ラブライブ!~蓮ノ空との新たなる日常~   作:薮椿

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 今回は健全(だと思われる)な添い寝回です!幻となった前回に引き続き全員出演です。


※1:昨日投稿した幻の72話に関しては後書きにて

※2:文章は幻の72話の流用となっています。


朝起きたら、9人の彼女と妹たちが添い寝していた

 突然だが、気付いたら身体全体に温もりが走っていた。

 布団に包まっているだけなのに、まるで抱きつかれているかのような束縛感。夏の夜の蒸し暑さをさらに掻き立てるこの温もりは、むんむんとした熱気と共にどこか濫りがわしい匂いを醸し出している。そして、隣から吐息のような可愛い寝言が俺の耳を優しく刺激する。

 

 

「すぅすぅ……零君、ごはん……」

 

 

 このふわっとした包み込むような寝息は聞いたことがある。

 

 

 花陽だ。

 

 

 ――――って、花陽!?

 遂に俺の脳が現状は異常だと察知し、目が強制的に開かれる。

 

 

「すぅすぅ……」

「花陽!?お前何してるんだ!?」

「あっ、おはよう零君。昨日は激しかったね♪」

「な、なんだと……」

 

 

 

 

 驚くべきことに、花陽は生まれたままの状態だった!!布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは恐らく下も……?

 

 花陽の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!花陽の豊満な果実が!!"ぶるん"という効果音が似合う、まさに男の目を釘付けにするようなおっぱいだ。

 

 

「な、なななっ……!!」

「零君、もう一度……しちゃう?」

「お、俺たちまさか……!?」

「昨日はあんなに私を愛してくれたから、今日は私からの愛を受け取ってください♪」

「う、嘘だろ……!?」

「私で……満足して♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 

 

 俺は……俺は……花陽と……!!

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~

 

 

 

 

「ハッ!!ゆ、夢か……」

 

 

 目が覚めると、目の前に花陽が……いなかった。どうやらすべて俺の夢だったらしい。起きたばかりなのにハァハァと息切れが止まらない。心臓も一定のリズムを刻まずにバクバクと激しく鼓動していた。

 

 

「なんて激しい夢なんだ……」

 

 

 ほぼ毎日花陽と会っているにも関わらず、あんな夢を見てしまうなんて……。自分がどれだけ欲求不満なのか分かったものではない。

 

 時計を見てみると、まだ午前3時であることに気が付く。今日はずっとパソコンを弄っていて変に夜更しをしてしまったから、早く寝ないと授業が保育園もビックリのお昼寝タイムとなってしまう。

 

 

「さっきのは忘れよう。うん」

 

 

 余計なことを考えると更に興奮をしかねないので、雑念をすべて振り払い俺は再び夢の世界へと旅立った。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

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 突然だが、気付いたら身体全体に温もりが走っていた。

 布団に包まっているだけなのに、まるで抱きつかれているかのような束縛感。夏の夜の蒸し暑さをさらに掻き立てるこの温もりは、むんむんとした熱気と共にどこか濫りがわしい匂いを醸し出している。そして、隣から吐息のような可愛い寝言が俺の耳を優しく刺激する。

 

 

「すぅ……零、そこっ!!」

「すぅすぅ……零くん、ラーメン……」

 

 

 この歌姫のような寝息と、見た目と同じく幼い寝息は聞いたことがある。

 

 

 真姫と凛だ。

 

 

 ――――って、真姫に凛!?

 遂に俺の脳が現状は異常だと察知し、目が強制的に開かれる。

 

 

「すぅすぅ……」

「真姫!?お前何してるんだ!?」

「あぁ、おはよう零。昨日は激しかったわね♪」

「な、なんだと……」

 

 

 

 

 驚くべきことに、真姫は生まれたままの状態だった!!布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは恐らく下も……?

