村野さやかです。
今日は土曜日。零さんが蓮ノ空に戻ってきて15日目。最初は戸惑いながら始まった10人同棲生活も流石に二週間も経てば慣れ、今ではみんなが家族かのように団結して違和感なく生活しています。
これだけ大人数で生活していると気になるのは家事の分担ですが、それは小鈴さんの発案により全員が毎日やることをローテーションして行っています。ただ料理については不慣れな人だけでさせるわけにはいかないので、必ずわたしが付き添っています。そのおかげで一定のクオリティを保った状態で料理を提供できるので、特に零さんにはご満足いただけているはずです。
ちなみに零さんは女性の手料理が好きという、なんとも贅沢な好みをしています。ただそれを証明するかのように自分の欲求を満たすに値する料理を口にすると、意外と分かりやすく顔が綻ぶので歳相応の子供っぽさを感じられる瞬間です。普段は気高く冷静沈着な彼ですが、こうして美味しい料理に舌鼓を打っている姿を見ると可愛らしく思えてくると言いますか、無邪気な笑みがまるで我が子のように感じて―――って、そんな感想を抱くから周りから『ママ味がある』と言われてしまうのでしょうか……。
ともかく、自分の趣味である料理をこうして毎日振舞えるので腕が鳴ります。たまに皆さんの料理からもインスピレーションをもらうことがあり、まだ二週間程度の生活ですが同棲で得たものはかなり多いです。美味しい食事こそ零さんが分かりやすく喜んでくれる筆頭でもあるので、料理が苦手な人であろうともやる気も大きく気合が入っています。それ故に教える立場のわたしもその意気につられてつい本気を出してしまうのです。
これまで料理に対する努力は味の研究や盛り付け方の工夫の思案が主であり、誰かに喜んでもらうという観点はあまりありませんでした。
ただ同棲生活を始めてからというもの誰かの笑顔が見たいという意識が強くなり、特に零さんの喜色満面を見るために日々技術を積み重ねています。今までの自分が納得する料理から誰かの満ち足りた表情を見るために努力に目的が変わったのです。
「零さん、お疲れさまです。そろそろお昼にしませんか?」
「もうそんな時間か。集中してたから気付かなかった」
本日は休日なので本来は蓮華祭の準備はしなくてもよいのですが、出られる人はほとんど出ているため学校の賑わい度は平日にも負けず劣らずでしょうか。
零さんは教室の隅で胡坐をかき、クラスの出し物で使う装飾を作成していました。手先が器用で仕事も早く、午前中だけでも本日任された作業が終わりそうなのは流石と言うべきです。あまりに集中していたためこちらから声をかけないと昼食抜きになってしまいそうなくらい没頭していました。
「珍しいですね。零さんがここまでやる気になるなんて」
「そりゃサボれるならサボりたいよ。でもこの学校で不自由なく活動するために信頼の獲得は必要だからな。だからこうして朝っぱらから信頼度を稼いでんだよ」
「蓮華祭を盛り上げようとかではなく、自分のためなところが零さんらしいですね。普段は利己主義ですが、肝心なときにだけ本気になるところこそ大物っぽさがありますよ」
「煽ってんのか……。俺のことはいいから、飯食いに行くんだろ?」
「はい。お弁当を作ってきたので一緒に食べましょう」
実は昼食にわたしの作ったお弁当を食べてもらうことは朝から約束して決まっていました。普段は食堂に行くのですが、今日はとある思惑があるためわたしから零さんを誘った次第です。
その理由は昨晩の出来事。夜食をいただきながら聞いた、零さんが自分に向けられる好意を全て受け入れる宣言をしたお話。その話を聞きながらわたしの決心は段々と固まり、今回のお誘いに発展した形です。伝えたいことがあるのであれば真っ向から向き合って伝える。相手が受け入れ態勢が万全だと知ったからこその行動です。
