高咲侑が蓮ノ空に再度襲来した。以前に一度コーチをしてもらったことのある花帆たちはもちろん、初対面の一年生たちもすっかりアイツに懐いている。人当たりもいいし、コーチとしての手腕も見事なのでそりゃ慕われるのも当然だ。
だが俺は警戒を怠らない。今の俺は秋葉の薬の影響でガキの姿になっているが、その副作用で正体がバレた瞬間に身体の皮膚が溶け落ちるという常に死線の一歩手前にいる。幾多の知り合いの女の子の中でも特に関係が深いコイツを相手に正体をどこまで隠し通せるのか。正直自信がないので可能な限りコイツと一緒にいるのは避けたいんだ。だから俺としては一刻も早く帰って欲しいのだが、不幸なことなのか狙っているのか一泊二日のようで背水の陣が続くことに変わりはなかった。
いやもう背水の陣どころか、崖から落とされてギリギリ片手で今にも崩れそうな崖端を掴んでいるような状況に陥っている。
「意外と綺麗にしてるんだね。あっ、もしかしてあの子たちに掃除してもらってるとか? どうして私の周りの男はご主人様系しかいないかなぁ~」
侑は何故か俺の部屋にいる。泊るところが決まってないから俺たちの家に来るまでは納得できる流れだが、何故か俺の部屋で泊まるとか言い出しやがった。男の部屋に泊まるとなれば当然他の奴らは驚くが、コイツは最後まで自分の意見を曲げず現在に至る。
もはやコイツが何を考えているのか分からない。俺の正体を実は知っていて内心でからかっているのか。それともまだ疑惑の段階で真実を炙り出そうとしているのか。どちらにせよ二人きりの状況はよろしくない。早急に他の部屋に移らせる必要があるが、残念ながら俺に興味津々なコイツを退場させるのは難しいどころか無理っぽい。身体が小さいせいで力ずくってのも不可能だしな。いやコイツ非力だし行けるか……?
「で? どうして男の部屋に来たんだよ? 従属してる男がいるんじゃねぇのか? まさか相手がガキだから問題ないとか思ってねぇだろうな……」
「従ってなんてない! ただあの人の命令ってな~んか洗脳効果がある気がするんだよね。そうでしょ?」
「だから何故俺に訊く……。つうか質問に答えろ」
「ん? だって私が一番話したいのはキミだから! なんか避けられてるみたいだし、これを機に仲良くなろうって思ってね!」
「押しつけがましいだけだろ。俺は静かに過ごしたいんだ」
「そういうところもあの人と一緒だね! だからキミに興味を惹かれるのかも……」
この言動を観察するに、もしかして俺の正体に気付いてないのか? 今の俺が大人の神崎零に似てるって理由だけでからかっていた説もある。普段は反抗できないけど似ている子供相手だったら好き放題できるって、中々に発想が悪辣すぎるけどな。
だがこれはチャンスだ。コイツを追い返すことはできなさそうだがこちらから攻めることはできる。朝からずっとコイツのペースに乗せられてたから、今度はこっちが揺さぶってやっても許されるだろう。てかそれくらいやらないと気が済まないからな。
「お前、今日ずっと俺の背後にその似てる奴を憑依させてたけど、それくらいソイツのことが好きなのか? 聞くところによると家にも上がり込んでるみたいだし……」
「す、好きってそれほどでもないんだけど……。ただあの人とは長い付き合いだし、それなりにお世話にもなってるし、それに普段はまあまあカッコいいのに日常生活ではだらしないところがあるから面倒を見てあげた方がいいかな的な? 保護者目線だよ!」
「言い訳を並べている時点で苦し紛れって分かるぞ。かなり意識してんだな、ソイツのこと」