 

 真姫の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!真姫の程よい果実が!!"ぷるん"という効果音が似合う、まさに俺のに揉まれるために生まれてきたようなおっぱいだ。

 

 

 

 

「な、なななっ……!!」

「零、もう一度……しちゃう?」

「お、俺たちまさか……!?」

「昨日はあんなに私を愛してくれたから、今日は私からの愛をたっぷりと……ね♪」

「う、嘘だろ……!?」

「私が、日頃の疲れを癒してあげるわ♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 

 

 俺は……俺は……真姫と……!!

 

 

 

 

「待つにゃああああああ!!今度は凛の番だよ!!」

 

 

 

 

 驚くべきことに、凛は生まれたままの状態だった!!布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは恐らく下も……?

 

 凛の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!凛の微妙な果実が!!揺れる効果音すら思いつかないが、俺の欲求を高めるのには十分過ぎるおっぱいだ。

 

 

 

 

「な、なななっ……!!」

「零くん、もう一度……しちゃう?」

「お、俺たちまさか……!?」

「昨日はあんなに凛を愛してくれたから、今日は凛から愛を注いであげるね♪」

「う、嘘だろ……!?」

「日頃の感謝も込めて、凛がたっぷりと恩返しをしてあげるにゃ♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 

 

 俺は……俺は……凛と……!!

 

 

 

 

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「うわぁああああああああああああああああ!!――――って、あれ?ま、真姫と凛は!?」

 

 

 俺は辺りを見回してみたが、彼女たちはどこにもいなかった。どうやらまた夢を見ていたらしい。

 なんだよ全くもぉおおおおおおお!!いいところだったのに……じゃなくて!!どうしてこんな夢を連続で見てしまうんだよ!?彼女が9人もいて、まだ満足していないのか俺は!?

 

 

「もう朝6時か……起きよう」

 

 

 またあんな夢を見るのは懲り懲りなので、普段よりも時間は早いがもう起きることにする。

 でも勘違いするな、俺はあの夢を疎ましくは思っていない。どちらかといえば、寸止めのところで目が覚めてしまうのが気に食わないんだ。起きたあともムラムラと欲求が残るからな。現に今も……。

 

 

 

 

 処理すっか……。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「ふわぁ~……」

「零くんおねむさん?」

「ことりか……ちょっと寝不足でな」

「また夜更ししてたの?ダメだよぉ~早く寝なきゃ」

 

 

 ところ変わって教室。1限目の授業まで残すところあと3分に迫っているところに、突然睡魔が襲いかかってきた。やはり夜更しとあの夢のせいで2度起きてしまったのがここで効いてきたか。さらにことりの甘い声を聞くと、余計に眠気を誘われてしまう。

 

 

「最近穂乃果だって授業で1時間ぐらいしか寝てないんだよ。今まで授業2限分くらいは寝てたのに」

「寝ないのが普通です!!零も気を付けてくださいね」

「善処する……」

「ありゃありゃ、零君本当に眠そうだね」

「とりあえず頑張って起きてみるよ……」

「瞼が閉じかかっている人に言われても……」

 

 

 そうやって力なく意気込んだものの、俺は既に眠気との戦いに敗北している。そして1限目の授業が始まった途端にすぐ、俺はまた夢の中へと足を踏み入れてしまった。

 

 

 

 

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 突然だが、気付いたら身体全体に温もりが走っていた。

 布団に包まっているだけなのに、まるで抱きつかれているかのような束縛感。夏の夜の蒸し暑さをさらに掻き立てるこの温もりは、むんむんとした熱気と共にどこか濫りがわしい匂いを醸し出している。そして、隣から吐息のような可愛い寝言が俺の耳を優しく刺激する。

 

 

 

 

 ――――あれ?この状況どこかで……?