「どこで食うんだ? 机は教室の外に出しちまってるけど」
「学校の敷地内でいいところがあるんです。普段からあまり人が来ない場所なんですけど、今日は休日で更に少ないと思うので快適に過ごせるはずですよ。行きましょう」
~※~
「校舎裏なのに日当たりが結構いいんだな。綴理とかここら辺で寝てそうだ」
「少し歩くので綴理先輩はわざわざ来ないと思いますよ。誰にでも目に付くベンチとか木陰で寝てることが多いので」
「それはそれで問題あるけどな……。ぶっ倒れてないか心配されねぇか」
綴理先輩は割とどこでも寝られるため、適当なところでお昼寝をしていると何も知らない人からすると心配されるかもしれませんね。実際に新入生が入学して間もない頃は、先輩が至る所に転がっている光景が異質過ぎてビックリされることが多いらしいです。
ただここはそんな先輩すら知ってか知らずかの隠れ日向ぼっこスポット。校舎の裏側方面で特に周りに施設もないため寄り付く人はあまり多くありませんが、日当たり良好なので知る人ぞ知る休憩スポットとなっています。プチピクニックとして楽しめる場所でもあるので、実はここで親交を深めた人が何人かいたりします。ゆったりできるスポットのためスクールアイドルクラブの皆さんにも教えていない、まさに隠れ家にしているのです。
ただ今回、そんな秘密の場所に零さんをご招待しました。流石に人が激しく往来する場所でデート紛いのピクニックだなんて、周りから茶化されも仕方ないですから……。
「では早速お弁当を。開けてみてください」
「今日はやたら積極的だな――――って、弁当箱デカくねぇか?」
「食べ盛りの男の子にお渡しするものですから」
「お前、そういうところがママって呼ばれる所以だって気付いてんのか? いや心遣いは嬉しいけどさ」
「その話は今はいいですから! 早く蓋を開けてください!」
まさか零さんの口からもその言葉が出てくるなんて……。やっぱり他人のお世話をし過ぎなのでしょうか……?
いや今はそんなことで動揺している場合ではありません。今日は彼の表情を心に刻み込み、今まで隠していたこの気持ちを放出するって決めたんですから。
「明太子入りの卵焼きに鯖の竜田揚げ、和風ハンバーグにほうれん草とベーコンの炒め物、鶏のから揚げに筑前煮、五目ご飯にたこさんウインナー、春巻きにシュウマイにポテトサラダ……。多すぎね? しかも全部手作りなんだろ? 何時に起きたんだよ今日……」
「昨晩から仕込んでいたものもあるので、いつもより手間はかけていますが負担ではありませんでした。むしろお弁当作りは手をかければかけるほど楽しくなってしまう性なので」
「それでも昨晩は俺たちと夜更かししてたのに朝にこれだけ作るのは鉄人すぎるだろ。しかも日中お前の眠そうな姿を見てないし、花帆の言う通りサイボーグを疑われても仕方ねぇぞ」
「えっ、そんな風に思われてたんですか!?」
「長距離走でも全然息切れしないから体力お化けだってな」
「素直に喜べない異名ですよそれ!」
まさか裏でそんな噂が立っていただなんて。わたしなんてただ毎日シェアハウスの家事の取りまとめや綴理先輩や小鈴さんのお世話をしたり、朝ごはんの仕込みをしたりスクールアイドルやフィギュアスケートの練習をしたり、梢先輩が受け持つ管理業務を補佐したり、蓮華祭の準備をしているだけのような気がしますが……。
「じゃあいただくよ。お前の本気をな」
「はい、召し上がれ」
まずはハンバーグから摘まんで口に入れる零さん。いきなりメインどころから行くのは手作りのお弁当を食べ慣れている証拠でしょうか。メインとなるおかずは作る側が気合を入れていることが多いので、最初に感想を述べるおかずとしては大正解です。
ゆっくりと咀嚼してハンバーグを味わう零さんですが、飲み込んでも特に感想を言うことはなくそのまま次のおかずを食べ進めました。