「そりゃあね。別に恋人同士でもないけど、あの人と一緒にいるせいで他の男性と付き合いたいとか全く思わないんだよね。声をかけられたり告白紛いなことを言われたりもするんだけど、なんか響かないっていうか。失礼だけどこの人だったらお兄さんでいいじゃん、って考えちゃうの。なんだかんだあの人と一緒にいると楽しいんだよ。お互いに女の子がキラキラ輝く舞台が大好きで、夢も似通っている。あの人の女の子を侍らせる体質と私の職業の相乗効果で可愛い子たちに会う機会が増えるし、お互いに一緒にいるメリットがあるから隣同士にいる。そんな感じかな」
意外とストレートだな。俺がいる前だと素直になることなんてほとんどないのに。本人ではない(と思っている)子供の前だからこそなのか。ということは、やはりコイツは俺の正体に気付いていない気もする。本人だと分かってたら少しは恥ずかしそうにしそうだが、今はそんな様子を一切見せてないからな。
「はぁ……あの人のせいで私は他の男性にトキめくことなく、ずっと結婚できず独身のままなんだね。悲しいよ全く」
「別にソイツのことを魅力的に感じてるのならそれでいいんじゃねぇか? 別に不満はねぇんだろ? ソイツの隣にいることに」
「おっ、もしかして励ましてくれてる? 優しさが染みたからキミに鞍替えしちゃおっかなぁ~なんてね!」
あまりにも尻軽すぎるだろと思いつつ、結局同一人物なんだよなと心の中でツッコミを入れてしまう。俺がどんな姿であっても惹かれ合うものはあるらしい。
ただ侑との関係性はどう説明したらいいのか俺でも迷ってしまうことがある。相棒とは言えども俺たちのことを知らない人からしたらどんな繋がりがあるのか分からないし、だからと言ってただの友達関係というわけでもない。お互いにリスペクトし合って利用し合って隣に居続けられる関係だろうか。コイツが俺以外の男に興味を惹かれないのと同じような意味で、俺だってコイツを絶対に手放したくないと思っている。じゃあそれって恋人関係とどう違うのと訊かれたら、恋愛的な恋が存在するか怪しいと答えるしかないか。そうやって真っ向から否定できないから怪しまれるんだけどさ……。
「私を赤裸々にしたからにはそっちも衣を脱いでもらうよ! ズバリ、あの子たちの中で本命は誰?」
「なんで修学旅行みたいな話をしなきゃいけねぇんだよ。そういうのは女子同士でトークするもんだろ」
「いいからいいから! お姉さんに教えてみなさい!」
笑顔でショタ男子の恋愛事情を引き出そうとするのはどうなんだ……。
だが自分の相棒たる男が女の子たちを侍らせているわけだし、ソイツと同じ状況にいる奴がどんな心境なのか気になるのは当然か。
「俺は誰も選ばねぇよ。アイツらが俺を選ぶんだ。そして向けられた想いには漏らさず全部応える。二股三股とか、重婚とか一夫多妻とか世間の目なんてどうでもいい。それが俺のルールだ。俺に惹かれて集まって来てるのなら世界の中心たる俺には従ってもらわないとな。だから俺がやることは今まで通りだよ」
「うん、やっぱり思った通り。想像してた回答でむしろ安心したよ」
もしかして俺、試されてた? ここで即答できなかったり誰かの名前だけを出したりしたら失望されていたかもしれない。俺の回答って一般的には人道を外れすぎてるんだけど、アウトローな返答を期待しているあたりコイツやっぱり俺の思想に染まり過ぎているんじゃないかと思う。今でも十分に常識人だが、相棒になると告白してからはかなり思考が変わった気がするな。それがいいことなのか悪いことなのかは別として……。
そんな中、侑は訝しげな表情をしていた。コイツの満足のいく返答ができたと思っていたのだが気になることがあったのか。