 

 

 

 

「すぅすぅ……零君、穂乃果のほむまん食べてぇ……」

「すぅすぅ……零くん、ことりのおやつに……」

「すぅ……零、あなたの、逞しいですね……」

 

 

 

 この明るい元気な声から漏れ出す寝息に聞くだけで眠気を誘われる寝息、そして規則正しく整っている寝息は聞いたことがある。

 

 

 穂乃果にことり、海未だ。

 

 

 ――――って、穂乃果にことりに海未!?

 遂に俺の脳が現状は異常だと察知し、目が強制的に開かれる。

 

 

「すぅすぅ……」

「穂乃果!?お前何してるんだ!?」

「あぁ、おはよう零君。昨日は激しかったね♪」

「な、なんだと……」

 

 

 驚くべきことに、穂乃果は生まれたままの状態だった!!布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは恐らく下も……?

 

 穂乃果の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!俺の手にジャストフィットする穂乃果の果実が!!"ぷるん"という効果音が似合う、まさに俺に揉まれるために生まれてきたようなおっぱいだ。

 

 

 

――――ん?これもどこかで……?

 

 

 

 

「な、なななっ……!!」

「零君、もう一度……しちゃう?」

「お、俺たちまさか……!?」

「昨日はあんなに穂乃果を愛してくれたから、今日は穂乃果から愛を受け止めて♪」

「う、嘘だろ……!?」

「穂乃果がたっぷり愛してあげる♪今日1日ずっとファイトだよ!!」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 

 

 俺は……俺は……穂乃果と……!!

 

 

 

 

「待って!!今度はことりの番だよ!!」

 

 

 驚くべきことに、ことりは生まれたままの状態だった!!布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは恐らく下も……?

 

 ことりの顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!ことりの程よく豊満な果実が!!"ぶるん"という効果音が似合う、高校生にしては成長し過ぎている実にけしからんおっぱいだ。

 

 

「な、なななっ……!!」

「零くん、もう一度……しちゃう?」

「お、俺たちまさか……!?」

「昨日はあんなにことりを愛してくれたから、今日はことりの愛をたくさん注入してあげるね♪」

「う、嘘だろ……!?」

「零くんのおやつ、ことりに頂戴♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 

 

 俺は……俺は……ことりと……!!

 

 

 

 

「ちょっと待って下さい!!私を忘れてもらっては困ります!!」

 

 

 驚くべきことに、海未は生まれたままの状態だった!!布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは恐らく下も……?

 

 海未の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!海未の少し物足りないが綺麗な果実が!!"ふるふる"という効果音が似合う、小さく揺れる可愛いおっぱいだ。

 

 

「な、なななっ……!!」

「零、もう一度……しちゃいますか?」

「お、俺たちまさか……!?」

「昨日はあれだけ私を愛してくれたのです、なので今日は私の愛をたっぷりと♪」

「う、嘘だろ……!?」

「零のラブアローシュート、楽しみです♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 俺は……俺は……海未と……!!

 

 

 

 

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「し、搾られる!?!?――――あっ」

 

 

 顔を上げると、先生やクラスメイトたちが一斉に俺の方を見つめていた。どうやら授業中に机の上で眠ってしまったらしい。注目されることは慣れているが、こうして奇々怪々な目線を向けられると甚だ決まりが悪くなり、途端に顔が熱くなる。

 

 

「零くん、顔赤くして可愛いね♪」

「ことり……馬鹿にすんな」

「全く、あれほど寝てはいけないと言ったではないですか」

「知るか、寝みぃから仕方ないんだよ……ふぁ~……」

 

 

 なるべく俺はことりや海未の顔を見ないように話す。それもこれもすべてあの夢のせいだ。今でもこの2人の快楽に溺れて堕ちた表情が頭に浮かんでくる。普段から妄想癖のある俺だが、あの夢は生々し過ぎるぞ……。

 

 

「神崎」

「笹原先生……」

「お前、今度寝たら屋上掃除な。そして高坂も起きろ」

「いたっ!!もう先生~、教科書で叩くのやめてよぉ~!!バカになっちゃうじゃん」

「元から馬鹿だろ」

「ヒドイ!?」

 