言葉にしないのは何故だろうと思われるかもしれませんが、零さんの性格を知っていれば彼の表情を見るだけでこちらも満足できます。先にも述べた通り、零さんは女性の手料理で満足のいく味だった場合だけ子供のようなほくほく顔を見せます。そして今、まさにその笑みを浮かべている。つまりわたしのお弁当が一口目から零さん好みであったということです。
その事実に安心するのと同時に、わたしが今この世で一番見たいものを拝むことができてこちらも自然と笑みがこぼれてしまいます。
いつもは子供とは思えない程に凛々しくて気高い姿を魅せ付け、絶対に他人に流されない力強い意志は逞しく、隣にいてこれほど信頼できる人はいません。彼がいると場の流れが常に良い方向に進むと根拠がなくても感じさせてくれます。
以前の夢を見る楽譜の事件でも、その前向きな姿勢はわたしたちに光を与えてくれました。小鈴さんたち一年生を守るためにこの身を投げ出す覚悟がつき、絶望の闇に苛まれても決して諦めない心を持てたのも、最期には零さんが絶対にハッピーエンドに導いてくれると確信していたからです。そして結果的に見事にその通りとなりました。わたしたちの理想をしっかりと叶えてくれるその実行力、もうそんなの女性としての心が高鳴らないわけないじゃないですか。
ただそんな頼もしい雄々しさがある零さんでも食事を前にすると子供のように破顔一笑になり、その表情には愛しさを覚えてしまいます。誇り高き姿とは対照的な無垢な純情は、わたしのお世話したい欲求を大いに掻き立ててきます。昨晩瑠璃乃さんも言っていましたが、普段のご主人様気質に対しては献身欲、今のように天真爛漫な様子に対しては母性を抱いたりするのでしょうか。
どちらの零さんにせよわたしの愛情は等しく膨れ上がっています。お弁当を食べてもらうことで愛情の熱さを確かめられるのなら、朝早くから仕込みをするなんて全く苦ではありません。
「お味噌汁もありますよ。当然保温されているので美味しくいただけます」
「お前はいつも何から何まで気が利くな」
「先回りして相手の欲求に応える。綴理先輩や小鈴さんのお世話をしているからというのもありますが、零さんと一緒にいるとその能力が特に鍛えられます。献身的な愛、とでも言いましょうか。世話を焼いていしまうこの性が零さん相手だと爆発しちゃうんです」
「じゃあお前の天性にピッタリな奴が現れたってことか」
「はい。世話焼きが好きなわたしと気位が高いあなた。相性ピッタリですね」
「だからと言って侍従関係とは思ってないけどな」
「もちろん。尽くしたいという気持ちはあれど、支配されたいとは流石に思っていませんよ」
メイドの精神があればご主人様に従属したい欲があるのでしょうか。でもわたしはメイドというよりかは対等な立場として尽くしたいと思っているので、あまりにも亭主関白を発揮されると抵抗があるかもしれません。
ただ対等な立場となると、それはもう夫婦仲とかそういう次元の話になってしまうのでは……? 覚悟を持ってこの場に臨んだつもりでしたが、そのような未来の想像をしてしまうとやはり恥ずかしくなってしまいますね……。
「お前には感謝してるよ。最初は少し疑われてたけど、今となっては精一杯尽くしてくれるし、こうして美味い飯も作ってくれる。蓮ノ空での毎日を難なく過ごせているのは間違いなくお前の貢献が大きいよ」
「ありがとうございます。最初の頃は確かに女子高に転入してくる男子って何者かと気になってはいましたが、能力の高さは認めていたので一応友好的に接してはいたつもりですよ。でもまさかここまで距離が縮まるとはそのときは思ってもいませんでした」
「お前の同級生とパートナーは最初から俺に対して壁なんてなかったから、それも影響したのかもな」
