追放!? どうして椎菜ちゃん!?」
「彼がこの学校にいることで害をなすことが多いと判断した結果だよ。もちろん他の人の助けになっていることは知っている。だから両者を天秤で測って、その結果害をなす方に傾いた」
「中々衝撃的な判断。随分と割り切ったわね……」
「えぇ、学校と生徒を守るためでもありますから」
なるほど、今回の面倒事はこれか。遂に自分が出火元になる時が来たようだ。これまでは誰かに依頼されたり自分から火元に飛び込んでばかりだったけど、とうとう渦中の中心となってしまった。英川や美堂がそれらしく俺に忠告してきたのはこのことだったのかもしれない。親友のアイツらなら椎葉のことも良く知ってるだろうし、こういった計画を立てていたことも全容を知らずとも察してはいたのだろう。
「追放とは穏やかではないですね……。沙知先輩はその意見に賛同しているのですか?」
「いやあたしはむしろしてない方なんだけど、椎菜の言い分も分かると言うか確固たる証拠を見事に揃えていて反論の余地がないんだよ。だからもう本人を呼んで直接伝えたら、ってことになったんだ。だから大賀美紗知は説得を諦めた、と思ってくれて構わない」
「相変わらず肝心なところで詰めが甘いな、お前」
「そうだね、相手の全てを読み切れずバシッと決められないのはあたしの弱点だ……」
去年は梢たち現2年生組といざこざがあったのは聞いている。ここで特に言及することではないので詳細は省くが、できる奴に見えて肝心な時に一歩踏み出せないことが多い。本音があったのに梢たちに伝えきれていないことがあって、それで不和が生じていたからな。ま、できる奴と言ってもまだ思春期真っ盛りの高校生だから仕方ないことだけどさ。
「ではここから業務モードになります」
「業務モードってなんだよ」
「静粛に神崎1年生」
「なんだその尾ひれは……」
「同姓同名の呼び方で混乱しないよう役職を付けるのが我が家の作法なので」
何ともやりにくいねぇコイツ。知らない間に何故か目の敵にされてるし、そりゃ俺自身の性格が万人受けするどころか敵を作りやすいのも知ってはいるけどさ……。
椎葉はホワイトボードに箇条書きで何やら書き出している。大賀美が言っていた俺を追放するという考えに至った証拠だろうか。これって反論できなかったらマジで退学させられたりすんのか……? ただでさえスクールアイドル病事件の解決で忙しいんだから余計な横槍は勘弁してくれよ。
「まずは神崎1年生が転入してきたことによる学校の風紀への影響です」
・校則を超えた、または違反に迫る着飾りをする人が増えた
・神崎零に頼ればいいと言う風潮になっている
・カースト制度が暗黙的に構築されている
「1つ目は学校から掲示物として張り出され、注意を促されていたことがありました」
「あたしが少年と出会った時のことだね。それはまあその通りと言うべきか……」
「めぐちゃんも友達から『化粧のやり方を教えて』とか聞かれること多くなったから、零が来た影響はあるだろうね」
「それはソイツらの問題であって俺のせいじゃねぇだろ」
「諸悪の根源を潰すことこそ風紀を正す一番の近道となります」
えらい堅物だなコイツ。一度決めた方法を頑なに曲げず、こうするしかないって思い込んでしまうタイプだろう。大人になってから老害と言われても仕方ないタイプでもある。こういう奴を説得するのって難しいんじゃなくて面倒なんだよな。大賀美がお手上げなのも少し納得できたかもしれない。
「椎葉さん、1ついいかしら?」
「どうぞ。乙宗スクールアイドルクラブ部長」
「……。えぇっと、着飾る問題については校則でどの程度が認められているか細かい指定はなかったと思うのだけれど、あなたの指摘はあなたの個人的な尺度ということでいいのかしら?」
「貴重なご意見ありがとうございます、乙宗スクールアイドルクラブ部長。はい、定量ではなく定性ではあります。ただ学校から声明が出ているように、度を越した生徒が多いのは事実です。この勢いが続くのであれば校則もより強化する必要があるでしょう。この回答で納得していただけましたか、乙宗スクールアイドルクラブ部長」
「その『スクールアイドルクラブ部長』を付けるのは言いづらくないかしら……?