 

 そして教室中に笑いが響き渡る。

 教師が生徒を馬鹿にするってどういうことだよ……相変わらず自由な先生だな。

 

 

 そんなこんなで、俺は眠気が残りながらも灼熱地獄である屋上掃除を回避するため、瞼を指で開けながら死に物狂いで授業を受けた。もちろん授業の内容が頭に入ってこなかったことは言うまでもない。

 

 

 

 

~※~

 

 

 

 

「くっそ、寝みぃ~……」

 

 

 結局午前中の授業はぐっすり眠ることはできず、とうとう昼休みになってしまった。俺は昼休みのほとんどを昼寝の時間に当てるため、いつも一緒に食べている穂乃果たちの輪に入ることなくぼっちで弁当を光の速さで食べ終え、現在中庭まで来ている。

 

 

「まだ30分以上あるな。この木陰で一眠りするか……」

 

 

 普通ならあの程度の睡眠でも俺の活動になんの支障もないのだが、あんな変な夢を見さされ途中で何度も起こされてしまえば当然眠気も覚めることはない。さらにあの夢のせいで性的欲求が溜まってしまい、学院内なのでそれを処理をできない悪循環に陥っていた。

 

 

「ぐっすりと寝られればすべて解決するんだ。流石にもうあんな夢を見ることもないだろ。3回も見たしな……」

 

 

 穂乃果たちが必死に俺の上で腰を振っている姿が、未だに脳裏に焼きついて離れない。将来、自分の見た夢を動画として保存できる未来が来るといいな……。

 

 

 なんて馬鹿なことを考えている間にも、木陰で横になった俺はすぐに夢の世界へ引きずり込まれてしまった。

 

 

 

 

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~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 突然だが、気付いたら身体全体に温もりが走っていた。

 布団に包まっているだけなのに、まるで抱きつかれているかのような束縛感。夏の夜の蒸し暑さをさらに掻き立てるこの温もりは、むんむんとした熱気と共にどこか濫りがわしい匂いを醸し出している。そして、隣から吐息のような可愛い寝言が俺の耳を優しく刺激する。

 

 

 

 

 ――――この状況……もしかして!!

 

 

 

 

「すぅすぅ……零、にこをもっと……」

「すぅすぅ……零君、ウチのそこ、勝手に触ったら……!!」

「すぅ……零、あなたの大きい……」

 

 

 

 この特徴のある高音ボイスから漏れ出す寝息に聞くだけで包み込まれるような母性のある寝息、そして規則正しそうだがどこか頼りない寝息は聞いたことがある。

 

 

 にこに希、絵里だ。

 

 

 ――――って、にこに希に絵里!?

 遂に俺の脳が現状は異常だと察知し、目が強制的に開かれる。

 

 

 

 

 ――――これは……見慣れたあの光景なのでは!?

 

 

 

 

「すぅすぅ……」

「にこ!?お前何してるんだ!?」

「あっ、おはよう零。昨日は激しかったわね♪」

「な、なんだと……」

 

 

 やはりと言うべきか、にこは生まれたままの状態だった。布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは確実に下も……?

 

 にこの顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!もはや果実と言っていいのか怪しいにこの膨らみが!!もはや効果音すら似合わないが、自分の彼女のその姿だけでも心底興奮できる。

 

 

 

 

 ――――やっぱりこれは例のアレか!?

 

 

 

 

「な、なななっ……!!」

「零、もう一度……しちゃう?」

「お、俺たちまさか……!?」

「昨日はあんなににこを愛してくれたから、今日はにこが零を1日中愛してあげるわよ♪」

「う、嘘だろ……!?」

「にっこにこに~、で一緒に果てましょう♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 

 

 俺は……俺は……にこと……!!