「似てるとか、そういう次元じゃない。激似、いや本物? 同じ名前で同じ性格、同じく口調、大人と子供の差はあれど顔つきも同じ。秋葉さんと親しい関係で、なにより女性に対する信念までもが全く同じ……。ねぇキミ、もしかして……」
これはヤバい。思ったより自我を出し過ぎてしまった気がする。隠し過ぎて俺が俺でなくなるのは避けたかったからある程度の素は出していたのだが、流石にコイツ相手には晒し過ぎてしまったか。
だとすると頑張って否定するか話を逸らす必要がる。そして、その手段はここぞのタイミングまで念のため取っておいた。それを発動させるしかない。
「そんなことより、ドアの向こうで聞き耳を立ててるアイツらをどうにかした方がいいぞ」
「えっ? あっ、ドアの間に隙間が――――って、みんないる!?」
ドアが少し開いていたことは前から気付いていた。何やら人影が蠢いていることにも。
侑がドアを開けると花帆を始めとしてなんと全員が廊下に集結していた。中を覗いていたのは一部の奴だが、恐らく一人がコソコソしていたら一人また一人と集まって来たのだろう。
「違うんです! 零クンと侑コーチが二人で何を話してるのかなぁ~って思って!」
「徒町は決して好奇心で覗いていたわけではなく、侑コーチにお風呂空きましたって連絡しようとたまたま部屋の前にいただけで……」
「花帆ちゃんと小鈴ちゃんがちょっと騒がしかったから、ルリたちが様子を見に来たら次から次へと連鎖してこんな感じに……」
「なるほど。じゃあ私とこの子が急に恋愛トークをし始めたからみんな真剣に聞き入っちゃったんだ」
「いや~別に私はそこまで興味があったわけじゃないですけど! 零がこのかわゆいめぐちゃんから目を逸らすことはない的な? そんな自信があるので!」
「れいくんせんぱいがアタシたちのことをどう思っているのか、気になったりそうでなかったりですね~……」
もはや取り乱している時点で全然誤魔化せていない。侑のことを知らないわけではないが、それでもいきなり来た女性が想いの人と同じ部屋に泊まるって聞いた時点で気が気ではなかったのだろう。俺と侑がただならぬ関係性であることは察知していただろうし、心配になるのも無理はない。。。
「みんなからの好かれ具合は前から相変わらずか。でも出会って間もない一年生たちにここまで意識させるなんて、手の早さはますますあの人に似てるよね」
「確かにわたしたちは零さんを慕っていますが、盗み聞きをしようだなんて断じて思ってないですよ! 皆さんが廊下に集まっているのが気になっただけで……」
「私も別に……。もうすぐで夕飯の時間ですから、お風呂にするかご飯にするかコーチに訊きに行こうと思っただけで……」
「そんなこと言いながら、みんな結構顔が赤くなってるよ! 可愛いなぁ~もうっ!」
「そ、そんなことはないと思いますが……。侑コーチ、毎回的確に
「自分の思ったことを素直に口にしてるだけだよ! それに褒めてるつもりだから安心して!」
「コーチの考え方、やっぱりれいと同じだ。似た者同士でお似合いだね。ボクもれいのお似合いになれるように頑張るよ」
「おぉ、綴理ちゃんはいつもストレートだね……」
侑の奴、なんでもかんでも無自覚に可愛いとか褒めるから女からも惚れられるんだよ。男性ファンと女性ファンが同数いるくらいに人気があり、その女性ファンってのは大抵が指導してきたスクールアイドルだ。コイツもコイツで主人公属性があるっつうか、人の悩みを解決したり物事を前衛で引っ張ったりする能力があるから注目されやすい。だからこそ多くの人の目に魅力的に映る。故に花帆たちが焦っていたのも、そんな女性と俺が同衾してしまわないかを想像してしまったからだろう。