「肩書を入れるのは作法なので」
「話し方が堅苦しそうだけれど……」
「私からすれば梢も十分堅苦しいけどね」
真面目な話なのか漫才なのか分からねぇなこれ。
ともかく、生徒の着飾りが増えたのは俺が影響していると言いたいらしい。実際にそうだと自分でも思っていて、気になる男によく見られたいからオシャレをするなんて普通のことだ。それにこの学校は山奥の監獄で女子高。そこに美少年が投入されて学校生活に
「2つ目は神崎1年生に頼ればいいという風潮が出来上がっていること。これは個人の才能の開花を妨げます」
「困ったら誰かに頼るのは間違ってはいないけど、多分少年と会うためだけに『できないフリ』をしている人もいるだろうね」
「そこが問題なのです、大賀美会長。これでは生徒の堕落を招きます」
「ボクもウトウトしてる時にれいが起こしてくれるだろうなぁって思いながら寝ようとしてるよ」
「それはあなたの怠慢です。是正してください夕霧2年生」
「怒られた」
「当然ですよ綴理先輩……」
椎葉が言うことも最もだ。原因となっているのが俺の存在であり、俺が消えれば問題が解決すると踏んでいるのだろう。考え方は本当に合理的だ。1人に1人に対して注意をするにしても時間がかかるし、だったら校則を強化してペナルティを作る負の方向で学校生活を縛るしかない。でもコイツは自由を奪う方向には舵を切りたくないという意志が見える。だから俺を追放したいのだろう。そう考えると1人よがりの横暴な考えと言うわけではなく、ちゃんとみんなや学校のことを考えてんだよな。大賀美が反論しづらいと言っていたのも分かる。
「3つ目のカースト制度ってなに? ルリたちの学校ってそんなイジメの温床があるようなディストピアだっけ?」
「知らないのですか? 神崎1年生をトップとし、関係性の深い人たちから順にカースト制度が既に構築されていることを。こちらをご覧ください」
《カースト表》
【上位】
神崎零、大賀美沙知、スクールアイドルクラブ部員
【中位】
神崎零と同じクラス
【下位】
上記以外全員
「カースト下位者が上の者に恨みを重ねたり非行に及ぶといった事象は確認できていませんが、羨ましがる風潮ができているのは事実です。実際に上位に上がるためにスクールアイドルクラブの部員になろうかと画策している人も存在します。生徒の芸術の才を伸ばすこの学校として、そんな不純な理由での部活参加など捨て置けぬ現状です」
想像以上にディストピアだった。俺が気付いていないだけで他の学校でもそういうのがあったのか? 羨ましがっているだけなら可愛いものだが、騒動の火種っつうのは嫉妬から生まれることも多い。俺を追い出せばカーストが消えるのならコイツの考えは至極真っ当だな。間違っていない。
「この場の発言としてはちょっと不謹慎かもしれないけど、自分がカーストトップって嬉しいなって思っちゃう。ま、めぐちゃんなら当然か~!」
「あなたはあまり上位者と見られはないようです、藤島2年生」
「なんで!? ていうかその肩書もっといいのないの!? こっち上位者なんですけど!?」
「めぐちゃんが威張ってる。悪い性格が出てるよぉ~……」
「あなたは赤点が多く、何度も補修室行きとなっています。だから上位者の中でも格は下と見られているようです。それでも崇高な肩書が欲しいのであれば、授けて差し上げます。藤島補修室女王」
「うわぁあああああああああああああんっ!! 後輩にイジメられたぁああああああああああああああ!! 馬鹿にされたぁあああああああああああああ!!」
「おぉ~よしよしめぐ。ボクの胸の中でお泣き」
「慈センパイがあっさり負けちゃった。恐ろしき椎菜ちゃん!!」
「別に普通です」
「簡単に説得できる相手ではない。実感したかい少年?」
「ったく……」
突如として本性を現して俺を追放しにかかってきた新生徒会役員の椎葉椎菜。
大賀美すら手こずらせ、完璧な証拠を用いて俺の逃げ道を的確に塞ぐ奴を相手にどう立ち向かっていくのか。そして大賀美が俺に期待していることとは。
いやぁどうにもこうにも、面倒だねぇ……。
To Be Continued……
まさかここにきてABCトリオの登場。そして登場させるからにはしっかりキャラ付けしました。苗字だったり名前に漢字を割り当てたり、喋り方とか性格はLiella編の七海のように変更していますが、一応原作にいるので原作キャラ扱いです(笑)
モブキャラはいいように改造される運命かも……
ちなみにABCトリオはアプリのストーリーでは姿はありませんが、1年ほど前の公式の4コマ漫画に描かれているので気になる方はそちらをご覧ください。
本来は沙知先輩のヒロイン回にする予定ではあったのですが、想定以上に前段の話が膨れちゃったので前後編予定から前中後変編になるかも。次の自分がどこまでかけるか期待(勝手に)
【キャラ設定集】
零から蓮ノ空キャラへの呼称
・日野下花帆 → 花帆
・村野さやか → さやか
・乙宗梢 → 梢
・夕霧綴理 → 綴理
・大沢瑠璃乃 → 瑠璃乃
・藤島慈 → 慈
蓮ノ空キャラから零への呼称(零への好感度 0~100で50が普通)
・日野下花帆 → 零クン (96)
・村野さやか → 零さん (94)
・乙宗梢 → 零君 (76)
・夕霧綴理 → れい (95)
・大沢瑠璃乃 → 零くん (96)
・藤島慈 → 零 (93)
スクールアイドル病の治療状況
・日野下花帆 → 傷の位置未特定
・村野さやか → 治療済
・乙宗梢 → 傷の位置特定済
・夕霧綴理 → 治療済
・大沢瑠璃乃 → 治療済
・藤島慈 → 治療済