 

 

 

 

「待って!!今度はウチの番や!!」

 

 

 ――――知ってた。

 

 

 もちろん希も生まれたままの状態だった。布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは確実に下も……。

 

 希の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!希の豊満過ぎるほど豊満な果実が!!"ぶるん"という効果音が似合う、今にもむしゃぶりつきたくなるおっぱいだ。

 

 

「は、鼻血がっ……!!」

「零君、もう一度……しちゃう?」

「お、俺たちやっぱり……!?」

「昨日はあれだけウチを愛してくれたから、今日はウチの愛をたくさん注いであげるね♪」

「う、嘘だろ……!?」

「零くんのスピリチュアルパワー、たっぷり味わっちゃおうかな♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 

 

 俺は……俺は……希と……!!

 

 

 

 

「ちょっと待って!!私を蚊帳の外にしないで!!」

 

 

 ――――はい。

 

 

 もう驚くことではないが、絵里も生まれたままの状態だった。布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは恐らく下も……。

 

 絵里の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!絵里の俺の手から溢れ出るであろう果実が!!"ぶるん"という効果音が似合う、美乳と巨乳の両方を兼ね備えた最高のおっぱいだ。

 

 

「こ、これはまた……!!」

「零、もう一度……する?」

「お、俺たちまさか……!?」

「昨日はあれだけ私を愛してくれたのに、忘れちゃったの……?」

「え、そ、それは……」

「今日は私の番よ♪絶対に寝かせてあげないんだから♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 俺は……俺は……絵里と……!!

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~

 

 

 

 

「あ゛ぁあああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 

「わっ!?」

「れ、零君!?」

「ど、どうしたのお兄ちゃん……?」

 

「な゛っ!?お前らか……」

 

 

 またしてもあの夢に睡眠を邪魔され目を覚ますと、目の前に雪穂、亜里沙、楓の1年生組が俺の顔を不思議そうに覗き込んでいた。3人の膝の上には弁当が置いてあるため、どうやらここで昼食を取っているらしい。

 

 

「どうしてここに……?」

「どこでお弁当を食べようか迷ってたら、廊下からお兄ちゃんが寝ているのが見えてね、どうせならお兄ちゃんの寝顔を堪能しながら食べようってことになったんだよ♪」

「雪穂も亜里沙も、それを承諾したってことか……」

「そ、それはぁ~……そのぉ~……」

「…………」

 

 

 俺が2人に目を向けた瞬間、雪穂と亜里沙の顔が真っ赤に染め上がった。

 亜里沙は意味不明な呪文を詠唱しているかのようにゴニョゴニョと何かを呟き、雪穂に至っては全く喋らない。ここにいるってことは、俺の寝顔を見てたってことじゃねぇか。隠す必要ねぇだろ……。

 

 

 

 

 そして俺はここで、よからぬ妄想を思いついてしまう。

 

 

 

 

 この3人をあの夢のシチュエーションに出演させたらどうなるのかと……。

 

 

 

 

 だ、ダメだダメだ!!穂乃果たちは俺の彼女だからまだ許される!!だがコイツらは彼女でもなんでもないんだぞ!?しかも楓は実の妹だし!!振り払え振り払えこんな妄想!!まだ純粋無垢であろう雪穂に亜里沙、実妹である楓をこんな淫乱な妄想に出演させるなんてダメだ!!

 

 

 だがもう妄想は止まらない。俺の意思に反して、あの夢で起きていたことと同じシチュエーションが脳内で再生される。もちろん出演者は目の前の3人。ダメだと分かっているのに、妄想はどんどん俺の頭の中を支配していく。さらに妄想の中の3人が甘く俺を誘ってくる。

 

 

 こうなったら……耐えきるしかない!!

