ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常2~   作:薮椿

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スクールアイドルのご主人様

 再転入生活14日目、夜。蓮ノ空に舞い戻って二週間が経過した。

 ここに帰って来た目的でもあるスクールアイドル病の治療も本日進展があり、人知れず小鈴を健康体に戻すことができた。これまで色々事件に巻き込まれたり邪魔者が襲来したりと進捗は散々だったのだが、ようやく一人目が終わったことでとりあえず一安心だ。

 もちろんこれでまだ終わりではない。吟子と姫芽がスクールアイドル病を患っているかを調べ、必要ならば早々に治療しなければならない。アイツらの本当の気持ちはまだ分からないけど、少なくとも俺に好印象を抱いているのは事実。小鈴のときみたいにこちらから押せば身体の傷を見つけるタイミングを見い出せるはずだ。信頼を得るためにやりたくもねぇ蓮華祭の準備を手伝ってるけど、そろそろ目的のために本腰を入れないとな。

 

 その作戦を練るために今キッチンで夜食を作っている。今日は少し寒いからな、温かいモノでも食って落ち着きながら考え事をしたい。

 ちなみにリビングにもキッチンにも誰もいない。もう夜もいい時間だし、みんな寝てるか部屋に籠っているだろう。夜にこんなことをしてたらアイツらに咎められるだろうな……。

 

 

「あれ~? れいくんせんぱいもお夜食ですか~?」

「姫芽……」 

 

 

 安易にフラグを立てるものじゃない。あっという間に見つかった。

 そういやコイツ、翌朝に予定がないときは夜遅くまでゲームをするって言ってたな。蓮華祭の準備はあれど明日は土曜日だから夜更かししていたのか。

 

 

「『も』ってことは、お前も何かつまみに来たのか?」

「ちょっと小腹が空いたもので~。それにしても、れいくんせんぱいが料理をしているところ初めてみましたよ~」

「料理って言えるのか分からねぇけどな」

「何を作ってるんですか~?」

「料理名はない。ただマグカップにパンと卵白、ハムとチーズを入れて温めることでカルボナーラ風に仕立て上げるだけだ」

「おぉ~っ! なんか聴いてるだけで涎が出ちゃいそうです! そうだ、あたしの分も一緒に作ってくださいよ~。れいくんせんぱいの愛情の籠った手料理を食べたいですぅ~」

 

 

 甘えた声を出して後輩ムーヴをする姫芽。

 コイツ媚びた声するの上手いよな。もちろん誰にでもするわけじゃなく相手を選んでいる。それもその煽りが効きそうな奴に対してだけであり、ちゃっかり計算高いあたり地頭の良さが感じられるな。

 

 

「そうだ! 愛しのれいくんせんぱいの手料理がいただけるなんて、こんな幸福をアタシだけが享受するなんて勿体ない! 今すぐみんなに知らせないと……!!」

「おい、たかが夜食でそこまで話を広げるな。夜食ってのはこっそり食ってこそだろ」

「いいじゃないですかたまには~。それにれいくんせんぱいとゆっくりできる機会なんてありそうで意外とないですからね~。時間があると思ったら急に瑞河に行っちゃったりとかありましたし」

「それは俺のせいじゃねぇけどな」

 

 

 勝手に夜食を食ったなんてバレたら確実に何か言われそうなので黙ってたかったのだが、そんなことも顧みず姫芽は全体召集をかけやがった。これからコイツと吟子とどう接触するのか作戦をゆっくり考えようと思ってたのに余計なことを。

 でももうこんな時間だ。流石に夜食を貪ろうとする奴は少ないだろうし、寝てる奴もいるだろう。だからそんな人は集まらないんじゃないかな。俺とゆったりとした時間を取りたいって言ってくれるのは嬉しいけどな。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「結局全員集まりやがって……」