「そうですね。同じクラスなのも相まってなにかとお世話をしてしまったり、逆に助けられたこともありと一蓮托生な部分も多かったのかなと思います」
「こっちも不慣れな環境でなにかとお前を頼りにしてたから、要領よくこちらを先回りして尽くしてくれるお前には大助かりだったよ」
「それはお互い様ですよ」
別にこちらがお悩み相談をしているわけではないのに察して解決に導いてくれたり、大きな事件が発生した際は自分に関係がないことなのに事態の終息のため最前線に立ってくれました。幾度とない危険が訪れようとも率先して前を引き受け、わたしたち誰一人として大事なく切り抜けさせてくれるその勇敢さには恩返しをしてもしきれません。
「孤高なる精神で我が道を歩み、その直情的で圧倒的な権威が零さんの魅力です。その暴力的とも言える存在感にわたしは惚れ、自分の性が故に尽くしたいと思ってしまいます。でもそれでいいんです。気高いあなたと無邪気なあなた、どちらも大好きなので。わたしは可能な限りあなたのお傍にいたい。物理的というよりかは心の距離として。あなたは自身の目的を果たせばまた蓮ノ空から去ってしまうでしょう。多くの人の希望となるあなたをわたしは引き止めません。だからこそ物理的にではなく心の距離としてお傍にいたいんです。ただの友人から更に一歩その先へ。わたしは、あなたのことを心から慕っています」
目線が交差します。
これがわたしの零さんへの想い。対等な関係ながらも尽くしたいと思ってしまうほど。もしかしたら恋の抱き方が少しヘンかもしれません。ですがこれがわたしの本心で、愛という炎にくべた薪こそこの献身欲だったのです。だったらわたしはその気持ちを隠しません。さっきも言った通りわたしたちはお互いに性格的な相性が良いので、むしろ隠す必要なんてなく真っすぐに気持ちを伝えた方がいい。これが昨晩わたしが決心したことです。
零さんはこちらから目を離すことはありません。じっとこちらを見つめながら、こちらの言葉をしっかりと受け止めどう返答をするか考えているのでしょう。わたしからすればもうこの想いを伝えられただけでも満足なのですが、せっかくなので零さんの気持ちもお聞きしてみたいです。
「ありがとな。お前にそこまで想ってもらえてるなんて嬉しいよ。俺だって気持ちは同じだ。お前みたいな尽くしてくれる奴が隣にいてくれると、どんな困難が立ちふさがってこようと安心して前線に立てる。多少無茶しても問題ないってことだ」
「いや無茶はいけませんよ! 零さんは花帆さんとは違って弁えられる人だと思っていますが、やはり隣に誰かがいる安心感はあなたのような人であろうとあるものなんですね。だったら零さんが無茶しないように止めるのもわたしのタスクとして追加です」
「あぁ、そうしてくれると助かるよ。それにこんな美味い飯を作ってくれるんだ、隣に置いておかない手はないだろ」
「わたしの料理目当てですか!?」
「それもある。料理だろうが性格だろうが、例え身体目当てだろうが、俺がソイツのことを好きなのは変わりない。むしろ誇りを持ってもらいたいもんだ。この俺に見定められるくらいの突出した特徴があるんだからさ」
「そんな唯我独尊なところも好きですよ。いくら尊大で傲慢でも、あなたが力強くであればあるほど尽くし甲斐があるというものです」
「それは常識から逸脱し過ぎだ」
「常識から外れた人も受け入れる。あなたが昨晩仰っていたことです。つまりあなたに受け入れてもらわないと、わたしは世間から外れ者になってしまいます。ふふっ」
ちょっとイジワルを言ってみましたが、零さんももちろんそれを理解していて鼻で笑いながらも微笑みは崩しませんでした。
このような格好がつくことを言った後の微笑みもわたしは好きです。その優しい笑みで女性を何度救ってきたのでしょうか。まさに救世主、そんな方をずっと支えてあげたい。自分の世話焼きの性もここまで来ると病気ですかね。零さんと一緒にいることでわたしの常識も枠外に飛び出してしまったようです。