 

 

 そして今度は夢の国ではなく、完全に自分の妄想の世界に連れ去られてしまった。

 

 

 

 

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 突然だが、気付いたら身体全体に温もりが走っていた。

 布団に包まっているだけなのに、まるで抱きつかれているかのような束縛感。夏の夜の蒸し暑さをさらに掻き立てるこの温もりは、むんむんとした熱気と共にどこか濫りがわしい匂いを醸し出している。そして、隣から吐息のような可愛い寝言が俺の耳を優しく刺激する。

 

 

 

 

 ――――ダメだ、やってはいけない。

 

 

 

 

「すぅすぅ……零君、えへへ……」

「すぅすぅ……だめです零くん、そこは……!!」

「すぅ……お兄ちゃん、美味しいねぇ~……」

 

 

 

 このクールだがどことなく幼い寝息に若干黒に染まっている天使の寝息、そして何が美味しいのか問いただしたい、近親相姦モノの寝息は聞いたことがある。

 

 

 雪穂に亜里沙、楓だ。

 

 

 ――――って、雪穂に亜里沙に楓!?

 遂に俺の脳が現状は異常だと察知し、目が強制的に開かれる。

 

 

 

 

 ――――ダメなんだ、これ以上は……!!

 

 

 だが俺の抵抗も虚しく、妄想は俺にいつも通りの展開を見せつける。

 

 

 

 

「すぅすぅ……」

「雪穂!?お前何してるんだ!?」

「あっ、おはよう零君。昨日は激しかったね♪」

「な、なんだと……」

 

 

 もう言うまでもなく、雪穂は生まれたままの状態だった。布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは確実に下も……?

 

 雪穂の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!果実かどうか怪しいが、とりあえず果実にしておこうと思うくらいの雪穂の膨らみが!!でも一応"ぷるん"と揺れるくらいにはあるおっぱいだ。

 

 

 

 

 ――――やめろぉおおおおおおおおお!!止まってくれ、俺の妄想!!!!

 

 

 

 

「…………」

「零君、もう一度……しちゃう?」

「お、俺たちまさか……!?」

「昨日はあんなに私を愛してくれたから、恥ずかしいけど、今日は私の番だね♪」

「う、嘘だろ……!?」

「好きだよ、零君♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 

 

 俺は……俺は……雪穂と……!!

 

 

 

 

 ――――ダメだぁあああああああ!!

 

 

 

 

 

「待って!!今度は私の番です!!」

 

 

 ――――お、俺はこんな愛くるしい天使を今から!?

 

 

 もちろん亜里沙も生まれたままの状態だった。布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは確実に下も……。

 

 亜里沙の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!去年とは大違いの熟した亜里沙の豊満な果実が!!"ぷるん"という効果音が似合う、今にもその先端にむしゃぶりつきたいおっぱいだ。

 

 

「あ、亜里沙、俺は……」

「零くん、もう一度……しちゃう?」

「お、俺たちやっぱり……!?」

「昨日はあれだけ私を愛してくれたのですから、今日は私の愛をたくさん受け取ってくださいね♪」

「う、嘘だろ……!?」

「大好きです、零くん♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 

 

 俺は……俺は……亜里沙と……!!

 

 

 

 

「ちょっと待って!!私もいるんだから!!」

 

 

 ――――お、お前はダメだ!!だが声が出ない!!もしかしたら俺、どこかで期待してる……!?

 

 

 楓の生まれたままの状態に、妄想の中ながら鼻血を吹き出しそうになる。布団に覆われて身体全体は見えていないのだが、肩を見るだけでも上半身に何も着ていないのは明白だ。ということは恐らく下も……。

 

 楓の顔は赤く火照っており、目の焦点も合わず目元は垂れきっている。まだ昨日の夜の余韻が残っているかのように、『はぁ』とどこか卑猥な吐息を出しながら俺に迫ってきた。

 

 み、見えた!!俺の手から溢れ出るであろう、いつの間にか急成長を遂げていた楓の果実が!!"ぶるん"という効果音が似合う、俺の期待に応えて育った最高級のおっぱいだ。

 

 

 

 

 ――――じ、実妹に添い寝されている妄想をするなんて……!!

