ハイスクールD×D〈第三の天龍〉   作:BATTU

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第七話

次の日

 

 

学園の校門辺りがなんか騒がしかった

 

 

理由はイッセーくんがグレモリー先輩と一緒に登校して来たからだ

 

 

確かにイッセーくんには良い噂が無いから仕方ないかもしれないけど、何も世界が終わった様な顔にならなくてもいいんじゃないかな?なってる男子生徒のみんな

 

 

「おはよう七志くん」

 

 

「・・・おはようございます」

 

 

「おはよう祐斗くんと、一年の塔城さんか」

 

 

祐斗くんと一緒に挨拶をしてきたのは一年の塔城小猫さん

 

 

オカ研に所属していて、駒王学園のマスコット的存在らしい。確かに可愛くはあるけど表情の変化が少ないために何を考えているのか分からない、失礼だけど少しこういう相手は苦手

 

 

もうちょっと表情豊かでもいいんじゃないかな?そうなったらもっと可愛いだろうに

 

 

「失礼な事考えてませんか?」

 

 

「イヤイヤ、ナーニモオモッテマセンヨ」

 

 

「その言い方は説得力無いと思うよ七志くん」

 

 

その後、塔城さんと別れて祐斗くんと教室に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後

 

 

鞄を持ってイッセーくんのクラスにやって来た

 

 

昨日の話の続きを聞こうと思いやって来たが、イッセーくんは見当たらず

 

 

「・・・もう、帰ったのかな?」

 

 

居ない事を確認し、帰ろうと思った時だ

 

 

「あ、居た。おーい、七志~」

 

 

「イッセーくん」

 

 

よかった、まだ帰ってなかった。これで話が聞けると思った、けどその前にイッセーくんから「ちょっとついて来てくれ」っと言われたのでとりあえずイッセーくんの後をついて行った

 

 

たどり着いたのは駒王学園の旧校舎、そしてオカルト研究部と書かれている部屋の前に来た

 

 

「部長。連れてきました」

 

 

「入ってちょうだい」

 

 

中からグレモリー先輩の声が聞こえ、イッセーくんはドアを開けて中に入った

 

 

言っては悪いけど、中は若干汚い・・・というより、訳の分からない本などで見る魔法陣みたいなのが床にでかでかと描かれている

 

 

他にも黒板には見慣れない文字で色々書いてあり、奇妙な小道具もたくさんある

 

 

「ご苦労さまイッセー、そしてようこそ秋上七志くん」

 

 

ソファーに座っているグレモリー先輩

 

 

その後ろに祐斗くん、塔城さん、そしてグレモリー先輩と同じ三年の先輩、姫島先輩が居た

 

 

「・・・あの」

 

 

「とりあえず座って秋上くん、用事は手短に説明するから」

 

 

「はぁ・・・」

 

 

僕はまだ状況が掴めぬまま言われた通りソファーに座った

 

 

「こうやって正面で話すのは二回目になるわね。今日、貴方を呼んだのは貴方の右腕にあるものよ」

 

 

「ッ」

 

 

右腕にあるもの・・・それを聞いて一瞬警戒した

 

 

まさか神器を知っているのだろうか?

 

 

「まず、貴方はその右腕にあるものが何か分かるかしら?」

 

 

【七志】

 

 

(な、何イグドラ?)

 

 

【すまねぇが俺の神器ってことは伏せて置いてくれ。特にそこにいるお前の幼馴染みにはな】

 

 

(な、何だかわからないけど言われた通りにする)

 

 

【すまねぇ・・・・(まだ、所有者と共有していないのか、完全には目覚めてない。だが、それも時間の問題だな)】

 

 

イグドラと話をした後、グレモリー先輩の話に答えた

 

 

神器・・・分かっているのはそれだけです

 

 

「そう。じゃあ私達の事を教えるわね。率直に言うと私達は悪魔なの」

 

 

「悪魔?」

 

 

悪魔って人間に欲を叶える代わりにそれに見合った対価を貰うっていうあの?

 

 

「あまり驚かないのね」

 

 

「いえ、内心は半信半疑です。本当に悪魔なのか疑っています、ただ黒い翼を生やした人に会った事があるので」

 

 

「そう、やはり堕天使と接触はしていたのね」

 

 

堕天使?あの黒い羽を生やした男の事を指すのだろうか

 

 

「貴方は2日前に堕天使に遭遇して何があったか覚えてる?」

 

 

「・・・黒い翼をはやした男に殺されかけました。イッセーくんが・・・天野夕麻という女性に殺された所を見てしまった為に」

 

 

「な!お前、あの時いたのか!?」

 

 

「夜、ふと胸騒ぎがしてて落ち着かなかったからちょっとのつもりで散歩してたら公園でイッセーくんと天野夕麻を見つけて隠れて見てたんだ、殺される場面まで」

 

 

「それを人間の貴方に見られたから排除しようとしたのね。けど、あなたは結果的には助かっている、貴方の右腕にある神器のおかげで」

 

 

「・・・そうなります。ですが」

 

 

「何?」

 

 

「はっきり言ってよく覚えて無いんです。確かに殺されかけて、腕が光って、訳の分からない物が出てきました。でも気づいた時には家のソファーの上で横になってたんです」

 

 

イグドラに言われた通りに『蒼龍王の牙』である事を隠すために誤魔化してみた

 

 

「じゃあ、なぜあなたはそれが神器だってわかるの?」

 

 

しまったぁー!この説明では神器だって知る要素が無い。な、何とか誤魔化さないと

 

 

「それは・・・右腕から何かが現れた時、殺そうとした男が神器って言ってた様な気がするんです。もしかしたら関係あるんじゃないのかって」

 

 

「なるほどね・・・」

 

 

そうは言っているがまだ疑っているようだ

 

 

やはり、行き当たりばったりでの嘘では誤魔化しきれないかな

 

 

その後もグレモリー先輩からの質問攻めを受けた

 

 

開放されるのはまだまだ先のようだ

 

 

 

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