ハイスクールD×D〈第三の天龍〉   作:BATTU

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聖剣編前の使い魔探しの話です


番外編 1―1

婚約騒動から数日

 

 

 

駒王学園

 

 

「はぁ・・・イッセーくん何処に行ったんだ」

 

 

あの婚約騒動から数日たち、退院してやっと冥界から帰ってこれた

で、そんなある日、イッセーくんとその友達の松田くん元浜くんが授業になっても居ないので先生から何故か探して来てと頼まれたので校舎を歩き回っていた

イッセーくんとは別クラスの筈なのに

 

 

探してから数分経つが一向に見つからない。あとありえるとしたら女子更衣室で覗きをしているかだが

 

 

ガッ

 

 

「ん?何の音(ガンッ!)ごばっ!?」

 

 

何故かロッカーのドアが飛んできて衝突した

その瞬間、意識はシャットアウトしました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後

 

 

おはようございます

皆さん、七志です

 

 

突然ですが今僕は暗い森の中にいます

 

 

「よっ、七志」

 

 

「あ、イッセーくん。やっと見つけたよ・・・ここ何処?なんでオカ研のみんながいる?」

 

 

目覚めて周りを見渡せば学園の校舎で無ければ保健室でもない。こんな薄暗い森が学園の近くにあるなど見たことも聞いたこともない

 

 

「七志くん、此処は冥界よ。実はイッセーとアーシアの使い魔を探しにここに来たの」

 

 

「・・・僕が連れて来られた理由が分からないけど、まぁいいかな。ところでその使い魔ってみんなで探すんですか?」

 

 

「えぇ。あと、使い魔のスペシャリストと一緒にね」

 

 

へぇー、と返事をしながらどんな人、いやどんな悪魔だろうか想像していたら

 

 

「ゲットだぜ!!」

 

 

「「ッ!!」」ビクッ

 

 

「上?」

 

 

木の上から聞こえてきた男性の声、木から降りてきたのは半袖半パンの服装に帽子を被った中年のおっさんだ

 

 

「・・・ないわぁ」

 

 

小声で第一印象を口にする

このおっさんはザトゥージと言い、使い魔のスペシャリストだそうだ。見た目はともかくとして使い魔に関しては確かに詳しそうだ

 

 

しかし、悪魔になって間もないイッセーくんに魔王並に強い龍王のティアマットをすすめるのはどうかと思う

 

 

【ちなみにティアマットは五大龍王の中で最強と呼ばれる雌龍だ】

 

 

「え?女の子なの?」

 

 

【あぁ、蒼穹のごとき鱗を持つ美しい龍と言われ、多くのドラゴンたちからも好意を持たれていて告白して敗れた奴らは数しれず。まぁあいつ自身興味がないんだろうなそういうのに、勝手に現れては好き勝手暴れる奴だが機転はきいてるから討滅されずにいる】

 

 

「随分詳しいんだね」

 

 

【大昔は何かと突っかかってくる奴でな、同じ蒼なのが気にいらないのかよく分からん】

 

 

そんな話をイグドラとしてたら一つの違和感を感じた

 

 

「・・・みんなどこ?」

 

 

周りを見渡せどオカ研のみんながどこにもいないのだ

 

 

【あーあ、はぐれちまったな。此処は悪魔の使い魔に適してる精霊や魔物、妖が住み着いてる、大人しい奴も居れば獰猛な奴もわんさかいる】

 

 

「帰りたい・・・なんでこんな所に来ちゃったんだろ」

 

 

キュー・・・

 

 

「イグドラ、なんか言った?」

 

 

【いや、だがそこの草影からなにかを感じるぞ。これは・・・妖力?】

 

 

草影の方に歩を進み、草を掻き分けて行くとそこには小さな小動物が横たわっていた

見た目は鼬のような姿だ

 

 

「鼬?」

 

 

【ほう、妖怪か。しかも・・・珍しいな1匹だけとは】

 

 

「妖怪?イグドラはこの動物が分かるの?」

 

 

【あぁ、それは鎌鼬だ】

 

 

鎌鼬

魔風を起こす鼬の妖怪または現象とも言われ、旋風が鎌鼬ではないかとも言われている

鎌鼬の伝承は様々だが絵なのでは鎌のような爪を持つ鼬の姿でよく描かれている

 

 

しかし、七志の目の前に横たわっているのは絵で描かれているような鎌のような爪などは持っていない

本当にただの小動物にしか見えないのだ

 

 

「キュ・・・キュ・・・」

 

 

「よいしょ、かなり弱まってる。傷も酷いな、アーシアさんに診てもらおう。ところでさっき言っていた1匹だけが珍しいってなに?」

 

 

【鎌鼬は実際3匹が揃って鎌鼬と呼ばれる。最初の1匹目が転ばせ、2匹目が斬りつけ、3匹目が薬を塗る。聞いたことはないのか?】

 

 

「うーん。妖怪って都道府県で伝承や逸話がバラバラだからはっきりしないんだよね。とりあえずリアスさんたちを見つけないと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃

 

 

「・・・」

 

 

「小猫ちゃん、どうしたの?」

 

 

「なにか、忘れているような気がするんです」

 

 

「忘れている?うーん、確かに何か忘れてるような「うおおおおおおっ!終わったっなにもかも!!」なんだがイッセー君が騒がしいね」

 

 

「・・・いつものことです」

 

 

リアスたちは七志がいないことも気付かずイッセーとアーシアの使い魔探しを頑張っていた

 

 

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