「だって零クンの手料理だよ!? 寝てる暇なんてないよ!」

「ただマグカップにパンと卵とチーズを詰めて温めただけだ」

「ブロッコリーとハムも入って、胡椒でしっかりと味付けもされている。ちゃんとした料理ですよ」

「お前のお墨付きがあれば料理を名乗っていいのかもな」

 

 

 姫芽の伝令によりメンバー全員がリビングに集結した。そのせいで10人分の夜食を作ることになってしまい、どうやら今晩でスクールアイドル病治療の作戦を練るのは無理そうだ。

 ていうかコイツら俺の料理ってだけで群がり過ぎだろ。夜も更けて今から寝ようとしていた奴もいるだろうし、それに何かしら作業に没頭してる奴もいたはずだ。それを止めてでも食いたいかね、こんな混ぜて温めるだけの飯。

 

 

「つうか綴理こそ寝てると思ってたよ。こんな時間まで起きてるなんて意外だな」

「明日は休みだから、すずと一緒に曲を作ってたんだ」

「はい! 眠気に誘われていたので続きは明日にしようと思っていた矢先に姫芽ちゃんから連絡が来まして、これはもう行くしかないと思って飛び出しました! はふはふ、熱い……」

「れい、これ美味しいよ。毎日作ってもらおうかな」

「これくらい自分で作れ。料理は俺の領分じゃない」

 

 

 もう寝てる筆頭だと思ってた綴理と小鈴までもが集まっている。姫芽が連絡してからみんながリビングに来るまで早かったからな。どれだけ俺の飯に目を輝かせてんだよって話だ。

 

 

「でも零先輩が自分で料理をするなんて珍しいですよね。先輩と住み始めてから一度も家事をしているところを見たことないので……」

「そりゃ自分で作るより誰かに作ってもらった方が美味いからな。家事であろうと個人の役割ってのがあるんだよ」

「じゃあめぐちゃんの手料理も美味しいって思ってくれてるんだ~? 私の腕もさやかちゃんと同格になっちゃったかぁ~」

「あぁ。世界中にたくさんのファンがいるお前が、一人の男のために手料理を振舞ってくれるって優越感のスパイスが最高に堪らねぇよ」

「おぉう、零くん相変わらずの俺様系! そんなのめぐちゃんのファンに聞かせたら脳破壊確定じゃん!」

 

 

 別に誰かを貶めるつもりはない。ただ自分が置かれている立場を最大限に利用しているだけだ。それに文句を言われたら、そもそも実家で妹の楓に世話されている俺の生活全てを否定されることになる。アイツもモデルとしてファンが多いからな。

 それに俺は家事を強要したことはあまりなく、ほとんどみんなが進んでやってくれている。俺と女の子との関係性は自ずとそうなってしまうのだろう。だから亭主関白を発揮して女の子を従わせてる、なんて時代錯誤なことはしていない。

 

 

「あたしは零クンのために紅茶を淹れるの好きだよ! この一年、梢センパイが零クンの好みをたくさん教えてくれたおかげでもう専属の紅茶淹れ士になれるかも!」

「梢ってば零と出会ったばかりの頃は警戒心MAXだったのに、今ではコイツの好みの味を熟知するまで尽くしてるなんてね」

「それはあなたも同じでしょう……。零君には日頃から助けてもらっているから、些細なことかもしれないけれどお返しがしたいのよ。それが彼好みの紅茶を淹れることなのだけれど……あまりにも取るに足らないことかしら」

「いや、んなことねぇよ。お前は俺の好みだけじゃなく、その日の様子を見て紅茶の種類を変えてくれる。相手のことを先読みして行動してくれる頭のいい奴、俺は好きだぞ」

「そ、そう……」

「こずえせんぱい、頬っぺた紅くなっちゃってますよ~」

「み、見なくていいのよ!」

 

 