 

 

 

 

「くっ、俺は、俺はぁああああ!!」

「お兄ちゃん、もう一度……する?」

「お、俺たちまさか……まさか!?」

「昨日あれだけ私をめちゃくちゃにしたのに、あまりにも激しすぎて忘れちゃったのかな……?」

「え、そ、それは……」

「別にいいよ。だって今日はお兄ちゃんが昇天するまで愛してあげるんだから……♪」

「ぐぅううううううううううううううううううう!!」

 

 

 俺は……俺は……楓と……!!

 

 

 

 

 ――――少なくとも雪穂たちはいい。だが楓とはこれ以上……!!

 

 

 

 

~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~

 

 

 

 

「許してくれぇええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」

 

 

「えぇ!?」

「零君!?」

「お、お兄ちゃんどこ行くの!?お兄ちゃあああああああああああん!?」

 

 

 俺は自分の脳内で無慈悲に展開されていた妄想から自責の念に駆られ、その場から走って離脱してしまった。なんとか妄想の中で最悪の事態は回避できたものの、少しでも気を抜けばさっきの続きが展開されそうなので、とりあえず叫び続けながら学院内を走り回る。

 

 

「うわぁあああああああああああああああああああああ!!ゴメン!!みんな色々とゴメン!!今までのセクハラ行為もすべて謝るから!!懺悔するからぁああああああああああああ!!」

 

 

 

 

 これから俺は、アイツらをどんな目で見ればいいんだよぉ~~!!!!

 

 




 まずは幻となった第72話に関して。
 8月18日21時に『朝起きたら、9人の彼女とその妹たちが俺の上で腰を振っていた』というタイトルで第72話を投稿したのですが、内容不適切により削除しました。
投稿されていた時間は僅か3時間でしたが、その間に読んでくださった皆さんと感想をくださった方には本当に申し訳ないことをしてしまい誠に済みませんでした。

 投稿前は"危険"と感じないくらい、踏み越えてはならないラインを軽視していました。これからは規則と秩序を守りつつ、"健全"なR-17.9を目指していきますので、これからも応援してくださると嬉しいです。

 また『その小説を見たい!!』と思われる方がいるかもしれませんが、感想欄でその旨だけを要求するのだけはご遠慮させて頂きます。要求するなら本編の感想のついでにでも。


 さてここからはいつものテンションで。


 こうしてまた72話が訪れるとは思いませんでした。まさか『072』回を2回もやるとは、この小説たる所以なのでしょうか(笑)
こうなったら『081』も何か考えないといけないですね……


 幻の72話でもやったことなのですが一応。
 先日、評価者数が40人を超えました。最近感謝の言葉すら述べなくなってきたので、この場を借りて感謝の言葉を。

高評価者様方(敬称略)

信濃 六月、スプレッド、崩葉 dolly 9回裏から逆転 黒と緑の腕時計 、BEN_MARU、准尉、バロミデス、としぱす、クロの助、シロカナタ、小魔王パタポン、流麗なアリス、K-Matsu、ノブナガ☆☆、ノリヒコ、かずもん、怒りに満ちた瞳、バイラス、BFダーバー、赤々、ウォール@変態紳士、一条 凛、通りすがりの二次好き、エルニーニョ、夜刀様万☆歳、たまドラ、翡翠@専門、博麗零斗、U矢、橘祐希

ありがとうございました!!


 こちらも一応。
 また宣伝として、以前コラボを組ませて頂いたちゃん丸さんの小説『ラブライブ!平凡と9人の女神たち』と再びコラボすることが決定しました!!
ただし投稿日時や話のネタなどはお互いまだ何も決まっていないという惨状なので、気長にお待ちください(笑)


 次回のタイトルは『ラブライブクエスト!』
 勇者の零君に魔法使いの穂乃果ちゃん、僧侶のことりちゃん、そして……ビキニアーマー戦士の海未ちゃん!?


Twitter始めてみた
 https://twitter.com/CamelliaDahlia

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