ハイスクールD×D〈第三の天龍〉   作:BATTU

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第二十二話

リアス SIDE

 

 

「・・・イッセー」

 

 

目の前にぐっすりと眠っているイッセーを見ながら私はこの子が目覚めるのを待っていた

 

 

婚約パーティーの日から1日が経っている

医者の話ではイッセーは疲労によって眠っているだけで、1日も休めば目を覚ますと言っていたのでそろそろ起きてくれるはずだけど・・・

 

 

「ん・・・あ、あれ?此処は」

 

 

「イッセー!」

 

 

「ぶ、部長!?」

 

 

イッセーが目を覚まし、私はつい嬉しくて抱きしめた。状況が読めずに慌てるイッセーの表情は少し可愛い

 

 

「部長、此処は?俺はいったい?」

 

 

「・・・イッセー、貴方は私とライザーの婚約パーティーに乗り込んで来た時のことを覚えてる?」

 

 

「婚約・・・ッ!!そ、そうだ!ライザーをぶっ倒したら俺は七志を、ぶ、部長!七志は!?」

 

 

「あの子はまだ別の病室で眠っているわ。でも安心して、命に別状は無いわ」

 

 

「そ、そうなんすか・・・い、一応でも見に行かないと」

 

 

イッセーは親友を傷付けてしまったことに責任を感じており、彼の様子を見にベッドから降りようとする

 

 

「駄目よイッセー。貴方もまだ万全じゃないわ。彼は医者の人たちに任せなさい」

 

 

「でも・・・わかりました」

 

 

私の言葉に従って落ち着いたイッセーは体を横にする

 

 

「リアス、赤龍帝の彼は起きたかな?」

 

 

「お、お兄さま!」

 

 

「る、ルシファーさま!」

 

 

病室に入って来たのはお兄さまとグレイフィア、そして私の眷属の皆が居た

 

 

「イッセーさん!」

 

 

「あ、アーシア、おわっ!」

 

 

先にアーシアがイッセーの下に行き、泣きながらイッセーを抱きしめた

 

 

「なんともなくて安心したよ兵藤一誠くん」

 

 

「い、いえ、心配していただき、あ、ありがとうございます。こ、このとおりもう大丈夫です」

 

 

「それが聞けて良かった・・・ちょうどいい、七志くんと契約を結んでいる君たちにも話しておかないとね」

 

 

「お兄さま?」

 

 

「これから話すのは秋上七志くんの中に宿しているドラゴンについてだ」

 

 

リアスSIDE 終

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、まずは何から話したらいいかな」

 

 

サーゼクスの話にリアスたちは緊張した雰囲気で話を聞く

 

 

「まず、リアスは第三の天龍はしっているよね」

 

 

「は、はい」

 

 

「えーと、天龍ってことはドライグと関係する話ですか?」

 

 

「そうだね、特に君が宿している「赤い龍」とは同種の龍であり因縁の関係を持っている。第三の天龍、蒼龍王イグドラ。二天龍と謳われた赤龍帝と白龍皇と同格の力を持つドラゴンであり、私たち悪魔だけでなく天使と堕天使にとっても大きな恩があるドラゴンだ」

 

 

「だが、かつての私たちは天龍と呼ばれた「蒼い龍」を危険視しており「赤い龍」「白い龍」と同じように魂を神器に封じ込めたんだ。我々はもし「蒼い龍」を宿した者が現れたら彼らの身の安全と平穏の為に保護を考えていたんだ。それが恩を仇で返した私たちのせめてもの償いなんだ・・・さて、彼に関してはこれくらいで秋上くんをどうするかだけど」

 

 

「話を終えるその前に少しよろしいでしょうか」

 

 

「どうしたんだいグレイフィア?」

 

 

次の話をする前にグレイフィアは懐から1枚の写真を皆に見せた

 

 

「まず、これは一体どういう事かを先にご説明頂けますでしょうか?」

 

 

写真には秋上七志とサーゼクスによく似たスーツ姿の男性が共に写っていた

リアスはグレイフィアから写真を受け取り、部員の皆も見た

 

 

「ぐ、グレイフィアこれはいったい?」

 

 

「ライザー・フェニックスさまがオカルト研究部の部室に訪れた日に秋上七志さまのご自宅で見つけたものです。裏面には新しい父と書かれております」

 

 

「い、いや確かに七志の両親の知り合いが引き取ったって聞いたけど・・・え?え??」

 

 

写真を数秒見た後、全員がサーゼクスの方を向くとサーゼクスは顔を後ろに向けて顔を見せないようにしているが頬辺りに汗がダラダラと流していて何か焦っているような感じをかもしだしていた

 

 

「「お兄さま(サーゼクスさま)少し話が」」

 

 

ガガシッ!

 

 

「ま、待ってリーアこれには訳が。グレイフィアもちょっと、痛い痛い痛い!引っ張らないで2人とも」

 

 

サーゼクスの両腕を持ち、病室を後にした2人

 

 

イッセーたちはとりあえず、3人が戻ってくるのを待つしかなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃

 

 

「Zzz〜・・・Zzz〜・・・むにゃむにゃ、もう食べれない」

 

 

ベタな寝言を呟きながら七志は眠っていた

 

 

自分の義父がピンチな事も知らずに

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