 単純に真っすぐ慕ってくれるだけでももちろん嬉しいけど、こちらを観察して行動を臨機応変に変えてくれる奴も好きだ。そういう奴との会話は滑らかに進んで心地いい。

 もちろんさっきも言ったけど無理強いはしない。お互いに適度な距離感を保ちながら、それでいて一緒にいて気持ちいい関係を作れてると思うよ。特にさやかや梢のような献身的な性格の奴はそうだし、瑠璃乃みたいに相手との繋がりに敏感な奴に対してもな。

 

 

「零さんのお相手にしていると、綴理先輩や小鈴さんとは別種のお世話したい欲が湧いてくるんですよね。この人になら尽くしてもいい、みたいな……」

「つづパイと小鈴ちゃんに対しては母性で、零くんに対しては召使の献身欲みたいな感じじゃないかな」

「それって徒町たちが赤ちゃんってことですか!?」

「ボク最近お料理を勉強してるよ。れいに美味しいって言ってもらえるの、とっても嬉しいから」

「皆さんを見ていると、れいくんせんぱいってご主人様気質マシマシですよね~」

「頼んでもないのに女の子がここまでご奉仕してくれるなんて超幸せ者じゃん。しかもめぐちゃんたちみたいな美少女ばかり、更にスクールアイドルとしてもバリバリ有名な女の子に侍従させる気分はどうだ~?」

「別になんとも。これが普通だから、俺にとってはな」

「零先輩って蓮ノ空に来る前はどんな生活をしていたんですか……」

 

 

 もう10年以上も女の子たちが周りにいる生活だから、今更お気持ちを訊かれても日常生活すぎて思うことはない。もちろん尽くしてくれることは嬉しいから感謝はすべきなんだけど、既にそんなことを言い合う関係すら超越している。ガキ時代に親に常日頃から感謝を伝えていたか、と問われたらそうではないのと同じだ。あまりにもスクールアイドルに囲まれる生活に慣れ過ぎてしまっている。

 

 何故か俺の話で盛り上がっているコイツら。俺の作ったカルボナーラ(もどき)きのパンinマグカップを食いながら、夜のゆっくりとした時間を過ごしている。

 

 

「零クンってあたしたち以外にも、学校を歩いてるだけで声をかけられる人気者だよね。やっぱり零クンのことが好きな人たくさんいるのかな?」

「どうでしょうか。零さんはカッコいい一面もあれば、美男子が故に愛らしいと思っている方もいると思います。たまに子供の相手をするようにお菓子を貢がれていますから」

「でも前にボクがそのお菓子をうっかり食べそうになったとき、その箱の中にメッセージカードあって、それに『好きです』って書いてあったよ。みんなれいのことが好きなんだね」

「やっぱりモテモテなんですね~れいくんせんぱい。貰ったお菓子も律儀に一人で全部食べてますしね~」

「そりゃ俺のために作ってくれて、勇気を出して渡してくれたんだ。俺が全部食って感想を伝える義務があるだろ。お前らと共有してくれって言われたのなら話は別だけどな」

「あなたの誠実なところが好かれる要素だと思うわ。自分があなたに注目されている、目を向けてくれているんだと明確に示してくれるからこそこちらも積極的になろうと思えてしまう。だからこそ(わたくし)たちもあなたに付き従うのよ。こちらから気持ちを示しただけ応えてくれるもの」

「零くんカリスマ性も半端ねーですからね~。こずこずパイセンがリーダーの座を明け渡すくらいだし」

 

 

 本気で想いを向けてくれているのであれば、俺はそれを蔑ろにしたくはない。今後永久に付き合いがある子って出会う奴らの中でもごく少数なんだけど、もしそんな奴らであろうとも関係が繋がっている間はしっかりと向き合う。ま、女の子から好かれる立場に甘えてなあなあで済ませていた結果が、μ'sの連中が引き起こした()()になっちまったわけだしな。教訓は活かすよ。

 

 

