ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常2~   作:薮椿

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ラヴァーズ・ディスタンス(後編)

 姫芽にゲームに誘われたと思ったら、いつの間にか悩みを解決して、そしていつの間にか何でもお願いを聞いてくれる状況になっている。

 好感度も遂に限界まで辿り着いたのかと思ったけど、俺を疑っていた頃にも一度無防備に誘ってきてたので、まだこれがただのノリの可能性だってある。あの頃から関係性が大きく変わったから本気の可能性もなくはないけど、コイツ頭がいいから結構打算的だしなぁ……。

 

 ただ普段から忙しい俺を癒してあげたいという気持ちは本物だろう。それで『なんでもする』と豪語するのは流石に男を嘗めすぎな気もするが。

 稲荷火の事件から生還したその夜にコイツの誘いに乗った理由。当然コイツと一緒にいる時間は十分な休息になると思ったからだけど、それ以上にスクールアイドル病の治療をするってのが目的だ。昨日の小三角 vs 大三角で、偶然コイツの身体にスクールアイドル病特有の傷を発見できたから早期治療がなにより先決だ。

 

 そんな感じで誘いに乗ったわけだが、心の霧を払ってやった影響かコイツから放たれる愛が過去一で濃くなっている。あまりにも愛が濃縮されたオーラに全身が包み込まれてしまいそうだ。今いる場所が姫芽の部屋で、コイツの暖かいゆるふわな雰囲気が場を支配してるからかもしれない。それでいてこちらを全く警戒していない、全てを受け入れる気満々の無防備さ。あまりにオープンだから油断したら男の本能が反応してすぐ誘いに乗ってしまいそうだ。思春期時代なら間違いなく即ベッドに押し倒していただろう。

 

 

「れいくんせんぱい……? アタシをそんな真剣に見つめて、まさかどんなプレイをさせようか考えてるとか!?」

「んなわけねぇだろ。てかお前、そんな脳内ピンク色だったっけ?」

「れいくんせんぱいの前だけですよ~。むしろここまでノーガードなのに全然手を出してこないなんて、まさかここにきて紳士ぶるんですか!?」

「じゃあお前は俺が脱げって言ったら脱ぐのか?」

「せんぱいと二人きりで、せんぱいがアタシを求めてくれるのなら喜んで~」

 

 

 一切迷わなかったな。それだけ本気なのか。それとも冗談に慣れているだけなのか。

 ただどんな流れであろうが脱いでもらわないとスクールアイドル病の治療ができない。治療するためにはコイツの胸元にある赤い傷に触れる必要があるからだ。まあこのまま服の裾から手を突っ込んでも抵抗もされないし好感度が下がることもないだろう。これだけ俺のことを慕って受け入れてくれてるのならな。もちろんそれはあくまでコイツが急に倒れたとか、緊急を要する場合の最終手段だけど。

 

 

「むぅ……。せんぱいって意外とこういうときに攻めて来ないですよね~。普段のご主人様気質を見てると、自分の女が誘惑してると知れば目の色を変えてがっついてきそうなので」

「お前みたいに余裕ぶってる奴ほど、雄を解放して手を出したら真っ先に跳ね除けるんだよ。つまり内心ではビビってるパターンだ。お前がどっちか見極めるまで無茶な真似はできねぇよ。お前は賢いからな。体よく俺を誘ってるだけの可能性もあるだろ」

「思ったよりも慎重なんですね~。でもせんぱいの自分を貫き通すところは徹底的に、でも相手の気持ちを蔑ろにはしないところが好き好きポイントですよ。アタシもスクールアイドルクラブのみんなもそのポイントが積み重なってせんぱいに夢中になっちゃってます。そして安易に手を出してこないその距離感に安心できるんだと思います。アタシ、せんぱいと適度な距離を保ちつつもお互いの気持ちを確かめ合った今がとっても幸せです!」

 

 

 持ち前の垂れ目を更に垂れさせてにっこり微笑む姫芽。吟子は『姫芽はゼロ距離でじゃれてくるから危険』と言っていたが、それは密着しても構わないという自信と相手からの暗黙の了解があるからだろう。

 今もまさにそんな感じだ。肩と肩が触れ合いそうなくらい姫芽は俺に近づている。どれだけ惚れこんでいるのか、どれだけ襲ってほしいのかは知らないけど、ここまでノーガードすぎるのは吟子曰く相当な信頼の現れらしい。

 

 ただ親友の吟子や小鈴、尊敬で推しの瑠璃乃や慈にはガツガツ攻めるのに、俺に対しては密着するほど近くには来るけど最終的には俺に手を出させようと誘ってくる。

 これ、逆に俺からコイツを誘ったらどうなるのだろうか。どうせ今晩中には脱がしてスクールアイドル病を治療するんだ。寄り道して試してやろう。もしかしたら攻撃力はあるけど防御力がない煽り系女子特有のパターンかもしれない。こっちがオスを発揮したら途端に萎縮して受けに回る、いわゆるクソ雑魚になるってやつだ。