お互いの気持ちを確かめ合った後、零さんは再びお弁当を食べ進めます。
そして談笑している間にお弁当箱が綺麗に空になり、間もなくお昼休憩の終わりが近づいてきました。
「にしても昨日の今日でここまで積極的になるなんて、相当な心境の変化があったんだな」
「はい。零さんが来るもの拒まずと公言してくれたおかげです。なんとなく分かってはいたのですが、やはり本人の口から明かしてくれたからこそ前向きになれたんだと思います。それに誰でも受け入れるというその姿勢は、他の人がどう出ようが自分にとっては関係がないと安心する言質にもなりましたしね」
「本来なら全員に手を出すなんて非難されるべきなんだけどな」
「いいと思いますよ。少なくともわたし、いやわたしたちは。誰とも憎しみあったり争いたくないですから」
昨晩の夜食会で変化した心境について、わたしたちは特にお互いに話し合ったりはしていません。零さんへの気持ちは各々次第です。わざわざ相手の心に介入する必要はないと、皆さん暗黙の了解として理解しているのでしょう。
恐らく皆さんもこれから積極的になるはず。だとしたらわたしも皆さんと共に零さんの隣で道を歩むだけです。零さんが目指す夢は誰もが笑顔のハッピーエンド。その夢にこの身を尽くせるのであればそれ以上の幸福はありませんから。
「不束者ですが、これからもよろしくお願いします。少なくとも零さんが蓮ノ空にいる間は、鬱陶しいと思うくらいに献身欲を発揮させてもらいますね」
「お前が不束だったらこの世のほとんど人間が屑同然だろ……。でもそう思わせるくらいに積極的になるお前も見たいから、楽しみにしておくよ」
「はい。わたしのママ力は凄まじいらしいですから、覚悟してください!」
「綴理や小鈴相手みたいに赤ちゃんをあやすような真似はすんなよ……。それはちょっと恥ずかしいからさ」
無事に想いを告げることができ、わたしの心も穏やかな気分になりました。零さんが蓮ノ空にいる間は物理的に、また新天地へ向かってからは心の距離として尽くし、この敬愛をずっと伝えていければいいなと思いました。
これからもよろしくお願いします。好きです、あなたのことが。今も、ずっと。
さやかの個人回でした。
初登場となる104期生たちとの話はもちろん、既存メンバーたちとの個人回も度々挟んでいく予定です。やっぱりラブコメなので、女の子との関係は一区切り決着するのが筋ってものだと私は思ってたりします。
次回で年内分の投稿はラストになる予定です。ただ冬休み中にできれば何話か投稿するつもりなので、また次回の後書きで予定を発表できればと思います。
【キャラ設定集】
零から蓮ノ空キャラへの呼称
・日野下花帆 → 花帆
・村野さやか → さやか
・乙宗梢 → 梢
・夕霧綴理 → 綴理
・大沢瑠璃乃 → 瑠璃乃
・藤島慈 → 慈
・百生吟子 → 吟子
・徒町小鈴 → 小鈴
・安養寺姫芽 → 姫芽
蓮ノ空キャラから零への呼称(零への好感度 0~100 ※限界突破アリ)
・日野下花帆 → 零クン (120)
・村野さやか → 零さん (120)
・乙宗梢 → 零君 (120)
・夕霧綴理 → れい (120)
・大沢瑠璃乃 → 零くん (120)
・藤島慈 → 零 (120)
・百生吟子 → 零先輩 (84)
・徒町小鈴 → 零師匠 (100)
・安養寺姫芽 → れいくんせんぱい(87)
スクールアイドル病の治療状況
・日野下花帆 → 治療済
・村野さやか → 治療済
・乙宗梢 → 治療済
・夕霧綴理 → 治療済
・大沢瑠璃乃 → 治療済
・藤島慈 → 治療済
・百生吟子 → 傷の位置調査中
・徒町小鈴 → 治療済
・安養寺姫芽 → 傷の位置調査中