「あ、あの先輩、仮のお話、もし、イフの話なんですけど……」

「保険かけすぎだろ。なんだよ」

「もし先輩が色んな人に告白されたとして、先輩は誰か一人を選ぶんでしょうか……? それとも経験が豊富そうなので、もう既に意中の相手がいるとか……?」

「そ、それ! 徒町も気になります……!! あ、特段なにか意図があるわけではなく、単なる好奇心と言いますか……」

 

 

 まさかコイツらからその話題をぶっこんで来るとはな。訊かれるなら花帆あたりかなと思っていたので驚きだ。

 小鈴は先日の件もあったのでともかく、こうして集まる前の姫芽の言動やさっきの吟子の質問の意図を察するに、どうやらコイツらの中では想像以上に俺という存在が根付いているらしい。それに一年生たちだけではなく他の奴らも同様で、黙っていながらも俺の回答を今か今かと待ち望んでいるそわそわとした様子が表情を見るだけで分かる。どうやらコイツらも気になっていたようだ。

 

 この手の話題は俺が活動拠点を変えるたびに浮上する。特別な事情があって最初から全員でゴールインを目的とする虹ヶ先を除き、俺に既に相手がいるのか付き合うなら誰かの懸念は必ず付き纏う。普通の倫理観を持っていれば当然の悩みだ。(虹ヶ先は逆に侑と栞子、転入生以外の生徒は倫理観って言葉すら知らなそうだが)

 ただそれでも周りの奴を出し抜こうと誰も思っていないあたり、仲間との絆が強固に結びついていることが分かる。できればみんなで仲良くゴールインしたいと考えているに違いない。そうコイツらに思わせられているのも、過去のあの過ちから女の子同士であっても絆を育ませるように動く俺の信念があってこそだろう。

 

 だからこうして疑念を抱かせることにもなっているのだが、俺の答えはたった一つ。10年も前からずっと揺るぎない俺の主義だ。

 

 

「経験は豊富だし、意中の相手はいる。だけど誰か一人を選ぶつもりはない。もちろんそれが道徳的にも世間的にも褒められるものじゃねぇって分かってる。だけど俺はこの手に届く全員を笑顔にしたいんだ。誰にだって悲しい想いをさせたりしない。それが俺の信条で、一番の夢だ。だからそんな心配そうな顔すんな。俺は来るもの拒まずで誰でも受け入れる。もし常識のはみ出し者になろうとも関係ない。むしろそんな俺と手を繋いで常識の枠組みから飛び出してくれるのなら何人だろうが大歓迎だ。そして俺にはそれができる力と器がある。そんなことくらい、お前らよく知ってんだろ?」

 

 

 そう、俺が掲げるルールはいつだってブレることはない。周りからどう見られたっていい。俺は女の子の笑顔を守りたい。自分には常識を逸脱してもなお意志を貫き通せる力があると分かっているからこそできることだ。高校時代のあの事件のときからずっと揺るがずに抱いてきたポリシー。それを躊躇せずに女の子たちにひけらかすことで相手の心配をかき消す。もしその信念を不安そうに語ってしまったら相手も懐疑的になるだろうしな。前の徒町の件でもそうだけど、相手に無駄な心配をさせるくらいなら常に強気であるべきだ。

 

 当然この考えは常識外れであり、みんなもしばらくは思うところがるのか考え事をしているようだった。ただ徐々に固くなっていた表情も解れていく。どうやら個々人の中で落としどころが決まったようだ。

 

 