 

 

「そこまで言うならお前から攻めたらどうなんだ? 口だけだったらなんとでも言えるだろ」

「えっ、いいんですか~? てっきりれいくんせんぱいは襲う側だと思ってたので、まさか女の子に押し倒されたい派だなんて思わなくて……」

「お前にその勇気があるなら好きにしろ」

「アタシだったらせんぱいを簡単に押し倒せちゃいますよ? スクールアイドル活動でかなり鍛えられたので、ちっちゃいせんぱいなら全く抵抗できなくなっちゃうかも……。でもまあ、それもいいかもしれませんね~」

 

 

 なにを想像しているのか、恍惚とした表情でうっとりとこちらを見つめる姫芽。年下の男を組み伏せたい異常性癖の片鱗が現れている。今までも度々そのような視線を送られることはあったのでもしやと思ってたけど、この表情を見てると本性っぽいな。これまで散々ショタだの可愛いだのNOT誉め言葉を量産され続けてきたけど、遂に欲望が自我を出したか。

 

 

「じゃあベッドにごろんさせちゃいますね~。あっ、服はそのままでもいいですよ。アタシが脱がせたいので~」

「お前、段々と気持ち悪くなってきてるぞ……」

「そりゃあれいくんせんぱいを好きにできるとあらば、この欲望を抑えつける必要もないですからね~。でも気が変わったらいつでも攻守逆転していいですよ。どちらかといえば、アタシはせんぱいに襲ってほしい側なので~。あっ、でも今更怖気づいちゃったとか泣き言はなしですよ。もう襲うか襲われるか、どっちかに振り切れるまでこの溢れ出す愛情は収まらないですから~」

「勝手にしろ。本当にその気があるのならな」

「もちろん。じゃあアタシもベッドに失礼しますね~」

 

 

 俺を抱きかかえて自分のベッドに仰向けに寝かせると、自身も乗り込んで四つん這いとなり俺と向かい合う形となった。

 普段はセットに時間がかかるであろう謎の玉ねぎポニーテールという複雑な髪型をしているコイツだが、風呂上り後だからか髪を解いてストレートにしている。その髪が俺の顔の左右に垂れ、身体だけでなく髪でも壁を作って俺を逃がすまいとしているようだ。

 

 にしても、改めて見るとコイツめちゃくちゃ美人だな。垂れ目でおっとりした雰囲気だけど、風呂を上がってからそれほど時間が経っていないからか、加えてベッドの上というシチュエーションの煽りからかとても艶やかに見える。ふわふわした性格だから可愛さの側面も広いけど、着飾らない場合だと眉目秀麗がより目立つな。

 

 

「まさか憧れのイケメンショタと交わる日がこんなにも早く来るなんて……。可愛い! カッコいい! せんぱいをアタシの好きにできるなんて興奮が止まらないですよ! もうやめろと言われてもやめられませんから! ガチ恋勢の本気、嘗めないでくださいね!」

「ヒートアップしすぎだろ。お前普段からそんな目で俺を見てたのかよ……」

「そりゃもう! ただせんぱいとの距離感を大切にして必死に抑え込んでました。でも今はそんなこと気にする必要はありません! アタシは攻めますよ~! なんたってせんぱい直々に許可を出してくれたので!」

 

 

 タガが外れたのかこれまでに僅かに残っていた謙虚さも捨てたようだ。みらぱ語りをしているときのようなテンションになっている。目も大きく見開き、息遣いも荒くなり、物理的にも距離を一気に詰めてきた。過去のトラウマから相手との距離感を常に考慮してきたコイツだが、本性はこっちのようだ。いつもは相手との距離感を保つように心がけている都合上、一定のブレーキをかけているのだろう。だからこそそのブレーキを外した反動が今の行動に表れているのかもしれない。

 

 てかこの状況、稲荷火の事件のときよりも圧倒的に相手をボテ腹にさせそうな雰囲気になってるんだけど……。やっぱり性交渉ってのはやらされるものじゃなくて本気で向かい合ってこそだよな。今のコイツが真に本気なのかはまだ疑ってるけど。

 

 

「せんぱいたちよりも先にれいくんせんぱいとひとつになれるなんて……!! もう脱がしますよ! いいですよね! 答え関係なくやっちゃいますね~」

「もうなりふり構ってねぇなお前」

「でもせんぱいはずっと冷静ですね~。流石と言いたいですけど、女の子に押し倒されてるこんな場面でも顔色一つ変えないなんて……やっぱり男同士がいいとか?」

「だったら押し倒すのを赦すわけねぇだろ。余計な話をしてないで、脱がすならとっととやったらどうだ?」

「うぅむ、煽ってきますねぇ……。じゃあ早速下を脱がしちゃいます!」

 

