東方堅軟録   作:こたつ@ミカン

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三人の神々編に突入です。まぁ、超近代都市編よりは少なくなり、短編を幾つか挟む予定です。

司「終わってからのことじゃなくて、今のこと言えよ。気が早いよ。」

まぁ、話すことも無いし、いんじゃない?それでは本編へどうぞ。


一人地球に残って

それから三百年、司は再び目覚め、仮面を外し、あたりを見渡した。原子爆弾が落とされてまだそんなに経っていなかったためか自然豊かと言えるほどの草木はなかった。司は魔法陣を解いて立ち上がり、歩き出した。数分歩いた後に池を見つけた。彼は両手で水をすくって、口に運んだ。その後一息つきまじまじと池を見つめるとある事に気がついた。

 

「あれおかしいな?」

 

左眼が赤い……それは義眼だからしょうがない。永琳を庇った時の傷だ。それよりも……何故

 

 

 

 

「何で髪が青くなってんだ……」

 

彼は意識が途絶える前の妖怪と戦っていた時のことを思い出した。

 

「髪が青くなったのも気になるけど、あの時の声の主は一体誰だったんだ。」

 

考えても分からなかったので取り敢えず呼んでみようと思った。

 

「おーい。何時ぞやの戦いでは助けてくれてありがとー。」

 

 

 

 

 

 

と何気なく言うと返事が帰ってきた。

 

…………ふむ、目が覚めたようだな。それについては取り引きであるから、気にする必要はない…………

 

「ふーん。というか取引?何それ?」

 

…………どうやら聞いてなかったみたいだな。もう一度説明してやろう…………

 

と声の主は声を低くして答えた。

 

……与えるものは力だ。汝の魂を我に預ける事で魔力、霊力、妖力などの力をはじめとする力を本来自分が保有している量の約十倍以上扱うことができる。しかし、この取引を行うことで。命は闇に浸食されてしまう。まぁ我にはプラスなのだがな…………

 

「命が闇に侵食?アンタにプラスになること力を得ることと関係あるのか?」

 

…………あぁ、命が闇に浸食されるということはいずれは我の一部になるという事。我が汝と一体化して、我が最盛期になり、力を取り戻すということになる。そうすれば、汝の体の所有権を奪い取って世界を征服するのだ…………

 

何かよく分かんないけどでかい野望をサラリと言われたな、まぁいいけどさ。それにしても……

 

「随分と優しいんだな 。なんか目的でもあるのか?」

 

と聞くと、声の主は笑いだしこういった。

 

…………まぁ、汝は面白いからな我からの贈り物だと思ってくれるといい。それに、こちらも少し予定が入っていてな忙しいと言う訳では無いが、暇ではない。まぁ時間が空くか、命の危機が迫ってきたら答えてやる。そうそう忘れるところだったが、髪が青くなったのは我と汝が取り引きをした証だ。…………

 

なるほどあの時に青くなっていったのか。

 

「成程。そうそう、名前は?なんて呼べばいい?」

 

声の主は少し間を空けてからこう答えた。

 

 

…………まぁ面倒くさいから神様と呼べばいい、間違いではないからな…………

 

うひゃぁ神様と対話してたのかよ。

 

…………それじゃあな、また会おう…………

 

「バイバイ、神様」

 

そうして神様との対話終えた僕は妖怪の血で赤く染まった仮面を付けて、近くにあった川に沿って下って行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

独りで流浪の旅をしている間にうん百年もうん千年と時間は経った。その間に僕は修行しながら、全国を回っていた。修行の成果と言えば何か変な力を手に入れた事かな。霊力とも妖力とも魔力とも違う何かだ、まぁ今まで使ってマイナスになった事も体に負荷がかかった無いから安全なんだろう。練習はしているが、実戦で使ったことはない。まぁそういう機会がないだけなのだが……後はワープ装置の発明もした。永琳から貰った腕輪を媒体としたものなのだが、一日一回しか使えないうえ、上の説明であった変な力を使わないとできない仕組みとなっている。僕が使う分には問題がないから、構わないが……そうそう、地球はというと繁栄が途切れることはなかった。まぁ爆弾の影響はここら辺の地域しか問題はなかったのだから当たり前だけれども、因みに大きな大陸に海を越えて行ってみたが、遠いうえに、広すぎたので迷子になると思い、諦めた。人類も再び生まれ、村から国に住む場所が変わり何年も経ったある日のことだった。司はある一つの国を見ていた。のどかで平和そうな国だった。そんな国を見て暇つぶしにはなると思った。

 

「それじゃあ、次はあそこ行ってみようかな。」

 

司は座っていた岩から飛び降りて、坂を下り出した。

 

 

 

 

 

坂を下って少し歩くと国の入り口が見えてきた。するとそこには金髪の不思議な帽子を被った可愛らしい女の子が仁王立ちしていた。なんだか様になっていた。そんな少女を横目に見ながら、そこにある国に入ろうとしたするとその少女が声を掛けてきた。

 

「お前……この国に何の用だ?」

 

すると、僕は驚いた。こんな口調なのか最近の少女は……僕のそんなくだらない印象は儚く砕け散った。

 

「えっと……暇つぶしかな……」

 

と適当に答えると少女は怒ったような口調で

 

「嘘をつくなら、もっとマシな嘘をつくんだったな。」

 

と言いながら、手から鉄の輪を出し始めた。すると僕は呑気な声で

 

「おぉーすげー!手品?」

 

と言った。すると、少女はあからさまに不機嫌そうな顔をし、

 

「そのふざけた顔を出来なくなるようにしてあげるよ!」

 

と言って鉄の輪を勢いよく投げてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は神社でのんびりしていると、国の南から大きな力の気配を感じた。手練しか感じないような、強い威圧感だった。その時私は大和の国から攻めてきたと思った。こんな力を持つようなやつはそうそういないからだ。すぐに国の入り口で待っていた。すると、趣味の悪い赤い仮面を、つけた男がやって来た。あいつは問答無用で国に入ろうとしたから、私が声を掛けた、何か少し残念そうな顔をしたのは気の所為だろう。国にやって来た目的を聞いたら暇つぶしだという。そんな奴がいるはずも無いので、私はその男を敵だとみなし、鉄の輪を投げつけた。腰に刀があったが、刀なんかでどうにかなるものじゃないと思っていたので、数は一つで充分だと思った。

 

 

 

 

しかし、その鉄の輪は

 

 

 

 

 

 

 

 

その男の片手で軽々と受け止められてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は呆然とした。こんな簡単にやられるわけ無いと思っていたからだ。男は君みたいな可愛らしい女の子が鉄の輪なんか投げるんじゃないよ。僕じゃないと大怪我をしてたよ。と言ってきた。更に頭に来た私はミジャグジを呼んで襲わせた、四方からの攻撃、力があろうと関係ないと鷹をくくっていた。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、男は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「下がれ……蛇風情が僕を襲うか……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と言って私の全力に近い量の神力を出して、ミジャグジ達を押さえた。

 

 

 

私はこのとき、自分を海を知らない、カエルだと思った。

 

 




遂に諏訪子が登場しました!ヒューヒュー

司「あれ?諏訪子好きだっけ?」

まぁまぁってところですね。

司「ふざけるな。後、その上から目線イラつく。」

サーセン。それでは最後まで見てくれた方々ありがとうございました。


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