「ここでみんなにアドバイス、と思ったけどこの子がいる前だと恥ずかしくなっちゃうか。また明日の練習のときにでも教えてあげるよ! じゃあ私はお風呂に入ろっかな! あ、流石に一緒には入らないよ?」
「んなこと言われなくても分かってる。さっさと行け」
自分から誘ってくることはないか。数少ない混浴時も歩夢たちが一緒にいたから回避できなかったとか、俺から頼まれたからとかで自分から一緒に入ると言い出したことは一度もない。それでも誘われたら断らないあたり混浴には慣れてるはずだ。まあ慣れているとはいってもコイツらの前で誘ったりはしてこないか。
「侑コーチ、以前よりも自由になってない……?」
「楽しいんだろ、お前らに会えて。あれでも意外とはっちゃけるタイプなんだよ」
「あら、やっぱりよく知っているのねコーチのこと」
「アイツの態度を観てたらそれくらいすぐ分かるよ」
侑と深い関係にあることまで察知されそうになってしまった。だからこの姿でアイツと会うのはイヤなんだよ。いつボロが出てもおかしくないから……。
それにしても侑の奴、本当に俺の正体を知らないのか? 朝や午前中はまるで知っているような言動だったが、さっきは一転して今の俺が別人かのような対応をしていた。子供の俺に興味があっての言動だったのか。としたらとんでもないショタコンだが、大人の俺と同じ空気を感じ取っていたからこそ子供相手でも同等に接していたのかもしれない。
どちらにせよ尻尾を掴ませなければ済む話だ。向こうが確証を得てないのなら余計なことを喋る必要もない。正直正体を隠し続けるのはほんの少しだけ申し訳なさはあるのだが、これもスクールアイドル病の調査のためだから許してくれ。
~※~
「「「「「「「「「お疲れ様でした!」」」」」」」」」
「うん、お疲れ!」
再転入生活9日目。侑が来て2日目の練習後。
結局あのあと侑は俺の部屋に泊まることはなく、他の奴らの部屋を転々としていた。最終的にどこで寝たのかは知らないが、どうやら一人一人と話をするために各部屋を回っていたらしい。グループとしてだけではなく個々ともしっかり交流することで絆を深め、各メンバーへの指導の仕方も綿密に練り上げていく。その奉仕的な気遣いのおかげで花帆たちからも莫大な信頼を得ているようだ。何を話していたのかは知らないけど。
そして日も暮れかけ、一泊二日のコーチ制度も終わりのときを迎えようとしていた。
アイツらが練習の片付けをする中、侑はこちらに歩み寄って来る。
「まだまだ伸びしろがあるね、あの子たち。『ラブライブ!』を優勝してもその勢いは止まらない、か。誰のおかげだろうね?」
「知るか。つうか昨晩も何を話してたのか知らねぇけど、アイツらにあまり余計なことを吹き込むなよ。誰かを想う気持ちは自分の言葉で伝えるもんだ」
「もちろん心得てるつもり。ちょっとだけ後押ししてあげただけだよ」
「それも誰かさんのお人好しが伝染したか?」
「あはは、そうかも」
Liellaのときもそうだったけど、コイツのポジションが後輩のスクールアイドルに対し俺との恋路をサポートする役目になりつつある。自分が恋をしているわけではないのが、一緒にいる期間が長すぎるが故に俺の心の射止め方も熟知しているのだろう。だとするとコイツが本気で俺と恋愛をしたら一体どうなるのか、ちょっと気になってくるな。
「ただあの子たちの想いは本気だから、受け止めるときはそっちも本気にならないとダメだよ。いや、ダメですよ――――」
侑は俺の耳元に口を近づける。
そして、ボソッと一言。
「お兄さん」
俺はギョッとして侑から一歩離れる。
これも揺さぶりか? いや敬語で言い直したってことは確証を得ている話し方だ。つまりコイツ、俺の正体を知って……って、俺の身体!?