 

 姫芽は俺のズボンに手をかける。

 このまま流れだとお互いに脱ぐ展開になる。と、普通は思うだろう。まさか蓮ノ空の奴らの中で真っ先に身体の関係にまで発展するのがコイツなんだと、その驚きが事実になる。と、この光景を見てる人なら誰でも信じるはずだ。

 

 ただ、姫芽の手は止まっていた。顎を引いているからか前髪でやや表情が隠れている。

 正直この展開は俺の予想通りだった。

 

 しばらく静寂が支配する。

 そして、姫芽は俺のズボンからゆっくりと手を離した。

 

 

「せんぱいはズルいです。アタシが最後まで踏み込めないことを分かっていて、敢えて誘い返してくるなんて……」

「やっぱりな。お前は人との距離の取り方が上手い。距離を詰めるのも離れるのも上手に計算されてるよ。だからこそお前は脱がせなかった。大好きな奴だからこそ、自分の欲望で相手を一粒残らずに飲み込んでしまうのを躊躇ってしまう。俺たちは出会ってから猛スピードで仲が深まった。でも一緒にいた時間はまだ二週間半。お前が本当の意味で決心を固めるには、もう少し交際が必要かもしれないな。大切な人だから踏み込みたくない、ではなく、大切な人だからこそ交わりたい。最初みたいな取り繕いじゃなくて、本心からそう思えるまで俺はいくらでも付き合うよ」

「そういうところですよ。そういう何もかも見透かしているところがズルいです。でもそういうところが好きです」

 

 

 姫芽に度胸がないわけではない。ただやはり出会ってからそう月日が経っていないため、いくら盲信するほど好きな相手であっても互いに肌色を晒す本当の覚悟はまだ持ててはいないようだ。これはコイツ自身、過去のトラウマから得た己の人との付き合い方による影響も大きいと思うけどな。どれだけ関係が進展しようとも、この段階までは踏み込んではダメだと自然と歯止めがかかるようになっているのだろう。

 

 もちろん自分の気持ちがウソって意味ではない。コイツにとって俺への想いも本当だし、二人きりのベッドというシチュエーションで興奮していたのも本当だ。それはコイツ自身もよく分かっている。だからブレーキがかかったことに対して無念や後悔はないはずだ。むしろこれからもっと距離を詰められることに期待できると、ポジティブに捉えて笑みをこぼしている。

 

 だが、それはそれ。このままでは消化不良だろう。

 

 

「ふえっ!? せ、せんぱい!?」

「なんだその戸惑いは。攻めてほしいんじゃなかったのか?」

「そ、そうですけどぉ~……!!」

 

 

 姫芽がベッドから離れるために力を弱めたところに俺が切り込み、今度はお互いの立場が逆転した。つまりコイツが下で俺が上。

 姫芽は驚きで瞬きを連打しながらも、俺を突き飛ばすことはなくただこちらを凝視するばかり。当初コイツが望んていた展開になったわけだが、やっぱり攻められたらまともな思考回路ではいられないか。期待以上に困惑の色を示していることから分かる。

 

 押し倒した意図はコイツの本意を確かめたかったってのもあるが、一番はやはり――――

 

 

「せんぱい……?」

「ちょっとだけだ。服を上げるぞ」

「は、はい……」

 

 

 最初煽っていた頃の自信はどこへやら、ガチガチに緊張しているようだ。ただ本来はプレッシャーに強いようで、吟子や小鈴に比べると初ライブでも『ラブライブ!』でも特に大きく気が立つことはなかったみたいだが、それと今回とでは話が違うってか。そりゃ好きな男がいきなりオスを見せつけて襲い掛かってきたら本能的にビビるわな。

 

 俺は姫芽のシャツを捲り上げた。もちろん胸は外界に晒さないようにしながら、胸元にあるスクールアイドル病の特有の赤い傷を探し出す。下着が視界に入ってしまうのはこの際は勘弁してほしい。

 

 姫芽は捲られたシャツを見つめるだけで何も喋らない。まだ困惑した様子は収まっていないようだが、抵抗したいのであればガキの姿の俺なんて容易に跳ね飛ばせるはず。だから俺の行動は受け入れられたと判断していいだろう。

 

 シャツを胸元まで捲ると、例の傷が姿を現した。これまでの奴らのと同じく痛々しい赤。これで本人は全く痛みを感じないらしいから不思議なもんだ。

 ただ放置すれば前触れなく体調を崩し、やがて傷口が全身に広がって身体の崩壊を起こす。幸いにも深刻化したのは俺が最初に治療したさやかくらいで、それ以外の奴らは事前に対処することができた。今の姫芽の様子を見る限りでは特に体調不良に陥る様子もなく、顔が紅くなっているのも俺に半裸を鑑賞されていることに羞恥心を抱いているからだろう。だったら健康だろうし安心だ。