「なんていうかまあ、零らしいね。自分の世界に引き込むのが上手くて、そりゃみんな惹きこまれちゃうよ。そういう力強いところに惚れちゃうんだろうね、誰かさんたちは」

「この前のファンタジー事件のときも、相手に同情せず持論を展開する啖呵の切り方にれいくんせんぱいらしさが出てましたからね~。そのパワー、推せます!」

「そういった常識破りなところが零くんのカッケーところなんだよ! それでいて周りを自然と笑顔にする力もあるなんて感服するってルリ思う。故にルリあり!」

「とんでもないことを言ってたような気がしますけど、零先輩の言葉であれば納得感と安心感があります。まあうん……ホッとしました」

「どれだけ強欲であろうが実力や成果に現れているおかげで、(わたくし)たちも心からの信頼を寄せられるようになっているわ」

「これであたしも零クンの特別な存在になれるってことだよね……? スクールアイドルの人生とはまた違う、花咲く世界が広がりそうだよ!」

「誰か一人を選ぶんじゃなくて、みんなと一緒に笑顔で手を繋いで世界を飛び出す……。ふふ、れいらしいね。とても暖かくて心地いい響きだ」

「徒町、また強くなれそうです! 師匠に対する気持ちを吐き出すのに、もう躊躇しなくてもいいんだって!」

「わたしたちはとっくに零さんの世界に巻き込まれているんだと思います。だからあと一歩、あなたのところへ辿り着くまで待っていてください」

 

 

 俺の信念を共有されたコイツらの意気は更に上がったようだ。別に狙っていたわけではないものの、こっちの事情を少しは明かした方が関係性がもっと深まると思っただけだ。俺だってただスクールアイドル病の治療のためだけに蓮ノ空(ここ)にいるだけならこんなことはしない。さっきも言ったが女の子に想われているのであればそれに応えたいんだ。こうして同棲しているコイツらからの気持ちなら、なおさらな。

 

 夜食を食おうと思ったらまさかマイルールを曝け出すことになるなんて、意外な夜になっちまった。でもそのおかげでみんなとの距離をまた一歩縮めることができたし結果オーライかな。それに吟子と姫芽が俺に対してどのような感情を抱いているのか、その大きさも大体把握できたから結果オーライどころか大進展かもしれない。これでスクールアイドル病の調査も進むうえ、他の奴らとの気持ちにも決着をつける算段もつきつつあるしな。いい夜になったよ。

 

 

「それにしても、れいくんせんぱいを慕う人たちだけで国を作れちゃいそうですね~。ご主人様気質があるので王になる気質もありますよ~きっと」

「いわば零くんキングダムだね!」

「じゃあみらぱもそこに移住しちゃおっか!」

「秋葉が本当に作りそうだから、冗談でもやめてくれ……」

 




 今回は珍しく零君の回でした。
 最近はドタバタ話や個人回によるシリアス展開が多かったので、たまにはこうやってまったりと女の子たちとの気持ちを確かめ合う回があってもいいかなと思いました。
 それにしても花帆たちが零君への想いを全然隠さないあたり恋愛強者に見える。Liellaの一期生と二期生が弱すぎただけかもですが……(逆に三期生は最強)




【キャラ設定集】
零から蓮ノ空キャラへの呼称
・日野下花帆 → 花帆
・村野さやか → さやか
・乙宗梢   → 梢
・夕霧綴理  → 綴理
・大沢瑠璃乃 → 瑠璃乃
・藤島慈   → 慈
・百生吟子  → 吟子
・徒町小鈴  → 小鈴
・安養寺姫芽 → 姫芽

蓮ノ空キャラから零への呼称(零への好感度 0~100 ※限界突破アリ)
・日野下花帆 → 零クン   (120)
・村野さやか → 零さん   (120)
・乙宗梢   → 零君    (120)
・夕霧綴理  → れい    (120)
・大沢瑠璃乃 → 零くん   (120)
・藤島慈   → 零     (120)
・百生吟子  → 零先輩   (84)
・徒町小鈴  → 零師匠   (100)
・安養寺姫芽 → れいくんせんぱい(87)

スクールアイドル病の治療状況
・日野下花帆 → 治療済
・村野さやか → 治療済
・乙宗梢   → 治療済
・夕霧綴理  → 治療済
・大沢瑠璃乃 → 治療済
・藤島慈   → 治療済
・百生吟子  → 傷の位置調査中
・徒町小鈴  → 治療済
・安養寺姫芽 → 傷の位置調査中
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