「あ、あれ……?」
「あはは、大丈夫ですよ! 秋葉さん曰く、今回の薬から正体バレOKのキャパを一人から三人に増やしたらしいので! その一人目は秋葉さんで、二人目は私を設定してくれたんですよ!」
「なんだよそれ。パソコンの設定みたいにポチポチしてできるものなのか……。じゃあお前、ずっと俺のこと知ってたのかよ!」
「そりゃこれだけ同一人物の証拠が揃っていて気付かないわけないじゃないですか! なんなら去年から勘付いてましたけど、お兄さんの反応が面白いから気付いてたり気付いてないフリを繰り返して遊んじゃいました! 思ったより顔に反応が出ていて見ていて楽しかったですよ!」
「性格終わってんなお前……」
思わせぶりな態度も惚けている態度も全部演技だったってわけね。俺だってその線は読んでたけど、正体バレのリスクを考慮するとこっちから探りを入れるにも入れられなかったんだよ。結局のところバレても問題なかったわけだが、全てを知って相手を弄ぶのはさぞ愉悦だっただろう。まさか侑に揺さぶられる日が来るなんてな……。
「でもお兄さんがここにいる理由は聞いていません。秋葉さんもそれだけはどうしても話せないことだって」
「あぁ、俺の口からも話せない。わりぃな」
「大丈夫です。あの子たちに関わることなんですよね? しかも子供の姿になってまで潜入するってことはとても重大な何か……。お兄さんのことですからあの子たちを助けるために奮闘しているんだと、今はそれで納得しておきます」
「理解が早くて助かるよ」
「できる相棒ですから!」
侑はニカッと微笑む。
俺の正体バレについては秋葉の薬の効力を変更すれば解決できるらしいが、スクールアイドル病の特性はアイツでもどうにもならない。現状は他の誰かに病気のことがバレてしまうと、症状に陥っているその子の身体のどこかにある傷が全身に広まり肉体が砕け散る。だからこればっかりは侑であろうと教えることはできないんだ。
だがそんな裏事情があることをたったこれだけの会話で理解するのは目を見張る。伊達に何年も俺の付き添いをやってはないってことか。
「あの子たちの身も心も、どっちも頼みますよ!」
「あぁ、分かってるよ」
アイツらの想いに応え、そして一年生たちはスクールアイドル病であるかの調査、および既に病状が発症していたら治療をする。それが俺のミッションだ。
コイツに言われなくてもどちらも完遂させる予定だったが、こうして多少なりとも事情を知っている奴がいてくれると心強い。当初コイツの襲来に息が詰まりそうになったが、改めてアイツらと向き合う必要があると決意できたからいい機会になったかもしれないな。
高咲侑の再襲来編の後編でした。
零と侑の二人の信頼関係って他の女の子たちにはない形なので、毎回描くたびに新鮮な気持ちになっちゃいます! しかも今回は超珍しく侑が上手だったので、彼をここまで揺さぶれるのは同年代のμ's以外ではいないんじゃないかと思います。
【キャラ設定集】
零から蓮ノ空キャラへの呼称
・日野下花帆 → 花帆
・村野さやか → さやか
・乙宗梢 → 梢
・夕霧綴理 → 綴理
・大沢瑠璃乃 → 瑠璃乃
・藤島慈 → 慈
・百生吟子 → 吟子
・徒町小鈴 → 小鈴
・安養寺姫芽 → 姫芽
蓮ノ空キャラから零への呼称(零への好感度 0~100 ※限界突破アリ)
・日野下花帆 → 零クン (120)
・村野さやか → 零さん (120)
・乙宗梢 → 零君 (120)
・夕霧綴理 → れい (120)
・大沢瑠璃乃 → 零くん (120)
・藤島慈 → 零 (120)
・百生吟子 → 零先輩 (81)
・徒町小鈴 → 零師匠 (88)
・安養寺姫芽 → れいくんせんぱい(85)
スクールアイドル病の治療状況
・日野下花帆 → 治療済
・村野さやか → 治療済
・乙宗梢 → 治療済
・夕霧綴理 → 治療済
・大沢瑠璃乃 → 治療済
・藤島慈 → 治療済
・百生吟子 → 傷の位置調査中
・徒町小鈴 → 傷の位置調査中
・安養寺姫芽 → 傷の位置調査中