駄文かもしれないので生暖かい目でご覧下さい
二天龍
赤い龍(ウエルシュ・ドラゴン)
赤龍帝ドライグ
白い龍(バニシング・ドラゴン)
白龍皇アルビオン
ドラゴンの種族の中で最も力のある2匹のドラゴン
だが、この世界には彼ら二天龍と同じ、天龍と称されたドラゴンがもう1匹いた
蒼い龍(バイスタンダー・ドラゴン)
蒼龍王イグドラ
彼はドラゴンと言う種族の中であまりにも変わったドラゴンだった
ドラゴンはもともと自分たち以外の事は関心を示さない自由な生き物だ
そんな彼も悪魔・天使・堕天使の三大勢力の戦争には興味がなかった
それだけではない、彼は世の中の全てに興味がなかった
自分の行く末も、同種族の未来も、世界がどうなろうとも
ただ傍観するだけの存在
そんな彼をドラゴンたちは「傍観龍」と言っていた
そんな二つ名を付けられた事も彼にはどうでもよかった
だが、三大勢力はそんな彼も警戒していた
イグドラも天龍と称されるだけの力を持っている
いつか、彼も自分たちに牙を剥くかもしれない。その危険性を考慮し三大勢力は二天龍と同じ様に封じようと決断した
冥界
『・・・来たか』
冥界のとある山奥に住み着いていたイグドラ
そんな彼の元に三大勢力の者たちが集っていた
『蝙蝠に鳩、鴉が集まってなんのようだ?』
振り返りもせず、蒼い龍は彼らに問いかけた
「天龍と称されし蒼い龍、イグドラ。我々は貴方を封じに来ました」
白い翼を持つ者が喋った後、黒い羽と翼を持つ者たちも口を開く
「二天龍と称された赤い龍、白い龍と等しい力を持つ貴方を野放しには出来ない・・・それが我々の答えです」
「あんたには悪いがあいつらと同じ道をたどって貰うぜ」
『・・・ふん、俺の力を借りねば奴らを封印出来なかった貴様らが随分と吠えるな』
イグドラは三大勢力の方に体を向け、言い放った
『舐めるな小僧ども!!』
「「「!!」」」
『自分たちの力であの馬鹿どもを封じられなかった小僧どもが、今度は俺を封じようだと!雑魚どもが調子に乗るな!!』
龍の叫び声に数人の表情が曇る
彼らは戦争を邪魔して来た二天龍を封じるために手を組んだ。だが彼らは戦争で自分たちの戦力を多く減らしてしまい自分たちだけで二天龍を倒せるのか?その時彼らが頼ったのがイグドラなのだ
同じ天龍である彼なら2匹のどちらかを押さえられる、その間にもう一方を全力で打ち倒し封印する
その為に彼らはイグドラを頼り、イグドラ自身もそれを引き受け二天龍は神器と言う物に封印出来た
三大勢力は彼には多大な恩があった
だが、今の彼らの行動はイグドラから見れば恩を仇で返す様な行為だ
怒りの表情を見せたイグドラに戦闘の体勢に入った直後だった
『・・・殺れ』
イグドラはまた座り込み無防備の状態になった
「な、何故?」
『いずれあの馬鹿どもと同じ結末になることは分かっていた、抗った所で結末が遅れるだけの事。興味はないさっさとやるがいい』
「・・・済まなかったな」
「せめて苦しまずに」
「手早く済ませる・・・ありがとう」
こうしてイグドラも二天龍と同じ結末に向かったのだった
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