 

 治療は簡単。指でこの傷に触れるだけ。あっという間だ。

 胸元に触られたことで姫芽は少し声を上げる。その間に傷はどんどん塞がっていき、いつも通りものの数秒で最初から何もなかったかのような綺麗な肌に戻る。あまりにもあっけない治療。傷の特定する方がよっぽど苦労するよ。

 

 でもこれで姫芽もスクールアイドル病に悩まされることはなくなる。まあ本人は自分が重大な病気を患ってるなんて全く知らないわけで、俺は人知れず治療をしているわけだが、それでもコイツらがこれからも笑顔で生き続けるためには必要なこと。だから傷を1つ埋めるだけでも達成感がある。

 

 完治したことを確認し、捲ったシャツを元に戻す。

 

 

「れいくんせんぱい……」

「なんだ物惜しそうな顔をして。あれだけではまだ欲求不満か?」

「いえ、せんぱいに襲ってもらえたので満足しました……」

「にしては随分と冷静だな」

「興奮が冷めたんですよ~。れいくんせんぱいってしっかりと男の子でアタシに欲情してくれてるんだ~って、知れただけでも大満足ですから」

「俺は至って平静だよ」

「つまり女の子のシャツを捲ったのもリビドーが高まったからではなく、ただの戯れ程度だったと? それはそれでその勇ましさにゾクゾクすると言いますか……」

「いちいちマゾいなお前……」

 

 

 俺から誘うように仕向けていたことを考えると、自分から攻めるより攻められたいというマゾ向けの思考回路をしている。吟子をからかったり瑠璃乃や慈を褒めちぎるときは押せ押せムードなのに、俺に対してだけは誘い受けモードだ。これも友情と憧れ、そして恋愛では関係性や距離感が違うからって話なのかねぇ。

 

 

「ありがとうございました、せんぱい」

「服を捲られたのにお礼を言うのか……」

「それは別として、せんぱいには今日だけで二回も安心させられましたので。せんぱいとの距離感に迷っていることも解決してくれて、そして今度はこっちから攻められるような関係を築く決心を抱かせてくれました。やっぱりせんぱいと一緒にいるのは心地いいですね~。アタシのことを癒しって言ってくれましたけど、アタシも同じ気持ちです~」

「あぁ。なんだかんだこれまで色々あったけど、俺たちの関係はまだ始まったばかりだ。でも一緒にいれば自ずと互いに容赦がなくなる。そのときこそ本気で1つになれる。そんな未来が来るかもしれねぇな」

「明日にはもうなってるかもしれませんね~。なんたってアタシの大好きなせんぱい、ですから!」

 

 

 物理的な距離は近いけど、パーソナルスペースはしっかり考慮して距離感を保つ姫芽。そんな彼女と心でここまで繋がれたんだ。今回は未遂に終わったことも、もしかしたら近い将来には当たり前にしちゃっているかもしれない。

 心の距離までもが密着した、そのときは、きっと。

 




 姫芽の個人回の後編でした。
 彼女がメインということで雰囲気はゆるゆるですが、ところどころ愛に溢れて空気が熱くなる、まさに彼女の性格らしい話の流れにしてみました。
 ただちょっと前回のネタを引きずられた感があったりなかったり……

 スクールアイドル病も無事に解決し、残り一人。
 104期編も40話ですし、そろそろ終盤戦に向けて物語も動かそうかなと思います!




【キャラ設定集】
零から蓮ノ空キャラへの呼称
・日野下花帆 → 花帆
・村野さやか → さやか
・乙宗梢   → 梢
・夕霧綴理  → 綴理
・大沢瑠璃乃 → 瑠璃乃
・藤島慈   → 慈
・百生吟子  → 吟子
・徒町小鈴  → 小鈴
・安養寺姫芽 → 姫芽

蓮ノ空キャラから零への呼称(零への好感度 0~100 ※限界突破アリ)
・日野下花帆 → 零クン   (120)
・村野さやか → 零さん   (120)
・乙宗梢   → 零君    (120)
・夕霧綴理  → れい    (120)
・大沢瑠璃乃 → 零くん   (120)
・藤島慈   → 零     (120)
・百生吟子  → 零先輩   (84)
・徒町小鈴  → 零師匠   (100)
・安養寺姫芽 → れいくんせんぱい(100)

スクールアイドル病の治療状況
・日野下花帆 → 治療済
・村野さやか → 治療済
・乙宗梢   → 治療済
・夕霧綴理  → 治療済
・大沢瑠璃乃 → 治療済
・藤島慈   → 治療済
・百生吟子  → 傷の位置調査中
・徒町小鈴  → 治療済
・安養寺姫芽 → 治療済
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